クレジットカードが使えないドトールで裏技的な支払い方法、ドトールバリューカードにdカードからチャージで最大15%以上お得に
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ドトールコーヒーショップは、コーヒーチェーンのなかでも店舗数が多く、駅や商業施設、病院、ガソリンスタンドなど、さまざまな場所にあります。
ブレンドコーヒーのSサイズが224円(店内飲食の場合)と安く、スイーツやフードメニューも充実しており、幅広い世代が利用しています。
一方で、ドトールコーヒーで使える支払い方法は、それほど多くありません。
- 電子マネー
- 交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)、iD、QUICPay
- 独自の電子マネー
- ドトールバリューカード
- ポイントカード
- dポイントカード
※ドトールポイントカード、ドリンクチケット、Vポイントはすでにサービス終了。
2019年6月3日からdポイントカード、9月2日からはiD(アイディー)やQUICPay(クイックペイ)が使えるようになりました。
クレジットカードやコード決済には、対応していません。
ただし、iDやQUICPayが使えるので、クレジットカードとの紐付けで、間接的にカード払いができます。
ドトールコーヒーショップでもっともお得な支払い方法は、専用のプリペイドカード「ドトールバリューカード」です。
エクセルシオール カフェ、 カフェ レクセル、ル・カフェ ドトールでも使えます。
◆ドトールバリューカードのお得な特典
- 2,000円以上のチャージで5%以上のポイント付与
- マイドトール登録やスマホアプリ利用で、クレジットカードからのチャージ可
- 商品購入で100円ごとに1ポイント(ポイント還元率1%)
- 1ポイント=1円として使える
残念ながら、dポイントカードとの併用は不可です。
仮にdポイントカードを提示しても、ドトールバリューカードで支払う限り、dポイントは貯まりません。
それでも「dポイントカード提示+電子マネー支払い」よりもお得になる、ドトールバリューカードの使い方を紹介します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
ドトールバリューカードが最もお得な理由
ドトールバリューカードは、レジ付近に置いてあります。
店員さんに「ドトールバリューカードが欲しい」と伝えれば、その場で購入とチャージが可能です。
発行手数料として、1枚300円(税込)かかります(支払いは現金のみ)。
ドトールバリューカードの購入で、300円分のDVCポイントがもらえるため、実質的に無料で入手できます。
DVCポイントは、ドトールバリューカードへのチャージや支払いによって貯まるポイントです。
1ポイント=1円として、ドトールの支払いに使えます。
購入時のレシートには、300ポイントの記載はありません。
チャージ後にもらえるチャージレシートで、300ポイント付与を確認できます。
今回、ドトールバリューカード購入後、2,000円分をチャージしたので、チャージレシートには「現在DVCポイント残高:400P」となっています。
ドトールバリューカードはプリペイドカードのため、利用前にチャージ(入金)が必要です。
内訳は、購入特典:300ポイント、チャージポイント:100ポイント(2,000円✕5%のポイント還元)です。
ドトールバリューカードを紛失しても、カードの機能停止や再発行、残高補償は受けられません。
紛失が怖い方は、スマホで使うドトールバリューカードアプリの利用をおすすめします。
アプリ利用でカードの持ち運び不要
ドトールバリューカードには、アプリ版もあります。
DVCアプリ(Apple Store/Google Play)
アプリ内のバーコードを利用して、スマホから支払いができます。
カードタイプと同様に、会計の際にスマホ画面のバーコードを読み取り機にかざすと、決済が完了します。
スマホにドトール バリューカード(DVC)アプリを入れておけば、カード要らずで使えます。
セキュリティ認証機能(パスコード入力、Touch ID)にも対応しており、第三者に勝手に使われる心配はありません。
また、手持ちのクレジットカードを登録すると、クレジットチャージも可能です。
ドトールの店頭ではクレジットチャージができないので、事前に入金を済ませておきましょう。
アプリ利用には、ドトールバリューカードの登録が必要です。アプリから新規発行はできません。
全国展開のコーヒーチェーンでは、専用プリペイドカードを展開していることが多いです。
例:スターバックスのスタバカード、タリーズコーヒーのタリーズカード
基本的に「店舗でカード発行→Webサイトやスマホアプリで会員登録」なので、最初からアプリで新規発行が可能なプリペイドカードは限られます。
厳密にいえばコーヒーチェーンではありませんが、ミスタードーナツのミスドカードはアプリからモバイルカードの新規発行ができます。
チャージ金額に応じて最大10%のポイント還元
ドトールバリューカードは2,000円以上チャージすると、チャージ金額の5%分以上のポイントが貯まります。
さらに毎月1日のチャージ日は、チャージボーナスポイントとして、10ポイントを得られます(1日1回限り)。
年間購入額に応じたランクアップ制度もあり、最大で10%のポイント還元が受けられます。
- シルバーランク(年間2万円未満):5%
- ゴールドランク(年間2万円以上):7%
- プラチナランク(年間5万円以上):10%
10%ポイント還元は非常にお得ですが、最初から5%ものポイント還元が受けられるのは破格です。
ドトールバリューカードのチャージは、1回1,000円以上、1,000円単位で行なえます。
ポイント付与対象になるのは2,000円からのチャージです。
チャージ日の10ポイント付与は1,000円チャージも対象になりますが、やはり5%以上のポイント還元がある2,000円以上の入金をおすすめします。
たとえば、2,000円分をチャージする場合、ランクごとに得られるポイントは下記のようになります。
- シルバーランク(5%):100ポイント
- ゴールドランク(7%):140ポイント
- プラチナランク(10%):200ポイント
ドトールの一番安いメニューは、224円です。
▼224円のメニュー例
- ブレンドコーヒー
- アメリカンコーヒー
- エスプレッソコーヒー
- アイスコーヒー
- ティー(Mサイズ)
- ジャーマンドッグ
※ティー以外のドリンクは、いずれもSサイズの金額です。
店内飲食とテイクアウトで税率が変わります。
年間2万円未満利用のシルバーランクでも、4,000円分のチャージで、コーヒー1杯分が無料になるのは、お得感があります。
dポイントは貯まらない
ドトールは、2019年6月3日からdポイント加盟店になりました。
(ガソリンスタンドや、一部ビバホーム併設の店舗では、dポイントサービスが使えません)
支払い時にdポイントカードの提示で200円ごとに1ポイントが貯まります。
ただし、ドトールバリューカードで支払う際は、dポイントカードを提示しても、dポイントの付与はありません。
ドトールバリューカードと、dポイントカードの併用は不可です。
お店でdポイントカードを提示して、dポイントが貯まるのは、現金や電子マネーで支払った場合のみです。
dポイントは1ポイント=1円分から利用可能で、ポイント還元率は0.5%です。
利用方法は「全額をdポイント払い」または、「dポイント+現金で支払い」が使えます。
ドトールバリューカードを含む電子マネーと、dポイントの併用はできないので、注意してください。
ちなみに、dカード会員は、貯めたdポイントをドトールバリューカードにチャージも可能です(3,000ポイント→3,000円分)。
dポイントをそのまま支払いに使っても、DVCにチャージしても、1ポイントの価値は変わりません。自分の使い勝手の良いほうを選んでください。
Vポイントサービスは2019年4月に終了
「ドトールの利用で貯まるのはVポイントでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実は2019年4月19日で、ドトールやエクセルシオールカフェでのVポイントサービスは終了しています。
その後、2019年6月3日に、NTTドコモのポイントサービス「dポイント」を導入した結果、使えるポイントサービスが移行されました。
dポイントはVポイントと同じく200円ごとに1ポイント付与なので、ドトール利用でのポイントの貯まり方は同じです。
ちなみに、過去に発行したドトールVポイントカードは、Vポイント加盟店で引き続き使えます。
dカードからのチャージで4%もお得度に差が出る
ドトールのお店では、クレジットカード払いができません。
一方で、ドトールバリューカード(DVC)には、クレジットカードからチャージが可能です。
クレジットチャージを利用するには、下記のいずれかの方法で、ドトールバリューカードの情報を登録する必要があります。
- マイドトールから新規会員登録
- DVCアプリのインストール
クレジットチャージを利用すれば、チャージ金額に応じたカード会社の決済ポイントも獲得できます。
VISA、Mastercard、JCBのマークがついたクレジットカードが使えます(American Expressやダイナースクラブは対象外)。
ドトールバリューカードへのチャージに、もっとも相性が良いクレジットカードが、dカードです。
dカードはNTTドコモ公式のクレジットカードで、1枚でdポイントカード、電子マネーiD、クレジット機能が使えます。
ドトールはdカード特約店で、DVCのクレジットチャージに使うと、4%分のdポイントが貯まります。
もちろん、ほかのクレジットカードからでも、チャージはできます。
一般的なクレジットカードでは、ポイント還元率が0.5~1%が限度です。
dカード利用で、4~8倍も貯まるポイント数に差が出るのは大きいです。
たとえば、10,000円分チャージで得られるポイントは、以下のとおりです。
- ポイント還元0.5%のカード:50ポイント
- ポイント還元1%のカード:100ポイント
- dカード:400ポイント
ほかのクレジットカードでは、1杯のコーヒーも飲めませんが、dカードならコーヒー1~2杯分が無料になります。
カード会員になると、ドリンクのサイズアップクーポンの提供があるなど、dカードとドトールの結びつきは強いです。
店舗では、上記の案内をいっさいしていないので、知っている人だけがお得になります。
ドトールではiD払いも使えますが、残念ながらdカードiD特約店ではありません。
iD払いをすると、dカードの通常ポイント還元率1%が適用になります。
- dポイントカード提示+現金払い:0.5%還元
- dポイントカード提示+iD払い:合計1.5%還元(提示0.5%+支払い1%)
詳しくは後述しますが、ドトールバリューカード払いでは、DVCポイントが1%還元されます。
チャージと支払いで、DVCポイントの2重取りができることを考えても、DVCを持つ価値は高いです。
dカードからチャージ後、ドトールバリューカードで支払うと、合計5%分のポイント還元が得られます。
ポイント還元1.5%と5%、約3倍もお得度に違いがあるのは見逃せません。
商品購入でもポイント1%還元
ドトールバリューカードは、商品購入でもポイントが貯まります。
- 100円ごとに1ポイント(1%還元)
- 対象商品の発売日から4日以内に購入すると、3ポイントプレゼント
チャージと支払いの両方でポイントが貯まる、いわゆる「ポイント2重取り」ができる電子マネーは珍しいです。
現金チャージでもポイント付与の対象になり、現金派の人にもお得感があります。
カード残高が足りなくなったときは、その場でチャージするか、現金と併用で支払います。
ガソリンスタンド併設の一部ドトールでは、現金併用ができず、全額を現金かDVCポイントで支払う必要があります。
残高とポイントの有効期限に注意
ドトールバリューカードの残高と、DVCポイントには有効期限があります。
有効期限は最終利用日から残高は3年、DVCポイントは1年です。
ドトールバリューカード自体には有効期限がなく、残高やポイントが失効した後でも利用できます。
カード残高やポイントは、レシートや会員ページ「マイドトール」、スマホアプリから確認可能です。
マイドトールやスマホアプリを利用していないと、有効期限がいつなのかわかりにくいのがデメリットです。
ドトールバリューカードポイントの使い方
DVCポイントは支払いの際、残高より優先的に使われません。
支払い時に「ポイントで支払います」と言うと、ポイントを消費できます。
ポイントは1ポイント=1円として、1ポイント単位で利用可能です。
ドトールバリューカードと同様に、dポイントカードとの併用は不可で、dポイントを貯められません。
支払い金額よりもポイントが不足しているときは、ドトールバリューカードや現金、電子マネーとの併用で支払えます(スタンドショップは対象外)。
ドトールを15%以上お得に利用する方法
ドトールバリューカードを活用した、ドトールをいちばんお得に使う方法は、以下のとおりです。
年間5万円以上利用する:チャージでポイント10%還元
毎月1日にチャージする:10ポイント還元
dカードからチャージする:dポイントが4%還元
商品代金を支払う:支払いでポイント1%還元
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合計で15%+α分お得になる
お得度アップの要となるのが、dカードです。
現金チャージでも最大11%ポイント還元になりますが、dカードの利用で+4%も加算できるのは大きいです。
プラチナランクの方が、今月1日にdカードからドトールバリューカードへ1万円分チャージした場合、合計で1,410円分のポイントが得られます。
▼ポイント内訳
チャージ:1,000ポイント
ボーナスポイント:10ポイント
dカード利用ポイント:400ポイント
dカードは、ほかにもローソンやスターバックス、マツモトキヨシ、ビッグエコーなど、さまざまなお店で優待割引が受けられます。
ふだんからドトールを利用する機会が多い方は、ドトールバリューカードと一緒に、dカードの利用もおすすめします。
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