三井住友カード デビュープラス
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※追記:三井住友カード デビュープラスの新規お申し込み受付は終了しました。
三井住友カード デビュープラスは、18歳~25歳が申し込み可能な、学生や新社会人に人気の高いクレジットカードです。
いつでもポイント2倍、入会後3ヶ月はポイント5倍と、ほかの三井住友カードと比べてもポイントが貯まりやすいです。
なぜ、三井住友カード デビュープラスで手厚い優遇をするのか? というと、三井住友カードが「将来のお客さん」を囲うために、赤字覚悟でお得感を提供しているからです。
26歳以降は、自動的に三井住友カード プライムゴールドへ更新になります。
「25歳以下」の入会条件を満たしていれば、三井住友カード デビュープラスは最初の1枚にふさわしいクレジットカードです。
ネットからの申し込みなら、最短翌営業日で発行可能、審査スピードが早く、今すぐクレジットカードを持ちたい方も助かります。
もちろん、スマートフォンからでも申し込みできます。
目次
年1回以上の利用で年会費無料
三井住友カード デビュープラスの年会費は1,375円です。
だだし、初年度は無料、さらに2年目以降も年1回以上カードの利用で、無料になります。
たとえば、100円のお菓子を買う際、デビュープラスで支払うだけで、翌年の年会費は無料になります。
またデビュープラスは、Apple PayやiD、PiTaPaなどの後払い型電子マネーとも紐づけられます。
少額の買い物をカード払いするのは抵抗がある人も、電子マネーなら気軽に使えます。
ETCカードも無料で発行可能
三井住友カード デビュープラスに申し込むと、別途ETCカードも初年度年会費無料で発行できます。
ETCカードを利用すると、高速道路のETCゲートを一時停止なしで通過と料金の支払いができます。
高速道路の通行料金は、後日三井住友カード デビュープラスの請求金額と合算して支払います。
もちろん、ETCカード利用分もポイント還元の対象なのでお得です。
いつでもポイント1%~3%還元
三井住友カードと比較して、ポイント還元率が高いのも、三井住友カード デビュープラスの特徴です。
本来、三井住友カードのポイント還元率は0.5%~2.5%です。
カード利用額に応じて、200円ごとに1ポイント貯まり、1ポイント=1円の価値があります。
一方、デビュープラスカードは、通常の2倍、ポイントが貯まります。
つまりいつでも1%還元のクレジットカードとして使えます。
ちなみに超定番のクレジットカード「楽天カード」も通常のポイント還元率が1%です。
しかし、楽天カードは「入会審査に落ちた」という口コミも少なくありません。
審査落ちを避けるために、最初から三井住友 デビュープラスを選択する方も多いです。
また、三井住友カード デビュープラスは入会後3ヶ月はポイント5倍(還元率2.5%)になります。
ほかのカードとは比較にならないほど、圧倒的に還元率が高く、利用にお得感があります。
タバコやお酒、携帯料金など、普通は値引きがない商品や料金も含めて、あらゆるものが実質2.5%OFFになるのは見逃せません。
入会後3ヶ月のポイント5倍を目当てに、三井住友カード デビュープラスを選ぶ方も多いです。
ポイントUPモール経由の買い物でポイント+0.5~9.5%
三井住友カードが運営する「ポイントUPモール」経由でネット通販を利用して、三井住友カードで支払うと、ポイント還元率が+0.5~9.5%になります。
この、ポイントUPモールには、以下のような大手通販サイトをはじめ、数多くのお店が参加しています。(2022年7月現在:※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。)
- 楽天市場(2倍)
- Amazon.co.jp(2倍)
- Yahoo!ショッピング(2倍)
- エクスペディア(9倍!)
ネット通販を利用する際は「三井住友カードのポイントUPモール」を経由するだけで、通常よりもさらにポイントを多く獲得できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントを獲得
すべての三井住友カードに共通する特典ですが、クレジットカードの年間利用金額に応じてボーナスポイントがもらえます。
毎年2月~翌年1月のクレジットカード利用額の累計金額によって、3つのステージ(V1、V2、V3)にわけられます。
それぞれのステージが1年間継続し、カード利用総額に応じて、ボーナスポイントが獲得できます。
ステージごとの特典は、以下のとおりです。
ステージ | 年間累計額 | 特典 |
---|---|---|
V3 | 300万円以上 | 50万円で750ポイント 以降10万円ごとに150ポイント |
V2 | 100万円~300万円 | 50万円で375ポイント 以降10万円ごとに75ポイント |
V1 | 50万円~100万円 | 50万円で250ポイント 以降10万円ごとに50ポイント |
ボーナスポイントは、年間利用額が50万円を超えた時点で発生します。
ボーナス獲得を含めると、実質的なポイント還元率はさらに高くなります。
ステージ「V1」「V2」「V3」に応じた現在のボーナスポイントのプレゼントは2021年1月お支払い分で終了します。(2020年2月お支払い分以降のお買物金額は、「V1」「V2」「V3」のステージ判定の対象となりません。)
貯まったVポイントの使いみち
三井住友カード デビュープラスでは、利用金額200円ごとに2ポイントが貯まります(通常は200円で1ポイント)。
付与されるポイントは、三井住友カードが展開している「Vポイント」です。
1ポイント=1円相当の価値があります。
結果的に1,000円で10円相当のポイントが獲得できるため、ポイント還元率が1%になるという仕組みです。
ポイント還元率1%は、年会費無料カードのなかでもいい方です。
貯めたポイントは、日常的に利用する他社のポイントやギフトカートなどと交換でき、使い道に困りません。
- 1ポイント→5ポイント
- 楽天ポイント、dポイント、ヨドバシゴールドポイント
- 1ポイント→1円
- Amazonギフト券、Google Play ギフトコード、App Store & iTunes ギフトカード
Vポイントの使いみちとして、特におすすめしたいのが、iDバリューです。
iDバリューでは、電子マネーiDの請求金額を、1ポイント=5円の値引きが受けられます。
実質的にキャシュバックと同じ扱いになり、三井住友カードで、iDやApple Payを利用している人に向いています。
ちなみに、私も三井住友カードの利用で貯まったVポイントは、いつもiDバリューで消化しています。
一方で、あまりおすすめしないのが、「キャッシュバック」によるポイント交換です。
こちらは、三井住友カード デビュープラスの請求金額から値引きできます。(ただし、1ポイントあたりの価値が下がります)
申し込み対象は25歳以下の方のみ
冒頭でも説明しましたが、当カードは「利用対象を25歳以下に限定することで、かなりお得な特典を提供している」のが特徴です。
これは、初めてのクレジットカードに三井住友カードを選んでもらい、将来もずっと三井住友カードを使ってもらいたいという、カード会社の「囲い込み戦略」です。
25歳を過ぎた後の最初の更新時に、自動的にプライムゴールドカードに切り替わります。
もちろん25歳まで使って解約しても問題はありません。
プライムゴールドの代わりに、ほかの三井住友カードに切り替える選択肢もあります。
審査条件は高校生を除く18歳以上、25歳以下の方であれば、誰でも申し込めます。
学生、フリーター、収入が低い方でも大丈夫です。
ただし、未成年の方が申し込む場合は親権者の同意が必要となります。
学生の方でも20歳以上なら、親の同意は不要なので、自分の意思で三井住友カード デビュープラスに申し込めます。
インターネットからの申し込み特典として、「初年度年会費無料」、「最短翌営業日発行」のメリットがあります。
継続利用でプライムゴールドカードへ昇格
三井住友カード デビュープラスの面白いところは、継続して利用していると自動的にカードのランクがアップして、エスカレーター方式でゴールドカードが手に入ることです。
1.三井住友カード デビュープラスを取得
申し込み可能なのは25歳以下の方のみです。
カードは5年間使えるので、仮に25歳の時に申し込んだ場合、30歳まで使えます。
2.三井住友カード プライムゴールドにアップグレード
満26歳になった時点での最初のカード更新(カード取得から5年後)に三井住友カード プライムゴールドに自動切り替え。
三井住友カード プライムゴールドは20代限定のゴールドカードで29歳以下の方が持てます。
デビュープラスカードと同じく、年会費が安く特典が充実している人気のカードです。
ゴールドカードなので、年会費が最低でも1,650円かかります。ゴールドカード昇格時に200ポイント(1,000円相当)がもらえるので、実質的な負担は少ないです。
年会費を払いたくないという方は、ゴールドカードにアップグレードせず、三井住友カード(年会費実質無料)への切り替えも可能です。
3.三井住友カード ゴールドにアップグレード
プライムゴールドカードは20代限定なので、満30歳を過ぎた最初のカード更新で自動的に三井住友カード ゴールドにアップグレードされます。
年会費は最低でも4,400円かかりますが、正真正銘のゴールドカードなので、30代の方にふさわしい、ステータスのあるクレジットカードとなります。
ゴールドカードの場合、直接申し込むと「審査落ち」となるケースも多いです。
デビュープラスカードから実績を積むことで、エスカレーター方式で三井住友カード ゴールドを取得できます。
また、プライムゴールドカードから通常のゴールドカードへのアップグレード時に、500ポイント+グルメ・クーポン(提携レストランのコース料理が実質半額)がもらえます。
年齢とともに、保有するカードのグレードを上げることで、生活面でさまざまな恩恵が受けられます。
個人的にはこの「エスカレーター方式」はすごく良い仕組みだと思っています。
しかし、ゴールドカードには興味がない、年会費は払いたくないという方は、切り替えのタイミングで解約しても構いません。
解約せずとも三井住友カードへ切り替えれば、引き続き三井住友カードが使えます。
- ステータスカードが欲しい方
- エスカレーター式でゴールドカードを取得
- 無料で使い続けたい方
- 年会費実質無料の三井住友カードも選択可能
後払い型電子マネーの活用で普段使いも便利に
三井住友カードは私も良く使いますが、そのなかでも、私が優れていると感じるのは、「電子マネーと相性が良いこと」です。
三井住友カードは、さまざまな電子マネーに対応しています。
各電子マネーの利用金額は後日、クレジットカードの利用額と一緒に請求、口座から引き落とされます。
そのため、事前にチャージする必要がなく、残高不足の心配がありません。
クレジットカードを持ち歩かなくても買い物ができ、サインやPINコードも不要なので、スピーディーに支払いが完了します。
iD(アイディー)
iDはNTTドコモが展開する電子マネーです。
iDが使えるお店は非常に多いです。
iD払いをした金額も、Vポイントの獲得対象となります。
しかし、三井住友カード デビュープラスでは、iD一体型のカードが発行できないのがデメリットです。
デビュープラスでiDを使いたい場合は、Apple Payやおサイフケータイ対応のスマホと連携するか、iD専用カード(無料)を発行します。
このデメリットが嫌で、最初から一般の三井住友カードを選ぶ方もいます。
WAON(ワオン)
WAONは、イオングループの系列店を中心に使える電子マネーです。
iDと同様に一体型はなく、別途WAONカード「三井住友WAON」を発行する必要があります。
三井住友WAONでは、クレジットチャージによるポイント還元はありません。
(WAONへのオートチャージでポイントが貯まるのは、イオンカードセレクトを利用した場合のみです。)
ただし、三井住友WAON+三井住友カードの組み合わせで、オートチャージ機能が使えます。
残高不足の心配がなく、使う度にチャージしなくてもいいのは便利です。
PiTaPa(ピタパ)
PiTaPa(ピタパ)は関西圏で普及している、後払い型の交通系ICカード&電子マネーです。
PiTaPaエリア内の交通機関や、PiTaPaが使えるお店では、事前チャージの必要はなく、カードをかざすだけで運賃や買い物の支払いが完了します。
利用代金は後日クレジットカードの請求と一緒に引き落とされます。
PiTaPa利用分は、Vポイントの還元対象外です。
ただし、PiTaPaショッピング加盟店での利用分は、PiTaPa独自のポイントサービス「ショップdeポイント」が貯まります。
Apple Pay
iPhone7以降の機種を持っていれば、Apple Pay(アップルペイ)が使えます。
三井住友カード デビュープラスのカード情報をWalletアプリに登録すると、iPhoneをかざしてiD払いができます。
デビューブラスは、iD一体型が発行できないのがデメリットですが、Apple Payを活用すれば、スマホ一つでiDが使え、利便性がアップします。
年間最高100万円のショッピング保険つき
三井住友カードには、年間最高100万円のショッピング保険が付帯しています。
カードで購入した商品が、盗難や破損の被害にあった場合、購入日より200日前にさかのぼり、年間最高100万円までの補償が受けられます。
三井住友カード デビュープラスでは、以下の商品に限り補償の対象となります。
- 海外で購入した商品
- リボ・分割で購入した商品(国内)
たとえば、海外通販サイトや海外旅行先で買った商品にトラブルが生じても、現地の言葉がわからなければ対処のしようがありません。
そのような場合にも、ショッピング保険が活用できます。
国内でのお買い物に対しては、高額な商品などを分割またはリボ払いで買った場合に限りショッピング保険が適用されます。
「後々のトラブルが心配」と不安に思う方も、三井住友カードには、ショッピング保険があるので、安心して高額な買い物や海外通販が楽しめます。
リボ払いや分割払いは、一括払いと違い「手数料(金利)」が発生します。
リボ手数料や分割払いの金利は、決して安くはありません。
カード利用額が高く、毎月の返済額が少額だと、返済が長期化しやすく、手数料も割高になります。
利用の際は上記のことを頭に入れ、計画的な利用をおすすめします。
三井住友カードは不正利用に対しても、しっかり対処してくれます。
たとえば、カードの紛失や盗難、またはカード番号が漏れて不正利用されても、不正利用分を払う必要はありません。
こうした不正利用による被害は、カード会社がすべてキャンセル扱いにしてくれます。
また、ショッピング保険も盗難補償保険もすべて、事前の申し込みや登録は不要です。
各種保険の利用に際しても、別途で費用はかからず、無料で使えるので安心です。
利用限度額は最大100万円
三井住友カード デビュープラスは、25歳以下限定のため、利用限度額が低いのでは?と思われている方も多いです。
実際には、デビュープラスカードの利用限度枠は、通常の三井住友カードと同じです。
- 総利用枠︰~100万円
- ショッピング枠︰~100万円
- リボ払い・分割払い︰0~80万円
- キャッシング利用枠︰三井住友カード公式サイトにてご確認下さい。
ただし、学生の場合、利用限度額は30万円に制限されます。
キャッシングや分割払いは金利がかかるので、利用しない場合は申し込む必要はありません。
カードの締め日は月末または15日
三井住友カードは、支払日を2種類から選択できます。
支払日が10日の場合と26日の場合によって、カードの締め日が異なります。
- 支払日が10日
- 前月15日が締め日
- 支払日が26日
- 前月末日が締め日
支払日をいつにするか迷う方は、給料日の直後にクレジットカードの支払日(引き落とし日)を設定するのをおすすめします。
口座の残高不足でカード利用額を引き落とせない事態を避けられます。
多くの企業では、給料の支払日は25日かと思います。
また、締め日が月末(毎月1日~末日)の方が、わかりやすいため、「支払日は26日」をおすすめします。
ほかの三井住友カードと比較してわかったデメリット
ほかの三井住友カードと比較した際に、三井住友カード デビュープラスを利用するデメリットは、下記の3つがあげられます。
- 旅行保険の付帯なし
- 選べるカードブランドがVisaのみ
- iD一体型の発行ができない
国内・海外旅行保険の付帯なし
多くの三井住友カードには、海外旅行保険が付帯しています。
残念ながら三井住友カード デビュープラスには、何の旅行保険もついていません。
旅行に行く機会がない人にとっては、付帯の有無を気にする必要はありません。
将来的に海外旅行や留学、出張の可能性があるなら、旅行保険つきのクレジットカードと合わせて保有することをおすすめします。
実際、多くの方が2枚以上のクレジットカードを持っており、利用シーンに応じて使い分けています。
選べるカードブランドはVisaのみ
2つめのデメリットは、Visaカードしか選択できないということです。
多くの三井住友カードは、VisaとMastercard®から、国際ブランドが選べます。
デビュープラスカードはVisa限定でMastercardは選択できません。
ただし、初めてクレジットカードを持つ人は、国内外No.1シェアを誇るVisaブランドがおすすめです。
そのため、Mastercardが選べなくても、大きなデメリットにはなりません。
電子マネーiDとの一体型がない
そして3つめは、電子マネーiDとの一体型がないことです。
iD一体型なら持ち歩きも楽なのですが、なぜか三井住友カード デビュープラスは「iD専用カード」を別途で発行する必要があります(無料)。
ただし、おサイフケータイ対応のスマホ(iPhone7以降の機種を含む)を持っていれば、デビュープラスのカード情報を追加して、スマホでiD払いをする使い方も可能です。
最初の1枚にふさわしいVisaカード
三井住友カード デビュープラスは、その名前どおり「最初の1枚」として作られたクレジットカードです。
通常の三井住友カードと比べて、ポイント還元率が高く、いつでもポイント2倍、入会後3ヶ月はポイント5倍(2.5%還元)はお得感があります。
ポイントの貯まりにくさで三井住友カードを敬遠していた人も、デビュープラスなら使いやすいです。
1年に一度でもカード利用をすれば、年会費は無料になり、年会費を払いたくない人にもおすすめです。
18〜25歳までが申し込め、カードの更新は「5年ごと」なので、最長30歳まで使い続けられます。
25歳を過ぎた最初のカード更新時に、自動的に三井住友カード プライムゴールドへと切り替わります。
プライムゴールドは空港ラウンジサービスなど、ゴールドカードならではの特典が利用できます。
ただし、年会費は割高なので、ゴールドカードに興味がなければ、更新のタイミングで解約したり、三井住友カードに切り替えたりするといいと思います。