SUGOCAへのチャージ方法まとめ、オートチャージに必要なクレジットカードは?
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JR九州グループが発行するSUGOCA(スゴカ)は、全国相互利用サービス対応の交通系ICカード・電子マネーです。
交通系ICカードがチャージできる・支払いに使える場所なら、東京や大阪、名古屋、北海道など、九州以外でもSUGOCAが使えます。
今回は、SUGOCAに入金できる場所・お店とチャージ方法をまとめてみました。
SUGOCAは基本的に現金チャージです。
クレジットカードからチャージできるのは、JR九州のクレジットカード「JQ CARD」に限定しています。
SUGOCAへのチャージ方法
SUGOCAのチャージ上限額は2万円です。
チャージは、1回1,000円から千円単位で行なえます。
いずれの入金手段も手数料は無料なので、手軽にチャージできます。
駅構内の自動券売機・精算機・チャージ機
JR九州のSUGOCAエリア内や、北九州モノレールの駅構内にある、交通系ICカード対応の自動券売機や精算機・チャージ機でチャージできます。
◆ICチャージ機での入金方法
- ICカードホルダーにSUGOCAカードをセット
- チャージ金額のボタンを押す
- 現金を挿入する
- SUGOCAにチャージ完了
◆自動券売機でのチャージ方法
- 画面左下の【ICカード】を押す
- 【現金チャージ・利用履歴表示・印字】を押す
- SUGOCAカードを挿入
- 希望のチャージ金額を選択、現金を入れる
- チャージ完了
注意したいのが、みどりの窓口や無人駅、電車内には、チャージ機がないことです。
無人駅には簡易SUGOCA改札機があり、SUGOCAでの入場・出場が可能です。
一方、SUGOCA対応の精算機やチャージ機の設置はなく、残高不足だと運賃の支払いができません。
無人駅には自動改札機がなく、改札の通過はできますが、いわゆる「無賃乗車」状態になります。
SUGOCAには入場記録が残っているので、次回SUGOCAで改札を通るとエラーが出ます。
SUGOCA対応の有人駅の窓口にて、
SUGOCAを利用して(無人駅名)で降りたが、残高不足だったので、そのまま改札を通過した。運賃の精算をしてほしい。
と事情を説明して、運賃を支払い、SUGOCAの入場記録を消去してもらう必要があります。
無人駅で降りる際は、事前に充分なSUGOCA残高があるか確認しましょう。
コンビニ・スーパー
コンビニやイオングループのスーパーなどでも、SUGOCAにチャージできます。
SUGOCAにチャージ可能なお店は、以下のとおりです。
- チャージ可能
- コンビニ:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ
スーパー:イオン、マックスバリュ
ドラッグストア:サッポロドラッグストアー - チャージ可能・利用でJRキューポ付与
- ドラッグストア:ドラッグイレブン
レジでチャージできるので、店員さんに「SUGOCAにチャージしたい」と伝えます。
- レジで「SUGOCAにチャージしたい」と伝える
- 読み取り端末にSUGOCAカードを置く
- コンビニ:画面に表示されたチャージ額を選択する
スーパー:「◯千円チャージしたい」と金額を言う - 現金を渡す
- チャージ完了を待つ
チャージ後、すぐに買い物の支払いに使えます。
ただしコンビニやスーパーでは、SUGOCA支払いでJRキューポが貯まる「JRキューポ対象加盟店」ではありません。
SUGOCAで支払っても、JRキューポは貯まりません。
セブンイレブンはnanaco、イオンはWAONというように、別の電子マネーを利用した方が、ポイントが貯まる分、お得です。
JRキューポ対象加盟店では、ほぼチャージ不可です。
- JRキューポ対象加盟店
- ショッピング:アミュプラザ(鹿児島・小倉・長崎)、えきマチ1丁目(佐賀)、JR大分シティ、JR博多シティ
駅施設:JR九州主要駅ロッカー、車内販売
飲食店:トランドール、シアトルズベストコーヒー、うちのたまご直売店、うどん居酒屋粋、うまや、驛亭、華都飯店、博多ラーメン 一杢
ホテル:JR九州ホテルズ
アミューズメント:九州鉄道記念館、タイトーステーション
タクシー:熊本駅構内タクシー
その他:ヤマト運輸、100円クリーニングコインズ、ペリカン倶楽部
SUGOCA残高が不足しているときは、SUGOCAで支払った残りの金額を、現金で支払います。
セブン銀行ATM
セブン銀行ATMでは、現金の引き出しや預け入れだけでなく、交通系ICカードのチャージもできます。
- 画面上にある【電子マネーチャージ】を押す
- ATMの読み取り部にSUGOCAカードをセット
- 【チャージ】を選択
- チャージ金額を選択(1,000円単位)
- 紙幣取り出し口に現金を入れる
- チャージ完了を待つ
- おつりがあれば、おつりを受け取る
- 利用明細の必要・不要を選択
- 忘れずにSUGOCAカードを取る
ほかにもnanaco、楽天Edy、au PAY、PayPay、LINE Payなど、複数のプリペイド型電子マネーのチャージも対応しています。
セブン銀行ATMでお金を引き出した後、SUGOCAにチャージできるのは、時間の節約にもなります。
コンビニのレジでチャージだけするのは申し訳ないな、と思う人にも使いやすいです。
JR九州の改札&JQ CARDでオートチャージが使える
SUGOCAのオートチャージ機能を利用するには、以下の2つの条件があります。
- JQ CARDを持っている
- JR九州や北九州モノレールの自動改札機を通過する
JQ CARD申し込み時に、オートチャージ設定機能設定を選択すると、カード発行からオートチャージサービスが使えます。
JR九州や、北九州モノレールの自動改札機を通過した際、SUGOCA残高が設定金額未満だと、自動的に一定金額がチャージされます。
同じ九州エリアの交通系ICカード「はやかけん」では、オートチャージが使えません。
残高不足の心配がなく、電車やバス、お店の買い物の支払いに使えるのがメリットです。
チャージ金額は、JQ CARDへ請求になり、利用金額に応じたJRキューポが付与されます。
SUGOCAエリアの列車をSUGOCAで乗車すると、運賃1%分のJRキューポが貯まります。
そのため、SUGOCAオートチャージを利用すると、チャージと乗車でポイント2重取りができます。
JQ CARDのポイント還元率なので、合計1.5%ものポイント高還元になります。
スマホでチャージ可能はSuicaのみ
SUGOCAはSuicaのように、ATMやアプリからのクレジットチャージには対応していません。
JR九州や北九州モノレールを利用しない人は、クレジットチャージの恩恵が受けられないのがデメリットです。
交通系ICカードに、スマホからクレジットチャージできるのは、JR東日本のSuica(スイカ)だけです。
スマホにインストールしたSuicaアプリやモバイルSuicaから、ネット経由で、簡単にクレジットチャージができます。
Suicaアプリに登録できるクレジットカードは、VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Clubと、手持ちのカードが使えます。
ただし、SuicaでSUGOCAエリアの列車を利用しても、乗車ポイント(JRキューポ)は貯まりません。
Suicaは、JR東日本グループのクレジットカード「ビュー・カード」からSuicaチャージすれば、ポイント還元率1.5%になります。
結果的にSUGOCAオートチャージ利用で、ポイント還元率1.5%と同等のポイントが貯められ、損はありません。
「スマホ1つで電車やバス、買い物の支払いを済ませたい」と考える方は、Suicaの選択肢もありだと思います。
もちろん、SuicaもSUGOCAエリア、はやかけんエリアで問題なく使えます。
Suicaの詳しい使い方については、下記記事で取り上げています。
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