PASMOのお得な使い方!クレジットカードとの合わせ技でポイント倍増

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PASMO

PASMO(パスモ)は関東でSuicaに次いで人気の電子マネー機能付き交通系ICカードです。

SuicaはJR東日本が発行していますが、PASMOは首都圏中心の複数の鉄道会社によって発行されているため、どのように使えばお得なのかわかりにくいです。お得に利用する方法としては、やはりクレジット機能一体型のPASMOを使い、日常の乗車や買い物に利用することです。

今回は、PASMO一体型クレジットカードのラインナップとその特典についてまとめました。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

PASMOがお得に使えるクレジットカードまとめ

各鉄道会社が展開しているクレジットカードと、オートチャージ機能が使えるPASMO一体型カードをまとめます。ゴールドカードは年会費が1万円以上かかりますが、一般カードであれば年会費は無料または格安で利用することが可能です。

東京メトロ To Me CARD

東京メトロはTo Me CARDシリーズのクレジットカードを展開しています。PASMO一体型のカードは以下の3枚です。

ソラチカカードは、ANAマイルと相性が良いのが特徴です。ANA航空機に搭乗した時にもらえる搭乗ボーナスマイル(積算率10%)がついたり、メトロポイントとANAマイルの相互交換などが可能です。毎年継続ボーナスとして1,000マイルがもらえるのですが、年会費は必ず2,200円かかります。(初年度年会費は無料)

また、東京メトロ乗車時に付与される乗車ポイントも、To Me CARD Primeと比較して低めとなっています。

To Me CARD Primeは、乗車ポイントが最もたまるお得なカードです。年会費は初年度無料、2年目以降も年間50万円以上の利用で無料となるので、積極的にクレジットカードを利用する人にとっては、非常にメリットが大きいです。

OPクレジットカード(小田急)

OPクレジットカード

小田急電鉄が発行しているのがOPクレジットカードです。東京メトロにはANAと提携したソラチカカードがありましたが、小田急はJALとの提携カードがあります。PASMO一体型が選べるラインナップは以下のとおり。

  • OPクレジットカード
  • OPクレジットカードゴールド
  • JALカード OPクレジット

最も定番のカードは、OPクレジットカードです。PASMO電子マネーの利用や小田急乗車時にポイントが貯まります。また、クレジットカード利用時にもポイントが貯まります。OPクレジットカードの良いところは、初年度年会費無料、2年目以降も年1回以上の利用で無料であることです。鉄道系クレジットカードでここまで無料条件が緩いカードは珍しいので、年会費無料にこだわりたい方にはおすすめです。

もう一つは、JALカードとOPクレジットカードが一つになった「JALカード OPクレジット」です。年会費は初年度無料ですが、2年目以降は2,200円がかかります。JAL航空機の搭乗やクレジットカードの利用でマイルが貯まる他、小田急ポイントサービス加盟店で使うと、小田急ポイントも貯まります。また、貯めた小田急ポイントはJALマイレージとの相互交換が可能です。

京王パスポートカード

京王パスポートVISAキラリナカード

京王電鉄は、京王パスポートの名称でクレジットカードを発行しています。年会費の無料条件も緩いので京王線に乗る機会が多い人にはおすすめの一枚。ラインナップは他社と同じく3種類です。

  • 京王パスポートVISAカード
  • 京王パスポートVISAキラリナカード
  • 京王パスポートJCBカード

京王パスポートはまず、VISAブランドとJCBブランドに分かれます。

基本スペックは同じなのですが、JCBカードが初年度年会費無料、2年目以降は263円なのに対して、VISAは初年度無料、2年目以降は263円(ただし年1回以上使えば次年度以降も無料)という条件が付いているので、VISAブランドの方がお得です。

続いて、2枚のVISAカードの比較なのですが、京王パスポートVISAキラリナカードには「お誕生日ポイント」という特典がある分、少しお得となっています。お誕生日ポイント以外のスペックはすべて同じです。ただし、お誕生日も「キラリナ京王吉祥寺で1万円以上の買い物をした人に500ポイント」という条件付きなので、カードデザインで選んでしまっても良いと思います。

京王パスポートカードには、乗車ポイントはありません。クレジットカード利用に対するポイントと、PASMO利用分のポイントのみなので、ポイント還元率という点では、他社にやや劣る印象があります。

京急プレミアポイント

京急プレミアポイント

京急電鉄の発行するクレジットカードの名称は「京急プレミアムポイント」です。京王パスポートと同じく、乗車ポイントが貯まらないので、クレジットカードとPASMO利用分がポイント獲得の主な手段となります。

  • 京急プレミアポイントシルバー(UCカード)
  • 京急プレミアポイントシルバー(DCカード)
  • 京急プレミアポイントゴールド(MUFGカード)

2枚のシルバーカード(一般カード)と1枚のゴールドカードがラインナップとしてありますが、いずれも発行カード会社が違います。シルバーカードは年会費永年無料なので、「PASMOオートチャージ機能が使えて年会費無料のカード」ということであれば、京急プレミアムポイントシルバーがおすすめです。

ゴールドカードはクレジットカード利用時のポイント還元率が2倍となる他、京急タクシー利用券1万円分などの特典も付いています。ゴールドカードの中では珍しく、年会費は初年度無料、2年目以降は2,095円と格安です。

京成カード

京成カード

京成電鉄が発行する「京成沿線最強のクレジットカード」と言われる京成カード。ゴールドカードなどのラインナップはなく、一般カードのみの扱いとなります。年会費は550円。

京成沿線のお店で優待などが受けられる特典はあるものの、これといって目立ったメリットはなく、PASMO利用分、クレジットカード利用に対してもポイント還元のみとなっています。

SEIBU PRINCE CLUBカード

SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン

SEIBU PRINCE CLUBカードは、西武鉄道などを運営する西武グループが発行するクレジットカード。セゾンカードが発行していることもあり、カードブランドはVISA・MasterCard・JCB・AMEXが選べます。AMEXのみ年会費が3,300円必要ですが、その他のカードブランドは年会費無料で利用できます。

  • SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン
  • SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン ゴールド

110円ごとにプリンスポイントが1ポイント、そして1,000円利用ごとに1ポイントの永久不滅ポイントが貯まります。

相鉄カード

相鉄カード

相鉄ホールディングスが発行する相鉄カードは、年会費無料で利用できます。PASMOオートチャージ機能が付いたクレジットカードは数多くありますが、無条件で年会費無料のクレジットカードは珍しいです。ラインナップは相鉄カード(一般カード)のみ。

PASMO一体型だけでなく、電子マネーiD搭載のカードも選択可能です。

クレジットカード利用金額1,000円につき5ポイントの還元が受けられる他、ジョイナスやザ・ダイヤモンドでのカード会員限定10%OFFセールへ招待してもらえます。また、横浜西口のジョイナス、ザ・ダイヤモンド、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズで相鉄カードを使うと、ポイント還元率が2倍にアップします。

東急カード

東急カード

東急カードは、すべてのクレジットカードにオートチャージ機能が付いています。また、PASMO一体型とクレジットカードとPASMOの分離型を選択可能です。(ゴールドカードはすべて分離型)

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOという名前の通り、JALマイルと東急ポイントの相互交換が可能、また東急ホテルズでお得なコンフォートメンバーズの機能が付いたカードも選択可能です。貯まったポイントはそのままPASMOにチャージして使えるので、使いみちに困りません。

東武カード

東武カード

スカイツリーで有名な東武鉄道の発行するクレジットカード。PASMOのオートチャージに対応しているクレジットカードは2つありますが、利用頻度が多い人は東京スカイツリー東武カードPASMOの方がお得です。

  • 東武カード
  • 東京スカイツリー東武カードPASMO

通常の東武カードは年会費無料で利用できますが、定期券購入時のポイント還元率は0.5%です。また、クレジットカードに定期券が搭載できないため、別途定期券を持ち歩くことになります。一方で、東京スカイツリー東武カードPASMOは、年会費が1,100円かかりますが、定期券購入時のポイント還元率が1.5%と、通常の3倍になります。年間10万円の利用で年会費相当分のポイントが貯まる計算です。

また、東京スカイツリー東武カードPASMOはクレジットカードに定期券を印字できる他、ショッピング保険などの特典も付いています。

横浜交通 ハマエコカード

ハマエコカード

横浜交通が展開しているハマエコカードは、初年度無料、2年目以降は地下鉄の定期券を購入すると年会費無料で使えるクレジットカードです。PASMOオートチャージだけでなく電子マネーのiDも搭載しており、利用金額に応じてポイントが貯まります。

カードを発行しているのは三井住友カードです。三井住友カードが展開しているVポイントは、ドコモポイントやヨドバシカメラのポイントなど、他社のポイントと交換することも可能です。

最も利用する鉄道のクレカがおすすめ

PASMOをお得に使うのであれば、自分が最も利用する鉄道のクレジットカードを選択するのが良いと思います。

しかし、鉄道会社によってはポイントや特典に力を入れているところと、そうでないところがハッキリと分かれているのも事実です。

さまざまな電車に乗るというのであれば、東京メトロのTo Me CARDあたりが最も利用メリットが大きいです。


カードのスペックはこちらで解説
乗車ポイント5倍!東京メトロ To Me CARD Prime

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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