JCBプラチナ
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JCBプラチナは、JCBのゴールドカード(JCBゴールドカードやJCBゴールド ザ・プレミア)の上位カードにあたるプラチナカードです。
今までJCBのプロパーカードにはプラチナカードがなく、法人カードや提携カードにプラチナカードがある程度でしたが、2017年10月24日にJCBプラチナの新規募集を開始しました。
JCBの最上位カードがJCB THE CLASS(ザ・クラス)で、プラチナとブラックを兼任する形でしたが、JCBプラチナが登場したことで「プラチナカード:JCBプラチナ」、「ブラックカード:JCB THE CLASS」が確定しました。
JCB THE CLASSとは違い、招待制(インビテーション)ではなく、WEBから直接申込みが可能なので、JCBプラチナから所有できれば、JCB THE CLASSへの道のりがかなり短くなります。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
JCBプラチナの特典
JCBプラチナでは24時間365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」や海外空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」、有名レストランのコース料理が1人無料になる「グルメ・ベネフィット」など、ゴールドカードにはない、数多くの優待サービスが受けられます。
年会費は27,500円と、プラチナカードのなかではかなり安い金額になっているのも特徴的です。
24時間365日対応のコンシェルジュデスク
JCBプラチナ会員の専用コンシェルジュデスクは、24時間365日あらゆる場面で利用できます。
たとえばホテルや旅行券、レストランの予約といった旅行の相談や案内、各種チケットの手配など、さまざまな要望に対応してもらえます。
年間27,500円で、必要なときに頼れる秘書が雇えるのは助かります。
グルメ・ベネフィット
JCBプラチナには「グルメ・ベネフィット」という、ダイニング優待サービスがあります。
JCBが提携する国内レストランにて、2名以上でコース料理を予約すると1名分が無料になり、2人で食事したときはお会計が実質半額になります。
会社の接待で使ったり、家族や恋人など大切な人と食事をしたりなど、あらゆるシーンで活用できます。
利用の際は事前にコンシェルジュデスクに電話すれば、いつでも予約の手配が可能です。後日、予約の確認書とチケットが届くので、それを忘れずに持参します。
対象となるレストランは、イタリアン、フレンチ、中華、日本料理などさまざまで、場所は東京に集中していますが、大阪、福岡などの主要都市の有名店も網羅しています。
ただし地方都市になると、基本的に対象外が多くなり、場所によっては1店舗もない可能性もあります。
地方にお住まいの方は「旅行先で特別なディナーを楽しみたいときに利用する」という使い方になると思います。
コース料理の料金は、一人約1~3万円が相場です。JCBプラチナの年会費が2.5万円を考えると、食事1~2回で年会費の元が取れます。
ダイニング30
提携するレストランにて、飲食代が30%OFFの優待価格で利用できます。
上記のグルメ・ベネフィットよりも割引率が高い場合もあり、2つの特典を使い分けることで、よりお得にグルメが楽しめます。
世界中の空港ラウンジが無料で利用できる
世界の約148の国や地域の空港ラウンジが、無料で利用できる「プライオリティ・パス」が無料で取得できます。
JCBプラチナのプライオリティ・パスは、海外の空港ラウンジを何度使っても利用制限がない「プレステージ会員」が適応されています。
本来であれば、年会費が約4.5万円かかるサービスなので、プライオリティパスだけでも、JCBプラチナの年会費の元が取れます。
ただし無料になるのは本会員だけで、同伴者は所定の費用が必要になります。国内の空港ラウンジは本会員とお連れ様1名までが無料です。
年に数回、海外へ出張や旅行へ行くようであれば、プライオリティパスが無料で持てるJCBプラチナは持つ価値が高い1枚です。
JCBプレミアムステイプラン
国内のJCB提携ホテル・旅館を優待料金で宿泊できます。
本会員または家族会員が1名以上を含む宿泊に利用可能で、家族旅行や個人旅行、出張など、プライベートからビジネスまでさまざまな場面で活用できます。
宿泊代金の割引だけではなく、ワンドリンクサービスなどの「おもてなし」が受けられます。
付帯する4つの保険
JCBプラチナには4つの保険が付帯しています。
- 海外旅行保険(最高1億円)
- 国内旅行保険(最高1億円)
- 航空便遅延保険
- ショッピングカード保険(年間500万円程度)
すべて国内外問わず保険が適応されるので、旅行や出張をする際には必ず持っていきたい1枚です。
◆国内・海外旅行保険(最高1億円)
JCBプラチナを持っているだけで、最高1億円の補償が適応されます。
海外旅行保険では、JCBプラチナ本会員と生計を共にする家族で、19歳未満の子どもに家族特約がつきます。
◆国内・海外航空機遅延保険
国外・海外問わず、飛行機を利用した際、欠便や大幅に遅延した場合、宿泊費や飲食費、(預けた手荷物が遅延・紛失した時の)衣類購入費が補償されます。
◆ショッピングガード保険
JCBプラチナで購入した商品が破損・盗難などの損害にあった場合、購入場所が国内・海外に関係なく、購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます。
(自己負担額は1事故あたり3,000円)。
年会費
年会費は27,500円と、他のプラチナカードよりも安めです。
当サイトで紹介している最安値のプラチナカードは、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの「年会費22,000円」で、その次くらいに年会費が安いです。
家族カードは1名無料、2人目より1名あたり3,300円かかります。
カード取得の最短コースは?
JCBプラチナはWEBから直接の申込みが可能で、25歳以上で、本人に安定収入のある方であれば、取得のチャンスがあります。
今までJCBのプロパーカードを持っていたことがなく、過去の利用実績がなくて不安な方は、最初にJCBゴールドを手に入れて、支払い遅延をすることなく、カード利用実績を積み重ねていくという方法も有効的です。
審査に通過すれば最短3日でプラチナカードが持てます。
JCB THE CLASSとの違いは?
JCBカードの最頂点に位置するのが、ブラックカード「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」です。
JCBプラチナとJCB THE CLASSは2枚持ちができず、どちらか1種類を選択する必要があります。
既にJCB THE CLASSをお持ちの方は、JCB THE CLASSを解約して、JCBプラチナの審査を受けて通れば「切り替え」の形になり、JCB THE CLASSは使えなくなります。
優待特典がほとんど共通していますが、JCBプラチナでは、年1回好きなプレゼント(25,000円相当の商品やギフト券など)がもらえる「メンバーズセレクション」とJCB THE CLASSだけの優待特典は利用できません。
メンバーズセレクションとJCB THE CLASSの限定特典を利用したいかどうかでも、JCBプラチナとJCB THE CLASSのどちらを選ぶかが違ってきます。
共通の特典
◆コンシェルジュサービス
◆ポイント
- 最大ポイント還元率(0.85%)
- Oki Dokiポイントの有効期限(5年間)
◆トラベル
- JCBプレミアムステイプラン
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス
- 手荷物無料宅配券(片道)サービス
- ハーツレンタカーサービス
- 国内宿泊オンライン予約:ポイント5倍
- 海外ホテルオンライン予約:ポイント12倍
◆ラウンジ
- 国内空港ラウンジ
- 国際線空港ラウンジ(プライオリティ・パス)
- USJの会員専用ラウンジ
- JCB Lounge 京都
◆グルメ特典
- グルメ・ベネフィット(コース料理1名分が無料)
- ダイニング30(飲食代金30%OFF)
- JCBゴールド グルメ優待サービス
◆エンターテインメント
- JCBゴールド チケットサービス
- JCBゴールド ゴルフサービス
◆保険
- 海外旅行傷害保険(最高1億円)
- 国内旅行傷害保険(最高1億円)
- 国内・海外航空機遅延保
- ショッピングガード保険(年間最高500万円)
◆ライフ
- ドクターダイレクト24
- 健康チェックサービス
- 人間ドックサービス
- JCB暮らしのお金相談ダイヤル
JCB THE CLASSだけの特典
JCB THE CLASSだけの特典は以下の通りです。
- メンバーズセレクション
- JCBプレミアムステイプランのザ・クラス会員限定のプラン
- ザ・クラスダイニング
- ゴルファー保険(最高1億円)
- 海外クルーズ優待サービス
- 季刊誌「PREMIUM LEON for JCB THE CLASS」
- JCBのオリジナルカレンダーの自動発送
- QUICPay一体型が選べる
ちなみにJCBゴールドの利用実績を積み重ねて、JCB THE CLASSのインビテーションを取得する方法も今まで通り使えます。
年会費
◆年会費(本会員・家族カード)
- JCBプラチナ:27,500円/1名無料、2名以降は1人あたり3,300円
- JCB THE CLASS:55,000円/全員無料(最大8名発行可能)
JCBプラチナの口コミ・評判
JCBプラチナについてSNSから意見をまとめてみました。
年会費が27,500円とプラチナカードとしては安い割に、海外の空港ラウンジが回数制限なしで無料で使える「プライオリティ・パス」が付帯しているなど、お得な優待特典に評判が良い印象です。
ただしJCBゴールドカードやJCB THE CLASSなど、JCBプラチナと同じ「プレミアムカード」との2枚持ちができなかったり、QUICPay搭載のカードはアップグレードの対象外だったりと、既に持っている人には使いにくさがあります。