SuicaとPASMOで迷ったら?どちらを選ぶべきか比較してみました

B! pocket

SuicaとPASMO

関東ではSuica(スイカ)PASMO(パスモ)の普及率がとても高いです。

現在は交通ICカードの全国相互利用も行なわれているので、どちらを選んでも利用エリアが制限される心配はありません。

Suicaを持ってPASMOエリアの電車に乗ることもできますし、その逆も可能です。そしてもちろん、関西や名古屋、福岡でもこれらのICカードは使えます。

しかし、選択肢が2つあるとどちらを選んだほうがお得なのか気になりますよね。

そこで、今回はSuicaとPASMOで迷ったらどちらを選ぶべきか比較してみることにしました。

発行会社が違う

山手線

これはご存知だと思いますが、SuicaとPASMOは発行会社が違います。

また、オートチャージ対応に対応するクレジットカードの発行元にも違いがあります。

Suica
JR東日本が発行している交通ICカード・電子マネー。

オートチャージ対応のクレジットカードは「ビューカード」。ビューカードはJR東日本が発行。(その他イオンSuicaカードのような提携カードもあり)

PASMO
東京メトロを中心とした私鉄が発行している交通ICカード・電子マネー。

オートチャージ対応のクレジットカードはTo Me CARD(東京メトロ)TOP&ClubQ JMBカード(東急)、OPクレジットカード(小田急)など、各鉄道会社が個別に発行している。

クレジットカードのラインナップは様々ですが、ビックカメラSuicaカード、OPクレジットカードなら初年度年会費無料、2年目以降も年1回以上の利用で無料で使えます。

また、「ビュー・スイカ」カード(年会費477円+税)もWeb明細の申込で年間600円相当のポイントがもらえるため、実質的には無料です。

クレジットカードは発行元となる各鉄道会社がそれぞれの特典を用意しています。

例えば、小田急に乗る機会が多い人ならOPクレジットカード、JRに乗る機会が多いならビックカメラSuicaカードや「ビュー・スイカ」カードを持つとメリットが活かせます。

利用で貯まるポイント

貯まるポイント

SuicaとPASMOに関するポイントには、大きく分けて以下の3種類があります。

  • 乗車で貯まる
  • 電子マネー支払いで貯まる
  • オートチャージやクレジットチャージで貯まる

各場面で獲得できるポイントの違いについて、比較してみたいと思います。

チャージなどで獲得できるポイントを比較

交通系ICカードのチャージ方法

SuicaやPASMOではチャージや定期券の購入時に、クレジットカードを利用すると、金額に応じたカード会社のポイントが貯まります。

Suica
・Suica・PASMOエリアの自動改札機でオートチャージ
・多機能券売機やATM「ビューアルッテ」からクレジットチャージ
・モバイルSuicaへのチャージ金額をクレジットカードで支払う
PASMO
・Suica・PASMOエリアでオートチャージ

チャージ時に獲得できるポイントを比較してみると、以下のようになりました。(獲得できるポイントを金額換算しています)

カード名 金額 備考
「ビュー・スイカ」カード 1,000円ごとに15円相当のポイント付与 ポイント3倍、1.5%還元
ビックカメラSuicaカード 1,000円ごとに15円相当のポイント付与 ポイント3倍、1.5%還元
To Me CARD Prime 1,000円ごとに5円相当のポイント付与 0.5%還元
OPクレジットカード 200円ごとに1円相当のポイント付与 0.5%還元
TOP&ClubQ JMBカード 200円ごとに最大2円相当のポイント付与 最大1%還元

このように見ると、ビューカード(「ビュー・スイカ」カード、ビックカメラSuicaカード)の方がお得であることがわかります。

To Me CARD PrimeやTOP&ClubQ JMBカードは年会費が発生することを考えても、Suicaのビューカードは強いです。

しかしこのポイント還元率については慎重に比較する必要があります。

なぜなら、PASMOには「乗車ポイント」が存在するからです。(詳しくは後述します)

クレジットカードで買い物をした場合のポイントを比較

クレジットカードで買い物

次に、クレジットカードを使って買い物をした場合にどれくらいポイントが獲得できるか比較します。

カード名 金額 備考
「ビュー・スイカ」カード 1,000円ごとに5円相当のポイント付与 0.5%還元
ビックカメラSuicaカード 1,000円ごとに10円相当のポイント付与 1%還元(ビックポイントとJRE POINTが0.5%ずつ)
To Me CARD Prime 1,000円ごとに5円相当のポイント付与 0.5%還元
OPクレジットカード 200円ごとに1円相当のポイント付与 0.5%還元
TOP&ClubQ JMBカード 200円ごとに最大2円相当のポイント付与 最大1%還元

Suicaの中では「ビックカメラSuicaカード」のお得感が目立ちます。

一方で、PASMOの中では年会費が必要な分「TOP&ClubQ JMBカード」のポイント還元率が高いです。

電子マネー支払い時に獲得できるポイント

JREポイント

Suicaは[Suica登録して貯まる]マークのある対象店舗でSuica払いをすると、JRE POINTが獲得できます。

Suica払いでJREポイントを貯めるには、JRE POINT WEBサイトでSuicaを登録する必要があります。

(以前はSuicaポイントでしたが、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」で統一されています。)

100円または200円ごとに1ポイントなので、還元率は0.5%~1%です。

JR東日本の運営店舗、スリーエフ、イトーヨーカドー、タイムズなど、対象施設は多くあります。

また、クレジットカードを持っていない人でも貯めることができます

JREポイントの貯め方は、下記の記事も参考にどうぞ。

一方、PASMO支払いでは、ポイントは獲得できません。

ただし、PASMO一体型クレジットカードを使うとポイント獲得が可能です。

To Me CARD Prime
東京メトロの自販機で電子マネーPASMOを使うと1%、売店などの駅内店舗は0.5%。

OPクレジットカード
小田急グループ運営施設で電子マネーを使うと1%還元。

TOP&ClubQ JMBカード
0.5%還元。東急線の駅売店や自販機など。

クレジットカードを持たないならSuica一択です。

クレジットカード支払いを前提に考えると「あなたがよく利用する沿線のカード」がお得になってくると思います。

PASMOは乗車ポイントが貯まる

乗車

Suicaには乗車ポイントがありませんが、PASMO一体型のクレジットカードには乗車ポイントがあります。

ただし、その分、ビューカードはクレジットチャージ時のポイント還元が大きくなっています。

To Me CARD Prime
平日10ポイント、休日20ポイント。(1日の電車賃が1,000円だと考えた場合、平日1%、休日2%還元に相当)

OPクレジットカード
小田急線の月間利用金額によって還元率が段階的に変わる。月間1,360円以上の乗車なら1%、2万円以上の乗車で7%還元。

TOP&ClubQ JMBカード
東急百貨店などに設置されている「乗ってタッチTOKYUポイント専用端末」にタッチすると1日10ポイント。

乗車ポイントで考えるとPASMOがお得です。しかしこの比較も慎重に検討する必要があります。

まずは前述のとおり、ビューカードは乗車ポイントがない代わりに、オートチャージ時のポイント還元率が高くなっていることです。

そして、PASMOの乗車ポイントが発生するのは各鉄道に乗った場合に限られますが、Suicaの場合はオートチャージ金額に対してポイントが付与されるので、実質的にはあらゆる鉄道の乗車金額がポイントの対象になっていると言えます。

例えばですが、小田急線に乗る機会がすごく多いという方にとってはOPクレジットカードが圧倒的にお得、しかしJRを含めて色々な沿線にまんべんなく乗るのであればSuicaの方がお得になるのではないかというのが管理人の考えです。

発行枚数はSuicaの方が多い

SuicaとPASMOの発行枚数

SuicaとPASMOの発行枚数は以下の通りです(データは2018年時点)。

  • Suica 7,161万枚
  • PASMO 3,628万枚

SuicaがPASMOの約2倍の発行枚数となっています。

結構差が開いている状態なので、恐らくこの差が逆転することは当面ないでしょう。

また、加盟店数もSuicaに軍配が上がります。

モバイルPASMOは存在しない

モバイルSuica

Suicaには「モバイルSuica」の機能があります。

これは、おサイフケータイ対応のスマホや携帯を使っている人なら、カードを持たなくてもスマホをかざすことで改札を通れたり、電子マネーSuicaで買い物ができる機能です。「スマホとSuicaの一体型」という感じです。

もちろん、モバイルSuicaでもPASMOエリアの改札を通過できます。

一方で、PASMOにはモバイル機能が存在しません。

つまり、カードを持ち歩かずに携帯で改札を通ったり、おサイフケータイで買い物をしたいと思ってもできないのです。

もしあなたが、携帯に交通IC・電子マネー機能を組み入れて使いたいのであれば、Suicaを選ぶ必要があります。

ちなみに、iPhoneの場合、iPhone7より前の機種はモバイルSuicaに対応していません。

モバイルSuicaとiPhoneで使うSuicaについては、下記の記事で詳しく説明しています。

結論を出します

頻繁に利用する鉄道によってどちらの電子マネーがお得か変わってくるので、しっかりとした比較が必要です。

ただし、全体的な視点でみると「Suica」に軍配が上がっていると私は思います。

それを象徴しているのが電子マネーの発行枚数で、2:1程度の差があることからも、6割の人はSuicaを選ぶのが正解、3割の人はPASMOを選ぶのが正解という結果になると思いました。

もし、Suicaを選ぶのであれば実質年会費無料で使える「ビックカメラSuicaカード」がおすすめです。

当サイトの申込数を調べてみても、ビックカメラSuicaがダントツの人気でした。

※当サイトからのお申込みで最大2,000円相当のポイントをプレゼント。2019年9月30日までの期間限定キャンペーンです。

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「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、昼時かをる がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

2件のコメント

No Name

「JRの駅で誤ってパスモに1000円チャージしてしまった場合、返金してもらえますか?」
スイカなら返金できるがパスモでは返金できないと言われましたが何故ですか?

昼時かをる

>No Nameさん
基本的に間違えて交通系ICカードへチャージした場合、その場ですぐに係員さんに伝えれば取り消し(返金)対応をしてもらえます。

今回の場合、JRはPASMO取扱事業者ではないので、返金対応ができなかったと考えられます。

JR東日本はSuicaの取扱事業者なので「チャージしたのがSuicaならば返金ができる」との回答になります。

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