自営業(個人事業主)でも作れるおすすめのクレジットカード

フリーランス

自営業(個人事業主)になったらまず持ちたいクレジットカード。

一般的に、法人カード(ビジネスカード)は個人事業主やフリーランスの方でも持つことができます。また、中には「個人事業主専用」のビジネスカードも存在します。

ビジネス向けに特化したクレジットカードは、ビジネス用途に使えるサービスが優待料金で使えるなどのメリットが用意されています。

また、自営業は「一般個人のクレジットカード」も事業用に使うことができます。つまり、法人カードでも個人事業主専用カードでも、一般のカードでもなんでも使えるということです。

今回は、自営業者(個人事業主)やフリーランスでも審査に通るクレジットカードをまとめます。

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自営業は審査に通りにくいって本当?

デメリット

よく、自営業はクレジットカードの審査に通りにくいと言われます。

この噂が本当かどうかはわかりませんが、私自身は「自営業は審査に通りにくい」と思っている派です。

なぜ自営業や個人事業主はクレジットカードの審査に通らないのか、その理由として考えられるものがいくつかあります。

1つめの理由は、自営業は安定収入がないからです。

自営業やフリーランスは自らの力や専門的な技術を使って収入を得ています。サラリーマンのように安定した給料が毎月得られたり、手厚い社会保障があるわけではないので、どうしても収入が不安定な職業だと思われがちです。

実際、もし病気で身体を壊してしまい、入院生活をすることになったら、収入面で困るという自営業の方も多いと思います。

自営業がクレジットカードの審査に通りにくい2つめの理由は、過去に返済遅延や債務整理を経験している可能性があるからです。

これは、実際に返済遅延や債務整理の経験がなければマイナス点にはなりません。こうした信用情報は信用情報機関を通じて共有されているので、嘘をついてもバレます。

もし、直近で携帯電話料金などの返済遅延があったらしばらく様子を見ること、そして申込時に嘘偽りなく必要事項に記入することが大切です。

クレジットカードの審査に通過するポイントは

では、自営業がカードの審査に通過する時に気をつけたいポイントをまとめます。

固定電話を記入する

カード会社

最近は、固定電話を持たずに携帯電話を使って事業をしている自営業の方も多いです。

私も個人事業主をやっていた時は、携帯電話一本で仕事をこなしていました。

しかし、クレジットカードの審査的に言うと、携帯電話よりも固定電話の方が信頼性が高まり審査に通りやすくなります

これは、私が法人化してはじめて法人カードを作った時に経験していることなので、間違いありません。

私の経験則ですが、会社を設立してすぐに某法人カードに申し込んだところ、審査に落ちました。基本的に携帯電話を使うことが多いので、固定回線を持っていたのですが携帯の番号を記入していたんですね。

クレジットカードの審査担当者から電話がかかってきて、「固定電話はありませんか?」と言われました。そしてその後すぐに、同じクレジットカードに申込をし、今度は固定電話番号を記入したところ、審査に通りました。

クレジットカードの審査に通るためにあえて固定電話回線を引く必要はないと思いますが、審査で有利になることは間違いないので、もし固定電話を持っているのであれば、携帯番号よりも固定電話の番号を記入することをおすすめします。

勤続年数を増やす

勤続年数が長い

これは自営業問わずですが、勤続年数は少しでも長い方が有利です。

申込時に以前の職場などを記入する欄があれば、以前の職場の勤続年数などもしっかりと記入して「しっかりと仕事をしているアピール」をすることが大切です。

在籍確認などでクレジットカード会社の審査担当者と話す機会があれば、自営業としてどのような仕事をしているか詳細に説明し、少しでも安心感を与えるようにします。

キャッシング枠なしで申込む

キャッシング枠なし

カード会社が自営業者を警戒する理由の一つに、「キャッシング枠を事業用に使うのではないか?」と思われることがあります。

個人事業主や自営業であれば、クレジットカードのショッピング枠を事業用に使うのは問題ありません。

しかし、クレジットカードのキャッシング枠は原則として事業用には使えない規約になっていることが多いです。

キャッシング枠を目的としたクレジットカードの申込ではないことをアピールするためにも、審査が不安な方は「キャッシング枠0」で申込むことをおすすめします。

これだけでも印象はかなり違ってきます。

実際、資金調達が必要になった場合は、事業用の資金を貸してくれるビジネスローンなどを利用するのが正しいです。

自営業と自由業の違いは?

自営業者

クレジットカードを申込む時に、必ず職業を選択する欄がありますが、その際に迷うのが「自営業」と「自由業」の違いです。

「自由業」って一体何なんだと思ったことはありませんか?

私自身はいつも、自営業を選択することが多いのですが、気になったので調べてみました。

自営業と自由業の違い

自営業とは
いわゆる個人事業主のことで、一般的な業種はすべて自営業に入ります。運送業や八百屋、飲食店の経営などが主な自営業の職業です。

自由業とは
自由業の定義は「一定の雇用関係によらず、時間に束縛されないで、独立して営む職業」とされています。

つまり、時間や場所に囚われることなく自由に働ける仕事ということです。代表的な職業としては作曲家や投資家、イラストレーター、作家などです。

まあ、あえて自由業を選ばずに、無難な「自営業」を選んでおく方が良いと思います。大抵の場合「自営業・自由業」という形で一括りにされていることが多いですが。

個人事業主専用のクレジットカードがある

続いて、個人事業主でも審査に通るクレジットカードをいくつか紹介します。

私の経験や友人の自営業者から聞いた話を元にしているので、確実性は高いです。
いろいろなクレジットカードに連続的に申込むのは「信用情報機関で情報が共有されている」ことを考えるとNGですが、もし審査に落ちてしまっても3ヶ月毎に違うカードに申し込めば、確実にどれかには審査に通ると思います。

まず最初に紹介したいのは、個人事業主専用のクレジットカードです。

三井住友カードマーチャントメンバーズクラブ

結構レアなカードなのですが、三井住友カードマーチャントメンバーズクラブ(通称:三井住友カードMMC)は、個人業主のために作られたビジネスカードです。

三井住友カードMMCの大きな特徴は、クレジットカードの引き落とし口座を「個人名」「屋号名」どちらにでも設定できる点です。

通常、法人カードは法人口座しか引き落とし口座に設定できません。また、個人向けカードを法人で使うこともできません。

その点、三井住友カードMMCであればどちらでも柔軟に対応できるので、扱いやすいというわけです。

その他の特徴として、利用限度枠50万円のキャッシングリボを利用することができます。ビジネスカードのキャッシング枠は、「カードローン」とは違うので、総量規制の対象外です。(年収の3分の1までという制限にひっかからない)

金利は決して低くはありませんが、無担保無保証で利用できるので、資金調達の手段として、持っておくことができます

「ビジネスサポートパック」は事務用品の購入や引越費用の優待値引き、「福利厚生代行サービス」は提携している1,000箇所以上のスポーツクラブや宿泊施設を優待料金で利用できるサービスです。

こういった優待は、ビジネスカードならではの特典です。

三井住友カードMMCの年会費は1,250円+税となっていますが、

  • WEB明細の利用
  • マイ・ペイすリボへの登録(無料)
  • 1年に一回以上使う

という3つの条件を満たせば、年会費は実質無料となります。

また、従業員向けカードも1枚あたり年会費400円+税で発行できます。個人事業主は、従業員を抱える場合もあります。このようなときに従業員向けカードを社員に持たせることで、経費の効率化を実現します。

自営業でも審査に通るクレジットカード

続いて、自営業や個人事業主でも問題なく審査に通るクレジットカードをご紹介します。

フリーランスや個人事業主は、個人の財布と事業のサイフがひとつになっています。ですので、実のところビジネスカードを持たなくても、「個人向けのクレジットカードが使える」んです。

個人向けのクレジットカードには、年会費無料で使えるものやポイント還元率が高いものなど、とにかく種類が豊富です。

おすすめのカードは姉妹サイトの「賢者が選ぶ!年会費無料クレジットカード大全集」に掲載していますが、今回はその中からいくつかピックアップしてご紹介します。

ACマスターカード

ACマスターカード

審査が不安な人の悩みを一発で解消

ACマスターカードは年会費無料のクレジットカードです。

カードローンでおなじみの「アコム」が発行しているカードなのですが、カードローン枠付きのものと、枠なしのものがあります。

ローンの利用予定がない方は、「枠なし」を選べば普通のクレジットカードとして使えるので安心です。

ポイントサービスなど目立った特典はないのですが、ACマスターカードは「審査が速い、そして審査が心配な方でも安心して申し込める最強カード」として評判です。

クレジットカードの審査に通らない方々の口コミでは、「審査に通らないなら、まずACマスターカードに申し込んで信用実績を積んでから他のクレジットカードにチャレンジしろ」と言われるぐらい、有名なカードです。

アコムは審査をしっかりと行ってくれるので、審査に通るか不安な自営業の方にもおすすめです。

審査が速い最強クレカ(年会費無料)

Yahoo!JAPANカード

Yahoo!JAPANカード

日本一Tポイントが貯まるのがヤフーカード。

新しく生まれ変わったYahoo!JAPANカードは、利用金額に応じてTポイントが貯まります。通常は100円ごとに1ポイントの還元です。

また、ヤフーカードは「Tカード」としても利用できるので、クレジットカード支払いをしなくても、カードを提示するだけで100円ごとに1ポイントが貯まります。

つまり、Tポイント加盟店でこのカードを使って支払いをすると「100円で2ポイント(還元率2%)」となり、非常にお得です。

さらに、このカードが最も力を発揮するのが「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」といったネット通販です。

Yahoo!ショッピングとLOHACOでクレジットカード支払いをした場合、「100円ごとに3ポイント(還元率3%)」となります。

私が個人事業主向けにYahoo!JAPANカードをおすすめするのには、理由があります。それが、ネット通販の「LOHACO(ロハコ)」の存在です。

LOHACOは事務用品の宅配で知名度No.1である「ASKUL(アスクル)」が手がける通販サイトです。事務用品だけでなく日用品の取り扱いも豊富で、結構安いです。

文房具などの事務用品から日用品までを安く提供し、あのアスクルが翌日には商品を届けてくれるので、私もたまに利用しています。

この、LOHACOでさらにポイント還元が3%となることを考えると、Yahoo!JAPANカードのビジネスシーンにおけるメリットは、やはり大きいと思います。

Yahoo!JAPANカードは年会費無料で使えます。
とにかく幅広い場所で使いたいならVISAを、au WALLETへのチャージをするならMasterCardを、nanacoへのチャージをするならJCBを選択することをおすすめします。

オリコカード・ザ・ポイント

オリコカードザポイント

ビジネス向けカードの審査に強い

ビジネスシーンでも使いやすい、スタイリッシュなデザインです。

オリコカード・ザ・ポイントは、とにかくポイント還元で勝負するカードなのですが、個人的にはビジネスシーンにかなり使える一枚だと思っています。

その理由としてはまず、カードデザインがシンプルで使う場所を選ばないこと

後述する楽天カードも素晴らしいカードなのですが、やはり自宅で使うだけならともかく、取引先との会食で会計をする場合など、出しにくいシーンというのはあります。。。

しかし、オリコカード・ザ・ポイントに関しては見ての通りブラック一色なので、落ち着いた雰囲気があります。いわゆる「ブラックカード」のような高級感が漂うわけでもないので、いやらしさも感じず、どんなシーンでも使えます。

オリコカード・ザ・ポイントは、Amazon.co.jpに強いクレジットカードです。

通常は100円につき1ポイントの還元です。しかし、ネット通販利用時に「オリコモール」を経由することで、「オリコモール経由分 +0.5%」がポイントに加わります。

さらに、利用したネット通販に応じて「0.5%以上」のポイントが上乗せされます。(例えばAmazon.co.jpは+0.5%)

これらをまとめると、

通常時:1%の還元
オリコモールを使う:0.5%の還元
オリコモール経由分:0.5%以上の還元(ショップによる)
→合計2%以上

となり、オリコモールを経由してAmazon.co.jpで買い物をすると、2%のポイント還元率が得られる仕組みです。(ちなみに、オリコモールには楽天市場やYahoo!ショッピングも参加しています)

さらに、入会後6ヶ月は上記に加えてさらに1%ポイントがアップします。総合的なポイント還元率だけで見ると、No.1だと思います。

また、オリコカード・ザ・ポイントのもう一つの武器として「電子マネーのiDとQUICPayをダブルで搭載できる」というものがあります。

電子マネーを一度使ったことがある方ならわかると思いますが、とにかく支払いがスムーズで楽です。ちょっとコンビニに消耗品を買いに行くようなときでも、サッとカードをかざしてすぐに支払い完了。

オリコカード・ザ・ポイントは電子マネーの中でも普及率の高い、iDとQUICPayが使えるので、これはビジネスシーンでも有効活用できると思います。

年会費無料で使えるカードなので、まったく使わなくなっても、年会費が発生する心配はありません。

オリコカードはビジネス向けのカードを積極的に発行している信販会社なので、個人事業主や自営業、法人経営者の審査では実績があります

こうした点も踏まえて、オリコカード・ザ・ポイントは審査に有利なのではと思いました。

楽天カード

楽天カード

個人事業主・フリーランスの利用率No.1(私調べ)

もはや語ることがないくらい有名となった楽天カード。
年会費無料で使える定番の一枚なので、多くの方がメインカードとして使っていると思います。

実際、わたしもこれまで何人もの個人事業主・フリーランスの方にお会いしてきましたが、利用率はやっぱり一番高いです。

その理由としては、やはり楽天市場・楽天ブックスでの4%ポイント還元、楽天トラベルでの2%ポイント還元という驚異的なポイント還元率があるからです。

楽天カードは通常は100円ごとに1ポイント(1%還元)ですが、楽天グループ店舗で使うとポイント還元率がアップします。

楽天市場ではあらゆるものが手に入りますし、楽天トラベルは出張の時に役立ちます。さらに、楽天ブックスでビジネス書を購入した時もポイントが貯まります。

自営業の方はコスト意識が高い方が多いので、ポイント還元率が高い楽天カードは、うってつけの一枚です。

自営業者が楽天カードを持つもう一つのメリットは、電子マネー「楽天Edy」が使えることです。これは前述の理由と同じですが、とにかく支払いがスムーズに済むので、時間の節約につながります。

オリコカード・ザ・ポイントはiDとQUICPayが対象でしたが、楽天カードの場合は楽天Edyを一体型として持つことができます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

amex-business

外資系のカード会社で審査に対して前向き

知る人ぞ知るアメックスカードです。
今回は、アメリカンエキスプレスのビジネスカードを紹介していますが、個人事業主の場合は「一般カード」「ビジネスカード」のどちらでも選択できます。

年会費などの基本スペックはどちらも同じですが、ビジネスカードの方がビジネス用の特典がたくさん付いているのでメリットは大きいです。

アメリカンエキスプレスカードは外資系のカード会社だということで、審査に対して前向きであり、カードの利用限度枠が大きいと言われています。

私自身は会社を設立してから、アメリカンエキスプレスのビジネスゴールドカードを作った経験があります。

会社設立間もないにも関わらず、何も言わずに即審査に通してくれたのはアメックスだけでした。

ただし、デメリットは年会費が他のクレジットカードよりも高いことです。アメリカンエキスプレスのグリーンカードは最も年会費が安価なクレジットカードなのですが、それでも12,000円+税の年会費が必要です。

自営業にとってはこの年会費の負担は結構重いと思いますが、ステータス性も高いカードなのでビジネスシーンでも良い印象を与えられるという隠れたメリットもあります。

ちなみに、ビジネスカードの年会費は経費として計上できるので実質的な負担はありません。

どうしても審査に通らないならデビットカード

法人デビットカード

クレジットカードを導入することで、事業の資金繰りも改善しますし、何よりも支払いのスピードが上がったり、経費の効率化が実現するメリットがあります。

中でも、個人事業主はビジネスカード・個人向けクレジットカードの両方を選択できるので、利用用途に応じて使い分けてもいいですし、一番使い勝手が良い一枚を選ぶのも良いと思います。

ちなみに私は、現在の会社を設立する前は個人事業主をやっていましたが、至って普通の個人向けクレジットカードを使っていました。

また、どうしてもクレジットカードの審査に通らない場合はデビットカードを使うという方法もあります。

デビットカードは「銀行口座からの即時引き落とし」となる以外は、基本的な機能はクレジットカードと同じです。

一方で、クレジットカードのように後払いにならないので与信審査の必要がなく、原則として審査なしで発行できます。クレジットカードが作れない人の多くが、デビットカードで代用していますし、私自身も気分でデビットカードを使うこともあります。

審査がないというのが最大のメリットで、赤字の自営業者でも過去に返済遅延がある方でも問題なくカードを発行できます。

例えば、ジャパンネット銀行は自営業や個人事業主向けの銀行口座「ビジネスアカウント」を作ることができます。屋号名入りの口座なども作れて便利です。

ジャパンネット銀行に口座開設すると、手元にキャッシュカードが届きますが、ジャパンネット銀行の場合は、このキャッシュカードに必ずVisaデビット機能が付いているのです。

つまり、ジャパンネット銀行に口座開設をした時点で、Visaデビットカードが発行されます。

Visaデビットは、VISAマークのお店であればクレジットカードと同じように使えますし、ネット通販でも利用可能です。

また、ジャパンネット銀行の場合はキャッシュカード一体型となっているため、年会費も無料で使えます。

はじめて法人カードを作る時の審査ポイントと3つの注意点
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