【Androidスマホも年会費無料】モバイルSuicaの使い方、登録クレジットカードはビューカードがお得な理由
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JR東日本が提供する乗車カード&電子マネーのSuica(スイカ)には、カードタイプだけでなく、スマホやケータイで使える「モバイルSuica」があります。
基本的にSuicaカードは、Suicaエリアでしか入手できません。
モバイルSuicaはアプリをインストールすればOKなので、関西や九州などにお住まいの人でも、簡単にSuicaが持てます。
新規でSuicaカードを発行しないため、預り金(デポジット代)の500円はかかりません。
さらに、2020年2月26日以降、Androidスマホでも、モバイルSuicaの年会費は無料になりました。
以前は、JR東日本グループが発行する「ビューカード」以外のクレジットカードを登録すると、年会費が1,030円発生しました。
そのため、ビューカード以外のクレジットカード利用者も、気軽にモバイルSuicaが使えます。
ちなみに、iPhoneでのSuica利用は、サービス開始当初から年会費無料でした。
手持ちのSuicaカードをWalletアプリで取り込み、Apple Payで使えるのは、iPhone限定の使い方です。
iPhone版Suicaの使い方:
Apple Pay対応のiPhoneでSuicaを使う方法、Suicaアプリで発行・Walletでカード取り込みの違いは?
今回はモバイルSuicaを使ったことがない人向けに、設定と使い方について紹介します。
目次
モバイルSuicaの使い方
モバイルSuicaでは、電車やバスの乗車、買い物の支払いだけでなく、定期券、グリーン券の購入やエクスプレス予約も可能です。
Suicaカードとは違い、Suica残高や利用履歴もすぐに確認できるのは便利です。
モバイルSuicaの利用に必要なものは、以下の2つです。
- おサイフケータイ対応のスマホ・ケータイ
- 支払い用クレジットカード
※ケータイは2020年2月25日または12月22日に、一部サービスを除き利用不可になります。
カードタイプと同様に、モバイルSuicaもICチップ(FeliCaチップ)を搭載した機種でしか使えません。
おサイフケータイ非対応のスマホ、たとえば、格安スマホは対象外です。
手持ちの端末で「かざして支払い」ができるかどうかを確認してください。
会員登録方法
- Google Playストアから、モバイルSuicaをインストール
- 初期画面から「新規会員登録」を選択
- 会員規約・利用特約に同意
- 会員情報・各種設定で必要事項を入力
- クレジットカード情報を入力
- 登録完了
カードタイプのSuica定期券を利用の方は、新規会員登録時に、モバイルSuicaへの切り替え設定ができます。
クレジットカードを持っていない人は、EASYモバイルSuicaが使えます(詳しくは後述)。
モバイルSuicaの初期画面に「EASYモバイルSuica」の項目があり、そちらから入会登録をします。
EASYモバイルSuicaやGoogle Payは使える機能が限定的
AndroidスマホでSuicaを使う方法には、EASYモバイルSuicaとGoogle Pay(Suica)もあります。
モバイルSuicaと比較して、使える機能・サービスに制限があるため、使いにくさを感じます。
Google Pay(Suica)と、モバイルSuica、EASYモバイルSuicaの機能・サービスの違いを表でまとめてみました。
モバイルSuica | EASYモバイルSuica | Google Pay | |
---|---|---|---|
電車やバス、買い物で利用 | ○ | ○ | ○ |
ネット決済 | ○ | ○ | × |
Suicaグリーン券の購入・利用 | ○ | × | × |
現金チャージ | ○ | ○ | ○ |
クレジットチャージ | モバイルSuicaに登録したカード | × | Google Payに登録したカード |
オートチャージ | ○(ビューカード登録) | × | × |
JRE POINTの受取り | ○ | ○ | × |
再発行 | ○ | △ | × |
以前は、無料でSuicaが使える方法として、EASYモバイルSuicaとGoogle Pay(Suica)が利用されていました。
今はモバイルSuicaの年会費が完全無料になったことで、利用するメリットが少なくなっています。
EASYモバイルSuica
EASYモバイルSuicaは、クレジットカードの登録不要で使える「簡易版のモバイルSuica」です。
「チャージ方法が現金のみ」や「定期券やSuicaグリーン券が購入・利用できない」など、使える機能・サービスが限定的なのが特徴です。
さらに、EASYモバイルSuicaは再発行の対象外です。
スマホや紛失や故障でモバイルSuicaが使えなくなったときは、退会手続きをして、JR東日本で確認された記録を元に、払い戻しの処理がなされます。
EASYモバイルSuicaは「クレジットカードを持っていないが、スマホでSuicaを使いたい」と思う人向けです。
Google Pay(Suica)
Google Pay(グーグルペイ)は、Google社のスマホ決済・アプリ管理サービスです。
アプリに各種電子マネーを追加すると、1つのアプリで支払いや管理が行なえます。
その中のひとつにSuicaがあり、Google Payから登録すると、電車やバスの乗車、お店の買い物の支払いにSuicaが使えます。
EASYモバイルSuicaと同様に、使える機能が少ないのがデメリットです。
モバイルSuicaへのチャージ方法
モバイルSuicaにチャージする方法は、主にクレジットカード、現金が使えます。
- クレジットカード
- モバイルSuicaに登録したクレジットカードでチャージします。
支払い用のカードがJR東日本が発行する「ビューカード」であれば、オートチャージも使えます。
チャージ金額に応じて、クレジットカードのポイントが貯まるかどうかは、カードによって異なります。 - 現金
- コンビニやスーパーのレジ、バス車内で現金でチャージする方法です。
モバイルSuicaへのチャージに対応した券売機も一部ありますが、設置台数が限られています。
他にもSuicaやビューカードの支払いで貯まったJRE POINTを、チャージできます。
以前は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、auじぶん銀行のモバイルバンキングを利用したチャージも可能でしたが、2019年9月にサービスを終了しています。
Suicaへのチャージ方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。
あわせて読みたい:
Suicaチャージのやり方と支払い方法をすべて紹介します
定期券やグリーン券はカード払い限定
電車やバスの乗車、買い物の支払いで使うSFは、上記の方法でチャージできます。
一方で、定期券や、グリーン券の購入は、モバイルSuicaに登録したクレジットカードでの支払いが必要です。
Suica残高から代金を支払うことはできません。
そのため、クレジットカード不要で使えるEASYモバイルSuicaでは、定期券やグリーン券の購入が不可です。
モバイルSuicaの利用にビューカードが必須な理由
モバイルSuicaに登録可能なクレジットカードは、VISA、JCB、mastercard、American Express、Diners Clubです。
5大国際ブランドに対応しているため、手持ちのクレジットカードのどれでも登録可能です。
(一部の海外発行クレジットカード、ブランドデビットカード、プリペイドカードは登録できません)
そのなかでも、モバイルSuicaをお得に活用するなら、ビューカードをおすすめします。
ビューカードとは、JR東日本グループが発行するクレジットカードです。
モバイルSuicaの支払い用カードにビューカードを登録した場合、他社のクレジットカードよりも得られるメリットが大きいです。
オートチャージが使える
モバイルSuicaにビューカードを設定すると、SuicaエリアとPASMOエリアでオートチャージが使えます。
改札を通過する際に、Suica残高が設定金額未満だと、一定金額が入金されます。
チャージやグリーン券の購入でポイント還元率1.5%
ビューカードで、Suicaチャージ、定期券やグリーン券を購入すると、ポイントがアップします。
普段から電車やバスに乗る機会が多く、交通費が高くなりがちな人は、ビューカードの活用で節約できます。
モバイルSuicaにおすすめのビューカード
かずあるビューカードのなかでも、特におすすめしたいのが、「ビックカメラSuicaカード」です。
ビックカメラSuicaカードは、家電量販店ビックカメラと提携したビューカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降は年1回以上の利用で無料で使えます。
「ビュー・スイカ」カードなどは、年会費が524円かかり、年会費が無料になる条件はありません。
一方でビックカメラSuicaカードは、年1回利用すれば、翌年度の年会費が無料になります。
近くにビックカメラがなくても、モバイルSuicaだけの利用に特化してもOKなので、使い勝手は非常に良いです。
2件のコメント
モバイルスイカ使用の際は通過する前にアプリを起動させて画面にスイカを出してから自動改札機に携帯を当てるのですか?
>No Nameさん
私はiPhoneユーザーですので「iPhone利用時の場合」のご回答となります。
iPhoneでは、メインの決済方法を「エクスプレスカードとして設定」できます。
モバイルSuicaをエクスプレスカードとして設定すると、アプリ起動などが一切不要で、iPhoneをかざすだけで改札を通過できます。