ビックカメラSuicaカード
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ビックカメラSuicaカードは、家電量販店のビックカメラと、JR東日本グループが展開するクレジットカード「ビューカード」の提携カードです。
ビューカードとの提携カードなだけあり、
- Suicaチャージのポイント還元率が1.5%
- オートチャージ機能で残高不足の心配なし
- モバイルSuicaの年会費が無料
など、今まで以上にお得にSuicaが使えます。
SuicaカードはJR東日本のSuicaエリアのみ発行が可能です。
一方、ビックカメラSuicaカードは、ネットから申し込み可能なクレジットカードです。
関西や九州など遠方に住んでいる方でも、Suica機能つきのクレジットカードを手に入れることができます。
また、ビックカメラで支払うと、10%のビックポイントを獲得できます。
くわしくはのちほど解説しますが、ビックカメラSuicaカードとSuicaの組み合わせで、ビックカメラでのポイント還元率を11.5%まで引き上げが可能です。
年会費は初年度無料で、2年目以降も1年に1度でもビックカメラSuicaカードを利用すれば年会費無料になります。
ビューカードシリーズで年会費が実質無料になるのは、ビックカメラSuicaカードだけなので、コストパフォーマンスは抜群に高いです。
一枚のクレジットカードで、ビックカメラのポイントと、Suicaのポイントが貯まります。
ビックカメラで使っても、電車やバス・電子マネーの利用でも効率よくポイントが貯められるカードです。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
Suicaの使い勝手が劇的に良くなる
Suicaをもっと便利にお得に利用したい
と思う人に、おすすめなのが、ビューカードシリーズです。
ビューカードを利用すると、Suicaのオートチャージが使えたり、モバイルSuicaの年会費が当面無料になったりします。
Suicaチャージや定期券購入でポイント還元率アップ
ビューカードは、JR東日本の商品やサービスの支払いに使うのがもっともお得です。
モバイルSuicaのチャージ・オートチャージでビューカードを利用すると、1,000円ごとにJRE POINTが15ポイント付与されます。(還元率1.5%)
※Suicaカードはオートチャージのみポイントアップ対象
JRE POINTとは、JR東日本グループの共通ポイントです。
貯まったJRE POINTは、1ポイント=1円相当として、Suicaのチャージに充当できます。
ビューカードでの支払いだけでなく、JRE POINTカードの提示や、JRE POINTが貯まるお店でSuica払いをしてもJRE POINTが貯まります。
ほかにもJR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、券売機で購入した乗車券、定期券、回数券、特急券、JR東日本国内ツアーもポイントアップの対象です。
普段からSuicaを電車やバス、買い物に使っている方や、旅行に出かける機会が多い人は、ビューカードがあると、ますます便利でお得になります。
オートチャージで残高不足の心配なし
Suicaは先払い型の交通系ICカード・電車マネーなので、どうしても残高不足の心配があります。
JR東日本では交通系ICカードの残高が最低運賃未満だと、改札内に入場できません。
急いで電車に乗りたいのに、残高不足で改札で足止めになった。
なんて経験をした人は、けっこう多いと思います。
ちなみに、JR西日本は残高が1円でもあればOK、JR東海は0円でもOKなので、その感覚で利用すると痛い目にあいます。
そんなSuicaの残高不足の救世主と言えるのがSuicaのオートチャージ機能です。
Suica・PASMOエリアの改札を通ったとき、Suicaの残高が設定金額を下回っていた場合、自動的に一定金額がチャージされる機能です。
オートチャージを設定しておけば、残高不足で改札に引っかかったり、定期的に券売機やコンビニのレジでチャージをする必要がなくなります。
ただし、Suicaのオートチャージ機能の設定ができるのは、ビューカード所有者だけです。
Suica残高が減るたびに、券売機やコンビニのレジでチャージをするのは面倒。
「財布に現金がなくても、とりあえずSuicaがあれば大丈夫」な状態にしたい。
と思う人は、ビューカードは持つべき価値のある1枚です。
モバイルSuicaの年会費が無料
モバイルSuicaとは、おサイフケータイに対応するAndroidスマホやケータイで使えるSuicaアプリのことです。
スマホ1つで電車やバスに乗ったり、代金を支払ったりできるので、Suicaカードすら持ち歩かなくて済みます。
モバイルSuicaの年会費無料です。
ちなみに、EASYモバイルSuicaやGoogle PayのSuica機能、iPhoneのSuicaアプリは、もともと年会費無料で使えます。
関西や名古屋に住んでいる人にも恩恵があります
ビックカメラSuicaカードは「Suicaエリア外だと、メリットが少ない」と思われがちです。
しかし、実際は、関西や名古屋、九州など、どこに住んでいる人でもメリットがあります。
交通系ICカード全国相互利用によって、Suicaは全国各地の公共交通機関で使えます。
電子マネーも共通化しており、お店の支払いも可能です(関西エリアのPiTaPaを除く)。
たとえば、関西のICOCAエリアの改札をSuicaで通過したり、nimoca払いが使えるお店でSuica払いをしたりもできます。
一方で、Suicaのオートチャージ機能は、Suica・PASMOエリア限定で、そのほかのエリアでは使えません。
ただし、スマホでSuicaを利用するときは、アプリからSuicaへチャージが可能です。
チャージ金額の請求先はビックカメラSuicaカードなので、ポイント還元率1.5%になり、現金要らずで便利です。
「残高が減ってきたな」と思ったタイミングでチャージをすれば、券売機やレジで毎回現金チャージする面倒さも解消します。
全国どこに住んでいていても、使い方次第で、ビックカメラSuicaカードの恩恵を受けられます。
Suicaつきクレジットカードとの比較
ビックカメラSuicaカードと同じく、Suicaオートチャージが使えて、モバイルSuicaの年会費が無料になるクレジットカードと比べてみます。
比較対象としてよくあげられるのは、ビューカードの定番となる「ビュー・スイカ」カード、そしてルミネでお得に使える「ルミネカード」、ビューカードではありませんがSuicaオートチャージ機能が付いた「イオンSuicaカード」です。
カード名 | ビックSuicaカード | 「ビュー・スイカ」カード | ルミネカード | イオンSuicaカード |
---|---|---|---|---|
発行会社 | ビューカード | ビューカード | ビューカード | イオンカード |
年会費 | 524円(年1回の利用で無料) | 524円 | 1048円 | 無料 |
オートチャージ時のポイント還元率 | 1.5%(1,000円ごとに15円相当) | 1.5%(1,000円ごとに15円相当) | 1.5%(1,000円ごとに15円相当) | 0.5%(200円ごとに1円相当) |
Suica定期券 | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ |
Apple Pay利用 | QUICPay | QUICPay | QUICPay | iD |
特徴 | ビックカメラでお得 | 年間利用ボーナス | ルミネでお得 | イオンでお得 |
ビューカードのなかでも、ビックカメラSuicaカードはダントツの人気No.1です。
人気の理由は、Suicaチャージでポイントが1.5%還元になるビューカードシリーズの1枚で、年会費が実質無料で使えるという手軽さにあります。
ビックカメラSuicaカードのメリット・デメリット
ビックカメラSuicaカードの申し込みをする前に、確認したいメリット・デメリットをまとめました。
Suica定期券には使えない
ビューカードのなかには、Suica定期券としても使えるカードもあります。
ビックカメラSuicaカードには、Suica定期券がつけられません。
定期券を利用する場合は、ビックカメラSuicaカードとは別に、Suica定期券を持つ必要があります。これは口コミでもよく指摘されるデメリットです。
ただし前述のSuicaアプリでは、定期券機能も使えます。
普段からスマホでSuicaを利用している方は、特に不便さは感じないと思います。
ちなみに、ビックカメラSuicaカードでも、定期券購入でポイントアップとなります。
1枚でビックポイントとJRE POINTが貯まる
ビックカメラSuicaカードの特徴は「2つのポイントが同時に貯まる」ことです。
利用先によって、貯まるポイントの種類や還元率が変わります。
- ビックカメラでの買い物
- カード払い、ビックカメラSuicaカード提示+現金払い
1,000円につきビックポイント100ポイントを付与(還元率10%) - Suicaチャージ
- 1,000円につきJRE POINT15ポイントを付与(還元率1.5%)
- 通常のショッピングで利用
- 1,000円につきビックポイント5ポイント+JRE POINT5ポイントを付与(還元率1%)
一般のショッピングや公共料金の支払いなど、あらゆる場面でポイントが貯まります。
ビックカメラでSuica払いをすると11.5%のポイント還元
ビックカメラでは支払い方法によって、ビックポイントの付与率が違います。
たとえば、ビックカメラグループのクレジットカードや商品券、現金、Suicaなどで支払うと10%還元になります。
一方で、その他のクレジットカードや一部の電子マネーで支払うと、ポイント還元率が8%まで下がります。
10%ポイント還元 | 8%ポイント還元 | |
---|---|---|
クレジットカード | ビックカメラSuicaカード J-WESTカード ビックカメラJQ SUGOCAカード |
その他クレジットカード |
電子マネー | 交通系電子マネー、WAON、nanaco、楽天Edy、ゆめか、bitcoin、Google Pay | Apple Pay、iD、QUICPay、au PAY、Visaデビット、JCBデビット |
商品券・ギフトカード | ビックカメラギフトカード、ビックカメラコジマ商品券 | それ以外のギフトカード・商品券 ※図書券は書籍の支払いのみ使える |
その他 | 現金払い、キャッシュカード、代金着払い | 銀聯カード、Alipay(アリペイ)、WeChat Pay(ウィチャットペイ) |
ビックカメラは、基本的にビックカメラグループ以外のクレジットカードや一部電子マネーで支払うのは損です。
ビックカメラSuicaカード1枚あれば、現金と同じくポイント還元10%になり、多額の現金を持ち歩く必要もありません。
さらにビックカメラSuicaカードとSuicaを組み合わせると、ポイント還元率11.5%にアップできます。
1.ビックカメラSuicaカードを使って電子マネーSuicaにチャージする
JRE POINTが1,000円ごとに15ポイント貯まる(ポイント還元率:1.5%)。
2.ビックカメラで買い物をするときに、Suicaで支払う
Suicaでの支払いは現金と同じく10%のビックポイントが付与される(ポイント還元率:10%)。
合計ポイント還元率11.5%
ビックカメラで買い物をするときは、ビックカメラSuicaカードからチャージしたSuicaで支払うのがもっともお得です。
Suicaのチャージ上限は2万円なので、2万円までの支払いが11.5%お得になると考えてください。
Suica残高では足りないときは、現金と併用して支払います。
電子マネーやクレジットカードは使えないので、2万円以上の商品を購入する際は気を付けてください。
Apple Payに登録するとQUICPay払いになる
ビックカメラSuicaカードは、アップル社のおサイフケータイ「Apple Pay」に対応しています。
ただし、iPhoneのWalletアプリにカード情報を登録しても、Suicaは使えません。
これはビックカメラSuicaカード以外のSuica機能つきのクレジットカード全般に当てはまることです。
ビューカードシリーズの場合は、電子マネーQUICPayで登録になり、QUICPayが使えるお店でかざして支払いができます。
iPhoneでSuicaを利用するときは「Suicaアプリをインストールする」または「WalletアプリにSuicaカードを取り込む」のいずれかが必要です。
QUICPay払いになると、ビックカメラSuicaカードの通常のポイント還元率になります。
ビックポイント0.5%+JRE POINT0.5%=ポイント還元率1%
電子マネーでポイント還元率1%は、普通に良い方です。
普段の買い物がスマホ1つでできて、いつでも1%分お得になります。
ビックカメラ店頭で仮カードの即時発行が可能
ビックカメラSuicaカードの申し込みは、「ネット」または「ビックカメラでの店頭(一部店舗限定)」からできます。
オンライン申込みから、手元にカードが到着するまで最短1週間はかかります。
ビックカメラ店頭で申し込むと、仮審査後、すぐに仮カード(店頭発行カード)が受け取れます。
仮カードの利用可能枠は20万円までですが、ビックカメラグループでの支払いにすぐ使えるのがメリットです。
ただし、Suica機能が使えなかったり、ネット申込みよりも、本カードが届くまでに時間がかかったりします。
早くビックカメラSuicaカードを手に入れたい人は、下記からの申し込みをおすすめします。
最高1,000万円の旅行保険も付帯
ビックカメラSuicaカードには、最高1,000万円の旅行保険もついています。
国内旅行保険は利用付帯なので、保障を受けるには、公共交通機関の交通費やホテルの宿泊代などを、当カードで支払う必要があります。
一方、海外旅行保険は自動付帯で、最高500万円までの保障が受けられます。
旅行代金を支払わなくても、ビックカメラSuicaカードを所有しているだけで、海外旅行保険が適用されます。
残念ながらショッピング保険はありません。
ビックカメラには「ビック長期保証」があるので、ビックカメラで購入した商品の保証はそちらで受けられます。
同じビックカメラグループのクレジットカード「ビックカメラJ-WESTカード」には、年間150万円まで保障するショッピング保険がついています。
ビックカメラJ-WESTカードは西日本、四国、九州エリアの新幹線・特急が割引になる特典があり、西日本エリアにお住まいの方に人気があります。
家族カードは発行できない(ポイント移行は可)
ビックカメラSuicaカードは、VISAとJCBの2種類のカードブランドから、好きな方を選べます。
初めてクレジットカードを申し込む方は、利用可能なお店が多いVISAブランドがおすすめです。
家族カードは発行できません。
しかし、ビューカードには家族間の「ポイント移行サービス」があります(家族間 = 同じ住所に住んでいて同姓の会員同士)。
無料登録可能なビューカードのネットサービス「VIEW’s NET」を通じて、1ポイント以上、1ポイント単位で手数料無料で移行できます。
そのため、家族カードがなくても、それぞれが本会員としてビックカメラSuicaカードを持てば、ポイントを合算して利用が可能です。
また、もう一つのデメリットとして、ETCカードを発行すると年会費がかかるということがあります。
ビックカメラSuicaカードでは、追加カードとして、ビューETCカードの発行もできます。
年会費が524円と有料で、ポイント還元率も一般的なので、わざわざ発行する必要性は低いと思います。
紛失したときの対処法
もしビックカメラSuicaカードを紛失してしまったら、すぐにビューカード紛失・盗難デスクに電話をして状況を報告してください。
ビューカード紛失・盗難デスク(24時間365日対応です)
03-6685-4800
ビックカメラSuicaカードには盗難補償が付いています。
もし、紛失したカードが不正利用されたり、落としたカードが見つからなかったりする場合も安心です。
紛失盗難デスクに電話をかけた日から60日前までさかのぼり、原則としてカードの不正利用分やSuicaの残高も含めて、すべて補償してもらえます。
ちなみに、ビックポイントの利用停止は、ビックカメラポイントサービスセンターで行います。
ビックカメラポイントサービスセンター
ナビダイヤル 0570-03-0811
(受付時間:AM10:00 – PM9:00)
Suica利用者は持った方が良い最強の1枚
ビックカメラSuicaカードは、ビューカードのなかでもダントツの人気です。
年会費は初年度無料、2年目以降も1度でもカードを使えば無料です(一度も使わない場合は524円)。
ビューカードならではの高いポイント還元率と、年会費実質無料で使えるのが、最大のメリットです。
ビックカメラで買い物をするときは、事前にSuicaへチャージして、Suica払いをすると、11.5%のポイントを獲得できます(上限20,000円)。
交通系ICカードの共通化により、全国どこでもSuicaが使えます。
また交通系ICカードのなかでは、唯一のモバイル対応なのも大きいです。
Appleユーザーも、iPhone7やApple Watch2以降の機種からSuicaが使えるようになりました。
Suicaアプリからチャージをすれば、現金要らずで、オートチャージが使えないSuica・PASMOエリア外でも、残高不足で引っかかる心配もありません。
ビックカメラSuicaカードを利用すれば、年会費を気にせず、いつでも1.5%還元の交通系ICカード・電子マネーとして使えます。
キャッシュレス決済が何かと話題になる世の中ですが、一つ選ぶならば「Suica」、それをさらにお得に使えるのがビックカメラSuicaカードです。
2件のコメント
ビックカメラSuicaカードをネットで申し込んだときに、現在のスイカカード(無記名)の残高は、引き継がれないと思いますが、これは解約すれば良いのでしょうか。
>たーたんさん
確かにSuicaカードの残高の引き継きはできません。
無記名SuicaをMy Suica(記名式)に変更するのであれば
・My Suicaでオートチャージを利用する
・JRE POINT WEBサイトに登録をして、My Suica利用でJRE POINTを貯める
という使い方もできます。
現在の無記名Suicaが不要であれば、返却(解約)しても良いとは思いますが、ビックカメラSuicaカードを使ってみてから、手持ちのSuicaカードをどうするか考えても遅くないかとは思います。