メルペイ
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メルペイは、フリマアプリ「メルカリア」を使ったスマホ決済サービスです。
メルカリの取引で得たお金を、コンビニやスーパー、飲食店など、街のお店の支払いに利用できます。
またApple PayからSuicaにチャージすることで、メルカリの売上金が電車やバスの乗車代にも使えます。
将来的にLINE Payやau PAYとの提携を予定しており、さらに使えるお店が増えることが期待されています。
目次
メルカリの売上金を街のお店の支払いに使える
メルペイが登場するまで、メルカリの売上金(売れた商品の金額から手数料を引いたお金)の使いみちは、以下の2通りに限定されていました。
- メルカリの支払いに使えるポイントに交換
- 銀行口座への出金(現金化)
メルカリ売上金の有効期限は90日間で、ポイント交換または出金を選ばないと失効します。
交換したポイントの有効期限は1年間で、こちらも期限内に使い切る必要があります。
一方、メルカリに銀行口座を登録している場合は、売上金発生から90日後、自動的に口座へ売上金が振り込まれます。
ただし、売上金が1万円未満だと振込手数料が210円かかります(1万円以上は無料)。
例えば、1,000円で洋服を売った場合、まず手数料10%が引かれて、さらに振込手数料がかかると、手元に残るのは690円と約70%まで下がります。
そのため、少額の売上金はポイントに交換した方がお得です。
ただし、ポイントの有効期限は1年間と短く、メルカリで欲しいものがないと持て余します。
2019年2月からサービスを開始したメルペイは、メルカリ売上金が街のお店で使えるのが大きなメリットです。
使えるお店はiD加盟店など全国135万店舗以上
メルペイでは「コード決済」と「iD」の2通りの支払い方法が使えます。
支払い方法によって、使えるお店が違います。
◆メルペイが使える主なお店
- iD
- コンビニ:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ、セイコーマート
スーパー:イオン
ドラッグストア:ウエルシア、サンドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン
飲食店:マクドナルド、牛角、温野菜、かっぱ寿司、PRONTO - コード決済
- コンビニ:ローソン、ミニストップ
ドラッグストア:クスリのアオキ、Vドラッグ
飲食店:松屋
その他:カラオケビッグエコー、JapanTaxi
使えるお店が圧倒的に多いのがiDです。全国90万以上のiD加盟店で利用できます。
iD払いは、Apple pay対応のiPhoneやApple Watch、おサイフケータイ対応のスマホで使えます。
利用の際は「iD払いで」と伝えて、読み取り端末にスマホをかざすと支払いが完了します。
非対応のスマホをお持ちの方は、メルペイコード決済が使えるお店で利用可能です。
iD加盟店と比較すると対応店舗は少ないですが、将来的にLINE Payやau PAYとの提携で、さらに使えるお店が増える予定です。
◆LINE Payやau PAYが使える主なお店
- コンビニ
- セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ
- スーパー
- イオン
- ドラッグストア
- ウェルシア、ココカラファイン、サンドラッグ、キリン堂、クスリのアオキ
- 飲食店
- すき家、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、牛角、温野菜、かっぱ寿司、和民、上島珈琲店
- 家電量販店
- ビックカメラ、コジマ、ソフマップ
他にもiPhoneなどiOS端末をお使いの方は、Apple payに対応したオンラインストアでも利用可能です。
メルペイの設定方法
メルカリアプリでメルペイを使うための設定方法は、以下の通りです。
◆メルペイの設定
- メルカリアプリの「メルペイ」にある「売上金・ポイントをお店で使う」をタップする
- 電話番号認証を行なう
- 電子マネーカードを作成する
- 電子マネーの情報をスマホに追加する
- 売上金をメルカリポイントに交換する・支払い用銀行口座を登録する
- お店の支払いに使う(かざして支払い・QRコード決済)
iDは「後払い型電子マネー」としての利用が多く、クレジットカードと紐付けることで、利用金額をカード払い(後払い)にできます。
一方、メルペイは前払い型電子マネーなので、事前にメルカリ売上金や銀行口座からのチャージが必要です。
いずれも手数料は無料で、買い物の支払いが行なえます。
またクレジットカードからのチャージはできません。
売上金をメルペイで使えるポイントに交換
メルカリ売上金をメルペイで使うには、売上金からポイント購入を行ないます。
メルペイの「ポイント購入」をタップすると、メルカリ売上金を1円=1ポイントとしてチャージできます。
銀行口座からチャージする
メルペイに銀行口座を登録することで、口座から現金を入金(チャージ)できます。
1,000円以上から1円単位でチャージが可能です。
メルペイに登録可能な金融機関は以下の通りです。
主要銀行から地方銀行まで幅広く対応しており、一部ネット銀行も使えます。
- 都市銀行
- 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、 りそな銀行、埼玉りそな銀行
- 地方銀行・第二地方銀行
- メルペイ対応の地方銀行はこちら
- ネット銀行・その他
- イオン銀行、auじぶん銀行、SBJ銀行
ちなみに、メルペイの支払い用口座は、メルカリ売上金の振込申請に必要な口座とは別で設定可能です。
支払い方法は「かざして支払い」と「コード決済」
メルペイの利用方法はかざして支払いとコード決済の2種類に対応しています。
iD加盟店は「かざして支払い」、メルペイ加盟店は「コード決済」が使えます。
iD加盟店でかざして支払い
メルペイで最も利用頻度が多いのは「iD」のかざして支払いだと思います。
ApplePayやおサイフケータイ対応のスマホを使っている人は、iDを利用できます。
メルペイに利用登録すると、メルペイ電子マネーが発行されます。
その後、メルペイ電子マネーをスマホ登録することで、iD支払いが使えるようになります。
- メルペイのページを開く
- 「電子マネー(iD)を開く」をタップする
- 「パスコードで支払う」をタップ後、パスコードを入力する
- 店員さんに「iDで支払います」と伝える
- 読み取り端末にスマホをかざす
- 支払いが完了
ちなみに、支払い金額よりもメルペイ残高が少ない場合は、メルペイで支払いができません。
また、支払い金額の一部をメルペイで支払い、残りを現金で支払うことも不可なので注意してください。
iPhoneの場合、WALLETアプリにメルペイ電子マネーを登録すると、Apple payでも使えます。
さらにApple pay経由でSuicaにチャージも可能です。
そのため、メルカリ売上金をSuicaにチャージすることで、電車やバスに乗れます。
- Suicaの入金(チャージ)をタップする
- 希望する金額を選択する
- 支払い方法でApple Payを選ぶ
- カード選択で「メルペイ電子マネー」を選ぶ
- チャージ完了
Apple payについては、以下の記事で詳しい特徴をまとめています。
Apple Payの詳細
Apple Payで何ができるの?電子マネーと交通系ICカードとしての使い方
Apple pay非対応、おサイフケータイ非対応のスマホをお持ちの方は、次に取り上げるコード決済のみ利用できます。
コード決済
iDやかざして支払いが使えない場合は、スマホ画面に支払い用コードを表示して、お店のスキャナーで読み取ってもらうことで、支払いを行ないます。
- メルペイの「コード払い」をタップする
- 店員さんに「メリカリ払い(コード払い)で」と伝える
- 画面に表示されたコードをお店の人に読み取ってもらう
- 「メルカリッ♪」の決済音が流れる
- 支払い完了
コード払いには、店舗に掲示されたQRコードをカメラで読み取って支払う方法もあります。
メルカリユーザーにはメリット大
メルペイはメルカリユーザーにとって、使い勝手の良いスマホ決済サービスです。
メルカリ売上金が街でのお買い物に使えて、足りない分は銀行口座からチャージ可能なので、少額の売上金も無駄なく使い切れます。
残念ながら、メルペイを使ってもポイントは一切貯まりません。
そのため、スマホ決済でポイントを貯めたい方には不向きです。
ただし「ガストで20%OFF」や「セブンイレブンのおにぎり11円」など、メルカリが使えるお店でお得なクーポンが配布されることもあるので、その時はメルペイで支払う価値があります。
メルペイで使える電子マネー「iD(アイディ)」については、下記記事で詳しく取り上げています。