au PAY

B! pocket

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

au PAY

au PAYは、携帯会社のKDDIが展開する電子マネーです。

au PAY プリペイドカード、au PAY カード、au PAY Market(ショッピングサービス)、au PAY ポイントプログラム(ポイントサービス)で、au PAYを利用したり、ポイントを貯めたりできます。

au PAYの利用には「au ID」との連携が必要です。

そのため、au PAYはau携帯電話やauひかりの利用者しか使えない、あくまでもauユーザー向けの電子マネーになっています。

ただし、auのサービスと連携させることで、ポイント還元率が大きくアップしたり、貯まったポイントの使いみちも多かったりするため、auユーザーから高い評価を受けています。

最新情報:貯まるポイントがPontaポイントに変更

KDDIとローソンの提携により、2020年5月以降、KDDIが提供するポイントサービスが、au PAYポイントからPontaポイントに変わります。

au PAYポイントカードやau PAY カード、au Payなど、KDDIのサービス利用で貯まるポイントが、Pontaポイントになります。

au IDとPonta会員IDの連携も予定しており、Pontaアプリでau PAYが使えたり、au PAY アプリにPontaカード機能がついたりします。

2020年8月予定のau IDのオープン化により、auユーザー以外もKDDIのサービスが使えるようになります。

ポイントサービスの変更によって「各サービス利用でのポイント付与率に変化はあるのか?」、「ポイントアップ店で利用で、今までのようにボーナスポイントはもらえるのか?」など、気になる点は多々あります。

2020年1月8日現在、公式から情報は出ていないので、最新情報が入り次第、追記します。

Mastercard加盟店の支払いに使える

mastercard

au PAY プリペイドカードは、クレジットカードの国際ブランドMastervard(マスターカード)との提携によって生み出された、国際ブランド付きプリペイドカードです。

主な使い方は、au PAY プリペイドカードにチャージ(入金)をして、Mastercard加盟店の支払いに使うです。

au PAY プリペイドカードの発行手数料や年会費は無料です。

クレジットカードのような審査は不要で、auユーザーであれば誰でも持つことができます。

MasterCardが使えるお店ならば、国内、ネット通販、海外問わず利用OKです。

国際ブランドの中でもMastercardは、VISAに次ぐNo.2のシェアがあるので、MasterCard加盟店は非常に多く、クレジットカードが使えるお店では、ほとんど問題なく使えます。

ただし海外で使うと4%の手数料が上乗せされるので、現金やクレジットカードなど、他の支払い方法を使った方が賢明です。

使い方はクレジットカードとほぼ同じ

au PAY プリペイドカードは、いわゆる「国際ブランド付きプリペイドカード」で、決済方式は「クレジットカードの仕組み」を使っています。

そのため、お店の支払いに利用する際は「カード払いで」と伝えて、カードを渡します。

店員さんに「何回払いですか?」と聞かれた時は「一回払いで」と答えましょう。

国際ブランド付きプリペイドカードは1回払いのみで、分割やリボ、ボーナス払いなどはできません。

決済端末の溝にカードを差し込んでスライドさせることで、カード情報を読み取り、支払いが完了します。

場合によっては、クレジットカードと同様に、サインやPINコード(4ケタの暗証番号)を求められることがあります。

また利用明細に「クレジットカード」と記載されることがありますが、これは形式上のものです。

実際にはチャージした残高からの即時払いになっています。

もちろん、au PAY プリペイドカードは、ネット通販でも問題なく使えます。

Amazonや楽天で買い物をする人は多いと思いますが「クレジットカードは持ちたくない」と考える人も多いです。

しかしau PAY プリペイドカード1枚あれば、クレジットカードがなくても、ネット通販での買い物が楽しめます。

プリペイドカードで支払えないお店やサービスは?

公共料金

これは他の国際ブランド付きプリペイドカードにも当てはまることですが「月額料金など定期的な引き落としが必要」な支払いには使えません。

  • auなどの各種通信料金や公共料金
  • インターネットプロバイダー料金
  • 有料放送の視聴料金、動画配信サービスの月額料金
  • ガソリンスタンドの給油
  • 高速道路料金
  • 飛行機の機内販売サービス

Apple PayやGoogle Payのかざして支払いもOK

おサイフケータイ

au PAYプリペイド、クレジットカードともに、Apple Pay(アップルペイ)やGoogle Pay(グーグルペイ)にカード情報を登録することで、QUICPay加盟店にて「かざして支払い」ができます。

Apple PayはiPhone7以降の機種、Google Payはおサイフケータイ対応のAndroidスマホで使えます。

ちなみにauではコード決済サービス「au Pay」が2019年4月から開始予定です。

WALLETポイントの基本還元率は0.5%

ポイント

au PAYカードを使って買い物をすると、支払い額200円ごとに1WALLETポイントが貯まります。

ポイント還元率に換算すると0.5%と、先払い型の電子マネーとしては一般的な還元率です。

しかし、WALLETポイントの還元率は使う場所によってアップします。

「au PAYポイントアップ店」で使うと、それぞれの店舗に応じてボーナスポイントがもらえます。

  • セブンイレブン:+0.5%
  • イトーヨーカドー:+0.5%
  • マツモトキヨシ:+1.0%

上記の場合、マツモトキヨシで買い物をする時、au PAYを使うとポイント還元率は合計で1.5%になります。

そして「通信サービスの利用」によるポイント還元も受けられます。

auの携帯電話料金やauひかりの固定電話料金に関しては、1,000円ごとに10ポイントが貯まります。(還元率1%)

さらに期間限定のキャンペーンも積極的に行われています。

au PAYは通常の還元率こそ低めですが、ポイントアップ店やキャンペーンが豊富なので、実質的には有利に使えるシーンが多いと思います。

貯まったWALLETポイントの代表的な使い方は、先程説明した「au PAYにチャージして再び電子マネーとして使う」方法です。

これが一番お得なポイントの使い道です。

その他、機種変更時の料金値引き、アプリや動画などのデジタルコンテンツの購入費としても使えます。

しかし、これらはすべてau PAYでも支払えるので「貯めたポイントを再び電子マネーにチャージ → 電子マネーで各種支払いを行う」という流れを組めば、再度ポイント還元のチャンスが得られるのでお得です。

貯めたポイントの使い道に困ったら、電子マネーにチャージしておけば間違いないと覚えておきましょう。

au PAYのチャージ方法

チャージ

au PAY プリペイドカードは、前払い式の電子マネーなので、使う前にチャージ(入金)が必要になります。

しかし、au PAYの場合はチャージの方法が非常に簡単で、アプリやWEBサイトからいつでもすぐにチャージできます。

au PAY アプリ、WEBでのチャージ方法

auかんたん決済
後日auの携帯料金と一緒に支払う方法です。

クレジットカード
クレジットカードを使って電子マネーにチャージする方法です。
利用可能なカードは、au PAY カードの他に、Mastercard、VISA、JCBブランドの一部クレジットカードが対象となります。

auじぶん銀行
auじぶん銀行の口座と紐付けて、チャージ金額が口座残高から引き落とされます。

WALLETポイント
au PAYの利用で貯めたポイントを「1ポイント=1円」として、再度電子マネーにチャージします。

auショップ、ローソン
「au PAY プリペイドカードにチャージをしたい」と伝えて、カードと現金を渡します。

auショップではスタッフ、ローソンでは自分でチャージを行ないます。

auかんたん決済やauじぶん銀行に限定されますが、支払い時に残高不足だった場合、自動的に不足分がチャージされる「オートチャージ機能」が利用できます。

電子マネーの残高は、au PAY アプリからいつでもリアルタイムでチェックできます。

au PAYスマートローンで残高の借入も可能

au PAYスマートローン

2019年4月下旬から開始のau PAYスマートローンは、au PAY アプリを利用したローンサービスです。

1万円から借入が可能で、利用限度額は最大50万円です。

借入金額をau PAY 残高にチャージすることで、au PAY プリペイドカードやau PAYでの支払いに使えます。

他にも金融機関口座への振込やセブン銀行ATMでスマホを使った現金引き出しも行なえます。

実質年率は8.0~18.0%で、審査に応じて適用金利が決定します。

申し込みの際にはau IDに登録している会員情報が自動的に反映されるため、手続きに手間がかかりません。 

また一般的なカードローンとは違い、アプリ完結で専用カードがないので、ローン利用を周囲に知られたくない方も使いやすいです。

au PAYスマートローンの公式サイトはこちら

au PAY カード利用者は使えない

au PAY カード

ちなみに、既にau PAY カードを持っている人は、au PAYスマートローンを利用できません。

au PAY カードにはキャッシングサービスがあり、こちらと併用不可になっています。

キャッシングサービスでは、ATM・CDで現金受取りや金融機関口座に振込にて、借り入れしたお金を受け取れます。

実質年率は14.95~17.95%で、年率や利用限度額は審査内容に応じて変わります。

WALLETポイントを効率的に貯める方法

au PAYポイント

au PAYをフル活用するために、よりお得にポイントを貯める方法をまとめます。

ポイント還元率を最大化するために、au PAY カードを合わせて活用することをおすすめします。

au PAY カード

au PAY カードは、au携帯電話やauひかりなど、KDDIのサービスを契約している人だけが持てるカードです。

入会金・年会費は無料で使えます。

クレジットカード利用額200円ごとに2ポイントが貯まります。

1ポイント=1円なので、ポイント還元率は1%です。

また、通常はau携帯電話を使うと1,000円ごとに10ポイントがもらえます。

その料金をクレジットカードで支払うと、さらに200円ごとに2ポイントがもらえるので、トータル2%の還元となります。

またauショップ来店時にau PAY カードをかざすと「au PAYウエルカムガチャ」を引くことができ、ポイントが貯まります。

もちろん公共料金の支払いなど、一般的なクレジットカードの利用でもWALLEポイントが加算されます。

貯めたポイントは、au PAY プリペイドカードに1ポイント=1円としてチャージすることができ、さらに電子マネーで支払えば、0.5%が還元されるしくみです。

管理人はこう思う

管理人はこう思う

auがスタートさせた本気度の高い電子マネーです。

主にauユーザー向けのサービスとなるので、ドコモやソフトバンク携帯を使っている人には全くおすすめできません。

au PAY プリペイドカードとして使う機会が多いと思いますが、通常のポイント還元率は0.5%の還元率とあまりお得ではありません。(ちなみに楽天EdyやWAONも同じポイント還元率0.5%です)

ただし、セブンイレブンやマツモトキヨシをはじめとする「ポイントアップ店」で使うと還元率が大幅にアップします。

また、期間限定の「キャンペーンボーナス」では還元率が5%を超えるお店も登場するなど、積極的なポイントの付与を行っているのが特徴です。

au PAY カードと連携すると、カード利用額200円で2ポイントが貯まるので、より効率よくポイントを獲得できます。

貯めたポイントはau PAY プリペイドカードにチャージして、支払いに使うと利用額200円ごとに1ポイントが貯まるので、効率的にポイント貯めと消費が可能です。

au WALLETに関する記事

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

人気の記事