使えるお店が多いのは?一番便利な電子マネーランキング
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電子マネーの発行枚数ではなく、使える端末の台数が多いのはどこか?
ということで、最も利便性が高い電子マネーをランキングでまとめます。
利用可能エリアが広い電子マネーをメインで持つと、日常生活の利便性がかなり高まります。
使える場所が多い電子マネーランキング
今回はちょっと古いですが、2013年のデータで比較してみました。
1位:iD
使える店舗数:440,000店
NTTドコモが展開する電子マネー「iD(アイディ)」は、電子マネー黎明期から使われていることもあり、普及はかなり進んでいます。
コンビニエンスストアやイオン系列のお店を、ほとんど網羅しており、iDを持っておくと日常シーンで電子マネーを使える場所がかなり増えると思います。
iD自体にはポイントは付かないのですが、後払い式の電子マネーなので、クレジットカードからの引き落とし時に、クレカのポイントが付きます。
詳細ページで解説していますが、iDをお得に使うにはiD対応のポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶのがコツです。
原則としてクレジットカードを持つことが必須となるので、クレジットカードが苦手な方は、楽天Edyなどの前払方式の電子マネーをおすすめします。
2位:楽天Edy
使える店舗数:350,000店
iDと同じく、電子マネーの初期の頃から使われているEdy。現在は楽天が展開している電子マネーとなっており、楽天市場などとの相性も抜群です。
楽天Edyを使って電子マネー支払いをすると、200円につき1ポイントが貯まります。貯めたポイントは、楽天ポイントで付与されます。
このポイントは、楽天市場などで利用できますが、最近はリアル店舗でも楽天ポイントでの支払いができる場所が増えてきています。
また、楽天ポイントはEdyにチャージして使うこともできるので、貯めたポイントを再び電子マネーに還元して支払いに回せます。
3位:QUICPay
使える店舗数:240,000店
ドコモのiDと共に、後払い式の電子マネーであるQUICPay。クレジットカード大手のJCBが展開している電子マネーとして知られています。
QUICPayも利用可能な店舗数は多いのですが、iDに比べるとその数は約半分程度となっています。ただ、主要なコンビニやイオンなどはQUICPay支払いに対応しているので安心です。
原則として、JCBブランドのクレジットカードからの引き落としとなるため、ポイント還元率の高いJCBカードを選ぶのがお得に使うコツです。
4位:Suica
使える店舗数:194,670店
関東圏を中心に利用者が多いのが、交通系ICカードのSuicaです。
現在は、交通系ICカードの相互利用が可能となっているため、中部や西日本など全国でSuicaによる電子マネー払いが使えます。
出張や旅行などで、ICOCAやToicaのマークを見かけたら、「Suicaで払います」と言ってみてください。おそらく問題なく支払いができるはずです。
スマホに電子マネーの機能を移植する「モバイルSuica」の人気も高く、電子マネーとしては非常に優秀です。
5位:WAON
使える店舗数:157,000店
イオンが発行している電子マネーがWAONです。おそらく知名度は最も高いんじゃないかというWAON。利用できるお店は主にイオングループとなっているため、普及率はさほど高くありません。
ただ、イオングループのお店で使った時のポイント還元率は非常に強力で、もはやイオンカードと電子マネーWAONがなければ、お得な生活は実現しないと言っても良いほど。。
レジの店員さんがおすすめしてくるWAONカードは有料なので、できれば年会費無料のクレジットカード「イオンカード」に付いているWAONを使いたいところ。
こちらのほうが、ポイント還元の面でも有利です。
利用可能店舗数の結果は以下のようになっています。(参照:Wikipedia)
この時点では、ドコモ系のiDが1位となっていますが、現在は楽天Edyの普及率が上回っているような気がします。(個人的な主観ですが)
なぜ、iDと楽天Edyが強いのかというと、「どちらも独立系の電子マネー会社だから」です。
例えば、「nanaco」はイトーヨーカドー系なので、イオン系の「WAON」とはライバル関係にあります。なので、nanacoがイオンで使えるようになる可能性は、今後も低いと思います。
そして、WAONもまた、nanacoエリアとなるセブンイレブンなどで使えるようになる可能性は、今後も低いと考えられます。
しかし、楽天EdyやiDは、どちらとも競合関係にないので、セブンイレブンでもイトーヨーカドーでも、イオンでも使えるのです。
ドコモ系のiDと楽天Edyの大きな違いは、後払い方式と前払方式という点です。例えば、楽天Edyを使うには、事前に電子マネーにチャージをする必要があります。(オートチャージ機能も使えます)