楽天の期間限定ポイントのムダ無い使い道、使えない交換・利用先に要注意
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楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンで買い物をすると「楽天ポイント」と「期間限定ポイント」の2重取りができます。
期間限定ポイントは「利用可能な有効期限が、楽天ポイントよりも短いポイント」のことです。
ほかにも買い物時のポイント倍率が上がるSPU(スーパーポイントアッププログラム)や各キャンペーン、楽天ポイントクラブのサービス利用でも付与されます。
獲得した期間限定ポイントによって、有効期限は10日~2ヶ月と大きく異なります。
買い物時は「有効期限が何日までの期間限定ポイントが貯まるのか」が分からないので、うっかり使わずにいると、あっという間に失効してしまいます。
楽天の期間限定ポイントを失効させず、ムダなく使う方法をまとめました。
目次
提携サービスへのポイント交換には使えない
期間限定ポイントの使い方でもっとも注意が必要なのが、他社のポイントサービスには交換できないことです。
もともと、楽天ポイントから提携サービスへの交換先は、以下の3つに限られています。
- 楽天Edy:プリペイド型電子マネー
- ANAマイル:航空券への交換や座席のアップグレードなどに使える
- Kドリームス(デルカ):競輪投票に使用する投票用電子マネー
いずれも期間限定ポイントからの交換はできないので、あくまでも「利用期間の短い楽天ポイント」として使う必要があります。
また期間限定ポイントは楽天カードの「家族でポイントおまとめサービス」の対象外になっており、家族が獲得した期間限定ポイントをほかの家族に移行することもできません。
楽天ポイントの有効期限は「最後にポイントを獲得した月から1年間」と長いです。
定期的にポイントを獲得していれば、実質「有効期限:無期限」になるのと比較しても、かなり短いことが分かります。
そのため「他社のポイントサービスに交換して有効期限を伸ばそう」と思っても、そのような使い方ができないようになっています。
基本的な楽天ポイントの使い方については、下記の記事で紹介しています。宜しければあわせてご一読ください。
期間限定ポイントの使い方
提携サービスに交換不可な期間限定ポイントは、楽天のサービス、楽天ペイ加盟店、楽天ポイントカード加盟店で使う必要があります。
楽天のサービス
楽天市場、楽天トラベル、楽天ビューティー、楽天ブックスなど
楽天ペイ加盟店
街のお店:ローソン、AOKI
オンラインストア:無印良品、宅配ピザ、電子書籍ストア
楽天ポイントカード加盟店
街のお店:マクドナルド、ミスタードーナツ
楽天ポイントと期間限定ポイントの両方が貯まっている場合、期間限定ポイントから自動的に使われるので、ポイントの失効が防げます。
楽天の各サービスで利用する(ネット通販など)
楽天市場での買い物で、期間限定ポイントが貯まると「ポイント消費のために、また楽天市場で買い物をする」という無限ループに陥りがちです。
獲得した期間限定ポイントは、楽天市場以外の楽天サービスの支払いにも使えます。
買い物以外にもさまざまなシーンで利用できるので、今まで使ったことのないサービスを試してみるチャンスです。
買い物
楽天市場
食品、日用品、雑貨、家電、ファッション、ベビー用品、コスメ
楽天ブックス
配送:本、コミック、雑誌、Blu-ray、DVD、CD、ゲーム
ダウンロード:電子書籍、音楽、動画、PCソフト
暮らし・生活
楽天デリバリー:宅配ピザ、弁当
楽天ビューティー:美容院の予約
楽天RAXY:コスメの定期購入
スポーツ・レジャー
楽天トラベル:ホテル、航空券、ツアーの予約
楽天GORA:ゴルフ場の予約
エンターテイメント
楽天TV:有料コンテンツ
楽天ミュージック:月額料金
楽天ブックス:月額料金、有料コンテンツ
楽天写真館:写真プリント、フォトブック作成
マネー・ファイナンス
楽天銀行:振込手数料
楽天証券:投資信託の買い付け
楽天ポイントの使い方として、特徴的なのが「投資信託の買い付け」に利用できることです。
楽天証券の投資信託に関しては、姉妹サイト「ネット銀行100の活用術」でくわしく解説しています。下記のリンクから記事が読めます。
あわせて読みたい:
楽天ポイントを使って100円から積立ができる楽天証券の投資信託
おサイフケータイ「楽天ペイ」で利用する(実店舗/ネットで支払い)
楽天ペイはスマホやiPhoneで使える楽天のおサイフケータイです。
楽天ペイのアプリをダウンロード後、楽天IDでログインすることで、楽天ペイ加盟店での支払いに期間限定ポイントや楽天ポイントが使えるようになります。
基本的な楽天ペイの支払い方法は「楽天IDに登録したクレジットカード払い」ですが、支払い時に利用するポイント数を指定すると、全額ポイント払いも可能です。
全額ポイント支払いをするには、利用代金よりも多くポイントを貯まっていることが条件になります。足りない分はクレジットカードから支払われます。
楽天ペイが使えるおもな店舗(楽天ペイ加盟店)は以下の通りです。
実店舗
・ローソン
・ワタミグループ
・AOKI
オンラインサイト
・無印良品
・TOHOシネマズ
・109シネマズ
・ユナイテッドシネマ
・松竹マルチプレックスシアターズ
・電子書籍ストア
めちゃコミック、小学館eコミックストア、コミックシーモアなど
楽天のサービスや楽天ポイント加盟店以外の店舗でも、楽天ポイントが消費できるのが大きなメリットと言えます。
楽天ペイはサービスが開始して間もなく、全国各地で使える店舗は限られていますが、今後、利用可能なお店はどんどん増えていくと思います。
楽天ペイはコンビニ(ローソン)で使い勝手良し
楽天ペイで期間限定ポイントを使う場合は、ローソンでの買い物がもっとも手軽だと思います。
コンビニだと数十円、数百円単位での少額支払いがしやすいので「期間限定ポイントだけを使い切りたい」という時にも便利です。
楽天ペイの使い方は非常に簡単です。
1.買い物の支払い前に楽天ペイを起動。
2.画面上の「コード表示」を選択。
3.バーコードやQPコードの下にある「すべてのポイントを使う」または「設定→一部使うでポイント数を入力」を選ぶ。
4.レジで会計後「楽天ペイで支払います」と言って、コード画面を見せる。
5.コードをスキャナーで読み取られて支払い完了。
ローソンの公式動画では楽天ペイを使った支払い方法を紹介しています。利用する前に動画を見ながらイメトレしてみてください。
Pontaポイントとの2重取りで還元率アップ
ポイントで支払った分も、楽天ペイアプリ利用ポイントが付与されます(200円ごとに1ポイント)。
支払い時にPontaカードを提示すると、Pontaポイントも貯まるので、1回の買い物で楽天ポイントとPontaポイントの2重取りも可能です。
たとえば200円分の買い物を、楽天ペイ払い(全額ポイント払い)+Pontaカード提示にすると、ポイント還元率は1.5%になります。
- 楽天ポイント:1ポイント(還元率0.5%)
- Pontaポイント:1~2ポイント(還元率0.5~1.0%)(0:00~15:59 200円(税抜き)ごとに1ポイント、16:00~23:59 200円(税抜き)ごとに2ポイント)
ちなみに、楽天ペイに登録したクレジットカードが「楽天カード」で、ポイントを一切使わずに支払いをすれば、ポイント還元率は2.5%までアップします。
ポイント還元率2.5%の内訳
- 楽天ペイ利用分:0.5%
- 楽天カード利用分:1.0%
- Pontaポイント:1.0%
ローソンの支払い方法はいろいろとありますが「楽天ペイ+Pontaカード提示」は、かなりお得度が高いです。
その他、楽天ペイの使い方に関しては、姉妹サイト「電子マネーの虎」の記事で詳しく紹介しています。
あわせて読みたい:
楽天ペイのわかりやすい使い方、楽天カードとの連携でポイントを3倍に
楽天ポイント加盟店の支払いに使う
ローソン以外の実店舗で期間限定ポイントを使いたいときは、楽天ポイント加盟店での支払いをおすすめします。
100円単位の少額利用がしやすく、ちょっとした飲食や買い物で期間限定ポイントが使い切れます。
主な楽天ポイント加盟店
飲食店:マクドナルド、ミスタードーナツ、カフェ&バーPRONTO、くら寿司、ペッパーランチ、しゃぶしゃぶ温野菜
スーパー:マツゲン、フジ
ドラッグストア:ツルハドラッグ、ウェルネス、ダイコクドラッグ、ケンコーコム
コンビニ:ポプラ、生活彩家、くらしハウス、デイリーヤマザキ
家電量販店:ジョーシン、ビックカメラ
百貨店:松坂屋、大丸
支払い時に楽天ポイントカードや楽天カードを出して「楽天ポイントで支払います」と言えばOKです。
カードを持っていなくても、スマホに「楽天ポイントカードアプリ」をダウンロードすることで、同じようにポイント支払いできます。
サークルKサンクスでの利用は2017年9月30日で終了
ちなみにサークルKサンクスでの楽天ポイントの取り扱いは2017年9月30日で終了しています。
ファミリーマートとユニーの経営統合により、サークルKサンクスは次々とファミリーマートに替わっています。
その一環としてサークルKサンクスでの楽天ポイントが終了になり、現在はVポイントが導入されています。
もちろん、ファミリーマートはVポイント加盟店で、楽天ポイントは使えません。
管理人の体験談:期間限定ポイントの使い方
楽天の期間限定ポイントは「利用可能な期間が短い」「他社ポイントやマイルと交換できない」「家族が貯めたポイントと合算できない」のが、大きなデメリットです。
ちなみにサイト管理人の家庭では、夫が本会員、私が家族カードを持っています。
楽天スーパーセールやお買い物マラソンなど、期間限定ポイントが大量に貯まるときの買い物は、夫に自分の楽天IDで買い物、楽天カード払いをしてもらい、ポイントを一本化するようにしています。
貯まった期間限定ポイントは、マクドナルドやミスタードーナツへ行ったときの支払いに使うことが多いです。
2人分の昼ごはんやおやつ代になると、確実に500円~1,000円ほどかかるので、数百ポイントが無理なく使い切れます。
楽天ポイント払いでは、期間限定ポイントと楽天ポイントの両方が使えるので、マクドナルド代やミスド代を現金で支払うことがなくなりました。
今まで値段が高くて手が出しづらかった商品も、財布の中身を気にせずに食べれるようになったのは、良かったです。
自宅や職場の近くにローソンがないので、楽天ペイは未経験です…。
「コンビニで買い物をする機会が多い」という人は、楽天ペイのアプリをダウンロードする価値は高いと思います。