電子マネーとクレジットカード、デビットカードはどれを選べばいいの?

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支払い

支払い方法が多様化しています。
コンビニやスーパーで買い物をする時、パッと思いつくだけでも、

  • 現金払い
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 電子マネー

などが挙げられます。
クレジットカードや電子マネー支払いをするとポイントが貯まるなどのメリットがあるため、もはや現金払いはとてつもなく損な時代になっています。

では、電子マネー、クレジットカード、そしてデビットカードといった支払い方法はどのように使い分ければよいのか、私なりの考えをまとめてみました。

一番お得度が高いのはクレジットカード

決済手数料の比較

一般的に、最もお得なのはクレジットカード払いです。これは間違いなくそうで、今後も変わることがありません。なぜなら、決定的な理由があるからです。

クレジットカード、電子マネー、デビットカードの3つはそれぞれ、店舗側が支払う決済手数料に違いがあります。(上記の表を参照)

クレジットカードはカード会社が発行しています。店舗側がカード会社に支払う決済手数料が最も大きいので、クレジットカードの導入を拒むお店も多いです。決済手数料が大きいので、カード会社はすごく儲かります。利益が出しやすいので、私たちカード利用者へのポイント還元なども行いやすいです。

クレジットカードはポイント還元だけでなく、旅行保険やショッピング保険などが付いていることもよくあります。現金で支払わずにカードで支払うだけで、ショッピング保険による補償や、旅行時のアクシデントの補償までしてくれるので至れり尽くせりです。しかし、その手厚いサービスは、店舗側が支払っている決済手数料によって成り立っています。

また、クレジットカードはリボ払いや分割払い、海外キャッシングなど、私たち顧客側が手数料を支払う機会もあります。一時的な借金とも言える「信用取引」の仕組みを導入しているので、カード発行には審査が必要となっていたり、18歳以上でなければ持てないといった「敷居の高さ」があります。(クレジットカードを持つのに抵抗を感じている人も多いですよね)

この「敷居の高さ」さえクリアできれば、クレジットカードは最もお得な支払い方法となります。

続いて、デビットカードは銀行が発行しています。
デビットカードは、クレジットカードと同じように使うことができるのですが、銀行口座の残高の範囲内でしか使えません。クレジットカードが一時的な借金に相当する「信用取引」であるのに対して、デビットカードは支払った瞬間に銀行口座から引き落としが実行される「即時支払い」の仕組みで成り立っています。

デビットカードの支払いイメージとしては、あなたのサイフが四次元ポケットになって、銀行口座にあるお金を直接、四次元ポケットから引き出して使えるという感じです。

銀行口座に用意されている金額の範囲でしか使えないので安全性が高く、デビットカードは15歳以上の方なら誰でも持てます。審査も原則ありません。

しかし、リボ払いや分割払いなどがないため、発行元である銀行の利益も小さくなってしまいます。そのため、利用者へのポイント還元なども小さめです。また、決済手数料もクレジットカードに比べて低く設定されていると言われています。

最近では、銀行のキャッシュカードと一体型になっているデビットカードも増えており、サイフの中に一枚カードを入れておくだけで、キャッシュカードとしてATMから現金を入出金することも、デビットカードで買い物をすることもできます。

電子マネーは、事前に小額をチャージして使うプリペイド方式である事が多いです。よって、私たちの感覚では小さな買い物をする時に手軽に使える支払手段となっています。

電子マネーを使って高額な買い物をする人は少ないため、利用される金額も小さく、発行元の利益は小さいです。電子マネーは、チャージした分だけ利用できるので年齢制限がなく、小さなお子様に持たせても安心して使えるのがメリットです。

本来であれば発行元の儲けが最も小さい電子マネーは、利用者へのポイント還元も小さいはずです。しかし最近は、消費データの取得や、他サービスとの連携によって利益が出せる仕組みが確立しており、ポイント還元率も高まってきています。カード会社や銀行とは違い、携帯事業者や小売事業者が電子マネーの発行元になっていることが多いのも特徴の一つです。

支払いスピードが最も速いのは電子マネー

電子マネー

電子マネーは原則として暗証番号やサインが不要です。
よって、クレジットカードやデビットカードと比較しても、一番支払いスピードが速いのが電子マネーとなります。

最近はコンビニなどで買い物をする場合は、クレジットカードでサイン・暗証番号不要となるケースも増えました。しかし、デビットカードもクレジットカードも店員さんにカードを渡さなければならないので、そのための時間がかかります。また、潔癖症の人は自分のカードを相手に渡すは抵抗がありますよね。。。

しかし、電子マネーであれば支払端末にカードや携帯をかざすだけなので、店員さんにどんなカードを使っているのか知られる心配はありません。

支払いスピードが速いというのは、レジで自分の後ろに並んでいる人を待たせないという意味でも気持ちが良いです。スマートに会計をするなら、電子マネーが一番適していると思います。

サイフでかさばらないデビットカード

デビットカード

クレジットカードも電子マネーも、専用のカードや携帯が必要です。
銀行のキャッシュカードを普段持ち歩かない人にとっては良いのですが、キャッシュカード+クレジットカードというように、複数枚のカードを持ち歩くとサイフの中がかさばってしまいます。

しかし、デビットカードであれば銀行キャッシュカードと一体型になっていることがほとんどなので、一枚二役として「ATMでの現金調達」、「レジでの支払い」の両方で使えます。デビットカードを一枚持っておくと、サイフの中がスマートになるので、ポイント還元率などにこだわらない方はデビットカードでも良いと思います。

また、デビットカードには原則として審査がないので、クレジットカードの審査に通らない人がクレカの代替として発行するケースも多いです。

イオンカードセレクトは一枚3役の最強カード

イオンカードセレクト

サイフの中をスマートにする手段としておすすめしたいのは「イオンカードセレクト」です。イオンカードセレクトは、

  • イオン銀行キャッシュカード
  • クレジットカード機能
  • 電子マネーWAON

を一枚に集約したカードで、年会費無料で使えます。
キャッシュカードとして現金が必要な時はATMでお金を引き出せますし、大きな買い物をする時はクレジットカードで支払いができます。小さな買い物をスピーディーに行いたい時は、電子マネーWAONを使って、端末にカードをかざすだけですぐに支払いが完了します。

イオンカードセレクトなら、さまざまなシーンでの使い分けが一枚のカードでできるので、クレジットカードの中でも特に人気の高い一枚となっています。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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