QUOカードPay

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QUOカードPay

QUOカードPayは、スマホを利用したデジタルギフトカードです。

PayPay(ペイペイ)やLINE Pay(ラインペイ)などと同じく、スマホ画面にバーコードを表示して、お店のスキャナーで読み取ることで、支払いが行なえます。

ただし、アプリ決済サービスとは違い、専用アプリのインストールや会員登録の必要はありません。

3月26日からローソンで使えるようになり、今後、QUOカードPayが使えるお店は拡大予定です。

QUOカードPayの使い方

QRコード決済

QUOカードPayは2019年3月14日に法人向けに発売が開始されました。

Amazonギフトのように個人で購入はできないので、企業のキャンペーンなどでQUOカードPayを受け取る機会があるかと思います。

QUOカードPayの受け取りから使い方は以下の通りです。

  1. メールやSNSでQUOカードPayが届く
  2. 添付されたURLを開き、金額(利用可能残高)を確認する
  3. お店の支払い時に「QUOカードPayで支払います」と伝える
  4. QUOカードPayのURLを開き、スマホ画面にバーコードを表示する
  5. お店の人にスキャナーで読み取ってもらい、支払い完了

すでに、他のコード決済サービスに慣れている人は、QUOカードPayも問題なく使えると思います。

QUOカードPayアプリを使うと便利さアップ

QUOカードPayアプリ

QUOカードPay専用アプリを利用すると、複数のQUOカードPayの残高を合算可能です。

さらに有効期限が近い残高から自動的に使用されるので、残高失効を防げます。

ちなみに、専用アプリを利用しても、既存のQUOカード残高をまとめたり、追加でチャージしたりはできません。

そのため、QUOカードPayが複数枚になった時に、専用アプリをインストールする形で良いと思います。

残高不足時は現金併用OK

QUOカードPayの利用可能残高よりも高い商品を購入する際は、現金併用ができます。

先にQUOカードPayの残高を全額使って、残額を現金で支払う形になります。

一般的なスマホ決済サービスは、現金併用ができず、不足時は残高に追加でチャージ(入金)が必要です。

一方、QUOカードPayは残高0円でキレイに使い切りが可能で、無駄がありません。

ちなみに、QUOカードは有効期限なしですが、QUOカードPayは発行日から3年間と短いです。

QUOカードPayは物理的にカードがないので、忘れないうちに使い切ることをおすすめします。

開始直後に使えるお店はローソンのみ

ローソン

QUOカードPayが使えるお店は、ローソンやローソンストア100、ナチュラルローソンです。

今後、対応店舗は順次拡大予定で、おそらく他のコード決済に対応しているお店を中心に利用可能になると思います。

現時点で出ている情報では、以下のお店がQUOカードPayに対応予定です。

ドラッグストア
サンドラッグ、ドラッグトップス、Vドラッグ、トモズ
飲食店
上島珈琲店
ホームセンター
東急ハンズ
書店
有隣堂

残念ながらQUO GIFT SHOPを含む通販サイトの支払いには使えません。

あくまでも、QUOカードと同じく、街のお店だけで使えるギフトカードになっています。

一部、支払い不可な商品あり

QUOカードPayで支払いや購入ができないサービス・商品は以下の通りです。

  • 公共料金
  • 収納代行サービス(通信販売等)
  • プリペイドカード(QUOカード)
  • 切手
  • 印紙

これらはQUOカードでも購入不可なので「QUOカードで買えるものは、QUOカードPayでも買える」と覚えておくと分かりやすいです。

ちなみに、ローソンで使えるコード決済サービスは、LINE Payや楽天ペイ、d払い、PayPayもあります。

QUOカードPayの送り方

基本的にQUOカードPayは企業向けのデジタルギフトカードです。

元々QUOカード利用企業から「QUOカードを何万枚も発送するのは手間」という意見を受けて作られたものです。

購入からプレゼントまでの流れを見ても、Amazonギフトのように友人や家族へ気軽に送れるタイプではありません。

  1. クオ・カード・ペイオンラインストアに会員登録
  2. QUOカードPayを注文(デザイン・額面・発行数・発行希望日などを選択)
  3. 注文金額を銀行振込で入金
  4. クオ・カード ペイ バリューコードが記載されたCSVファイルをダウンロード
  5. メールやSNSでURL(クオ・カード ペイ バリューコード)を配布

支払い方法は銀行振込に限定されており、クレジットカードやデビットカードは使えません。

またクオ・カード ペイ バリューコードの最短発行は「代金振込み後、翌営業日」なので、すぐにギフトカードを送りたくても、最低でも1日待たないといけません。

メールで気軽にギフトカードを送りたいと思う時は、今まで通り、AmazonギフトやiTunesカードの方が使い勝手が良いです。

ローソンで使うなら「お買い物券」の選択肢も

ローソンお買い物券

QUOカードPayは、サービス開始後、しばらくは、ローソンの支払いにしか使えません。

そのため、ローソンで使えるギフトカードを送りたい時は、単純にローソンお買い物券を利用しても良いと思います。

ローソンお買い物券は、全国のローソン、ナチュラルローソンで利用可能なギフトカード(金券)です。

(ローソンストア100・ローソンマートは不可)

ローソンの公式サイトでは取り扱いがなく、メールでギフトカードが送れるサイトで購入ができます。

こちらはQUOカードPayとは違い、クレジットカード払いが可能で、すぐにギフトカードのURLを送信できます。

メールを受け取った人は、ローソン店頭のLoppiでメールに記載された発券キー・コードを入力することで、ローソンお買い物券が発行されます。

後は、支払いの際に「ローソンのお買い物券を使いたい」と伝えて、バーコードを読み取ってもらえばOKです。

券面は500円と1,000円があり、額面未満の買い物に利用してもお釣りは出ません。

QUOカードPayや他のギフトカードと同じように、足りない分は現金を追加で支払いましょう。

本格利用にはまだ様子見が必要

管理人はこう思う

QUOカードPayは、主に企業のキャンペーンや謝礼、ポイントサービスの交換商品などの形で、今後受け取る機会がありそうです。

基本的に法人向けなので、個人同士で送り合うギフトカード的な使い方は難しいです。

QUOカードPayは利用に専用アプリや会員登録の必要がなく、残高不足時は現金併用が可能なので、ギフトでもらった時に使い切りやすいというメリットがあります。

サービス開始当初は使えるお店がローソンに限定されているので、今までのQUOカードと同じように使えない点は注意してください。

今後、QUOカードPayが普及するかどうかは「企業がどれだけQUOカードPayを活用するのか」「対応するお店がどれだけ増えるか」にかかっているので、しばらくは様子見になりそうです。

QUOカードPayの公式サイトはこちら

スマホ決済サービスについて知りたい方へ

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
利用経験のある電子マネー、コード決済サービスは数十件以上。「たくさんあって何を選んでいいか分からない」というお悩みに答えるべく、キャッシュレス決済の上手な使い方を日々実践中。推しはSuicaとPayPayです。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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