ANA JCBカード ZERO

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ANA JCBカード ZERO

ANA JCBカード ZERO」は年会費無料で持てる唯一のANAカードです。

通常、ANAカードは年会費がかかるものばかりですが、このカードは年会費が一切かかりません。

しかし、申込対象者は「18歳~29歳(学生不可)の人」のみとなっています。(→30歳以上の方はANAJCB 一般カードをご利用ください。

ポイント還元でマイルが貯まりやすいなど、スペックも高いのですが、このカードは29歳以下の人しか持つことができない特別なクレジットカードです。

年齢が限定されているものの、年会費無料で持てるANAカードと言っても過言ではありません。

この記事では、ANA JCBカード ZEROのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

ANA JCBカード ZEROの特徴

「年会費無料で使えるANAカード」というのが、このクレジットカードの最大のメリットです。

一方で、旅行保険が付いていないなどのデメリットも存在します。

年会費無料で使える唯一のANAカード

航空会社

まず、とても面白いアピールを紹介したいと思います。ANA自身がこのカードを「お得すぎるカード」だと認めています。これはANAの公式コメントです。

おトクなサービスなので、年齢・ご利用年数を限らせていただきました。一生のうち5年間しか持てないカード。是非ご利用ください

※ANAの公式サイトより引用

ANA JCBカード ZEROは、利用条件が厳しく制限されています。

  • 18歳以上、29歳以下の人であること
  • 一度発行したら5年間しか持てないこと(更新不可)

29歳以下限定というのはわかりますが、一度しか発行できないクレジットカードというのは珍しいです。

通常、クレジットカードの有効期限は5年間です。仮にANA JCBカード ZEROを18歳の時に申し込むと、23歳で有効期限が切れます。

23歳はまだANA JCBカード ZEROの年齢の範囲ですが、このカードは更新ができません。一度発行して5年使ったら、それでおしまいです。

これは逆に考えると、それぐらい条件を厳しくしなければ、ANAが利益を出せないくらいお得なカードであることを意味しています。

ちなみに、5年使った後は自動的にANAJCB 一般カードに切り替えられます。

どうしても年会費を支払いたくない方は、ANA JCBカード ZEROを5年間使い、その後は解約してしまってもよいでしょう。

マイルの移行手数料が0円

お得

ANA JCBカード ZEROでは、クレジットカードの利用額1,000円につき1ポイントが貯まります。

このポイントは、JCBが展開している「Oki Dokiポイント」で付与されます。

貯めたポイントは、1ポイント=約5円としてdポイントやPontaポイント、JCBギフトカードなど、その他のポイントやカタログギフトとの交換ができます。(還元率0.5%)

しかし、ANA JCBカード ZEROに限ってはANAマイレージに交換するのが最もお得です。

ANA JCBカード ZEROでは、1 Oki Dokiポイントを5マイルに移行できます。この時に発生するマイル移行手数料は無料です。

1マイルはおよそ約3円の価値があると言われています。

私自身の経験ですが、ANA国内線のチケットをマイルを使って購入した時、1マイル=3円の価値がありました。

1マイルあたりの価値は変動しますが、ビジネスクラスやファーストクラスになると、1マイル=5円以上の価値になることもあります。

1マイル=3円として考えた場合、ANA JCBカード ZEROのポイント還元率は1.5%になります。

カードの利用額1,000円ごとに5マイル(15円相当)が貯まる計算です。これが、ANA JCBカード ZEROがお得な理由の一つです。

また、クレジットカードの利用以外でも、楽天Edyでの支払い200円ごとに1~2マイルが貯まります。これは、Oki Dokiポイントではなく、マイルが直接付与されます。

ANA航空機の利用でマイレージ10%アップ

飛行機

ANA JCBカード ZEROのもう一つの特徴として、「区間基本マイレージが+10%される」という特典があります。

ANAの飛行機に乗ると、搭乗ごとに距離に応じてマイルが貯まります。この時の積算マイルが10%増量される仕組みです。

出張などで航空機への搭乗回数が多かったり、海外旅行で遠い場所で出かけるほど、お得感はUPします。

※搭乗ボーナスマイル積算率の計算方法は以下のとおりです。
区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率 × ANAカード種類別積算率(10%)

また、このカードを使うとANAの国内線・国際線において機内販売が10%値引きで利用できます。

後述しますが、その他にもANA関連の割引が豊富で、お得意さま扱いしてもらえるのがANAカードの大きな特徴です。

機内販売の10%優待

お得意様

ANAカード会員としての特典も豊富です。

ANA FESTA5%OFF、機内販売10%OFF
国内線・国際線の機内販売が10%OFFとなります。また、ANAが運営する空港内の店舗「ANA FESTA」は5%OFFです。
ビジネスきっぷ
ANAカード会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」を購入することができます。
宿泊が5%OFF
ANA系列のホテルの宿泊費用が5%OFF。
ANAショッピング A-style
ANAが運営しているネット通販サイト「A-style」の商品を5%OFFで購入できます。

電子マネーの発行も可能

電子マネー

電子マネーとの紐付けもできます。
追加可能なカードとして、

  • ETCカード
  • QUICPay
  • ANA QUICPay+nanaco(発行手数料300円)
  • PiTaPa
  • 家族カード(年会費5年間無料)
  • 楽天Edy

があります。ANA QUICPay+nanaco以外は発行手数料・年会費は無料です。

iPhone7以降の機種をお持ちであれば、Apple Pay(アップルペイ)も使えます。

Apple Payに登録すると、クレジットカードを持ち歩くことなく、電子マネーQUICPayの加盟店において、iPhoneだけで支払いが行えます。

家族カードや電子マネーを使って発生した金額も、ポイント付与の対象となるので安心です。

前述しましたが、楽天Edyでの支払いについては200円ごとに1~2マイルが貯まるので、最もお得となっています。

ANA JCBカード ZERO 公式サイトはこちら

ANA JCBカード ZEROはGETすべき?

クレジットカード広場 管理人の意見

管理人がこのカードを手に入れるべきかどうか、独断と偏見で判断します。

個人的には非常にお得なカードだと感じます。また、「29歳以下の方が一度しか持てない、年会費無料で使える唯一のANAカード」というプレミアム感にもそそられるものがあります。

もしあなたが29歳以下で、旅行に行く機会が多いなど、ANAマイレージを貯めたいのであれば、このクレジットカードを選ぶメリットは大きいです。

機内販売10%OFFやビジネスきっぷの購入など、カード会員専用の特典もありますが、このカードの魅力はやはり搭乗毎に貯まる「積算マイル+10%」と「マイレージ移行手数料無料」に尽きます。

そして何より、年会費無料で持てるのは大きいです。もしカードを使う機会がなくても、年会費が発生することはありません。

ただし、有効期限が終わる5年後には自動的にANAJCB 一般カード(年会費有料)に切り替わります。

そこまで価値を感じることができなければ、そのタイミングで解約をしてしまうのもアリだと私は思います。

ホワイトを基調としたカードデザインもクールですよね。

ANA JCBカード ZEROの口コミ

口コミ

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「賢者が選ぶ!年会費無料クレジットカード大全集」初代管理人です。年会費無料カードから高級カードまで幅広く所有。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。