【2倍以上お得】電子マネー一体型クレジットカード(Suica、Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay)のチャージ・支払い方法まとめ
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
電子マネー機能つきのクレジットカードを持っていると、下記のように便利でお得な使い方ができます。
- 1枚で電子マネーとクレジット機能の両方が使え、持ち歩くカードを減らせる
- クレジットチャージや後払い型電子マネーの利用で、クレジットカードのポイントが貯まる
- オートチャージや後払い型電子マネーは、残高不足の心配がない
今回は、Suica、楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPayの各電子マネー一体型カードのなかから、サイト管理人がおすすめするクレジットカードを厳選し、お得な使い方を紹介します。
目次
Suica:ビックカメラSuicaカードで最大11.5%還元
Suica一体型クレジットカードは、JR東日本グループが発行するビューカードと、その提携カードがあります。
ビューカードからSuicaにチャージをすると、1,000円ごとに15円相当のJRE POINTが貯まります(ポイント還元率1.5%)。
Suicaつきクレジットカードにクレジットチャージする方法として、下記の手段が利用できます。
- Suica・PASMOエリアの駅改札の入出場時にオートチャージ
- ATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」から、手動でチャージ
- オートチャージ
- Suica・PASMOエリアの改札を入退場時に、Suica残高が設定金額未満の場合、一定金額を自動的にチャージ
- その都度チャージ
- 駅のATM 「VIEW ALTTE」で、暗証番号とチャージ金額を入力してチャージ
モバイルSuicaにビューカードを登録すると、アプリからいつでもチャージできたり、オートチャージが使えたりします。
さらに、Suica残高を利用したJR東日本の在来線利用や、対象店舗での買い物でもJRE POINTを獲得できます。
JRE POINTとは、JR東日本グループの共通ポイントです。
貯まったJRE POINTは、1ポイント=1円として、Suica残高へのチャージや、JRE POINT加盟店の支払いに使えます。
ビューカードシリーズのなかで、一番人気なのが、ビックカメラSuicaカードです。
ビックカメラSuicaカードは、ビューカードとビックカメラの提携カードです。
1枚で、ビックポイントカード、クレジットカード、Suicaカード、JRE POINTカードとして利用できます。
年会費は初年度無料、翌年度以降は年に1回以上の利用で無料です。
ほかのビューカードと比較して、年会費を無料にできる条件がやさしく、ふだんクレジットカードを使わない方でも持ちやすいです。
ビックカメラSuicaカードをもっともお得に活用できるのが、ビックカメラでのSuica払いです。
1.ビックカメラSuicaカードのSuicaにチャージ
JRE POINT:1.5%還元
2.ビックカメラの買い物でSuica払い
ビックポイント:10%還元
————–
合計11.5%ポイント還元
Suicaのチャージ上限額は2万円です。
ビックカメラSuicaカードのSuicaにクレジットチャージ後、ビックカメラで2万円分の買い物をSuicaで支払えば、合計2,300円相当のポイントを獲得できます。
内訳は、JRE POINTが300ポイント、ビックカメラポイントが2,000ポイントです。
貯まったビックカメラポイントは、1ポイント=1円として、ビックカメラでの支払いに使えます。
Suicaへの充当もできますが「ビックポイント1,500ポイント→Suica1,000円」と、ポイント還元率が0.6%に下がります。
ビックカメラSuicaカードの利用で、JR東日本のポイント「JRE POINT」とビックカメラのポイント「ビックポイント」の両方が貯まります。
(Suicaにクレジットチャージ時はJRE POINTのみ付与)
各ポイントの還元率は0.5%(1,000円ごとに5ポイントずつ付与)なので、合計1%ポイント還元です。
ほかのビューカードが「JRE POINTの0.5%還元のみ」と比べても、通常のカード利用でも、ポイントが2倍も多く貯まってお得です。
楽天Edy:楽天カードで最大2%還元
楽天Edyつきのクレジットカードといえば、楽天カードです。
楽天ポイントカード、楽天Edy、クレジット機能の一体型で、いずれも利用で楽天ポイントが貯まります。
楽天カードから楽天Edyへクレジットチャージする方法は、下記のとおりです。
- Edyオートチャージ
- コンビニなどオートチャージ対象店で買い物をした際、Edy残高が設定金額以下になった場合、自動的に一定額をチャージ
- 楽天Edyアプリからチャージ
- 楽天Edyアプリでチャージ金額を入力、カードをスマホにかざしてチャージを完了
楽天Edyアプリ対応端末(Android)が必要 - いつでもEdyチャージ
- 楽天e-NAVIでチャージ金額を設定、ファミリーマートのFamiポートからチャージ金額を受け取る
楽天カードからEdyへのチャージ、Edy支払いにより、合計で200円ごとに2ポイントが貯まります。
楽天ポイント加盟店でカードを提示すれば、さらに楽天ポイントを獲得できます。
1.楽天カードからEdyにチャージ
200円ごとに1ポイント(0.5%還元)
2.楽天ポイント加盟店でカード提示
100円または200円ごとに1ポイント(0.5〜1%還元)
3.Edyで支払い
200円ごとに1ポイント(0.5%)
—————–
合計︰1.5〜2%還元
貯まった楽天ポイントは、楽天グループや楽天ポイント加盟店での支払いや、楽天Edyへの交換ができます。
いずれも1ポイント=1円相当の価値があります。
ただし、楽天カードはいつでもポイント還元率1%で使えるクレジットカードです。
楽天カードで直接支払っても、1%のポイント還元になります。
そのため、楽天カードについては、わざわざクレジットチャージをして電子マネー払いをする旨味は少ないです。
楽天カード詳細:
楽天カードはポイント高還元!無料でも限度額200万円まで利用可能
WAON:イオンカードセレクトでポイント2倍以上
イオンカードセレクトは、このカード1枚で、
- WAONカード
- クレジットカード
- イオン銀行のキャッシュカード
- イオングループの優待カード
として使えます。
50種類以上あるイオンカードのなかで、電子マネーWAONの活用に最適なのが、イオンカードセレクトです。
クレジットカードを使って電子マネーWAONへチャージするには、イオンカードが必要不可欠です。
イオンカードセレクトは、オートチャージ金額に応じたWAONポイントを唯一獲得できるイオンカードです。
電子マネーWAONにチャージするには、下記の方法があります。
- 対象店舗のレジで「オートチャージ」
- イオン銀行ATMやWAONステーションなどで「その都度チャージ」
- オートチャージ
- イオンやダイエー、マックスバリュ、ミニストップなどイオングループ系列店のレジで使える。
支払い後のWAON残高が設定金額未満になると、自動的に入金される。
(初期設定は残高3,000円未満で、3,000円分を追加チャージ) - その都度チャージ
- イオン銀行ATM、WAONチャージャー、WAONステーション、WAONネットステーションで使える。
カードを読み取り部に置き、チャージ額を選択、暗証番号を入力すると、チャージが完了する。
※イオンカードセレクトで、チャージ時のポイントが獲得できるのは「オートチャージ」のみ。「その都度チャージ」はポイント獲得対象外です。
イオンカードセレクト以外のイオンカードでも、オートチャージやその都度チャージは使えます。
ただし、オートチャージ金額に応じたポイントは一切貯まりません。
イオンカード | イオンカードセレクト | |
---|---|---|
オートチャージ | ◯ ポイント対象外 |
◯ ポイント0.5%~1.5%還元 |
その都度チャージ | ◯ ポイント対象外 |
◯ ポイント対象外 |
イオン銀行口座 | × | ◯ ポイント対象外 |
貯まったWAONポイントは、電子マネーWAONと交換できます。
1ポイント=1円分の価値があるので、ポイント還元率は0.5%です。
イオンカードセレクトでオートチャージ後、電子マネーWAONで支払えば、ポイントの2重取りができます。
電子マネーWAONで支払うと、WAONポイントが貯まります(通常200円ごとに1ポイント)。
そのほか、イオンカードセレクトの特典については、下記の記事でくわしく解説しています。
イオンカードセレクトには、ミニオンズデザインもあります。
イオンカードセレクト(ミニオンズ)は、イオンシネマの映画料金がいつでも1,000円、USJの利用でWAON POINT10倍など、当カードだけの限定特典が充実しています。
ちなみに、JALカードではJMB WAONカードへのオートチャージで、マイルが貯まります(200円で1マイル)。
ただし、マイル付与は2021年3月31日までの期間限定です。
過去の事例から延長の可能性もありますが、オートチャージでのポイント獲得の恩恵を長く受けたいなら、やはりイオンカードセレクトがおすすめです。
nanaco:セブンカード・プラスで合計1%還元
nanaco一体型クレジットカードは、セブンカード・プラスだけです。
セブン&アイグループの公式クレジットカードで、利用額に応じてnanacoポイントが貯まります。
年会費は2019年7月から、永年無料になりました。
セブンカード・プラスから電子マネーnanacoにクレジットチャージをすると、200円ごとに1ポイントが貯まります。
電子マネーnanacoへのクレジットチャージは、オートチャージとその都度チャージが使えます。
- オートチャージ
- 支払い後の残高が設定金額未満の場合、自動的に一定金額がチャージされる。
セブンイレブン、イトーヨーカドーで利用可能。 - その都度チャージ
- nanaco会員メニューからチャージ金額を指定。
セブン銀行ATMやセブンイレブン・イトーヨーカドーのレジで、残高確認するとチャージが完了。
nanaco払いでは、200円ごとに1ポイントが貯まります。
nanacoポイントは、電子マネーnanacoと交換可能です(1ポイント=1円相当)。
そのため、セブンカード・プラスからクレジットチャージをして、nanaco払いをすると、合計ポイント還元率は1%になります。
セブン&アイグループの対象店では、2019年7月からnanacoポイントの還元率が1%から0.5%に半減しています。
クレジットチャージの活用で、なんとかポイント1%還元を維持している状態です。
セブンカード・プラスには、一体型と紐づけ型があります。
それぞれ、nanacoを使えるカードや、nanaco払いで貯まるnanacoポイントの付与先が違います。
- 一体型:nanaco機能つき
- セブンカード・プラスでnanacoが利用できる
nanacoポイントはセブンカード・プラスに貯まる
カード更新の際、nanaco残高やnanacoポイントを引き継げない - 紐づけ型:nanaco機能なし
- 手持ちのnanacoカードやnanacoモバイルとセブンカード・プラスを紐づけて利用する
nanacoポイントはnanacoカードやnanacoモバイルに貯まる
nanaco一体型では、手持ちのnanacoカードとの紐づけができません。
そのため、nanacoカードでQUICPayが使える「QUICPay nanaco」も利用不可です。
一体型 | 紐づけ型 | |
---|---|---|
nanacoカード | × | ◯ |
QUICPay nanaco | × | ◯ |
nanacoモバイル | × | ◯ |
手持ちのnanacoカードをそのまま利用したい方は、紐づけ型のセブンカード・プラスをおすすめします。
セブンカード・プラスのお得な使い方は、下記の記事が参考になります。
iD・QUICPay:Orico Card THE POINTでいつでも1%還元
iDとQUICPayともに、クレジットカードと紐づけることで、支払いを後払いにする電子マネーです。
(iDにはプリペイド型やデビット型もありますが、クレジットカードと紐づけて利用するiDは後払い型になります。)
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)では、1枚でiDとQUICPayの後払い型電子マネーが使えます。
iD一体型は三井住友カードやdカード、QUICPay一体型にはJCBカードがあります。
数あるクレジットカードのなかで、iDとQUICPayの両方を付帯するのは、Orico Card THE POINTくらいです。
iDとQUICPayとの大きな違いは、使えるお店の種類です。
全国展開するチェーン店でも、iDとQUICPayの両方に対応するところは意外と少ないです。
そんなときも、Orico Card THE POINTを利用すれば、1枚のカードでスムーズに支払えます。
(ちなみに、Apple Payにオリコカード ザ ポイントを登録すると、QUICPayのみ使えます。)
後払い型電子マネーを利用するメリットは、事前チャージ不要で、残高不足の心配なく支払いに使える点にあります。
電子マネーの利用代金は、紐づいたクレジットカードに請求されて、後日、口座から引き落とされます。
iDやQUICPay自体にポイント制度はありません。
紐づけたクレジットカードによって、ポイント還元率が変わります。
Orico Card THE POINTの場合、いつでも1%還元(100円ごとに1ポイント)です。
さらに入会後6ヶ月間はポイント2倍で、あらゆる買い物が実質2%引きになります。
カードや後払い電子マネー利用で貯まるオリコポイントは、オンラインギフト券や他社ポイントと交換できます。
たとえば、Amazonギフト券やApp Store&iTunesギフトカード、WAONポイント、Vポイント、楽天ポイント、Pontaポイントなどです。
後払い電子マネーが使いやすく、貯まったポイントの使いみちに困らないのが、Orico Card THE POINTのメリットです。
ポイント付与なし・半減などの改悪に要注意
1ポイントでもお得にカードを使いたい方にとって、「電子マネーへのチャージで、クレジットカードのポイントが貯まるかどうか?」は、かなり重要な話です。
チャージ額に応じてポイントが貯まれば、普通に現金チャージするよりも、お得さに差が出るからです。
ただし、ポイント高還元のクレジットカードでは、サービス内容が改悪になることがあります。
実際にあった改悪の事例をあげてみます。
- 1ヶ月にチャージできる金額に制限がつく
- チャージで獲得できるポイントが大幅に下がる
- 特定のクレジットカード、電子マネーでのポイント獲得を廃止
今回取り上げたのは、同じグループ内でクレジットカードと電子マネーを展開するものが大半を占めています。
そのため、ほかのカードと比較しても、改悪は起こりにくいと思います。