PiTaPa(ピタパ)

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PiTaPa(ピタパ)

PiTaPa(ピタパ)は関西エリアで普及している交通系ICカードです。

大阪市交通局を中心に、関西や東海・北陸といった数多くの鉄道会社・バス会社が集まった「スルッとKANSAI協議会」が発行しています。

関西では、JR西日本が発行しているICOCA(イコカ)が有名です。東京で言うと、ICOCAがSuica、PiTaPaはPASMOのような存在といったところ。

もちろん電子マネーとしても使えますが、気をつけなければならない注意点も…

このページでは、PiTaPaの特徴やお得な使い方、またICOCAとPiTaPaではどちらがお得なのか?という点も含めて紹介したいと思います。

レジでの合言葉は「PiTaPaで払います」。

iPhone7 最新情報
電子マネー「PiTaPa」は現在、Apple Payへの対応について表明していません。

一説によると「検討していない」とのことで、サービス開始となる2016年10月からの利用は難しいと思います。

交通系ICカード全国相互利用ができるため、PiTaPaエリアでもSuicaが使えます。

ビューカード(Suica一体型の公式クレカ)に申込むことで、関西圏に住んでいてもSuicaを入手できます。また、ビューカードを登録しておくと、iPhoneからワンタッチでチャージができるので実質的なオートチャージができ、さらにポイントも3倍貯まってお得です。

詳細については調査中ですが、PiTaPaが今後もApple Payに対応しない場合、関西に住んでいる人にとっても「Suica+ビューカード」の優位性がかなり高まると考えています。

SuicaをiPhone7に登録すると、iPhoneだけで改札の通過が可能となります。

ただしおサイフケータイ(電子マネー)としては使えません。PiTaPa電子マネーを使いたい場合は、あくまでもPiTaPaを使う必要があります。しかし多くの店舗では、「PiTaPa支払い限定」ではなく、ICOCAなど他の電子マネーでの支払いも可能としているところが多いので、デメリットはほとんどないと思います。

新しい情報が入り次第更新します。

電子マネーPiTaPaの特徴

PiTaPaは、他の交通系ICカードと大きくことなる部分があります。それは、「後払い方式の電子マネー」だということです。

このため、原則としてクレジットカードと結びつけて使う必要があります。(クレジットカードが不要なPiTaPaも存在します)

申込には審査がある

申込審査

上記で説明したとおり、PiTaPaは電子マネーとしては珍しい「後払い」方式を採用しており、原則としてクレジットカードとの連携が必要となります。

そのため、申込には審査があり、申込から発行までに2週間程度かかります。

大きく3つに分かれるPiTaPa

提携カード(最も一般的)
PiTaPaは多くの鉄道会社・バス会社が運営に携わっていること、そして後払いの電子マネーであり、原則としてクレジットカードとの連携が必要となることから、様々な鉄道会社・カード会社などが「PiTaPa+クレジットカード」を扱っています。

年会費は無料のものから有料のものまで。また、クレジットカード一体型や、PiTaPaカードと別々のものまでラインナップは様々です。

PiTaPaベーシックカード
PiTaPaの機能だけを搭載したカード。一般的かと思いきや、そうでもありません。入会金や年会費は無料。

毎月の利用額を銀行口座からの引き落としで支払う仕組みなので、クレジットカードを使いたくない人におすすめです。

保証金預託制PiTaPaカード
万が一、PiTaPaの審査に落ちてしまった場合に検討できるのが、保証金預託制PiTaPaカードです。毎月の利用限度額の4倍の金額をあらかじめ預けておくことで、審査不要でPiTaPaカードを持つことができます。

この他に、定期券情報を印字した「PiTaPa定期」もあります。

ICOCAを含め、一般的な電子マネーは審査不要でその場ですぐ作れてしまうだけに、PiTaPaは入手のハードルが高いと言わざるを得ません。

全国相互利用はできるが電子マネーは非対応

交通系ICカード

交通系ICカードが全国相互利用できるようになったため、現在は一枚の交通系ICカードで全国どこにでも行けるようになりました。

例えば、Suicaを一枚持っていれば関西の鉄道も自由に乗り降りできますし、ICOCAで北海道の電車に乗ることもできます。

もちろん、PiTaPaも例外ではなく、東京や名古屋、福岡など全国どの鉄道でもPiTaPa一枚でOKです。(ただし、PiTaPaエリア外ではオートチャージが働かないため、チャージ残高不足になったら、現地の券売機などでで現金チャージをする必要があります。)

他の交通系ICカードは、改札の通過だけでなく電子マネーも共通化されているのですが、PiTaPaだけが電子マネーの全国相互利用に対応していないという特徴があります。

これが、PiTaPa最大のデメリットです。

SuicaやICOCAを持っている場合でも、PiTaPaエリアだけは電子マネーを使った買い物ができません。また、PiTaPaを持っていても、SuicaやICOCAエリアで電子マネーを使うことができません。

つまり、PiTaPa電子マネーが使えるのはPiTaPaエリアのみに限定されています。

オートチャージ機能が標準装備

オートチャージ

いきなりデメリットから入ってしまいましたが、PiTaPaにはメリットもあります。

原則としてクレジットカードと結びつけて使う「後払いタイプ」の交通系ICカード(電子マネー)なので、

  • PiTaPaエリアでの利用についてはそもそも「チャージ」という概念がない
  • オートチャージが標準装備(PiTaPaエリア内)

という高い利便性を提供しています。

このことについてわかりやすく説明すると以下のようになります。

まず、PiTaPaエリアで使う分にはすべて「後払い」なのでチャージを気にする必要はありません。(チャージが存在しない)

しかし、PiTaPaカードには2,000円分のチャージ残高が入っています。これは何に使うのかというと、(後払いに対応していない)交通系ICカード全国相互利用エリアで利用した際に、チャージ残高を消費して電車に乗るというわけです。

ですので、PiTaPaエリア外(例えばICOCAエリア)で電車に乗っても、2,000円分は改札にカードをタッチするだけで問題なく乗車できます。

PiTaPaエリア外で電車に乗り過ぎると、エリア外ではオートチャージ機能が働かないため、残高不足になってしまいます。この場合は、現地の券売機やのりこし精算機で現金チャージを行います。(現金チャージはエリア外でも可能です)

一方で、残高をいくつか消耗した段階でPiTaPaに戻ってくると、改札にタッチした時に自動的にオートチャージが働き、2,000円までチャージ残高が戻ります。

つまり、PiTaPaエリア(大阪市営地下鉄や阪急電車)をメインで使っている人で、たまにJRに乗る程度の利用であれば、一度も手動チャージをすることなく、使い続けることができます。

ちなみに、ICOCAには「クイックチャージ」というものはあるのですが、定期的にチャージ機などでチャージする必要があります。

利用額割引があるのでお得

利用額割引

PiTaPaのもう一つのメリットとして、「利用額割引」の存在があります。

交通系ICカードは多くの人が使っています。しかし、多くの交通系ICカードは便利ではあるものの、乗車料金が安くなるなどの「割引」は行っていません。

一方で、PiTaPaを使っていると大阪市営地下鉄・ニュートラム・バスなどが10%OFFになるなど、乗車料金の値引きを受けることが可能です。

大阪市営交通(フリースタイル)
大阪市営地下鉄・ニュートラム・バスなど。
一般のかた(登録不要)、65歳以上のかた(登録必要)は10%OFF
学生は20%OFF(登録必要)
※月間1万円まで

阪急電鉄
1ヶ月間に同一車線の同一運賃区間を11回以上利用すると利用回数割引が適用。11回以上で10%OFF、31回以上で15%OFF。

PiTaPaエリアすべて(区間指定割引)
よく利用する1区間を事前に登録しておくと区間指定割引運賃が適用。

マイスタイル
よく利用する登録駅を2つ登録。その区間の月間運賃は6ヶ月定期の1ヶ月分と同程度が上限となる。乗る回数が多い月は定期と同額、乗る回数が少ない月は乗った分だけ支払いができるのでムダがなくなる。

※やや内容が複雑なので、もし訂正があったら教えてください

特に「マイスタイル」は非常に強力なので、PiTaPaを使うのであれば必ず登録しておいたほうが良いおすすめのサービスです。

乗車ではポイントは貯まらない

考え中

PiTaPaは基本的にクレジットカードと結びつけて使う「後払い方式の交通系ICカード(電子マネー)」です。

よって、PiTaPaを使って発生した乗車料金は後日クレジットカードの請求として引き落とされます。しかし、残念ながらPiTaPaは乗車料金に対してのポイント還元はありません

PiTaPaの利用で発生した料金は、クレジットカードではポイント還元の対象外となります。

乗車ではポイントは獲得できませんが、PiTaPa電子マネーを使った場合は、PiTaPaが展開している「ショップdeポイント」が貯まります。

電子マネー100円利用ごとに1ポイントなので、ポイント還元率は1%と結構高めです。

ただし、PiTaPa電子マネー自体の普及率があまり高くないため、使えるお店が限られているのがデメリットです。

ショップdeポイントはクレジットカードのポイントではないので、PiTaPa.comなどのピタパ公式サイトでどれくらいポイントが貯まっているのかを確認することが可能です。

このポイントは、500ポイント貯めるごとに電車・バスの乗車料金から自動的に50円を値引きする役割を果たします。(ポイントの有効期限は獲得から2年後の3月末日)

また、その他の使いみちとして

  • ANAマイル
  • JALマイル

と交換する方法もあります。(500ショップdeポイント → 20マイルと交換)

PiTaPaを取り扱っているカード会社は数多く存在しますが、特にお得感が大きいクレジットカードは存在しないです。。。

よって、どのクレジットカードを選んでも大差はないと思います。私自身は、三井住友VISAカードをPiTaPaを連携して使っていましたし、人気のクレジットカードだとANA VISAカードなんかも人気です。

ICOCAとPiTaPaはどちらを選ぶべき?

ピタパとイコカ

関西に住んでいる人は、「ICOCAとPiTaPaどちらを選んだほうがお得なのか」悩むと思います。

そこで、私なりに調べてみたのですが、それぞれ下記のようなメリットがあります。

ICOCAを選ぶメリット

その場ですぐ発行
審査不要でその場ですぐ発行。クレジットカードと結びつける必要もなし。

電子マネーが全国で使える
電子マネーが全国相互利用に対応しているので、Suicaエリアなどでも電子マネーを使うことが可能。

発行枚数は圧勝
2013年9月時点ではICOCAが1,000万枚に対して、PiTaPaは245万枚にとどまる。やはり、審査ありのPiTaPaは所有のハードルが高い。

PiTaPaを選ぶメリット

利便性が高い
後払い+オートチャージなので、関西エリアの私鉄や大阪市交通局の電車を中心に利用し、たまにJRに乗る程度なら、チャージ不要で使い続けられる

利用額割引がある
「マイスタイル」などの利用額割引がある。大阪市営地下鉄は常に10%OFF。

電子マネーの虎の意見としては、「値引きを受けられるPiTaPaの方がおすすめ」という結論に至りました。

詳細については、下記の記事も参考にしてください。

口コミ情報

クチコミ

電子マネー「ICOCA」に関する評判を集めてみました。実際に使っている人の口コミ情報を元に、お得な使い方を調査します。

管理人はこう思う

関西エリアでは、ICOCA派とPiTaPa派に分かれますが、発行枚数で勝負するとICOCAを使っている人の方が圧倒的に多いです。

しかし、お得感を比べてみると「利用額割引」を導入しているPiTaPaは非常に強力。大阪市営地下鉄など、関西の私鉄・大阪市交通局を利用する機会が多いのであれば、PiTaPaをおすすめします。

電子マネーが相互利用できていないなどのデメリットもありますが、値引きを受けられるというのはやはり大きいです。

あわせてICOCAの記事もご覧ください。
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交通系icカード全国相互利用で電子マネーSuicaが最強と言える理由