TOKYU CARD ClubQ JMB
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東急カードが発行するTOKYU CARD ClubQ JMBは、PASMO(パスモ)との一体型としても使えるクレジットカードです。
PASMOオートチャージ機能も付帯しており、ふだんPASMOで東急線・東急バスの利用機会が多い方にとって、メリットが大きい一枚となっています。
実質的には、PASMOのチャージ料金が1%以上安くなると考えて間違いありません。
また東急グループのお店やTOKYU POINT加盟店で、ポイント10%付与の高還元カードとしても使えます(カード提示でもOK)。
一方で、TOKYU CARD ClubQ JMBは初年度無料で使えるものの、2年目以降は年会費が1,100円必要です。
ただし、年会費を踏まえても、電車賃や買い物代金が安くなることを考えると、TOKYU CARD ClubQ JMBを持つメリットは非常に大きいといえます。
なお、TOKYU CARD ClubQ JMBには、「PASMO一体型」と「PASMOは別のもの」の2種類があります。
一体型として持ち歩きたい、ふだんはクレジットカードを持ち歩かずにPASMOだけを持ちたいなど、好きなほうを選べます。
申込条件は特に設けられていないので、18歳以上の方なら、どなたでも申し込めます(高校生は不可)。
TOKYU CARD ClubQ JMBのお申込みはこちら(初年度無料)
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
PASMOオートチャージが使える
日ごろ、PASMOで改札を通る人は多いと思います。
しかしPASMOは前払い式の交通ICカード・電子マネーなので、残高が少なくなる度に発券機やコンビニのレジなどでチャージをする必要があります。
たまに残高不足で改札に引っかかる経験をすることも・・・。
しかし、TOKYU CARD ClubQ JMBに搭載されているPASMOオートチャージを使えば、気まずい思いをせずにすみます。
PASMOオートチャージでは、PASMOエリアやSuicaエリアの改札を通った際に、PASMO残高が設定金額未満だと、自動的にPASMOに一定金額チャージされます。
初期設定の「残高が2,000円を下回ったら3,000円チャージする」の場合、改札を通った時点でPASMO残高が1,900円だと、3,000円が自動的にチャージされ、残高が4,900円になります。
このときのチャージ金額3,000円は、後日TOKYU CARD ClubQ JMBの利用金額として、クレジットカードの請求と一緒に引き落とされます。
この「PASMOオートチャージ」が発生するたびに、チャージ金額に応じてポイントが貯まります。
貯まったポイントはPASMOにチャージも可能なので、現金チャージよりもお得で便利になります。
PASMOのオートチャージは、基本的にはPASMO・Suicaに対応する駅の自動改札機で利用できます。
ただしノッテチャージサービスに申し込むと、東急バスや東急世田谷線でもPASMOオートチャージが可能になります。
もちろん、利用金額に応じたポイント付与の対象になり、「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録すれば、ノッテチャージ金額の1%分のポイントが貯まります。
チャージ金額は一律(一般路線バス・世田谷線:1,000円、空港連絡バス・高速乗合バス:3,000円)で、自分で好きな金額は設定できません。
ポイント還元率が高い
TOKYU CARD ClubQ JMBで受けられるポイント還元は、以下のとおりです。
付与されたTOKYU POINTは、東急グループのお店の支払いに使ったり、他社のポイントやカタログギフトと交換したりできます。
ただ、ポイントのもっとも簡単な使いみちは、貯めたポイントをそのままPASMOにチャージすることです(1ポイント=1円)。
これなら、ポイントの扱いにも困りません。
ほかにもTOKYU CARD ClubQ JMBには、名前どおり「JALマイレージバンク(JMB)機能」も付帯しているので、JALマイルとTOKYU POINTの相互交換も可能です。
クレジットカードの利用で通常1%
通常のTOKYU CARD ClubQ JMBのポイント還元率は0.5%ですが、利用代金Web明細サービスに登録すると、どこで使っても利用額の1%がポイント還元されます。
また、東急ハンズや東急百貨店などの「東急グループ」のお店(TOKYU POINT加盟店)で使うと、還元率が3%~最大10%にアップします。
PASMOオートチャージで利用額の1%
前述の「PASMOオートチャージ」を利用した際に、チャージ金額の1%がポイントとして貯まります。
そのためには、オートチャージ利用の当日までに、東急のポイントサービス「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」の登録を忘れずにしておきましょう。
たとえば1,000円チャージで10ポイントが貯まるのですが、これは実質的に「電車代をはじめとするPASMOが1%OFFになるのと同じ」だったりします。
PASMO定期券の購入で最大3%
東急線の定期券うりばや駅券売機にて、PASMO定期券をTOKYU CARD ClubQ JMBで購入すると、最大3%のポイントが付与されます。
PASMO定期券の有効期間によって、ポイント付与率に違いがあります。
- 東急線いちねん定期:3%
- 1・3・6か月定期券:1%
たとえば、横浜⇔渋谷のPASMO定期券を購入する場合に貯まるTOKYU POINTは、以下のとおりです。
1ヶ月:10,110円(101ポイント)
3ヶ月:28,820円(288ポイント)
6ヶ月:54,600円(546ポイント)
東急線いちねん定期(12ヶ月):109,190円(3,275ポイント)
そのため、1年中東急線をお使いの方は、東急線いちねん定期+TOKYU CARD ClubQ JMBの組み合わせがもっともお得になります。
「1回で支払うには金額が高すぎる」という人向けに、いちねん定期あとから分割キャンペーンも実施されています。
東急線定期券うりば、駅券売機にて一括払いで購入した東急線PASMO定期券(東急線いちねん定期)を分割手数料無料で、12回払いへ変更できます。
横浜⇔渋谷の東急線いちねん定期だと、毎月約9,000円の返済になるので、1ヶ月定期よりも安上がりです。
ちなみに東急線いちねん定期は、他社線との連絡定期券は発売されていません。
他社線の定期券と組み合わせる場合は「磁気定期券」になりますが、ポイント3%の対象外です。
PASMOを電子マネーとして使うと0.5%
東急線の駅売店や自販機で、PASMOにチャージされたお金を電子マネーとして使うと、200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)が貯まります。
PASMOオートチャージと合わせると、チャージするときも使うときもポイントが貯まるので、ポイントの2重取りができてお得感がアップします。
専用端末にタッチすると1日10ポイント
PASMOで東急線や東急バスに乗車して、東急百貨店などに設置されている「乗ってタッチTOKYUポイント専用端末」にPASMOをタッチするだけで、1日10ポイントが貯まります。
毎日ポイントをゲットできるチャンスがあります。
(※「乗ってタッチTOKYUポイントサービス」は、2020年3月31日で終了しました)
このほかにもまだまだあります。
ポイントを貯められるチャンスがたくさんあることと、還元率が非常に高いことがわかります。
これが、多くの人がTOKYU CARD ClubQ JMBを選ぶ理由です。
会員専用のラウンジが利用可能
TOKYU CARD ClubQ JMBを持っていると、2つのラウンジが使えます。
■渋谷ちかみちラウンジ
渋谷駅B1Fに登場した「渋谷ちかみちラウンジ」が利用できます。
ラウンジ内には、Wi-Fiを完備したくつろげるスペースのほかに、男性用ドレッシングルーム、ベビールーム、そして女性パウダールーム・授乳室が設置されています。
■渋谷ヒカリエ ShinQs「スイッチ・ラウンジ」(女性限定)
女性限定となりますが、TOKYU CARD ClubQ JMB会員専用の「スイッチ・ラウンジ」が使えます。
こちらの部屋は、酸素バーやフットマッサージ、女優ミラー、携帯充電機能などがあります。
最大1,000万円の海外旅行保険を付帯
TOKYU CARD ClubQ JMBには、最高1,000万円の海外旅行保険がついています。
そのため、空港や旅行会社で有料の旅行保険を買う必要がなく、安心して海外旅行が楽しめます。
死亡・後遺障害:最高1,000万円
ケガによる治療費用:100万円
病気による治療費用:100万円
携行品の損害:20万円
賠償責任:2,000万円
救援者費用:100万円
海外滞在中にケガや病気で医療機関を受診した際、治療費をカード会社が負担します。
また海外ホットラインでは、24時間年中無休で日本語による病院紹介や、特定病院で治療が受けられるキャッシュレス治療サービスも利用できます。
ただし、TOKYU CARD ClubQ JMBの旅行保険は「利用付帯」なので、航空券や旅行代金を当カードで支払っていることが、保険適用の条件となります。
TOKYU CARD ClubQ JMBのお申込みはこちら(初年度無料)
年会費はかかりますが・・・
TOKYU CARD ClubQ JMBは、初年度無料で利用できます。
ただし、2年目以降は本会員は1,100円、家族会員は330円の年会費がかかります。
年会費の引き落とし月は、入会した月の翌月か翌々月です。
たとえば2020年3月に東急カードに入会した場合、初年度は無料で使えるので、2021年の4月か5月のクレジットカード請求日に、年会費1,100円が発生します。
「年会費は払いたくない」という人も多いと思うのですが、この年会費をどう見るか。
仮にポイント還元率が1%だと計算した場合、年間10万円を使えば、ポイント還元分で年会費の元が取れます。
そもそもPASMOは、日常的に使える交通ICカード兼電子マネーです。
ふだんから電車を利用する機会が多い人、東急系列のお店で買い物をすることが多い人にとっては、年間10万円の利用は非常にハードルが低いと思います。
VISAとMastercardから選べる
カードブランドは、「VISA」と「MASTER」の2種類が選べます。
どちらも非常に有名なカードブランドなので、加盟店も多く使う場所を選びません。
しかし、どちらかというとVISAのほうが国内・海外でのシェアが高いため「どちらでもよい」という場合は、個人的にはVISAをおすすめします。
どちらのカードブランドも、PASMO一体型と独立型が選べます。
「クレジットカードとPASMOを1枚にまとめたい。TOKYU CARD ClubQ JMBでPASMO定期券を使いたい」と思う方は一体型。
「クレジットカードを持ち歩きたくない。PASMOカードや定期券とは別にしたい」と思う方は独立型のカードを選択してください。
TOKYU CARD ClubQ JMBは東急ユーザー必須の1枚
ふだんから、PASMO(パスモ)で東急線や東急バスを利用している方、または東急ハンズや東急百貨店といった東急系列のお店で買い物をすることが多い人にとっては、かなりお得なクレジットカードです。
ポイント還元率も、通常1%と非常に高く設定されています。
また東急グループのお店でカードを使うと、ポイントは最大10%にアップするため、オートチャージ機能のメリットだけでなく、東急グループのポイントカードとしても秀逸です。
PASMOのオートチャージ機能を使えば、年会費の元は十分に取れると思います。
唯一のデメリットとしては、2年目から1,100円の年会費がかかることです(初年度は無料)。
「年会費が有料」の部分に、抵抗を感じる人もいると思います。
この点に関しては、実際に「年間どれくらいTOKYU CARD ClubQ JMBを使いそうか?」をシミュレーションしたうえで、お得かどうかを判断する必要があります。
基本的に「東急線内のPASMO定期券を年間を通して利用したい」という方は、ポイント3%付与は大きいので、申し込む価値が高くなります。
TOKYU CARD ClubQ JMBのお申込みはこちら(初年度無料)
2件のコメント
東急カードclubQ JMBでANAの航空チケットの決済をしましたが、ポイントは付与されますか?
>No Nameさん
東急グループ以外のお店でも、VisaまたはMastercard加盟店であれば(当カードで決済OKだったならば)、ポイント付与対象になります。