コメダ珈琲の支払いはコーヒーチケットとコメカ(電子マネー)どっちがお得?
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愛知県名古屋市を発祥とする「コメダ珈琲」は、モーニングサービスやシロノワールが人気の喫茶店チェーンです。
コーヒーの値段は1杯500円前後と、大手カフェチェーンのなかでも割高です。
コメダ珈琲は店舗によって、メニューや値段が違います(金額は全店税込表示)。
朝にドリンクを注文すると、トーストと卵料理が無料でついてくるため「モーニングのときだけ利用する」という人もいるほどです。
コメダ珈琲で使える支払い方法は、下記のとおりです。店舗ごとに、利用の可否が異なります。
- 電子マネー
- コメカ、交通系IC、QUICPay、iD、nanaco、WAON
- コード決済
- 使えない
- クレジットカード
- VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club
- ブランドプリペイドカード、デビットカード
- 使える
- ギフト券、商品券
- 使える
※利用可能な支払いサービスは店舗ごとに異なります。
独自の支払い方法には、専用プリペイドカード「コメカ(KOMECA)」と、「珈琲チケット」があります。
コメカは最大3%ポイント還元になり、珈琲チケットは特定のドリンクが1杯83円も安くなるなど、リピーターに嬉しい仕様となっています。
今回はコメダ珈琲で使える、コメカと珈琲チケットについて、具体的にどう使えばお得なのか?を解説します。
目次
コメカ:プリペイド型カード
コメカは、コメダ珈琲を含むコメカ取扱店(おかげ庵・やわらかシロコッペ)で使える専用プリペイドカードです。
利用金額に応じて1%のポイント還元が受けられます。チャージによるポイント付与はありません。
貯まったポイントは10ポイント=10円として、支払いに使えます。
コメダ珈琲のレシートには、コメカポイントの記載はなく、別レシートで付与ポイント数やポイント残高を確認できます。
コメカ残高・ポイントともに、有効期限は最終チャージ日や利用日から2年間です。
定期的にコメダ珈琲を利用していれば、残高やポイントが失効する心配はありません。
基本ポイントは1%、会員登録後は3%にアップ
コメカを使う際は、金シャチ会員とメール配信の登録が必須です。
金シャチ会員とはコメカ会員のことで、誰でも無料で登録できます。
コメカマイページで会員登録をして、メール配信を「受け取る」設定にすると、ポイント還元率が3%にアップします。
- 金シャチ会員:100円ごとに3ポイント
- 非会員:100円ごとに1ポイント
さらに不定期のアンケートメールに回答すると、もれなくポイントプレゼントがあるなど、お得な特典もあります。
一般的なプリペイドカードは0.5%、クレジットカードで1%を考えると、コメカのポイント還元率が3%なのはかなり大きいです。
たとえば、ブレンドコーヒー1杯分(450円)のポイントを貯める場合、各支払い方法で必要な利用金額は以下のようになります。
- 一般的な電子マネー(0.5%):9万円
- 金シャチ非会員(1%):4.5万円
- 金シャチ会員(3%):1.5万円
1%と3%では3万円もの差が出るので、会員登録するだけで、どれだけお得に差が出るのかが、よくわかります。
コメカ利用でボーナスポイントプレゼントや、対象商品の割引などの優待特典はなく、ポイント還元率3%がいちばんのメリットになります。
ポイント還元が3%になるのは、登録日の翌日からです。
発行後すぐに会員登録しても、当日はポイント1%還元で変わりません。
1,000円からチャージ可能、上限額は3万円
コメカへのチャージには、現金とクレジットカードが使えます。
レジで「コメカに◯円チャージします」と伝えると、入金の手続きをしてくれます。
チャージ金額をクレジットカードで支払うと、カード会社の決済ポイントが貯まり、ポイント二重取りできます。
大手コーヒーチェーンの専用プリペイドカードでは、クレジットチャージの利用には会員登録や専用アプリが必要で、お店のレジではできない場合も多いです。
- ミスタードーナツ:ミスドカード
- ミスタードーナツクラブ、ミスタードーナツアプリ
- ドトール:ドトールバリューカード
- マイドトール、DVCアプリ
- タリーズコーヒー:タリーズカード
- 一部店舗のレジ、クラブタリーズ
- スターバックス:スタバカード
- 店舗のレジ、My Starbucks
コメダ珈琲には提携クレジットカードはなく、ポイント還元率の高いクレジットカードからのチャージをおすすめします。
ただし、店舗によっては、支払いにクレジットカードは使えても、コメカにクレジットチャージができない場合もあります。
公式サイトの店舗情報を確認して、その他の欄に「当店では、クレジットカードによるコメカへのチャージは行っておりません」と記載があれば、その店ではクレジットチャージ不可だとわかります。
1,000円分のチャージで何が頼める?
▲昼プレート(950円)
コメダ珈琲のメニュー料金は一律でなく、店舗ごとに値段が変わります。
たとえば、コメダブレンドは1杯430~550円と、最大で120円もの差があります。
今回、私が利用したお店では、コメダブレンドレギュラーサイズは450円でした。
コメダ珈琲で人気の高いメニューと価格を、いくつかピックアップしてみました。
値段は、コメダ珈琲イオンモールKYOTO店を参考にしています。
- コメダブレンド・アイスコーヒー
- レギュラーサイズ450円/たっぷりサイズ+100円
- カフェオーレ・アイスオーレ・豆乳オーレ・ミルクコーヒー
- レギュラーサイズ470円 /たっぷりサイズ+100円
- シロノワール
- 650円
ドリンク代が1杯450円ならば、1,000円分のチャージで2杯分頼めます。
モーニングセットなら2回分、コーヒー1杯とシロノワール1皿だと1,000円オーバーで残高不足になります。
ほかの大手コーヒーチェーンと比べて、コメダ珈琲は単価が高めなので、まとまった金額をチャージすると長く使えます。
コメカの残高は、最終入金日または最終利用日から2年間です。
会計時に残高不足だった際は、下記の方法で支払います。
- その場でコメカにチャージをして支払う
- コメカ残高で支払った後、現金などほかの支払い方法を利用する
- もう1枚のコメカで支払う(1会計で2枚まで利用可)
コーヒーチケットは1杯あたり最大83円安くなる
コメダ珈琲には、20種類のドリンク類から選べるお得な前売り回数券「珈琲チケット」もあります。
差額で100円を支払えば、たっぷりサイズなども注文できます。
店舗によって、珈琲チケットの枚数や値段が違います。
私が利用したお店では、「8枚で3,100円(1枚あたり387円)」で販売していました。
コーヒーチケットの支払いは現金のみで、コメカでは購入できません。
おそらく、上記のチケットは金券扱いになるため、だと考えられます。
選べるドリンクは1杯450円または470円なので、最大83円も安くなります。
コメダブレンド代金をコメカで支払う場合は、12ポイント付与だと考えると、珈琲チケットを利用したほうが51円も安いです。
珈琲チケットには有効期限はありませんが、発行店のみ使用可能です。
ちなみに、コメダ珈琲近くの金券ショップでは、珈琲チケットの取り扱いがありました。
1枚400円(税込)で販売しており、最大70円分安くなります。
そう思うと、珈琲チケットは、特定の店舗で決まったドリンクを飲む人向けの割引回数券といえます。
珈琲チケットとコメカの上手な使い分け方
コメダ珈琲の珈琲チケットと、コメカの特徴をまとめてみました。
- コメカ
- ・プリペイドカード
・クレジットカードや現金からチャージ可能
・上限金額は3万円
・利用金額に応じて最大3%のポイント還元
・KOMECA取り扱い店ならば、どの店舗でも利用可能
・残高、ポイントともに有効期限は2年間 - 珈琲チケット
- ・特定のドリンクやデザートに使える回数券
・8枚つづりで3,100円で販売(1枚あたり387円)
・発券した店舗のみ利用可能
・有効期限なし
珈琲チケットは、同じ店で定番ドリンクを頼む人向けです。
1杯あたり最大83円も安くなり、6枚分でコメダブレンドRサイズ1杯分の値段が浮きます。
使い方を限定しているぶん、お得感が高いです。
一方のコメカは、KOMECA取り扱い店ならば、どこでも使えるのがメリットです。
珈琲チケットの割引率には及びませんが、最大3%のポイント還元、クレジットカードチャージでポイント2重取りは見逃せません。
同じ店舗で特定のドリンクだけ頼む方は珈琲チケット、複数の店舗を利用し注文する商品はいつもバラバラな方はコメカ、という使い分け方をおすすめします。
番外編:ポイント還元率最大1.5%になる支払い方法
コメダ珈琲はたまに利用する程度で、専用のプリペイドカードや回数券は要らないけど、やっぱりお得に利用したい。
という人向けに、コメダ珈琲で使えるおすすめの支払い方法を紹介します。
いずれも、クレジットカードからプリペイド型電子マネーにチャージして、チャージと利用でポイントを2重取りする方法です。
- ポイント還元率1.5%
- Suica+ビューカード
- ポイント還元率1%
- WAON+イオンカードセレクト、nanaco+セブンカード・プラス、楽天Edy+楽天カード
コメダ珈琲の一部店舗は、キャッシュレス消費者還元事業の対象(2%還元)になっており、支払いはキャッシュレス決済がもっともお得です。
個人的におすすめの支払い方法は、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」です。
JR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」からチャージするだけで、ポイント還元率が1.5%になります。
交通系ICカードのなかで唯一モバイル対応をしており、おサイフケータイ対応機種をお持ちであれば、Suicaエリア問わず、スマホでSuicaをすぐ発行できます。
Suicaは、電車やバスなどの公共交通機関で利用するイメージが強いのですが、実際には飲食や買い物にも幅広く使える電子マネーです。