5%OFFは対象外に!WAON POINTカード改悪後、イオンで代わりに使える支払い方法を比較
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2020年4月1日から、WAON POINTカードの特典が変更になります。
1.イオングループのWAON POINT加盟店でのお会計で、カードを提示した際、WAON POINTが貯まる支払い方法が、現金とイオングループの商品券・ギフトカードのみになる。
- 現在
- 現金、電子マネー(交通系電子マネー、iD、QUICPay、PayPay、Visaタッチ決済)、クレジットカード、各種商品券・ギフトカード
- 2020年4月1日以降
- 現金、イオングループの商品券・ギフトカード
2.お客さま感謝デー(食品・日用品・衣料品など、ほぼ全品5%OFF)は対象外。
3.WAON POINTカードは、ボーナスポイント付与の対象外。
変更内容は、「WAON POINTカードサービスの改悪」といっても過言ではなく、利用者からは不満の声があがっています。
◯現金払いでも5%OFFになるので、WAON POINTカードを使っていたが、イオンで買い物をする意味がなくなった。
◯電子マネーWAONやイオンカード以外の支払い方法でも、WAON POINTが貯まるのが良かったのに、サービス変更は残念。
◯イオングループは、他社決済サービス利用者に対して、見切りをつけてきた感がある。
当記事では、
- 2020年4月以降、WAON POINTカードを引き続き利用する価値はあるのか?
- WAON POINTカードの代わりに何を使えばお得なのか?
について、紹介します。
目次
現金派がWAON POINTカードを使い続けるメリット
WAON POINTカードの利用特典が変更になるとはいえ、すべての特典が終了するわけではありません。
特に「WAON POINTカード提示+現金払い」で利用をしていた人は、今後もお客さま感謝デーで5%OFF以外の特典を受けられます。
WAON POINTは引き続き貯まる
お会計時にWAON POINTカードの提示で、200円(税込)ごとに1ポイントのWAON POINTが貯まるのは変わりません。
お客さまわくわくデー、ありが10デーのポイントアップも継続します。
- お客さまわくわくデー(毎月5のつく日)
- ポイント2倍:200円ごとに2ポイント付与
- ありが10デー(毎月10日)
- ポイント5倍:200円ごとに5ポイント付与
今まで「カード提示+現金払い」をしていた人は、2020年4月以降も問題なくWAON POINTを貯められます。
ただし、ボーナスポイント対象商品の購入で、ボーナスポイント付与は、対象外になりました。
対象商品の購入で、1点あたり20~80ポイントを追加獲得できるのは、かなりお得感がありましたが、こちらも制限が設けられました。
ゲームセンター利用でWAON POINTが貯まる
イオンやイオンモール内にあるゲームセンター「モーリーファンタジー」「PALO」では、来店や利用に応じてWAON POINTが貯まります。
- 来店ポイント
- 来店ポイントマシンにWAON POINTカードをスキャンすると、1~20ポイント付与
- 利用ポイント
- ・わいわいぱーく、スキッズガーデンの利用で、200円ごとに1ポイント付与
・対象のゲーム機で遊んだ際にもらえるチケットを8枚集めると1ポイントと交換
上記のポイントサービスは、WAON POINTカードとdポイントカード限定です。
WAONカードやWAON一体型のイオンカードは、ポイント付与の対象外になっています。
ゲームセンターでよく遊ぶ人は、引き続きWAON POINTカードが必要です。
他社決済サービス利用者はメリットなしに
WAON POINTカードの特典内容の変更で、最も損をするのは「WAON POINTカード提示+他社決済サービス」で利用していた人です。
WAON POINTカードは、電子マネーWAONやイオンカードとの併用はできません。
電子マネーWAONやイオンカードのポイント還元率は0.5%〜1%です。
- 電子マネーWAON
- 通常200円ごとに1ポイント
電子マネーWAON会員は、イオングループ対象店舗で、いつでもポイント2倍 - イオンカード
- 通常200円ごとに1ポイント
イオングループ対象店舗で、いつでもポイント2倍
決済サービスによっては、電子マネーWAONやイオンカードよりも、ポイント還元率が高いこともあります。
そのため、WAON POINTカード提示+他社決済サービス支払いでポイント2重取りができ、イオングループの決済サービスよりもお得になるのがメリットでした。
先日、イオンモール内のサンマルクカフェ(WAON POINT加盟店)にて、WAON POINTカードの提示+PayPay払いをしたところ、2%お得になりました。
WAON POINTカードの提示(0.5%還元)+PayPay支払い(1.5%還元)=2%お得
今回は891円分の利用で、WAON POINTで4円相当の還元+PayPayボーナスで13円相当の還元=実質17円引きに
ちょうど「PayPay残高でのお支払いなら40%戻ってくるキャンペーン」期間中だったので、さらに356円相当の還元も受けられました。
2020年4月以降は、WAON POINTカードとの併用不可のため、PayPay払いの還元のみになります。
WAON POINTカードの現金専用化、5%OFF対象外となれば、主に他社決済サービスで支払っていた人は、当カードを持つ価値がなくなります。
5%OFFの割引目当てなら切り替えの必要あり
WAON POINTカードを使い続ける最大のデメリットが、毎月20日・30日のお客さま感謝デーで、ほぼ全品5%OFFになる対象カードから外れたことです。
お客さま感謝デーを狙って、商品をまとめ買いしていた方は、別のカードに切り替えの必要が出てきました。
お客さま感謝デーで5%OFFの対象になる支払い方法
お客さま感謝デーで、食料品や日用品、衣料品などが、ほぼ全品5%OFFになる支払い方法は、下記のとおりです。
基本的に、電子マネーWAONやイオンカードのクレジット機能での支払いで割引が受けられます。
- WAONカード
- 電子マネーWAONでの支払いで5%OFF
例:WAONカード、G.G WAON、WAONカードプラス、提携WAONカード、ご当地WAON、クレジットカード一体型、キャッシュカード一体型 - モバイルWAON
- 電子マネーWAONでの支払いで5%OFF
おサイフケータイ対応のAndroidスマホで使える - イオンカード
- イオンマークつきのクレジットカード支払いで5%OFF
例:イオンカード、イオンカードセレクト、イオンSuicaカード、イオン首都高カードなど - オーナーズカード
- オーナーズカードの提示で5%OFF
イオン株式会社の株式を100株以上所有する株主に発行している「株主ご優待カード」
持ち株数に応じた、3~7%のキャッシュバックあり
カード提示で5%OFFになるのは、オーナーズカードのみです。
株主優待制度「お客さま感謝デーの5%割引特典」の項目を確認すると、
オーナーズカードをご提示のうえ、現金、WAON、イオンマークのカードでのクレジット払いなどお客さま感謝デーの特典適用となる支払方法でお支払ください。
との記載があります。
イオンオーナーズカードの優待特典変更については、情報が出ていません。
そのため、2020年4月以降も「イオンオーナーズカード提示+現金払い」で5%OFFは継続するように思います。
(情報が入り次第、追記します。)
WAONカードの発行手数料は300円と有料
WAON POINTカードの特典改悪により、切り替え先として最有力候補なのが、WAONカードだと思います。
イオングループ系列店(イオン、イオンモール、ビブレ、マックスバリュ、ダイエー、ミニストップ)のレジ付近やサービスカウンターで、発行手数料300円(税込)を支払えば、簡単に入手できます。
smart WAONのウェブ会員登録にて、WAONカード情報を登録すれば、WAON POINTカードで貯めたポイントとの合算も可能です。
WAON POINTカードに貯まったWAON POINTを使い切る必要なく、気軽にWAONカードへ移行できます。
ただし、WAON POINTカードと違い、WAONカードは発行手数料が300円と有料なのがネックです。
セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」では、新規入会キャンペーンとして発行手数料無料をたびたび実施しています。
- イトーヨーカドー
- ・毎月8のつく日(ハッピーデー)に、新規入会&1,000円以上の現金チャージで無料
・シニアナナコの場合は、毎月15日・25日(シニアナナコデー)、8のつく日(ハッピーデー)、65歳以上の方、nanacoカードからの切り替えも無料対象 - セブンイレブン
- 新規オープン時など、キャンペーン期間中に新規入会&1,000円以上の現金チャージで無料
そのため、nanacoは電子マネーのなかでも、利用するまでのハードルが比較的低いです。
一方で、WAONカードは発行手数料無料のキャンペーンを、ほとんど行っていません。
おそらく、今回のWAON POINTカードの改悪を受けた、「WAONカード切り替えキャンペーン」が開催される可能性も低いです。
手数料の元を取るには6,000円以上の利用が必要
電子マネーWAONは、通常200円ごとに1WAONポイントが貯まります。
WAONポイントは、1ポイント=1円の価値があります。
電子マネーWAON払いで、発行手数料300円の元を取るのに必要な金額は、最低でも6,000円です。
- 通常利用
- 200円ごとに1ポイント:6万円
- 電子マネーWAON会員(所有者情報登録)
- 200円ごとに2ポイント:3万円
- わくわくデー
- 200円ごとに2ポイント:3万円
- ありが10デー
- 200円ごとに5ポイント:1.2万円
- お客さま感謝デー
- 5%OFF:6,000円
お客さま感謝デーで5%OFF目当てに、WAONカードを発行しても、元を取るのに6,000円以上もかかると思うと、どうしても損した気分になります。
手数料無料でWAONカードを発行する方法は、イオンカード(WAON一体型)に申込むことです。
イオンカードは、イオングループが発行するクレジットカードです(年会費は永久無料)。
「WAON一体型」を選べば、電子マネーWAON機能も付帯できます。
イオンカードの電子マネーWAONにチャージ(入金)をすれば、WAONカードと同様に使えます。
口座開設に抵抗がなければイオンカードセレクトがいちばんお得
イオンカードのなかで、電子マネーWAONが最もお得に使えるのが、イオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトは、イオンカード、イオン銀行キャッシュカード、WAONカード、WAON POINTカードが一体化した多機能カードです。
イオン銀行の口座開設が必要ですが、電子マネーWAONへのクレジットチャージで、ポイントが唯一貯まるクレジットカードとして人気があります。
ほかのイオンカードでも、電子マネーWAONへのチャージは可能ですが、ポイント付与の対象外です。
電子マネーWAONへのオートチャージで0.5%ポイント還元
イオンカードセレクトから電子マネーWAONへのチャージでポイントが貯まるのは、オートチャージ利用時です。
オートチャージ対応店での支払いの際、電子マネーWAON残高が設定金額以下だった場合、自動的に一定金額がチャージされます。
チャージ金額はイオン銀行口座残高から引き落としになり、月額利用代金に応じて、WAONポイントが200円ごとに1ポイント貯まります。
オートチャージは使いすぎが心配な部分もありますが、WAON残高・チャージ金額ともに、1,000円~4万9,000円の範囲内で設定できます。
たとえば「イオンでの買い物は毎月3万円まで」と決めていれば「WAON残高が1,000円を下回ったら3万円オートチャージ」など設定すれば、むやみにチャージされる心配はありません。
電子マネーWAONは、事前にチャージした金額のみ支払いに使えるため、WAON残高を確認しながら買い物をすれば、使いすぎの防止にもなります。
ミニオンズデザインならいつでも映画料金が1,000円に
イオンシネマでは、一般鑑賞料金をイオンマークつきクレジットカードで支払うと、割引になります。
- 毎日
- 一般鑑賞料金から300円割引(会員と同伴者1名)
- お客さま感謝デー(毎月20日・30日)
- 1,100円(会員のみ)
さらに、ミニオンズデザインは、映画利用料金がいつでも1,000円になります。
暮らしのマネーサイト内にある専用Webサイトから、イオンシネマチケットを購入すると、映画が1,000円で観られます。
イオンシネマチケット発行後は、イオンシネマの会員サービス「ワタシアター(旧:e席リザーブ)」を使えば、自宅にいながら座席予約ができます。
チケットの購入可能枚数は、年間50枚です(有効期限は6ヶ月)。
たとえば、月2回、2人で映画を観る場合、必要なチケット数は48枚なので、話題の映画も気軽に観られます。
イオンシネマで映画を観る機会が多い人は、ミニオンズデザインのイオンカードセレクトをおすすめします。
さらに、ミニオンズデザインは、USJ内でのカード利用はポイント10倍になります。
スタジオパスやエクスプレスパスなどのチケット類(Webチケットは対象外)、USJ内のレストランでの飲食、グッズ購入が、実質5%OFFになるので、かなりお得です。