みずほ Wallet アプリのMizuho Suica(みずほスイカ)の使い方、モバイルSuicaやApple Payとの違いは?

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みずほスイカ

Mizuho Suica(みずほスイカ)は、みずほ銀行の口座所有者でiPhoneユーザー向けの交通ICカード&電子マネーです。

みずほ銀行のスマートフォンアプリ「みずほ Wallet(旧:みずほ銀行アプリ)」で、Suica機能が使えるようになったものです。

(以前、みずほ銀行とJR東日本グループの提携で登場したビューカード「みずほSuicaカード」とは、全く別物になります)

2019年9月以前まで、モバイルSuicaでは銀行口座からSF(電子マネー)へのチャージが可能でしたが、現在はサービスを終了しています。

Mizuho Suica(みずほスイカ)では、みずほ銀行口座からSuica残高へのチャージが引き続き使えます。

Suicaとみずほ銀行の口座が紐付けられており、「Apple Payをデビットカード的に使いたい」と思う人に向いています。

今回はみずほスイカの特徴や、モバイルSuicaとの違いを中心に説明したいと思います。

Mizuho Suica(みずほスイカ)の利用方法

みずほスイカ

事前準備
  1. みずほWalletアプリをダウンロードして口座情報を設定
  2. Mizuho Suicaを発行
  3. みずほ銀行口座からMizuho Suicaへチャージ

Mizuho Suica(みずほスイカ)を利用するには、「みずほWallet for iOS」をダウンロードして、Mizuho Suicaを発行します。

そしてSuicaチャージに利用する口座情報(みずほダイレクトのIDなど)を入力して、チャージをすればOKです。

Suicaは先払い型の交通ICカード&電子マネーで、みずほスイカも同じです。

銀行口座と紐付けられていますが、デビットカードのように、利用金額が即時口座から引き落としにならないので、その点は注意してください。

使い方はSuicaと同じ

電子マネー共通化

みずほSuicaは、Suicaと同じように、全国共通のIC乗車券、電子マネーとして使えます。

お店では支払い時に「Suicaで支払います」と伝えて、iPhoneを読み取り機にかざせばOKです。

Suicaアプリとの違いは?

今までもSuicaアプリを登録したり、Suicaカードを取り込んだりすることで、Apple PayでSuicaを利用できました。

Mizuho Suicaとの違いを下記の表でまとめてみました。

Mizuho Suica Suicaアプリ
Suicaの新規発行
Suica定期券、グリーン券の購入 ×
オートチャージ ×
クレジットカードからチャージ Apple Pay対応のみ Apple Pay非対応もOK
現金チャージ
銀行口座からチャージ みずほ銀行 ×(2019年9月にサービス終了)
JRE POINTからチャージ ×

Mizuho Suicaは、EASYモバイルSuica(簡易版モバイルSuica)に銀行口座とApple Payに登録したクレジットカードからのチャージが使えるようになったものと考えると、わかりやすいと思います。

「Suica定期券やオートチャージをiPhoneで利用したい」と思う方には、今まで通りApple Pay Suicaの利用をおすすめします。

Apple Pay Suicaにないメリットとしては、みずほ銀行口座からチャージ可能ことがあげられます。

ちなみに、Mizuho Suicaのクレジットチャージが「Apple Pay対応のクレジットカードのみ」なのは、Apple Pay経由でチャージを行なう関係です(みずほ Wallet アプリは銀行口座からのチャージに対応)。

一方でSuicaアプリが「Apple Pay非対応のクレジットカードもOK」なのは、SuicaアプリではApple Pay非対応のクレジットカードも登録が可能だからです。

現在、Apple PayはJCB、Mastercard、AMEXのクレジットカードに対応しています。

Visaカードからクレジットチャージしたい場合は、Mizuho Suicaは使えないので注意してください。

口座ごとにMizuho Suicaが発行できる

口座別みずほSuica

Mizuho Suicaは1口座あたり1枚が発行できます。

そのため、みずほ銀行に複数の口座をお持ちであれば、口座ごとにMizuho Suicaを発行することで、利用用途に応じてSuicaの使い分けも可能です。

Mizuho Suicaの利用が向いている人は?

疑問

Mizuho Suicaは銀行口座から手数料無料でSuicaチャージしたい人向けのSuicaです。

例えば、Apple Pay SuicaやSuicaアプリにクレジットカードを登録して、チャージ利用金額の引き落とし先を、みずほ銀行の口座を指定すれば「チャージ金額を銀行口座から支払う(手数料無料)」ができます。

銀行口座から直接チャージしても、ポイントやキャッシュバックは一切ないので、お得感はありません。

ちなみに、クレジットカードを持っていなくても、Apple Pay Suicaは利用できます。

Suicaカードの情報をiPhoneに取り込んで、コンビニなどで現金チャージすれば、クレジットカードなしでも使えます。

カード支払いが必要なSuica定期券の購入やオートチャージが使えないのは、Mizuho Suicaと同じです。

そのため、あくまでもMizuho Suicaは「みずほ銀行に口座を持っている人向け」のSuicaサービスと言えます。

Apple Pay Suica+ビックカメラSuicaカードがやっぱり最強

モバイルSuicaのメリット

クレジットカード利用に抵抗がなくて、iPhoneでSuicaをより便利にお得に使いたいのであれば「Apple Pay Suica+ビューカード(特にビックカメラSuicaカード)」の組み合わせがおすすめです。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードは、JR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」とビックカメラが提携した年会費実質無料のクレジットカードです。

ビューカードは、SuicaチャージやSuica定期券の購入でポイント還元率が1.5%(1,000円ごとに15円相当のポイント)になる、Suicaユーザーにとって最適な1枚です。

ビューカードは基本的に年会費が有料ですが、ビックカメラSuicaカードは初年度年会費無料、2年目以降は年1回以上の利用で無料で使えます。

カード利用には「Suicaへのチャージ」も含まれるので、定期的にチャージをするだけで、年会費無料の条件を簡単に達成できます。

ビックカメラで買い物をする機会が少ない方でも、Suicaユーザーであれば、持っていて損はありません。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
利用経験のある電子マネー、コード決済サービスは数十件以上。「たくさんあって何を選んでいいか分からない」というお悩みに答えるべく、キャッシュレス決済の上手な使い方を日々実践中。推しはSuicaとPayPayです。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

2件のコメント

中津

iPhone7にモバイルSuicaが入っていましたが。みずほSuicaを入れました。改札を通ると何度やっても、前のSuicaが残高不足と出てしまいます。どうしたら良いでしょう

昼時かをる

質問内容を踏まえて、ぱっと思いつくのが以下の3点です。
・みずほSuicaにチャージをしていない。
・みずほSuicaをエクスプレス設定していない。
(設定 → WalletとApple pay → エクスプレスカードにみずほSuicaを設定する)
・みずほSuicaアプリのiOS 10.3以降にお使いのiPhone7が対応していない。

残高が充分にあり、iPhone7に問題がなく、コンビニなどの支払いでも同様の状態になる場合は、Suicaカードの切替が上手くいっていないのでは?と思います。

色々と試しても解決しない場合は、みずほダイレクトヘルプデスク(フリーダイヤル:0120–3242–99)に問い合わせをお願いします。

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