au PAYはどちらを選ぶ?プリペイドカードとクレジットカードを比較

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au PAY

積極的なポイント還元で評判のau PAYには、大きく分けて2つの種類があります。

au PAY プリペイドカードはプリペイド式の電子マネーで、最も定番のカードです。そしてもう一つが、au PAY カードという年会費無料のクレジットカードです。

電子マネーau PAYをメインで使う場合、プリペイド方式のカードと、クレジットカードのどちらを使う方がどれくらいお得なのか、違いについて比較してみました。

電子マネーとクレジットカードは別物

違い

まず最初に知っておいて欲しいのは、au PAY カードはあくまでもただのクレジットカードであり、電子マネー一体型ではないということです。

  • au PAY プリペイドカード(電子マネー)
  • au PAY カード

名前はすごく似ているのですが、両者は全く違います。

ただし、au PAY プリペイドカードはMasterCard加盟店で利用できる電子マネーなので、クレジットカードと同じような感覚で使うことが可能です。簡単に要点を絞って説明すると、「どちらも買い物に使うことができる」「au PAY プリペイドカードは前払いなので事前チャージが必要」、「au PAY カードは後払いなのでチャージ不要」ということですね。

au PAY カードが持てるのはauユーザーのみ

au利用者限定

また、au PAY カードは非常に特殊な存在です。なぜなら、誰でも申込ができるクレジットカードではなく「au携帯電話またはauひかりの利用者だけが申込対象」となっているからです。つまり、auひかりのインターネットやauの携帯を使っていない人は、カードの審査に通りません。

ちなみに、au PAY プリペイドカードもau利用者しか利用できません。どちらのカードもKDDI(au)のお客さん専用のサービスということです。

プリペイドカードとクレジットカードの違い

上記の注意点を踏まえた上で、プリペイドカード(電子マネー)とクレジットカードの違いについてまとめます。

どちらも年会費無料

年会費無料

プリペイドカードもクレジットカードも、年会費・発行手数料などは一切不要です。

詳しくは後述しますが、au PAY カードはポイント還元率も高めに設定されているので、あなたがauユーザーであればメリットが大きい年会費無料のクレジットカードとなります。電子マネーのau PAY プリペイドカードはMasterCardブランドのみですが、au PAY カードはVISAとMasterCardのどちらか一方を選択することが可能です。

もう一つの違いとしては、au PAY プリペイドカードは審査不要で年齢問わずに持てるのがメリットですが、クレジットカードの方は申込審査があり、18歳以上でなければ申し込めません。

ポイント還元率はクレジットカードが圧勝

ポイント還元

どちらも利用金額に応じてポイントが貯まります。

au PAY プリペイドカードは200円につき1ポイント(還元率0.5%)ですが、au PAY カードはその200円で2ポイント(還元率1%)なので2倍のスピードでポイントが貯まります。

貯めたポイントは電子マネーのau PAYに充当して使えるので、使いみちには困りません。

au PAY最大のメリットとして「セブンイレブンを始めとしたポイントアップ店舗がある」ことが挙げられます。その一例こちら。

  • セブンイレブン:+0.5%
  • イトーヨーカドー:+0.5%
  • マツモトキヨシ:+1.0%

仮にau PAY カードを使ってマツモトキヨシで買い物をした場合、「通常1%+ボーナス1%=2%」のポイント還元となります。非常にお得感が大きいですよね。ポイントアップ店舗での上乗せ率はプリペイドでもクレジットカードでも同じなので、どちらがお得ということはありません。

au PAY プリペイドカードでauの通信料金、auひかり等の固定電話を支払うと1,000円ごとに10ポイントが貯まります。プリペイドカードの場合、通常のポイント還元率が0.5%なので、au携帯料金やauひかりの通信費に関しては、ポイント付与率がアップしていることになります。一方で、au PAY カードにはそのような特典はなく、通常どおり1%還元です。

auやauひかりの通信料においては、どちらも1%のポイント還元となります。

ポイントの2重取りはできない

禁止

  • au PAY カードで買い物をすると200円で2ポイント
  • チャージしたau PAY プリペイドカードで買い物をすると200円で1ポイント

上記のメリットを生かして以下のようにポイントの2重取りができないか考える人も多いと思います。

au PAY カードを使って、au PAY プリペイドカードにチャージ(クレジットポイントとして1%のポイントゲット)

チャージしたau PAY プリペイドカードで買い物(電子マネー利用分として0.5%のポイントゲット)

合計して1.5%のポイントゲット!

しかし、残念ながらポイントの2重取りはNGとなっています。。。au PAY カードを使ってプリペイドカードにチャージすることはできるのですが、ポイント還元率が強制的に0.5%に下がります。

つまり、

・電子マネーにチャージして使っても
・直接カードで商品を購入しても

ポイント還元率は変わらない。という結果になります。

■電子マネーにチャージして商品を買う
au PAYへのチャージでは還元率が0.5%に下がる
電子マネー「au PAY」を使って商品を買うと0.5%のポイント還元。
合計して1%のポイントが貯まる。

■クレジットカードで商品を買う
ほしい商品をクレジットカード支払いにすると1%のポイントが貯まる。

参照:au PAY カードのメリット・デメリット!年会費も無料(賢者が選ぶ!年会費無料クレジットカード大全集)

2020年5月以降貯まるポイントはPontaポイントに変更

2020年5月以降、KDDIが提供するポイントサービスが、au PAYポイントからPontaポイントに変わります。

そのため、au PAY プリペイドカード、au PAY カードの利用で貯まるポイントは、Pontaポイントになります。

2020年1月8日現在、各カード利用でのPontaポイント付与条件に関する情報は出ていません。

おそらく、貯まるポイントが変わるだけで、プリペイドカードは200円ごとに1ポイント、クレジットカードは200円ごとに2ポイントで変わらないとは思います。

ただし、サービス変更にともなう改悪の例は多々あるので、情報が入り次第、追記します。

まとめると

まとめると、au PAYカード(プリペイド)とau PAY カードの最大の違いは、通常時のポイント還元率が0.5%か1%かという違いのみとなります。

その他、細かい部分として「クレジットカードは事前チャージ不要」だったり「旅行保険やショッピング保険」といった補償サービスが付いている点で優れています。

どちらも年会費無料で持てるので、クレジットカードに抵抗がない人はau PAY カードを選択することをおすすめしますが、ポイント還元率が多少下がっても気にならない、プリペイドの方が安心できるという方は、au PAYカード(プリペイド)でも十分メリットを感じることができると思います。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「電子マネーの虎」初代管理人です。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。大阪に住んでいますが、電車の移動ではモバイルSuicaを使っています。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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