ソニー銀行「Sony Bank WALLET」は未成年でも利用可能、キャッシュバックやANAマイルで還元
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最近は、ネット銀行を日常的に使う人が増えました。
ネット銀行は、金利や手数料、そしてポイント還元などにおいて、大手銀行よりもメリットが大きいです。
数あるネット銀行の中でも私が特に良いと感じるのが「ソニー銀行」の持つ利便性です。（アプリの使い勝手も最高！）
ソニー銀行は利便性、キャッシュバックによるポイント還元、クレジットカードの代わりにもなるデビットカード（Sony Bank WALLET）など、様々なサービスを総合的に提供しています。
銀行口座・デビットカードは未成年でも利用できるので、「クレジットカードの代わりの支払い手段がほしい」と感じる方にもおすすめです。
目次
デビットカードには審査がない
まず最初に、クレジットカードとデビットカードの違いをわかりやすく説明します。
クレジットカードは「カード利用」から「支払い」までの間、カード会社が支払金額を肩代わりしてくれる仕組みです。
支払金額をカード会社が肩代わりしている間、カード会社はリスクを引き受けることになるため、クレジットカードの申込時に審査が必要です。
あなたに支払能力があるのかどうか？といった点を審査します。
一方、デビットカードには原則として審査がありません。銀行口座が開設できる人であれば誰でもデビットカードを発行できます。
これはなぜかというと、デビットカードは支払い時に即時、銀行口座から支払金額が引き落とされる仕組みだからです。
つまり、銀行口座にある預金の範囲内でカードによる支払いができます。
未成年でも使えるソニー銀行のデビットカード
ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET（ソニーバンクウォレット）」は15歳以上であれば未成年でも発行できます。
※銀行口座の開設には年齢制限がありませんので０歳でもソニー銀行の口座は作れます（日本国内に在住の方に限ります）
口座開設に年齢制限はありませんが、デビットカードは15歳以上から申込可能です。
先ほども述べましたが、口座を持っていればデビットカード発行に際して審査はありません。（口座開設と同時にデビットカードの申込みもできます）
年会費無料・キャッシュバックつき
ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」にはさまざまなメリットがあります。
- 年会費無料
- キャッシュカード一体型
- カード利用金額の一部をキャッシュバック（またはANAマイル付与）
- 他行あて振込手数料無料回数が増える
- 外貨預金口座からの直接支払い
年会費無料で持てるのはSony Bank WALLETの大きな強みです。
キャッシュカード一体型なので、銀行取引に使う「キャッシュカード」としても、支払いに使う「デビットカード」としても機能します。（２枚１役で財布がスッキリします）
ソニー銀行のアプリからすぐに「取引限度額の設定変更」ができます。
セキュリティ面が心配な人は「デビット機能をOFFにする」ことや「ATMの出金限度額を1,000円にする」、「１日のデビットカード利用限度額を１万円にする」と言った設定変更で安心して使えます。
ATMの出金限度額を変更しておき、ATM利用時のみアプリから設定を元に戻せば、普段からキャッシュカード一体型のデビットカードを持ち歩いても心配ありません。
もちろん紛失・盗難などの被害に対する「不正利用補償」も備わっています。
最大２％のキャッシュバック
Sony Bank WALLETはクレジットカードのようにVisaマークのあるお店で使えます。もちろんネットショッピングでも使えます。
カード利用金額に対して最大２％のキャッシュバックが受けられお得です。
キャッシュバックは自動的に行われますので、クレジットカードの「ポイント交換」のような手続きは一切不要です。
通常は0.5％のポイント還元率（キャッシュバック率）なのですが「優待プログラム Club S」のランクに応じて段階的にキャッシュバック率が上がる仕組みです。（Club Sについては後述します）
キャッシュバックの上限は月20万円まで（公共料金など一部支払いでは月１万円まで）という条件はあるものの、よほど高額な決済をしない限り、上限には到達しません。
Sony Bank WALLETに日常の支払いを集中させ、年間100万円程度使った場合、年5,000円～２万円のキャッシュバックが受けられる計算です。
ANAコラボのSony Bank WALLETがおすすめ
個人的には、全日空（ANA）との提携カード「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」の選択もおすすめです。
年会費は無料でSony Bank WALLETとしての基本機能は同じです。大きな違いは「キャッシュバックの代わりにANAマイルが付与されること」です。
こちらはClub Sの会員ランクに関係なく、デビットカードの利用金額200円につき１マイルが付与される仕組みです。（付与上限は年間４万マイル）
私はいつもANAマイルは１マイル＝３円相当として計算しています。私の計算方法だと、「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」の還元率は1.5％となります。
また「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」は入会時に500マイルがもらえるという点でもお得感があります。
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETはこちら（公式）
他行あて振込手数料無料回数が毎月２回に増加
ソニー銀行では、他行あて振込手数料を毎月１回まで無料にしています。
- ソニー銀行あて：何度でも無料
- 他の銀行あて：毎月１回まで無料（２回目からは１回あたり110円）
これだけでも十分お得なのですが、Sony Bank WALLETを持っていると、他行あて振込手数料無料回数が１回増えます。つまり、毎月２回まで無料です。
Sony Bank WALLETは年会費無料で持てるカードであり、メリットは多数ありますが、デメリットはありません。（デビットカードを利用する機会がない方でも、口座開設時と同時にSony Bank WALLETの申込みををおすすめします）
もちろん前述した「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」も振込手数料無料回数アップの対象です。
なお、他行あて振込手数料無料回数も「優遇プログラム Club S」のランクに応じてさらに増加します。（Club Sについては後ほど説明します）
留学生からの評価も高い外貨預金口座からの支払い
Sony Bank WALLETは海外でも使えます。
- 海外のVisaマークのお店でカード支払いする
- 海外の現地ATMから現地通貨（米ドルなど）を現金で引き出す
海外では上記のような利用方法となるのですが、ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」ではソニー銀行の外貨預金口座からの直接引き落としになるため手数料が安いのです。
海外旅行などで支払いや現金調達をする場合、
- クレジットカードで支払う
- 日本円で決済される。不利な為替レートや決済手数料でコストが高い
- 両替所で現金を調達する
- 両替にともなうコストが非常に高い
といったデメリットがあります。支払い時の為替レートや手数料が不透明で、後から計算すると驚くようなコストがかかっていることも少なくありません。
一方、Sony Bank WALLETを用いた「外貨での直接支払い」は明朗会計で安心です。（しかも手数料が非常に安い）
というのも、デビットカードを発行するソニー銀行は「銀行」なので、外貨預金口座を開設することができるのです。
海外旅行や留学前に、事前にソニー銀行の外貨預金口座に現地通貨（米ドルなど）を入れておきます。
ソニー銀行ではリーズナブルな為替コストで、原則24時間いつでも日本円を外貨に両替できます。（スマホアプリですぐに実行できます）
また、交換時の為替レートを見ながら自分で手続ができるので、
- 為替レートが明確
- 為替手数料（両替コスト）が明確
であり、クレジットカードの海外利用時のような不透明なレートやコストが発生することはありません。
ソニー銀行の外貨預金口座に現地通貨がある状態なら、海外でのカード支払い金額は外貨預金口座から引き落とされるので手数料が一切かかりません。
また、海外ATMから現地通貨を現金で引き出す場合も、リーズナブルな手数料で取引できます。（事務処理経費 1.79％ ＋ 現地ATM設置期間利用手数料がかかります）
なお、ソニー銀行には外貨預金口座に残高がなくても、自動的に外貨決済を可能にする「円からアシスト」というサービスもあるのでおすすめです。
コンビニATMを手数料無料で利用する
ソニー銀行の口座から現金を引き出したい場合は、コンビニATMを利用します。
コンビニATMは原則24時間365日利用できます。しかしATM手数料がかかるため、使わないようにしている方も多いと思います。
ソニー銀行であれば、
- 入金取引・残高照会：なんどでも無料
- 出金取引：毎月４回まで無料（月５回目からは１回あたり110円）
という手数料体系なので、月に数回程度の現金引き出しであれば手数料が発生することはありません。
また、個人的にソニー銀行の大きなメリットだと思っているのが利用可能な提携ATMの多さです。
ソニー銀行では以下の提携ATMがすべて使えます。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- E-net（ファミマなどに設置）
- ローソンATM
- ゆうちょ銀行ATM
- 三菱ＵＦＪ銀行ATM
- 三井住友銀行ATM
ATM手数料はどの提携ATMを使っても同じです。コンビニでも大手銀行でも、近くにある提携ATMですぐに現金の入金・出金が可能です。
なお、ATM手数料無料回数は「優遇プログラム Club S」のランクに応じてさらに拡大します。（Club Sについては後述します）
優遇プログラム Club Sでさらにお得
ソニー銀行には取引内容に応じて優遇サービスを受けられる「Club S」があります。
「ステージなし」、「シルバー」、「ゴールド」、「プラチナ」の４つのステージからなり、上位ランクになるほどSony Bank WALLETのキャッシュバック率が上がったり、外貨預金の為替コストが優遇されます。
通常0.5％のSony Bank WALLETのキャッシュバック率は最大2.0％に。
通常15銭の米ドル円の為替手数料は最大４銭まで引き下げられます。
ランクアップの判定は毎月実施されますが、ランクダウンの判定は毎月３月・９月のみとなっている点にも注目。
一定の預金残高などを維持しなくても、ソニー銀行との日常的な取引が充実していれば上位の会員ステージを維持することが可能です。
ランクアップ条件のカギとなるのは主に、
- 月末の預金残高や運用残高
- 外貨預金や投資信託の積立
などです。
Club Sランクアップの詳細条件は公式サイトにてご確認ください。
