SMART ICOCAへのチャージでポイントが多く貯まるクレジットカード3枚を比較

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電子マネーとSMART ICOCA

SMART ICOCA(スマートイコカ)は、JR西日本が発行する交通系ICカード&電子マネー「ICOCA」の1つです。

クレジットカードを利用したチャージが可能という特徴があります。

その他のICOCAでは、購入やチャージができず、定期券代のみクレジットカードで支払えます。

そのため「残高不足になる度に、現金チャージするのは面倒」、「ICOCAへのチャージでカード会社のポイントを貯めたい」と思う方にSMART ICOCAの利用が向いています。

また万が一紛失した場合も再発行が可能(無記名のICOCAは再発行の対象外)なので、ICOCA定期券を使っていない方でも、紛失補償が受けられるのもメリットです。

ICOCAに年間いくらチャージしていますか?

電卓と財布とメモ帳

「すでにICOCA持っているし、SMART ICOCAに切り替える必要性はないのでは?」と思う方も多いと思います。

SMART ICOCAへの申込みは「ネット(JRおでかけネット)」、「郵送(SMART ICOCA入会申込書)」「カウンター(大阪駅『Club J-WESTサービスコーナー』」にて行なえますが、正直、面倒さがあります。

とは言え「現金がなくてもチャージができる」、「ICOCAへのチャージで、クレジットカードのポイントが貯まる」のは、時間とお金の節約に効果大です。

残高不足になりそうな度に毎回1,000円ずつチャージしていると、どれだけ自分が支払っているのか実感が持ちにくいです。

ICOCAへの年間チャージ金額を考えた時「クレジットカードからチャージしていれば、どれだけのポイントが貯まっていたのか」と思うと、SMART ICOCAに切り替えるのは早い方が良いことがわかります。

SMART ICOCAで使えるクレジットカード

SMART ICOCAの購入やチャージに使えるクレジットカードは、以下のとおりです。

国際ブランド
・VISA
・JCB
・Mastercard
・American Express(アメリカン・エキスプレス)
・Diners Club(ダイナースクラブ)

発行会社
・J-WEST
・UFJ
・MUFG
・UC
・DC

主要な国際ブランドに対応しているので、手持ちのクレジットカードで充分にSMART ICOCAと紐づけができます。

残念ながらデビットカードは使えません。

またSMART ICOCAは一人1枚、自分名義のクレジットカードを持っている方を対象としています。

そのため、SMART ICOCAを使えるのは、18歳以上(高校生不可)で、自分名義のクレジットカード(家族カードでも自分名義であればOK)を持っている人に限定されます。

SMART ICOCAをお得に使うには提携するカードが重要

財布とカード

基本的にSMART ICOCA利用の際は、手持ちのクレジットカードと提携させれば良い話です。

ただしクレジットカードによって、ポイント還元率に違いがあることを忘れてはなりません。

チャージ金額に応じたポイントの貯まりやすさが違えば、お得感も変わってきます。

例えば「200円ごとに1ポイント」と「100円ごとに1ポイント」(いずれも1ポイント=1円相当)のクレジットカードを比較した際、後者の方がポイントが2倍貯まってお得です。

J-WESTカードの新規発行は必要なし

J-WESTカード

SMART ICOCAの開始当初は、JR西日本の公式クレジットカード「J-WESTカード」に限定されていました。

現在はほとんど全てのクレジットカードに対応しているため、J-WESTカードと紐付ける旨味が減っています。

J-WESTカードは山陽・九州・北陸新幹線やJR西日本・四国・九州エリアの特急列車の予約が便利・安いのがメリットです。

一方で新幹線や特急を全く利用しない人には、基本のポイント還元率が0.5%なこともあり、おすすめ度は低いです。

次の項目では、SMART ICOCAと連携可能でポイント還元率の高いクレジットカードを3枚紹介したいと思います。

いずれも年会費無料で使えるクレジットカードなので、もし将来的にカードを使わなくなっても負担はありません。

ライフカード

ライフカード

ポイント付与:100円ごとに0.1ポイント(1ポイント=5円相当)
通常のポイント還元率:0.5%
初年度:0.75%(ポイント1.5倍)
誕生月:1.5%(ポイント3倍)

通常のライフカードのポイント還元率は0.5%と低いです。

しかし、初年度はポイント1.5倍、誕生月はポイント3倍になります。

ポイント還元率が良いクレジットカードを利用した電子マネーチャージについては「チャージ金額はポイント対象外」が多いです。

しかし、SMART ICOCAへのチャージについては、ポイント付与の対象となっています。

SMART ICOCAへのチャージは満額2万円なので、誕生月に2万円分チャージした場合、300円相当のポイントを獲得できます。

誕生月の1ヶ月に限られますが、毎年チャージ金額の1.5%分もポイントを獲得できるクレジットカードは他にありません。

年間2万円(毎月1,660円)もICOCAを利用しない人にとっては、誕生月に2万円分のクレジットチャージで充分に持つと思います。

参考運賃

◆大阪⇔天王寺
片道:190円、往復:380円

◆大阪⇔京都
片道:560円、往復:1,120円

◆大阪⇔三ノ宮
片道:410円、往復:820円

ちなみに、初年度はポイント1.5倍なので、いつクレジットチャージしても、チャージ金額の0.75%分のポイントが貯まります。

また1年間の利用金額に応じたステージプログラムも用意されており、年間200万円以上の利用で基本ポイントが2倍(還元率1%)までアップします。

なお、ライフカードのポイントアップ特典はSuicaやau PAYでも使えます。

(一方でnanacoや楽天Edyへのチャージは対象外)

特にau PAYはチャージ金額の上限が10万円なので、お金に余裕がある時はSMART ICOCAと合わせて満額チャージしておくとお得感があります。

REXカード

REXカード

還元率:1.25%

いつでもポイント還元率の高いクレジットカードとしては、REXカードが人気です。

通常のポイント還元率が1.25%と高いので、どのタイミングでクレジットチャージしてもお得です。

貯めたポイントは「Jデポ」と交換してクレジットカードの請求金額の値引きに使えるので、ポイントの使いみちに困りません。

「定期券を買うほどではないが、ICOCAをよく利用するので、チャージでもポイントをたくさん貯めたい」と思う方にとって、REXカードはSMART ICOCAと相性の良い1枚となっています。

リクルートカード

リクルートカード

ポイント還元率:1.2%
月間利用額の合算で3万円までがポイント付与の対象

REXカードと合わせて人気の高いリクルートカードは、1.2%のポイントがもらえます。

カード利用金額に応じて付与されるポイントはリクルートポイントです。

リクルートポイントは、Pontaと相互交換が可能(1:1)なので、ローソンなどの支払いに使えます。

本来、リクルートポイントは、じゃらんやホットペッパーの支払いに充当できるポイントなのですが、使いみちの関係からPontaに交換されることが多いです。

注意したいのは、リクルートカードを利用した電子マネーチャージは月間3万円までポイント付与の対象になることです。

SMART ICOCA以外の電子マネーにもクレジットチャージをしたいのならば、毎月のチャージ金額を調整する必要があります。

さらに、国際ブランドを「VISA・Mastercard・JCB」のどれを選ぶかによって、ポイント付与対象の電子マネーが違います。

VISA・Mastercardを選んだ場合
SMART ICOCA、nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuicaがポイント付与の対象。

JCBを選んだ場合
nanaco(ナナコ)、モバイルSuicaがポイント付与の対象。

SMART ICOCAへのチャージ目的でリクルートカードの発行を考えているならば、国際ブランドはVISAまたはMastercardをおすすめします。

リクルートカードは年会費が永久無料ながら、最高2,000万円の海外旅行保険、年間200万円のショッピング保険まで付いているスペックの高い一枚です。

そのため、電子マネーへのチャージ以外にも活用する機会が多く、メインカードとして使いやすいです。

ネット経由でのチャージはSuica一択

モバイルSuica

ちなみに、ICOCAはモバイル対応をしておらず「スマホ内のICOCAを使って電車に乗る」や「スマホからICOCAにチャージ」はできません。

SMART ICOCAへのチャージ方法は、駅構内などにある「クイックチャージ機」「入金機」「自動改札機」「のりこし精算機」の利用に限られています。

そのため「スマホ一つで電車やバスを利用したい」「いつでもどこでもネットから交通系ICカードにチャージしたい」という場合は、Suica一択になります。

Androidユーザーは「モバイルSuica」、Appleユーザーは「モバイルSuica」または「Apple Pay(Suica)」にて、スマホでSuicaが使えます。

JR西日本の独自のポイントサービスは対象外ですが「モバイルSuica+ビューカード」の組み合わせで、ポイント還元率1.5%になります。

そのため「ポイント対象になるほど毎月電車は乗らない」という方は、ICOCAではなく、Suicaの選択肢もありだと思います。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、昼時かをる がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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