iD(アイディ)

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iD(アイディ)

iD(アイディ)は、NTTドコモが展開している電子マネーです。

電子マネー黎明期の時にいち早く登場した電子マネーで、普及率が高く、使えるお店が多いのがメリットです。

利用方法は、事前にチャージする「前払い型」、後日まとめて利用金額が引き落とされる「後払い型」、即時引き落としの「デビット型」の3種類あります。

複数の支払いタイプが選べるので、自分のライフスタイルに合わせた使い方がしやすくなっています。

レジでの合言葉は「iDで払います」。

iDが使えるお店は多い

iD利用可能店舗

電子マネーの中でもiD(アイディ)を利用する大きなメリットが「使える店舗が非常に多い」ことです。

そのため、iDを持っていれば、どこのお店でも財布から細かいお金を取り出す手間なく、スピーディーな支払いが可能です。

iDが使える主要なお店
コンビニ
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ

スーパー
イトーヨーカドー、イオン、アピタ、アルプラザ、サミット、オークワ、イズミヤ、イズミ(ゆめタウン)

ドラッグストア
ウエルシア、ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、スギ薬局、サンドラッグ、ココカラファイン

生活・暮らし
ダイソー、ドン・キホーテ、ジャパン、アヤハディオ

家電量販店
エディオン、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ

書店
紀伊国屋、タワーレコード、丸善、TSUTAYA、ブックオフ、ブックファースト、コミックとらのあな

飲食店
ガスト、ジョナサン、バーミヤン、CoCo壱番屋、すき家、マクドナルド、ミスタードーナツ

カフェ
プロント、コメダ珈琲、タリーズ

居酒屋
魚民、坐・和民、庄や、白木屋、笑笑

ネット通販
Amazon、honto、ネクソン、プレイステーションストア、Xbox

iDがお店問わず使える理由とは?

電子マネー事情を考えてみると、イオングループが展開する電子マネー「WAON(ワオン)」は、イオングループのコンビニ「ミニストップ」と、提携先の「ファミリーマート」「ローソン」で使えます。

◆関連リンク
ファミリーマートはWAONとTポイントを2重取りできる!さらにお得な方法も
ローソンで電子マネーWAON支払いをするとPontaポイントとの二重取りできます

しかし、イオングループとセブン&アイグループはライバル関係にあるので、今後、電子マネーWAONがセブンイレブンで使える可能性は低いです。

なぜなら、セブン&アイは電子マネー「nanaco(ナナコ)」を展開しているからです。

同様に、nanacoがイオン系列のお店で使えるようになる日も、来ることはないと思います。

一方でiDは「ドコモ」という独立した通信会社が展開しているため、iDはどこのお店でも使いやすく、特に主要なコンビニでは、すべてiDが使えます

海外でのiD利用は終了

おサイフケータイ機能付きAndroidスマホを利用して、海外でiD支払いができる「iD/NFC(旧:iD/PayPass)」というサービスがありました。(2014年~2018年7月31日)

Mastercard Contactlessの加盟店で、専用の端末にかざすことで、支払いができましたが、現在、iD/NFCサービスは終了しており、海外でiD利用はできません。

電子マネーiDの種類と使い方

電子マネーiDには、ポストペイ型(後払い)、プリペイド型(前払い)、デビット型(即時引き落とし)の3種類の利用方法があります。

それぞれの特徴と違いを簡単にまとめてみました。

ポストペイ型(後払い)
・利用にはiD対応クレジットカードが必要。
・iDの利用金額は、後日、カード利用金額と一緒に引き落とされる。
・Apple Payやおサイフケータイと紐付けることで、iPhoneやスマホ、ケータイでもiDが使える。

プリペイド型(前払い)
・利用にはソフトバンクカードやd CARD プリペイドが必要。
・アプリやWebサイト、ATM、銀行口座などから事前にチャージする。
・iD加盟店以外にもソフトバンクカードはVisa加盟店、d CARD プリペイドはMasterCard加盟店で使えるようになる。

デビット型(即時引き落とし
・三井住友銀行のVisaデビットカード「SMBCデビット」が必要。
・iD利用分はすぐに三井住友銀行の口座から引き落とされる。

上記の支払い方法の中で、最もお得で便利なのがポストペイ型(後払い)です。

元々iDは三井住友カードとの提携から始まった電子マネーなこともあり、iDについてはポストペイ型が主流となっています。

ポストペイ型を利用するメリット

iDの利用金額は、カード会社のポイント還元対象になるため、ポイントが貯まる分、現金払いよりもお得感があります。

またApple PayやおサイフケータイにiDを登録すれば、カードすら持ち歩かずに、スマホ1つで買い物に出かけられます。

事前チャージ不要で残高不足の心配なし

FeliCa

多くの電子マネーは、利用前にチャージが必要なプリペイド(前払い式)のため、定期的にチャージする手間があります。

また支払い時に「電子マネー残高<支払い金額」だと残高不足になり、不足分を現金などでチャージしたり、現金で支払ったりする必要が出てきます。

しかし、iDは「後払い式」のためチャージ不要で、支払い金額を気にせず使えます。

後払い式電子マネーのデメリットを挙げるならば「使い過ぎの心配」だと思います。

確かにiDはクレジットカードの利用限度額の範囲で使えます。

そのため、例えば限度額が80万円のiD対応のクレジットカードであれば、iDも上限80万円まで使えることになります。

使い過ぎのリスクが気になるのであれば、事前にチャージした金額まで使える「プリペイド型」や、銀行の口座残高まで使える「デビット型」を利用した方が安心感があります。

他にもドコモが発行しているdカード miniでは、毎月3万円の上限が設けられており、ドコモの携帯料金と一緒に請求されるので、ドコモユーザーの方におすすめです。

実質カード払いだけど、サインや暗証番号は不要

サインレス

iDはどこで使っても、基本的に署名なし(サインレス)で買い物ができます。

また1万円以内の買い物であれば、暗証番号の入力も必要ありません。

「近くの人に、カードの暗証番号を知られたくないが、クレジットカード払いをしたい」と思う人にもiDが人気です。

利用するお店によっても違いますが、1万円など一定額以上の支払いをする場合は、iDを端末にかざした時にエラー音が鳴り、暗証番号の入力を行ないます。

最近の電子マネーは、VisaやMasterCardと提携することで展開しているため、支払いのしくみがクレジットカード扱いになっており、お店によってはサインや暗証番号を求められるケースもあります。

しかし、iDは独自に決済端末を普及させたので、どこで使ってもスピーディーな支払いができるのがメリットです。

紛失・盗難補償付きで不正利用されても安心

買い物する女性

「金額を気にせず使える」となると、落としたり盗難にあったり場合に、心配と感じる方も多いと思います。

しかし、後払い型のiDはクレジットカードとの結びつきが深いため、各カード会社の「クレジットカードの紛失・盗難補償」が受けられます。

例えば、もし不正利用の被害にあっても、不正な利用が起こる前までさかのぼって、被害額を補償してくれます。

またクレジットカードやiDを登録したスマホを紛失した場合は、携帯電話事業者やカード会社に電話をすることで、すぐに遠隔ロックで利用停止できるのも安心です。

クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカードでポイント獲得

iDは電子マネーですが、iD自体にポイントサービスはありません

ただしクレジットカードと結びつけて利用する場合は、iDの利用額に応じてカード会社のポイントが貯まります。

①iDで2万円の買い物を、クレカで3万円の買い物をする

②後日、クレジットカードの請求書と合わせて支払う
合計請求額はiD利用分とカード利用分で5万円

③利用額5万円に応じたカード会社のポイントが貯まる。

つまり、同じiDの利用額でも、ポイント還元率が高いクレジットカードを使えば、ポイントが多く貯まり、還元率が低ければポイント数は少なくなります。

iD対応のクレジットカードとは?

iD対応のクレジットカード

ポストペイ型のiDを利用したい時は、iDと提携しているカード会社が発行しているクレジットカードを使う必要があります。

わかりやすいのがカード表面の右上にiDロゴが付いているものです。

これは「iD一体型カード」で、クレジットカードを読み取り端末にかざすことで支払いが行なえます。

一方で、カードにiD機能が付帯しておらず、おサイフケータイやApple Payだけで使えるタイプはロゴなしなので、一見わかりにくいです。

主要なカード会社のクレジットカードが、どのiDだと使えるのか、表でまとめてみました。

カード おサイフケータイ Apple Pay
NTTドコモ
三井住友カード
セディナ
ポケットカード ×
VJAグループ
(三井住友トラストカード、りそなカードなど)
×
イオン銀行 ×
ポケットカード ×
ペルソナ ×
オリコ ×(QUICPayを採用)
クレディセゾン × ×(QUICPayを採用)

上記の表は、結構重要です。

iD一体型以外のクレジットカードでは、iPhone7以降の機種など、Apple Payやおサイフケータイ対応の端末が必要となります。

ポイント還元率が高いクレジットカードでお得度アップ

ポイント

iDで支払った金額は、すべてiDと紐付けたクレジットカードに請求されます。

そのため、iDの支払い先はポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶことで、多くのポイントを獲得できます。

iDに対応するクレジットカードの中で、ポイント還元率が高いのは以下のクレジットカードです。

特にdカードと、オリコカード・ザ・ポイントは、おサイフケータイと一体型カードの両方使いが可能なので、かなりおすすめです。

ドコモユーザーは「dカード」

dカード

dカードはNTTドコモの公式クレジットカードです。

通常時はポイント還元率1%なのですが、dカード提携店で使うとポイントが爆増します。

dカード提携店として代表的なのは、高島屋(3%還元)、スターバックスカードのチャージ(4%還元)、カラオケのビッグエコー(3%還元)、ガソリンスタンドのENEOS(2%還元)などです。

そして、dカードはローソンと最も相性が良いです。

ローソンでdカード支払い(またはiD支払い)をすると、「ローソンでのお買い物分が請求時に3%値引き」、「クレジット利用分1%」、「dカード提示分1%」のトリプルコンボで、合計5%もお得になります。

ここまでは、ドコモ携帯を使っていない人でも恩恵が受けられるdカードのメリットです。

利用金額に応じて付与されるdポイントはお店で使ったり、他社のポイントサービスと交換できたりする他、ドコモの機種変更の料金などにも充当することが可能です。

dカードが特にNTTドコモユーザーにとってメリットとなるのは、最大1万円の「ケータイ補償サービス」が付いていることです。

このケータイ補償サービスですが、ゴールドカードとなる「dカードゴールド」では10万円にグレードアップします。

dカードゴールドではさらにUSJラウンジの利用など特典も豊富なので、コストパフォーマンスを考えて、ゴールドカードを選択する方も多いです。

→dカードの詳細はこちら
→dカードゴールドの詳細はこちら

iD一体型カードならば「オリコカード・ザ・ポイント」

オリコカード・ザ・ポイント

お持ちの携帯端末がおサイフケータイやApple Payに対応していない場合は、iD一体型のクレジットカードを選ぶことになります。

つまり、レジでかざすのは携帯ではなく、クレジットカードです。

クレジットカードとiDの一体型でポイント還元率が高いのが、「オリコカード・ザ・ポイント」です。

このカードのポイント還元率は1%(100円ごとに1ポイント)です。

ただし、入会後は6ヶ月は還元率が2倍になったり、オリコのポイントサイト「オリコモール」を経由してAmazonや楽天で買い物をすると、さらに0.5%が上乗せされるのがメリット。

最大で2.5%以上のポイント還元を得られます。

私が個人的にこのカードの良いと思う部分は、カードデザインです。

完全なブラックのデザインなので、使う場所や使う人を選ばないクールな一枚だと思います。

このカードはさらに、電子マネーのQUICPayも同時に搭載できるので、2種類の電子マネーを使い分けたい人にも向いています。

そのため、オリコカード・ザ・ポイントはApple PayでiDが使えず、QUICPayが採用されています。

ただしQUICPayもiDと同じく、後払い型の電子マネーで、利用金額はカードに請求される形なので、ポイントは変わらず貯まります。

年会費は無料です。

→オリコカード・ザ・ポイントの詳細はこちら

スマホでiDを使うなら「イオンカードセレクト」

イオンカードセレクト

おサイフケータイ対応のスマホやiPhoneを使っているならば、「イオンカードセレクト」が使いやすいと思います。

イオンカードセレクトは、「クレジットカード+電子マネーWAON+イオン銀行キャッシュカード+イオンの優待カード」の4枚を1役にした一体型カードです。

カード自体には電子マネーWAONが搭載されているので、iDを使いたい場合は「おサイフケータイ」の設定をして、レジでスマホをかざして買い物をします。

イオンでお買い物をする時は「電子マネーWAON」、WAONが使えない場所(例えばセブンイレブンなど)では、スマホでiD払いして、その分もポイント還元の対象にするとポイントが貯まりやすいです。

ちなみにWAONへチャージをする時にポイントが貯まるのは、イオンカードセレクトのみです。

「チャージ時・電子マネー利用時」の両方でポイントの二重取りができるのは、他のイオンカードにはないメリットです。

WAONとiD、この2つの電子マネーを押さえておくだけで、驚くほど色々な場所で、電子マネーによる決済ができます。

イオンカードセレクトも年会費は無料です。

→イオンカードセレクトの詳細はこちら

三井住友カードはiD利用キャンペーンが多い

三井住友VISAクラシックカード(クレジットカード)入会なら三井住友VISAカード

スタンダードなカードでブランド力があるものを選びたいなら、三井住友Visaカードがおすすめです。

iD発足当初、ドコモが提携相手として選んだのが三井住友カードなので、両社には強い提携関係にあります。

三井住友カードは、元々ポイント還元率がそれほど高くはありません。

ただし貯めたポイントをiD利用分に充当できる「iDバリュー」が使えるので、クレジットカード利用のポイントを無駄なく消化できます。

iDバリューでは、貯めたクレジットカードのポイントを1ポイント=5円値引きとして、電子マネーiDの請求時の値引きに使えます。

私もよく使っている、三井住友Visaカードならではの特典です。

iDバリューについてはこちらの記事も参考になるかと思います。

他にも、三井住友カードでは、iDに関連するキャンペーンを積極的に行なっている印象があります。

キャンペーン例

  • iD支払いを利用でポイント還元率2倍
  • iDの利用で豪華プレゼントが当たる
  • 新規限定でiD利用1,000円分をキャッシュバック

上記のようなiD利用に関する様々なキャンペーンが、期間限定で行われています。

三井住友Visaカードは、電子マネーiDと一体型にできる券種が多いです。

そのため、コンビニなどiDが使えるお店ではカードをサッとかざしてサインレスでiD払い、そうでないお店はカード払いをすれば、現金をほとんど使わずに買い物ができます。

管理人はこう思う

管理人はこう思う

私も普段からよく利用しているiD(アイディ)は、とにかく使える場所が多いこと、そして支払いスピードが速いことが最大のメリットだと思います。

コンビニをはじめ、大手のチェーン店やショッピングモールでは、たいていiD支払いに対応しています。

また、どこで支払ってもサイン不要です。

スマホやカードをかざすだけで、すぐ支払いが終わるので、後ろに並んでいる人やレジの店員さんを待たせません。

iD自体はポイントサービスなしですが、ポストペイ型の場合、iDの利用代金はクレジットカードの請求と一緒に支払うので、カード利用のポイントはしっかり貯められます。

交通系icカード全国相互利用で電子マネーSuicaが最強と言える理由