楽天Edyと楽天ポイントの違い!どちらも相互に交換可能

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楽天Edyと楽天ポイント

電子マネーとポイントサービスの関係性はとても深いです。

その両者において業界トップクラスのシェアを獲得しているのが、ネット通販で有名な「楽天」です。

楽天は、

  • 楽天Edy(電子マネー)
  • 楽天ポイント(ポイントサービス)

の2つを展開しています。

これまでは、電子マネーの楽天Edyはリアル店舗で使うためのもの、楽天ポイントは主に楽天市場などのネットで使うものという感じでした。

しかし最近になって、楽天ポイントがリアル店舗で使えるようになってきており、その違いがわかりにくくなっています。

そこで今回は、楽天Edyと楽天ポイントの違いについて、改めて整理してみることにしました。

楽天Edyと楽天ポイントは相互交換できる

相互交換

楽天Edyも楽天ポイントも、どちらも「1ポイント=1円」として、さまざまな場所で使えます。

そしてこの2つ、実は相互交換が可能です。

つまり、どちらを貯めたほうがお得ということはなく、あなたの利用シーンに応じて使い分け、必要であれば「ポイント移行」をすれば良いのです。

ただしここで注意点が1つ。

楽天Edyから楽天ポイントに交換した場合、その分に関してはポイントの有効期限が6ヶ月間の期間限定ポイントになることです。

Edyから交換した楽天ポイントの有効期限は、交換後から6ヶ月間となります。

ちなみに、他社クレジットカードのポイントなど、提携サービスのポイントから交換した場合は通常ポイントです。

本来、楽天ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含めて1年間です。

つまり、継続してポイントを獲得することで、楽天ポイントが失効せず、実質無期限で貯められます。

しかし、Edyからの移行分については期限が6ヶ月となっているので、気をつける必要があります。

楽天Edyと楽天ポイントの特徴まとめ

両者のメリットやデメリットについてまとめます。

楽天Edy(電子マネー)

楽天Edy

楽天Edyは主にリアル店舗での利用を想定して作られた電子マネーです。

プリペイド式なので事前にチャージをして使います。

支払い方法は、楽天EdyカードやEdy付き楽天カードの他、おサイフケータイを使ったモバイル決済も可能です。

おサイフケータイを使って楽天Edy支払いができるのは、電子マネーならではの大きな特徴です。(ただしiPhoneはおサイフケータイに対応していません)

また、全国の「楽天Edy加盟店」で電子マネー支払いした場合、200円につき1ポイントが貯まります。(ポイント還元率は0.5%)

ポイントは楽天ポイントで還元される仕組みです。

すでに、電子マネーの中でも使えるお店がかなり多いのが、楽天Edyのメリットです。

最近はネットショッピングの支払いにも楽天Edyが使えるようになりました。

しかし、ネットで楽天Edy支払いをするには別途「楽天Edyリーダー(またはFeliCaポート/パソリ)」が必要になります。

しかし、これらのリーダーを導入するにはお金がかかりますし、パソコンがなければ使えません。

また、そもそも楽天Edy支払いに対応しているネットショップ自体が少ないのが現状です。

その他、電子マネーなので有効期限が最終利用日より4年間と長いこと、楽天IDを持っていなくても使えること、そしてもしひも付けをしていないと、楽天Edyカードを紛失した時にチャージ分が戻ってこないといった特徴があります。

◆メリット
・業界トップ級のシェアを誇る電子マネー
・支払いをするごとに楽天ポイントが貯まる
・カードを持たなくてもおサイフケータイが使える

◆デメリット
・ネット支払いは苦手(店舗数が少ない、端末の導入が面倒)

楽天ポイント(ポイントサービス)

楽天ポイント

楽天市場で買い物をする人にとってはお馴染みのポイントサービスです。

楽天ポイントの利用には、楽天IDを登録することが必須となります。

この点が電子マネーのEdyとは違う部分ですね。

また、楽天ポイントはネットで管理されているので、不意の事故でポイントが紛失してしまう心配はありません。(楽天Edyでもそのような確率はわずかですが)

一方で、ただのポイントサービスなので有効期限が最後にポイントを獲得した月から1年間と短いです。

ただし、楽天ポイントを支払いに使ったり、楽天ポイント加盟店でカードを提示したりするとそのつど有効期限は1年間延長されるので、実質的には無期限と考えて良いと思います。

楽天ポイントはネットでの利用が主です。それも、楽天グループのサービス内で使うことがほとんどで、Edyのようにどこでも使えるわけではありません。

また、楽天グループの商品やサービスの代金を、楽天ポイントで支払うときは、ポイント還元の対象外です。

楽天Edyは200円利用ごとに1ポイントが貯まりますが、楽天ポイントはあくまでも消化していくのみです。

ただし、最近は街のお店で楽天ポイントが使えるケースも増えています。

例えば、マクドナルドやミスタードーナツ、くら寿司、コーナン、出光のガソリンスタンドなどあります。

楽天ポイントを実店舗で使う場合は、楽天ポイントカードや楽天カードを使います。

ネットで貯めた楽天ポイントを消費でき、カード提示だけでもポイントを貯められます。

Rスーパーポイントカード

◆メリット
・楽天市場などで消化するにはもってこい
・最近はリアル店舗でも使ったり貯められるようになっている

◆デメリット
・チャージなどはできないので楽天Edyにチャージしてから相互交換で手に入れる必要がある
・ポイントを使って支払った分については、新たなポイント還元は受けられない
・利用には楽天IDの登録が必須

利用シーンに応じて使い分けるのがおすすめ

ネットショッピング

楽天Edyと楽天ポイントは相互交換が可能です。ですので、利用シーンに応じて使い分けるのが一番。

例えば、コンビニのセブンイレブンでは楽天ポイントで支払いができないので、楽天Edyで払います。

そして、最終的に貯めたポイントを消化したい時に、楽天市場などで楽天ポイントを使って支払いを行います。

そしてこの2つを結びつける上で大きな武器となるのが、年会費無料のクレジットカード「楽天カード」の存在です。

楽天カードは年会費無料で使うことができ、ポイント還元率も高い人気のクレジットカード。

楽天Edyにチャージをする時に楽天カードを使うと、

  • 電子マネーにチャージした時
  • 電子マネーを使った時

ともにポイントが貯まります。

電子マネーチャージの場合は還元率が0.5%、電子マネー支払いで0.5%なので合計1%の還元です。

ただ、楽天カードを使ってお店で買い物をすると、1%のポイント還元が得られるので、楽天カードを使って楽天Edyにチャージしたからといって、特別にお得になるわけではありません。

しかし、1%のポイント還元が受けられるという点は大きなメリットです。

一方で、楽天カードは楽天ポイントを使うときにもメリットがあります。リアル店舗で楽天ポイントを消費するために必要な「Rスーパーポイントカード」は実は有料です。。。100円+送料がかかります。

しかし、楽天カードを使うと「Rスーパーポイントカード一体型」が選べるので、導入に費用はかかりません。

完全無料で導入できます。例えばこのカード。

一体型の楽天カード

  • 楽天カード(クレジットカード)
  • 楽天Edy(電子マネー)
  • Rスーパーポイントカード

の3つが一枚のカードに全部入りとなっています。

楽天カードの詳細記事はこちらです。

楽天カードはポイント高還元!無料でも限度額100万円まで利用可能

楽天Edyと相性の良いクレジットカード

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

3件のコメント

ESPA

楽天Edyに貯まっている電子マネーを楽天スーパーポイントに換えた後、楽天証券で投資信託やiDeCoを購入することは可能でしょうか。

川原裕也

>ESPAさん
楽天スーパーポイントを使って投資信託を購入することはできますが、iDeCoの拠出資金には使えません。

ESPA

投資信託は購入できるのですね。
ありがとうございました。

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