三井住友カード プラチナ
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国内の大手カード会社「三井住友カード」が発行するカードのなかでも、もっとも上位に位置するのが、三井住友カード プラチナです。
三井住友ブラックカードの噂は以前からありますが、現時点では発行を開始する予定はなく、三井住友カード プラチナが最上位となります。
年会費は55,000円と、プラチナカードとしては妥当といったところ。
家族カードは無料で発行できます。
また、プラチナカードには、「三井住友カード プラチナ」と「三井住友Masterプラチナカード」の2種類が用意されています。
三井住友カードはVisaをメインに取り扱っているので、どちらかと言えばVisa推しだと思いますが、VisaとMastercardの2枚を同時に取得することも可能です。
Visa、MASTERを2枚保有する場合は、年会費は60,500円(家族カード無料)と比較的リーズナブルな年会費となっています。
Visa、MASTERにそれぞれ、シルバーのロゴとゴールドのロゴをあしらった2種類のカードデザインがあり、計4つのカードから選択可能です。
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※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
三井住友カード プラチナの審査基準
三井住友カード プラチナは、直接申し込めるクレジットカードです。
以前は、インビテーション(招待制)でのみ取得が可能でしたが、現在は申し込みフォームより、直接カード発行の審査をしてもらえます。
公式サイト基準では、
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
※三井住友カード プラチナ独自の審査基準により発行させていただきます。
となっていますが、これは三井住友カード ゴールドの審査基準と同じですので、あまりアテにはならないと思います。
よほどのステータスや年収がなければ、直接申し込みでの審査通過は難しいです。
三井住友カードには、ゴールドカードがあるので、まずはゴールドカードを使って利用実績を積み上げ、インビテーションを待つのが一番の近道です。
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主な特典
国内で一番Visaカードを発行している三井住友カードだけに、プラチナカードならではの高いサービスを豊富に用意しています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの特典
おそらく、三井住友カード プラチナの最大特典となるのが、USJでの優待です。
三井住友カードは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルカードとして、以前からスポンサーを勤めています。
三井住友カード プラチナ会員限定の特典として、「アトラクション優先入場券」が1日1枚もらえます。(同伴者4名まで使用OK)
毎回、USJに遊びに行った際には、1つのアトラクションに限り優先的に入場できるチケットがもらえるということです。
対象アトラクションは以下のとおり。
- ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
- アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド
- ジョーズ
- ジュラシック・パーク・ザ・ライド
- ターミネーター 2:3-D
- バックドラフト
- スペース・ファンタジー・ザ・ライド
他のクレジットカードにはない、三井住友カード プラチナだけの特典です。
限度額は300万円から
三井住友カード プラチナには、クレジットカードの利用限度額がしっかりと明記されています。
- 総利用枠 300万円~
- カード利用枠 300万円~
- リボ・分割等 0~200万円
- キャッシング利用枠 三井住友カード公式サイトにてご確認下さい。
カード会員の与信によって、利用枠の上限は上げられると思いますが、利用限度額の最低基準は300万円からとなっています。
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付帯保険
三井住友カード プラチナには、4つの保険が付帯されています。
引受保険会社は国内大手の「三井住友海上火災保険」なので安心です。
- 海外旅行傷害保険(最高1億円)
- 国内旅行傷害保険(最高1億円)
- ショッピング保険(年間最高500万円)
- 航空便遅延保険
旅行保険に関しては、基本的にすべて「自動付帯」となります。
自動付帯の海外旅行障害保険1億円はとても手厚いです。
ショッピング保険は、三井住友カード プラチナで購入した商品が200日以内に破損、盗難などにあった場合、購入金額を年間最大500万円まで保証してくれるサービスです。
航空便遅延保険は、飛行機の遅延や欠航、手荷物の遅延や紛失があった場合、最大4万円までを保証してくれるサービスです。
こちらは、国内旅行の場合は「利用付帯」、海外旅行の場合は「自動付帯」となります。
プラチナ・コンシェルジュデスク
24時間365日対応のコンシェルジュデスクが使えます。
いつでも電話一本で、航空券やホテル、レストランの予約や、レンタカーの手配が可能です。
また、海外旅行時には、店の場所案内をしてくれたり、演劇、コンサート、美術館の情報も提供してくれるので、何かあればいつでもコンシェルジュに相談してみましょう。
プラチナホテルズ
国内でも影響力の強い三井住友カード。
プラチナカード特典の一つ『プラチナホテルズ』では、国内約50ヵ所以上のホテルと旅館に優待料金で宿泊でき、さらに部屋や料理をアップグレードしてくれます。
代表的なホテルには、「The Okura Tokyo」や「ザ・ペニンシュラ東京」、「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」などがあり、いずれも優待価格での宿泊と、VIP待遇でのアップグレードサービスを体験できます。
また、国内10ヵ所以上のホテルのスイートルームを50%OFFで利用できます。
「ウェスティンホテル大阪」や「ホテル椿山荘東京」のスイートルームに半額で宿泊できます。
空港ラウンジ・プライオリティ・パス
プレミアムカードにはなくてはならない、空港ラウンジとプライオリティ・パスも三井住友カード プラチナには付帯しています。
国内31ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できるほか、無料のプライオリティ・パスを使えば1,300ヵ所以上の世界中の空港ラウンジが無料で使えます。
グルメ
「プラチナグルメクーポン」は、国内約100店舗の一流レストランで2名様以上で食事をした場合、1名様分が無料になるクーポンです。
一流レストランの料理が事実上、半額で楽しめるプラチナカード会員ならではの特典です。
また、「プラチナワインコンシェルジュ」では、ワイン界で有名な「田崎真也」氏がセレクトしたワインの販売、田崎氏プロデュースのレストラン優待、そしてワイン講座など、ワイン好きにはたまらない特典が用意されています。
ポイント・ギフト
三井住友カードが提供しているポイントサービス「Vポイント」の有効期限が4年間に延長されます。(通常カードの有効期限は2年)
また、6ヶ月のカード利用金額合計が50万円以上の場合、ボーナスとして支払い合計額の0.5%相当の三井住友カードVJAギフトカードがプレゼントされます。(年2回)
「メンバーズセレクション」では、年に1回三井住友カードからギフトが贈られます。
ギフトは、「プライオリティ・パス」、「名医によるセカンドオピニオン」、「食の逸品プレゼント」、「フラワーギフト」の4つの中から1つを選択できます。
食の逸品プレゼントを選択した場合、「魚沼産 コシヒカリ」や「福岡 めんたい味くらべ」などのグルメが毎年贈られるので大変嬉しいサービスですね。
注意点としては、三井住友カード プラチナではプライオリティ・パスがメンバーズセレクションの中に加えられているということです。多くのプラチナカードでは、世界中の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスを無料特典として付けています。
しかし、三井住友カード プラチナの場合、プライオリティ・パスを選択すると他のメンバーズセレクションが選択できません。(逆に言うと、メンバーズセレクションで食の逸品などを選ぶとプライオリティ・パスが取得できません)
この点は三井住友カード プラチナの弱みといえるでしょう。
レジャー
毎年開催している宝塚歌劇の「三井住友カード貸切公演」にて、SS席を優先的に販売してくれます。宝塚歌劇の貸切公演のSS席なので、非常に貴重です。
また、毎年開催している男子ゴルフトーナメント「三井住友Visa太平洋マスターズ」のペア観戦入場券を、希望の会員にプレゼントしてくれます。(食事・ドリンク付き)
三井住友カードがスポンサーとなっている2つのレジャーでは、完全VIP待遇で優待を受けられますね。
Visaカードのみの特典
三井住友カード プラチナを取得した場合、Visaが提供する優待特典も利用できます。
■ホテル
国内の多数のホテルや旅館を優待価格、優待特典付きで利用できるサービスです。
■トラベル
JTBが提供するパッケージ旅行や海外航空券、海外ホテルを、プラチナ会員価格で購入できます。
■空港手配
海外旅行の際に、手荷物を自宅から空港まで優待価格で配送してくれるサービスです。
また、旅行の帰りも同じく、空港から自宅まで手荷物を配送してくれます。
荷物の多い海外旅行も、手ぶらで空港まで出向くことが可能です。
■Visaプラチナダイニング
Visaが厳選した国内外のレストランにて、食事の優待割引や、食前酒、デザートなどのサービスを受けられます。
■Visaプラチナゴルフ
通常、ゴルフ場のメンバーしか予約できない国内70ヵ所のゴルフ場を、優待価格で予約できるサービスです。接待などで利用する機会が多そうです。
Mastercard®のみの特典
三井住友Masterプラチナカードを取得した場合は、Mastercardが提供する優待特典が使えます。前述しましたが、Visaカードと合わせて取得し、2枚持ちも可能です。
マスターカードでは、「Mastercard Taste of Premium」のサービスを受けられます。
■旅館・ホテル
国内900ヵ所以上の旅館とホテルを、優待価格にて利用できます。
また、海外旅行の際には、海外30,000ヵ所以上のホテルに5%OFFで宿泊できます。
いずれも、マスタープラチナカード会員ならではの特典です。
■空港手配
海外旅行の際に、手荷物を自宅から空港まで2個まで無料で配送してくれます。
帰りも同様に、空港から自宅まで手荷物を配送してくれます。
(成田国際空港・関西国際空港・中部国際空港・羽田空港国際線ターミナルのみ対応)
■レストラン
国内50ヵ所以上のレストランにて、2名様分の料理を注文した場合、1名様分が半額になる優待特典です。三井住友カードが提供している「プラチナグルメクーポン」と同様のサービスです。
■ジャズクラブ・クルーザの優待
ブルーノート東京、モーション・ブルー・ヨコハマの2ヵ所のジャズクラブを、優待価格、ワンドリンク付きで鑑賞できます。
また、ヨーロピアンクルーザーを、プラチナカード会員価格(10%OFF)にて利用できます。
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JCB THE CLASSとの違いは
当サイトではブラックカード扱いとしている「JCBザ・クラス」は、JCBカードの最上位に位置するクレジットカードです。
しかし、その実態はプラチナカードに近いと言われており、年会費も55,000円と三井住友カード プラチナと同額です。
そこで、三井住友カード プラチナとJCB THE CLASS(ザ・クラス)との特典の違いなどについてまとめてみます。
年会費は同じでも取得のハードルはJCBザ・クラスの方が高いです。なぜなら、三井住友カード プラチナは直接申し込みが可能ですが、JCBザ・クラスはインビテーション(JCBからの招待状)によってのみ入会できるからです。
また、前述のメンバーズセレクションですがJCBザ・クラスはプライオリティ・パスとメンバーズセレクションは別扱いとなっており、両方の特典を享受できます。三井住友カード プラチナは、プライオリティ・パスがメンバーズセレクションに含まれているので、得られるのはどちらか一方のみです。
このように比較してみると、同じ年会費でもJCBザ・クラスの方がスペックは上回る印象です。やはり、JCBカードの最上位というだけのことはありますね。
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カード取得の最短コースは?
三井住友カード プラチナを最短で取得するには、やはりゴールドカードを使いながら、インビテーション(招待)を待つことです。
また、三井住友一般カードは実質無料で使える定番の一枚として人気があります。
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