アピタやピアゴでどっちがお得、ユニコとUCSカードの割引・優待内容を比較

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ユニコカードとUCSカードを比較

アピタやピアゴへ買い物へ行くと、電子マネー「ユニコ(uniko)」と、クレジットカード「UCSカード」の広告をよく見かけます。

どちらも、ユニー系列のキャッシュレス決済です。

アピタやピアゴ、ドンキホーテUNYにて、割引などの優待サービスがあります。

上記のお店を利用する機会が多く、カードの発行を考えている方、ユニコカードを持っていて、UCSカードも気になる方向けに、電子マネーユニコとUCSカード、どちらがお得に使えるのか?を解説します。

ユニコ・UCSカードの共通優待特典

ユニコが使えるお店

ユニコ・UCSカードともに、以下のポイントアップや割引サービスを利用できます。

アピタ・ピアゴ・ドンキホーテUNY
毎週日曜はポイント2倍
アピタ・ピアゴ
対象商品の購入でボーナスポイント付与
アピタ・アピタのインターネットショッピング
毎月9日・19日・29日は5%OFF
ピアゴ
毎週金曜日は5%OFF
ドンキホーテUNY
カード提示で1,001円以上の買い物時に最大9円引き(円満快計)

UCSカードの申し込みには「安定した収入があり、電話連絡が可能な満18歳以上の方(高校生を除く)」の条件があります。

申し込みから発行までに、1週間以上はかかります。

中高生や、今すぐ5%OFFで買い物をしたい方は、ユニコカードをおすすめします。

アピタ・ピアゴのサービスカウンターで「ユニコカードを作りたい」と伝えて、カード発行手数料100円を支払えば、すぐ入手できます。

レジやチャージ機でユニコカードへ現金チャージすれば、お買い物の支払いに使えます。

SuicaやWAON、nanacoと同じく、チャージした金額だけ使える「先払い型の電子マネー」
です。

クレジットカードとは違い、利用の度に残高が減ります。お金を使っている実感があり、使いすぎる心配がありません。

また電子マネーユニコは、クレジットカードを利用したチャージはできません。現金のみ使えます。

そのため、UCSカードからユニコにチャージして、カード会社の決済ポイント獲得はできません。

紛失・盗難時の補償は、どちらのカードにもあります。

支払いが使えない、ポイント対象外の商品・サービス

ユニコは電子マネー、UCSカードはクレジットカードです。

同じキャッシュレス決済でも、支払いに使えないもの、支払えてもポイントが貯まらないものがあります。

代表的な商品・サービスをまとめました。

支払い不可
ユニコ:商品券、切手、ハガキ、各種チケット
UCSカード:商品券、切手、ハガキ
ポイント付与対象外
ユニコ:たばこ
UCSカード:キャッシング、各種ローン、楽天Edyへのチャージ、ATM手数料

たばこ購入の際は、UCSカードで支払うと、0.5%分ポイントが貯まってお得になります。

5%OFFの日でも、金券類、たばこ、書籍、店舗指定商品などは割引になりません。注意してください。

UCSカード限定の優待特典

USCカード(マイメロデザイン)

UCSカードを利用すると、アピタやピアゴで5%OFFで買い物できる日がさらに増えます。

アピタ・ピアゴ
バースデープレミアムチケット(毎年):誕生月の好きな1日が5%OFF
プレミアム5%OFFチケット(毎月):利用期間内の好きな1日が5%OFF
ミニピアゴ
毎月15日はUポイント2倍
宇佐美直営のガソリンスタンド
1リッターあたり2円引き

5%OFFの日やポイントアップデーは、「毎月◯日」と決まっています。

一方で、プレミアム5%OFFチケットは、毎月、好きな日を5%割引にでき、買いどきを逃しません。

アピタネットスーパーでは、毎週第2・4金曜日の配達分が5%OFFになる割引特典がありました。

ネットスーパーサービスの終了(2019年8月31日)により、こちらの割引はなくなりました。

ネットスーパーの支払いに電子マネーが使えるのは、イオンネットスーパーくらいです。

受け取り時に電子マネーWAON払いが可能です。

貯まるポイントの使いみち・有効期限

1ポイント=1円

ユニコとUCSカードでは、付与になるポイントや貯まり方に違いがあります。

ユニコ UCSカード
貯まるポイント ユニコポイント Uポイント
ポイント還元 0.5%
毎回の利用金額200円ごとに1ポイント
0.5%
毎月のショッピング利用額の合計に対して、200円ごとに1ポイント
使いみち 500ポイント貯まると、自動的にユニコ残高に移行 1,000ポイント単位で交換
交換先:ユニコ、ユニー商品券、図書カードなど
有効期限 最大2年間(延長なし) 最大2年間(延長なし)

ユニコポイントとUポイントの最も大きな違いは、貯まったポイントの交換単位と交換先です。

ユニコポイントは500ポイント貯まると、ユニコ残高へ自動的に充当なります。

Uポイントは1,000ポイント単位で、ユニコ残高や商品券などに交換できます。

ポイント還元率は、同じ0.5%です。

交換可能なポイント数を貯めるのに、必要な利用金額は以下になります。

  • 500ポイント:10万円
  • 1,000ポイント:20万円

ポイントの有効期限は最大2年間。利用による延長はありません。

Uポイントの場合、交換に必要な1,000ポイントを貯めるには、毎月8,000~9,000円の買い物をすればOKです。

特定日のポイント2倍デーもあり、ふだんからアピタやピアゴで買い物する人は、簡単に達成できると思います。

仮にカード払いをまったく使わず、ポイントを貯められなくても、USCカードには5%OFFチケットがあります。

2万円分の買い物が5%OFFになると、1,000円の値引きになります。割引チケット目当てに、UCSカードを持つのも充分にありです。

アピタやピアゴで使うならUCSカードが1番お得

UCSカードの方がユニコよりお得

「アピタやピアゴでどっちがお得?」の答えは、UCSカードです。

好きな日に5%OFFで買い物できる「プレミアム5%OFFチケット」の存在は大きいです。

ほかにも、宇佐美直営のガソリンスタンドで1リッターあたり2円引きになるのは、車持ちにうれしいサービスです。

UCSカードの年会費は永久無料です(ユニコカードは100円と有料)。

新規入会キャンペーンのUポイントプレゼントもあり、最初からかなりお得に使えます。

ユニコからUCSカード、UCSカードからユニコへの切り替えはできません(ポイントの共通化・移行が不可)。

ユニコカードを解約しても、発行手数料や電子マネー残高は戻ってきません。2枚持ちをおすすめします。

UCSカードは後払いのため、財布内の現金や預金口座の残高がリアルタイムで減りません。使いすぎが心配になる一面もあります。

定期的にカード利用明細を確認しましょう。

UCSカードは、どこで利用してもポイント還元率は0.5%です。

アピタやピアゴ以外のお店、公共料金などの支払いは、別のカードを使った方が、同じ利用金額で多くのポイントを獲得できます。

年会費無料で、ポイント還元率1%以上のクレジットカードは、楽天カード、リクルートカード、OricoCard THE POINTなど、たくさんあります。

下記の記事では、年会費無料でポイント還元率の高いクレジットカードをまとめています。よければ一緒にご覧ください。

同じユニー系列のお店でも、お得な支払い方法は違います。うまく使い分けてください。

  • アピタ・ピアゴ:ユニコ、UCSカード
  • ドンキホーテ:マジカ、マジカドンペンカード
  • ファミリーマート:ファミペイ、ファミマTカード

ファミリーマートでの利用は大きなメリットなし

ファミリーマート

全国のファミリーマートでは、電子マネーユニコ(uniko)も使えます。

これはユニー系列のグループ企業に、ファミリーマートとUCS(ユニコ発行会社)があるためです。

ただし、ユニコ・UCSカードともに、ファミリーマートでは、アピタやピアゴのような優待特典はありません。

ほかのお店と同じように、現金払いよりも0.5%分お得になる程度です。

もちろん、Vポイントカード提示と支払いによる、ポイント2重取りのテクニックは使えます。

ファミリーマートの対象商品の購入で、ボーナスポイント付与や割引になるのは、Vポイントカードやファミペイアプリの提示のみです。

ファミペイについては、下記の記事で詳しく解説しています。

ドンキホーテはマジカやドンペンカードで

マジカカードの店頭ポスター

ドンキホーテのお店は、主に、ドンキホーテ、MEGAドンキホーテ、ドンキホーテUNY、MEGAドンキホーテUNYがあります。

電子マネーユニコやUCSカードで、「円満快計(えんまんかいけい)」などの優待サービスがあるのは、ドンキホーテUNYとMEGAドンキホーテUNYだけです。

カード提示
円満快計、会員限定特別価格
支払い
毎週日曜はポイント2倍

ドンキホーテUNYとは、簡単に説明すると「アピタやピアゴをドンキホーテにリニューアルしたお店」です。

運営はユニー子会社です。同じユニー系列のユニコや、UCSカードでも優待が受けられます。

一方、電子マネーユニコは「UNY」がつかない、ドンキホーテとMEGAドン・キホーテでは使えません。

UCSカードはクレジットカードなので、上記店舗でも支払いに使えます。
ただし、お得になる優待特典は、ありません。

ドンキホーテの独自電子マネー「majica」は、ドンキホーテ、MEGAドンキホーテ、ドンキホーテUNYで利用できます。

majica利用のメリットは、チャージ金額1%分のポイントが貯まることです。

majica機能付きのクレジットカード「マジカドンペンカード」からチャージすれば、ポイント還元率が0.5%加算になります。

マジカドンペンカード

ユニコや、UCSカードのポイント還元率が0.5%を考えると、2~3倍もお得です。

ほかにも、ユニコやUCSカードでは対象外になる、ドンキホーテのサービスもあります。

  • クーポン割引
  • マジカ会員向けのランク制度:majicaチャージのポイント付与率が最大5%にアップなど

ドンキホーテグループでよく買い物するなら、マジカカードを利用した方が何でも安くなります。

マジカカードは、チャージ上限額が100万円です。数十万単位の高額商品の支払いにも使えます。

ドンキホーテと同じ、ユニー系列の会社では、コード決済サービス「FamiPay(ファミペイ)」を展開しています。

ただしドン・キホーテはmajica激推しです。FamiPay(ファミペイ)の導入は予定していません。

詳しいマジカカードの使い方は、下記の記事を参考にしてください。

お得な支払い方法をチェック

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
利用経験のある電子マネー、コード決済サービスは数十件以上。「たくさんあって何を選んでいいか分からない」というお悩みに答えるべく、キャッシュレス決済の上手な使い方を日々実践中。推しはSuicaとPayPayです。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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