三菱UFJカードのゴールドとプラチナの違いは?特典や年会費を比較

B! pocket

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

プラチナカードの秘書

三菱UFJニコスが展開している三菱UFJカード。その最上位カードとなるのが、「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

三菱UFJカードは全体的に年会費が抑えられていることで知られています。三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードも例外ではなく、年会費は22,000円。プラチナカードの中でも入手しやすい価格です。

一般的には、ゴールドカードも「ステータスカード」と言われていますが、プラチナカードになるとどれくらい年会費に差がでるのか、また特典はどのようなものが追加されるのかまとめます。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

3枚の三菱UFJカードを比較

今回比較するのは、3枚の三菱UFJカードです。

三菱UFJカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費2,095円(初年度無料)
アメックスブランドの三菱UFJカード ゴールド。

三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費11,000円。
ゴールドカードの強化版。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード・カード
年会費22,000円。
三菱UFJカードの最上位に位置する究極のプラチナカード。

三菱UFJカードはVISAやMasterCardの取扱いもあります。しかし、プラチナカードについては三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(アメックスブランド)のみとなるため、今回はすべてアメックスブランドのカードで比較することにしました。

ちなみに、いずれのカードも審査条件は厳しくありません。安定収入がある社会人の方であれば直接申し込みができ、審査に通れば最短3営業日でプラチナカードが発行できます。

利用可能枠が違う

利用限度額

クレジットカードの支払いが高額になってくると、利用限度額が気になります。高額な買い物をするときも、スムーズにカード決済をするためには、一定の利用限度額は確保しておきたいもの。

三菱UFJカードでは、カードのランクによって最大利用限度額が異なります。最終的な利用限度額は審査によって決定しますが、プラチナカードの場合だと、利用限度額は500万円まで引き上げることが可能です。

  • ゴールドカード:10万円~200万円
  • ゴールドプレステージ:50万円~300万円
  • プラチナカード:50万円~500万円

一般的にプラチナカードの限度額は300万円~ということが多いですし、ネットの口コミによると、他社で借り入れなどをしていなければ、ショッピング利用枠500万円が割り当てられたという報告もたくさんありました。

補償サービスが手厚い

旅行保険

国内・海外旅行保険やショッピング保険はいざという時に役立つ特典です。クレジットカードのステータスランクが上がることで、補償が手厚くなるのが一般的です。

旅行保険やショッピング補償を比較してみると下記のようになります。

ゴールドカード

海外旅行傷害保険 最高2,000万円
ただし2年目以降は年間利用金額が20万円未満の場合、最高100万円の補償にダウン。

国内旅行傷害保険 最高2,000万円
航空券やホテルの料金を当カードで支払うことが条件。

ショッピング保険 年間最高100万円

国内渡航便遅延保険 最高2万円
航空券の支払いなどを当カードで行うことが条件。

ゴールドプレステージ

海外旅行傷害保険 最高5,000万円

国内旅行傷害保険 最高5,000万円
航空券やホテルの料金を当カードで支払うことが条件。

ショッピング保険 年間最高300万円

国内渡航便遅延保険 最高2万円
航空券の支払いなどを当カードで行うことが条件。

プラチナカード

海外旅行傷害保険 最高1億円円
自動付帯分が5,000万円、利用付帯分が5,000万円

国内旅行傷害保険 最高5,000万円
航空券やホテルの料金を当カードで支払わなくても適用(自動付帯)。

ショッピング保険 年間最高300万円

国内渡航便遅延保険 最高2万円
自動付帯。

犯罪被害傷害保険 最高1,000万円
第三者の故意による加害行為やひき逃げなどによってケガをしてしまった場合に、入院費用などを補償。

プラチナカードには唯一「犯罪被害傷害保険」がついています。

また、料金をカードで支払った場合のみ保険が適用となる「利用付帯」と、支払いをそのカードでしていなくても自動的に保険が適用される「自動付帯」など、条件・補償額を見ても、プラチナカードでは保険の手厚さが大きくグレードアップしていることがわかります。

ゴールドカードの補償だと少し心もとない気はしますが、ゴールドプレステージ程度の補償があれば安心かと思います。

空港ラウンジと手荷物無料配送サービス

手荷物

プラチナカード独自の特典として、

  • 海外旅行の手荷物無料配送(1個)
  • プライオリティ・パスの無料登録

があります。

手荷物無料配送サービスは、海外旅行に行く際、スーツケースなどの手荷物を、自宅から空港まで、帰りは空港から自宅まで1個に限り無料で配送してくれる特典です。

自宅~空港までの道のりを手ぶらで移動できるのがメリット。

プライオリティ・パスの無料登録は、プラチナカードのなかでも人気の特典の一つです。世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用でき、フライトまでの待ち時間をラウンジで快適に過ごせます。

本来は年会費429ドルが必要なサービスを無料で利用できるので、お得感は大きいです。下記は私が海外の空港ラウンジに行った時に撮ってきた写真ですが、ドリンクや食べ物も無料で振る舞われます。

空港ラウンジ

優待プログラムとコンシェルジュデスク

私自身もプラチナカードを使っていますが、個人的に年会費以上に価値があると思えるのが、「優待プログラム」です。

優待プログラムを使うと、普通のホテルの部屋を予約していても、よりグレードの高い部屋に無料でアップグレードできたり、レストランを優待価格で利用できるなど、さまざまなメリットが受けられます。

わかりやすく言うと、さまざまな場面でVIP扱いを受けるようになります。

こういった優待プログラムは金額換算できないのですが、たとえば1泊1万円のホテルを予約したら、その値段で1泊3万円のハイグレードな部屋に通された。1泊3万円の部屋を予約したら、その値段で1泊10万円のスイートルームに通されたということが起こります。

使ってみなければわからない、しかし使ってみるとすごく価値があると気づけるのが、プラチナカードの優待プログラムです。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード・カードでは、3つの優待プログラムが使えます。

スーペリア・エキスペリエンス
前述のような、VIP扱いが受けられるサービスです。ホテル、飛行機、レストランなど、さまざまな場面で恩恵を受けることができます。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは「アメリカン・エキスプレス・コネクト」という特典も提供していますが、「スーペリア・エキスペリエンス」はそれとは別の、プラチナカード独自の特典です。

プラチナ・グルメセレクション
こちらは、プラチナカードでよく見られる特典で人気があります。提携しているレストランのコース料理を2名以上分予約すると、1名分が無料になるというお得な特典。

たとえば、一人1万円のコース料理を2名分予約すると、本来なら2万円を支払わなくてはなりませんよね。しかし、1名分が無料になることで、支払総額が1万円となります。つまり、実質半額でコース料理が楽しめる特典です。

Relux for Platinum
高級ホテル・高級旅館に特化した予約サービス「relux」が提供する最低価格保証の宿泊プランが、さらに7%の優待価格で利用できます。

また、プラチナカードの場合は24時間365日対応のコンシェルジュデスクが使えます。

国内・海外でのレストランのご予約、海外のミュージカル等のチケット手配、さらに海外でのトラブルや急な病気などの緊急時のご支援まで、専任のスタッフが24時間365日、プラチナ会員様のご相談やご要望にお応えするコンシェルジュ・サービスをご用意しております。

ホテルやレストランの予約はもちろんですが、ちょっとした相談や提案などが欲しい場合にも活用できる「秘書サービス」です。利用は無料なので、積極的に活用することをおすすめします。

特に、プラチナカードは優待プログラムが多すぎて把握できないのですが、コンシェルジュに相談すると優待が使えるレストランなどをすぐに教えてくれるので安心です。

ゴールドカードと比較して年会費は高額となりますが、その分、特典を使うとすぐに年会費以上のお得感が得られるというのが、プラチナカードを選ぶメリットです。

年会費2万円を支払うのがツライ。。。という方にとっては厳しいかもしれませんが、「少しくらいなら年会費を払っても構わない」という方であれば、年会費1万円以下のゴールドカードよりもプラチナカードを選んでしまったほうが、大きな満足感が得られると思います。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード・カードは、プラチナカードの中でも群を抜いて年会費が安いです。しかし、年会費が安いからといって特典が削られているといった印象もないので、非常にコストパフォーマンスに優れた一枚と言えるでしょう。

こちらの記事も参考にどうぞ

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「プラチナカードを手の中に」の初代管理人です。プラチナカードを何枚か保有しているものの、実は年会費の値上げにおびえています。いつかはブラックカードを手に入れたいと思っており、クレヒスを高める毎日です。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

クレジットカード広場 姉妹サイト