QUICPay(クイックペイ)

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クイックペイ

QUICPay(クイックペイ)はJCBカードが展開している後払い式の電子マネーです。

電子マネー黎明期から存在していて、ドコモが展開しているiD(三井住友VISAカードと提携)とライバル関係にあります。

後払い式なので、電子マネーの残高を気にする必要がありません。一方で、支払いはクレジットカードを経由する形となるため、クレジットカードの発行が必須となります。

カードをかざして支払う方法と、「おサイフケータイ」対応機種と紐付けを行い、携帯電話をかざして支払うタイプの2通りの方法があります。

レジでの合言葉は「QUICPayで払います」。

iPhone7 最新情報
JCBの電子マネー「QUICPay」がApple Payに対応します。

2016年1月15日までApple Pay利用額の10%を還元するキャンペーンも実施中です。

iPhone7にQUICPay搭載のクレジットカードを登録することで、おサイフケータイとして使えます。カード不要で携帯をかざして支払いができます。

年会費無料で使えるJCBカードの一覧はこちら

電子マネーQUICPayの特徴

最大の特徴は、後払い方式でクレジットカードと紐付けられている点です。QUICPayそのものにポイントサービスがあるのではありません。各クレジットカードのポイント還元率に依存します。

また、クイックペイと電子マネーのnanacoを一体型にした、「QUICPay(nanaco)」も登場しているので、詳しく紹介します。

チャージのいらない電子マネー

QUICPay(クイックペイ)はクレジットカードと紐付けて使うため、電子マネーのチャージが不要です。残高を気にせずに使って、後日クレジットカードの請求と一緒に引落によって使った分を支払います。

上記の理由から、QUICPayを使うにはクレジットカードを持つことが必須となります。しかし、電子マネー残高を気にしなくて良いことの他に、もう一つメリットがあります。

それが、「盗難や紛失にあった場合にクレジットカードと同様の補償がつく」ことです。万が一、クレジットカードやおサイフケータイを紛失したり、盗まれた場合でも、被害額に関しては原則としてすべて補償されます。

また、最近の電子マネーは支払い時にサインを求められるケースが少なくありません。しかし、QUICPayの場合はそのようなことはなく、サイン不要、暗証番号不要でサクッと支払えます。

ポイント還元率はカードに依存

QUICPayそのものがポイントサービスを展開しているわけではありません。あくまでも「QUICPayでスピーディーに支払い → 後日クレジットカード請求で引落 → クレジットカードのポイントが貯まる」という流れになるので、ポイント還元率は利用するクレジットカードに依存します。

つまり、ポイント還元率の高いクレジットカードをQUICPayを結び付けて使う方がお得ということです。

しかし、すべてのクレジットカードがQUICPayと紐付けできるわけではありません。QUICPayが使えるカード会社は以下のとおりです。

■クレジットカード一体型・専用カード・QUICPayモバイルが選べる会社
・JCB
・オリコ
・MUFGカード
・セディナ
・セブンカード
・アプラス
・UCSカード
・日専連

■QUICPayモバイル(おサイフケータイ)だけが選べる会社
・クレディセゾン
・UCカード
・アメリカン・エキスプレス

おサイフケータイの対応機種は決まっています。iPhoneについても、iPhone7以降の機種であればおサイフケータイが使えます。

もしあなたがおサイフケータイ非対応機種を使っている場合は、JCBやオリコなどの「カードタイプのQUICPay」を発行しているカード会社のクレジットカードを作る必要があります。

上記のカード会社の中で、おすすめなのは3社です。

■JCB
QUICPayの本家。提携カードを多数発行しているため、種類が豊富。代表的なカードではANA JCBカードJCBカードエクステージなど。

■オリコ
オリコカード・ザ・ポイントというポイント還元率が高いカードを発行している。また、電子マネー「iD」の同時搭載も可能。

■セブンカード・プラス
セブンカードプラスを使うと、nanacoポイントが貯まる「QUICPay(ナナコ)」を利用することが可能。

クイックペイが使えるお店

使えるお店

クイックペイは、「JCB」という独立したカード会社が展開しているので、利用可能なお店が多いです。例えば、電子マネーWAONはイオングループなので、セブンイレブンで使えないとか、nanacoはセブン&アイグループなので、イオンで使えない。といったことが起こっています。。。

しかし、QUICPayに関してはそのようなことはなく、主要なコンビニエンスストアやスーパーマーケットでは大体使えます。

後述する「クイックペイ(ナナコ)」なら2つの電子マネーが使えるお店を両方カバーできるので、より多くのお店で電子マネーを使ったスムーズなお買い物が実現できます。

海外やネット通販では使えない

クイックペイのデメリットとして、海外やネット通販では使えないというものがあります。

もしネットショッピングで使いたかったり、海外旅行で支払いをしたい場合は、素直にクレジットカードを使うことをおすすめします。

クレジットカードには、「海外旅行保険」や「ショッピング補償」が付いているケースも多いで、むしろ電子マネーで支払うよりもメリットが大きいです。

効率的にポイントを貯める方法

電子マネーをフル活用するために、よりお得にポイントを貯める方法をまとめます。

キャンペーンを利用する

クイックペイのポイント還元は、各クレジットカード会社に依存します。そして、クレジットカード会社によって、それぞれ期間限定のキャンペーンを展開していることが多いです。

例えば、私がこの記事を書いている時は以下の様なキャンペーンをやっていました。

  • イオングループの飲食店でQUICPayを使えばその場で5%割引
  • ユニーグループでQUICPayを使うと5%キャッシュバック
  • クイックペイを使うと総額600万円が当たるキャンペーン

などなど。
このようなキャンペーンを積極的に利用していくことで、よりお得に電子マネーを使うことができます。

QUICPay(ナナコ)で利便性をアップ

nanaco(ナナコ)

QUICPay(ナナコ)は、クレジットカードのセブンカードプラスを発行すると使える特殊な電子マネーです。一言で言うと「nanacoとQUICPayの一体型」。

カードの券面自体は電子マネーの「nanaco」と同じです。ナナコカードにQUICPayの機能を搭載する形となるので、通常のnanacoと同じく、チャージをして、nanacoが使えるお店で使うと、100円ごとに1nanacoポイントが貯まります。

しかし、前述のように電子マネーnanacoは「nanacoはイオングループでは使えない」デメリットがあります。(セブン&アイとイオンはライバル関係にあるため)

そのような「nanacoが使えない場所」でも、「QUICPayで支払います!」と言ってnanacoカードを渡せば、QUICPayによる支払いができます。(例えばイオングループはQUICPay支払いに対応しています)

QUICPay支払いをした分に関しては、200円ごとに1nanacoポイントが貯まります。(セブンイレブンに限り200円ごとに3nanacoポイント)

nanacoの利用可能店舗、QUICPayの利用可能店舗の両方で電子マネーが使えるのが、クイックペイ(ナナコ)のメリットです。

ただし、ひとつ注意しておくことがあります。
それは、nanacoもQUICPayも両方使えるお店での支払い時です。(例えばイトーヨーカドーは両方の支払いに対応している)

このようなお店でQUICPay支払いを選択してしまうと、200円で1ポイントしか貯まりません。両方の電子マネーがOKのお店ではnanacoを選択する方が、ポイント還元率が高くなることもあります。

QUICPay支払いがお得
セブンイレブン(200円で3nanacoポイント)
nanacoが使えないお店(200円で1nanacoポイント)

nanaco残高からの支払いがお得
(セブンイレブン以外の)nanacoが100円で1ポイント貯まるお店(例:イトーヨーカドー)

ここに注意しよう!
クイックペイnanacoが使える場合、
イトーヨーカドーでクイックペイnanaco支払いをすると損。(nanaco支払いがお得)
セブンイレブンでnanaco支払いを選択すると損。(QUICPay支払いがお得)

ちなみに、イトーヨーカドーではセブンカード・プラスによるクレジットカード払いを選択すると一番お得となります。(200円で3ポイント)

セブンカードプラス自体は、年会費500円+税(ただし年間5万円以上の利用で年会費無料)で使えるクレジットカードです。セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループのお店で使うと、ポイント還元率が1.5%となります。

nanacoポイントが付与されるので、貯めたポイントの使い道に困りません。また、年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえるなど、お得なクレジットカードの一つとして、徐々に人気が上がってきています。

オリコカード・ザ・ポイントで高還元

オリコカード・ザ・ポイント

高いポイント還元率を誇る、QUICPay対応のクレジットカードが「オリコカード・ザ・ポイント」です。年会費無料で使えるだけでなく、カードデザインもクールなので、個人的にもおすすめしたい一枚です。

このカードは、100円ごとに1ポイント(還元率1%)が貯まります。ただし、Amazon.co.jpや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが参加しているポイントアップモール「オリコモール」を経由してネット通販を利用すると、さらに0.5%のポイントが上乗せされます。

そしてさらに、入会後6ヶ月間は還元率が2倍になるので、最大で2.5%のポイント還元が受けられるお得なクレジットカードです。

  • 通常利用:1.0%
  • ポイントモールを経由してのネット通販:+0.5%
  • 入会後6ヶ月:+1.0%

ポイント還元率が高いだけでなく、2つの電子マネーを一体型として搭載できる特徴があります。オリコカード・ザ・ポイントでは「QUICPay」と「iD」の両方を一枚のカードに集約できるので、電子マネーの利用可能エリアが大きく広がります。

そしてもちろん、どちらの電子マネーで支払っても高いポイント還元率を得ることが可能です。

29歳以下限定のJCBの本気カード

JCBカードエクステージ

QUICPayを展開している本家「JCB」カードにこだわりたい場合は、29歳以下限定となりますが「JCB CARD EXTAGE(JCBカードエクステージ)」が大変強力です。

このカードは人気のディスニーデザインも選択できます。

年会費無料で使えるだけでなく、ポイント還元率も高めに設定されています。

通常は、1,000円につき1ポイントが貯まります。これはその他のJCBカードも同じです。(1ポイント=5円の価値なので還元率は0.5%)

しかし、JCBカードエクステージが優れているのは、ボーナスポイントが豊富だからです。例えば以下の様なボーナスポイントが得られます。

  • 入会後3ヵ月はポイント3倍(1.5%還元)
  • 入会初年度はポイント1.5倍(0.75%還元)
  • 海外での利用分はポイント2倍(1%還元)

さらに、「ORIGINAL SERIESパートナー企業」で使うとポイントが貯まりやすくなります。このパートナー企業のラインナップが結構すごいです。これはほんの一例ですが、

  • スタバで1,000円以上使うとポイント5倍(2.5%)
  • Amazonで使うとポイント3倍以上(1.5%)
  • セブンイレブンで使うと3倍(1.5%)
  • イトーヨーカドーで使うと3倍(1.5%)
  • ガソリンスタンドのエッソ、モービル、ゼネラル、昭和シェルは2倍(1%)

あまりにお得なので、29歳以下の人しか持つことができません。これは、将来の見込み客として、若い方にJCBカードの良さを知ってもらいたい(その代わり赤字覚悟のお得さを提供)という、JCBの狙いがあります。使わない手はありません。

前述のオリコカード・ザ・ポイントと比較すると還元率は劣りますが、最高2,000万円の海外旅行保険を搭載しているなど、ポイント還元以外のメリットもあります。

もちろん、QUICPayの利用も可能です。

年会費は無料です。

口コミ情報

電子マネー「QUICPay」に関する評判を集めてみました。実際に使っている人の口コミ情報を元に、お得な使い方を調査します。

管理人はこう思う

後払い式の電子マネーで支払いが便利なクイックペイ。JCBが展開していることもあり、JCBカード保有者を中心に、利用している人も多いです。

しかし、普及率で言うと同じ後払い式の電子マネーである「iD」に、やや引けをとっている印象です。

ポイント還元は「どのクレジットカードを使うか?」によって左右されますが、個人的におすすめしたいのが、「オリコカード・ザ・ポイント」と「セブンカードプラス」です。

オリコカード・ザ・ポイントは、還元率が高いだけでなく、クイックペイとiDの両方を一体型にした利便性の高い年会費無料カードです。

一方、セブンカードプラスは、人気が高まっている「クイックペイ(ナナコ)」を使うことができるクレジットカードです。電子マネーのnanacoが使えるお店とクイックペイが使えるお店の両方をカバーできるメリットがあります。

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