Apple Payが使える年会費無料のおすすめのクレジットカード5選

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Apple Payが使える年会費無料カード

iPhone7以降の機種から、「Apple Pay(アップルペイ)」が使えるようになりました。

Apple Payは、クレジットカード情報をiPhoneに取り込むことで、iPhoneを使って電子マネー支払いができる「おサイフケータイ」機能のことです。

また、Suicaのような交通系ICカードを取り込むと、iPhoneをタッチして改札を通過することもできます。

Apple Pay自体の利用料は無料ですが、利用にあたっては

  • iPhone7以降の機種
  • Apple Payに対応しているクレジットカード

の2点が必要です。

今回は、Apple Payをよりお得に使うために、相性の良いクレジットカードを紹介します。

いずれも年会費無料で使えるカードですので、別途、入会手数料や年会費がかかる心配はありません。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

Apple Payをお得に使えるクレジットカード

スマホを使う男性

すでに各カード会社はApple Payへの対応を進めており、肌感覚ではありますが全体の7割くらいのカードがアップルペイに対応しています。

そのなかでも、ポイント還元率が高いカードを中心に、アップルペイと相性の良いクレジットカードをまとめます。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード

年会費
条件付き無料(初年度無料、2年目以降は年1回の利用)
ポイント還元率
最大1.5%(ルミネ商品券と交換すると1.7%)
アップルペイが使えるお店
Suica加盟店(交通系ICカード加盟店) ※本記事で紹介している方法で使う場合
コメント
Apple Payの大本命カード。Suicaエリア以外にお住まいの方にもおすすめ。

ビックカメラSuicaカードは、私が個人的に「Apple Payの大本命カード」だと思っているほどお得な一枚です。

私自身、ビックカメラSuicaカードを使ってApple Payでの支払いに使ったり、交通系ICカードとして活用しています(ちなみに私は大阪に住んでいます)。

このカードの使い方としておすすめなのは、「ビックカメラSuicaカードを使うのではなく、Suica(Apple Payに取り込んだモバイルSuica)へのチャージ専用カードとして使う」方法です。

クレジットカード支払いでのポイント還元率は1.0%です(JRE POINT0.5% + ビックポイント0.5%がダブルで貯まります)。

モバイルSuicaにチャージした際にポイントが1.5%還元になるという特徴があります(電子マネーチャージではビックポイントは貯まらないため1.5%還元となります)。

おすすめの使い方

1.iPhoneからモバイルSuicaを発行
全国どこにお住まいでもその場ですぐに発行できます。

2.ビックカメラSuicaカードからモバイルSuicaにチャージ
iPhoneからいつでもすぐにチャージできます。(最大2万円分まで)チャージした金額は後日、ビックカメラSuicaカードの請求として支払います。

チャージをしたときに、ポイント還元率が1.5%となります。

3.モバイルSuicaを使って買い物、改札通過を行う
交通系ICカードは全国で共通化されているため、全国どこにお住まいでも、コンビニやスーパーなどで電子マネーSuicaによる支払いができます。

※ただしPiTaPa支払いOKのお店では、電子マネーSuicaでの支払いはできません。

また、改札通過についても共通化されているため、iPhoneをタッチすることで、九州、名古屋、大阪などのあらゆる地域の改札を通過できます。

つまり、お住いの地域に関係なく「Suica+Apple Pay」は最強の支払い方法になりつつあります。

モバイルSuicaの残高が減ってきたら、再びiPhoneからチャージを行います。

また、ビックカメラでクレジットカード支払いをした場合は、10%のビックポイントが貯まります。

実はこの方法には裏ワザがあり、「ビックカメラSuicaカードを使って電子マネーSuicaにチャージ(1.5%) → 電子マネーSuicaでビックカメラでの支払いに使う(10%)」という方法を使うことで、合計11.5%のポイント還元が受けられます。(ポイントの2重取り)

最高1,000万円の国内・海外旅行保険も付いており、これほど条件の良いクレジットカードは見つからないというほどおすすめの一枚です。

ただ、ビックカメラSuicaカードには大きなデメリットがあります。

それは、年会費が完全無料ではなく「初年度無料、2年目以降は1年に1回以上の利用で年会費無料(1年に1度も使わない場合は524円が必要)」という条件付きであることです。

また、Suicaエリア以外にお住まいの方で、「Suicaを使うのに抵抗がある」という方も多いと思います(前述しましたが、私は大阪在住でこのカードを活用しており、特に不便なく使えています)。

Apple Payを日常的に使うことがあれば、このカードはとてもおすすめできるカードです。

レックスカード

レックスカード

※REX CARDの新規入会受付は終了いたしました。
2020年11月よりカード名称・ポイント名称が変更となります。
また、2020年11月以降の有効期限更新時または再発行時からは新たなカードデザインに変更して発行になります。

年会費
永年無料
ポイント還元率
1.25%(ジャックスモール経由で1.75%)
アップルペイが使えるお店
QUICPay加盟店
コメント
ポイント還元率が極めて高く、どのようなシーンでもお得に使える。

レックスカードは価格比較サイト大手の「価格.com」が発行している年会費永年無料のクレジットカードです(発行カード会社はジャックスです)。

価格にこだわる価格.comがリリースしているレックスカードは、圧倒的に高いポイント還元率で勝負しています。

最大の特徴は、「いつ、どこで使っても安定して1.25%のポイント還元が得られる」ことです。

もちろん、アップルペイに登録して電子マネーとして使っても、利用額に応じて1.25%のポイントが貯まります。

また、ジャックスが展開しているポイントアップモール「ジャックスモール」を経由して買い物をすると、ポイント還元率が1.75%にアップします。

ジャックスモールには、楽天市場やAmazon.co.jp、Yahoo!ショピングを始めとする数多くのネットショップが参加しています。

ネット通販での支払いに使うことで、レックスカードの力を最大限に引き出すことができるのです。

デメリットとしては、電子マネーチャージでポイント獲得が一部制限されていることです。

レックスカードでは、モバイルSuicaやSMART ICOCAへの電子マネーチャージでは、通常どおり1.25%のポイントが獲得できます。

しかし、電子マネーの「楽天Edy」と「nanaco」はポイント付与の対象外となっているので注意が必要です。

また、レックスカードのもう一つのメリットとして、貯めたポイントをJデポと交換し、クレジットカードの請求値引きとして消化できることが挙げられます。

この方法でポイント消化をすれば、使い道に困ることはありません。

最高2,000万円の国内・海外旅行(国内旅行保険は最高1,000万円)もついており、年会費永年無料のカードとしては高いスペックを誇る一枚です。

リクルートカード

リクルートカード

年会費
永年無料
ポイント還元率
1.20%(リクルート系列で使うと最大4.2%)
アップルペイが使えるお店
QUICPay加盟店
コメント
スタイリッシュで高級感のあるカードデザイン。貯めたポイントはPontaポイントへ交換。

レックスカードのライバルとして有名なのが、同じくポイント還元率で勝負する「リクルートカード」です。年会費は永年無料で使えます。

ポイント還元率は常時1.2%となっています。

リクルート系列のサービス(ポンパレモール、じゃらんなど)で使うと、ポイント還元率がアップし、最大で4.2%の還元率となります。

旅行サイトの「じゃらん」などで宿泊予約をすることが多い方にとっては、特におすすめできるカードです。

海外旅行保険が最高2,000万円、国内旅行保険が最高1,000万円ついており、旅行好きな方にとっては特にメリットが大きいと思います。

貯めたポイントは「リクルート上のサービスで使える」のですが、この点は「ポイントの使いみちがない」と利用者からやや不評でした。。。

そこで現在は、貯めたリクルートポイントを「Pontaポイント」と相互交換できる仕組みが導入されています。Pontaポイントであれば、ローソンなど日常生活で使えるので安心です。

ポイント還元率はレックスカードに劣りますが、リクルートが優れている点が2つほどあります。

1つめは、リクルートカードは「VISA・Mastercard・JCB」の3つのカードブランドが選択できることです。(レックスカードはVISAのみ)

そして2つめは、電子マネーのチャージでポイント還元が制限されていないことです。

VISAブランドを選択した場合は、「楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA」のどの電子マネーにチャージしても1.2%のポイントが貯まります。

JCBブランドを選択した場合も同じですが、JCBは「モバイルSuica」のみにチャージ可能です。

ただし、電子マネーチャージでのポイント付与はカード会社にとっても負担が大きいため、やりすぎると制限がかかるとの記載があります。

個人的には、シンプルでスタイリッシュなデザインがApple Payと相性が良いと感じています。

オリコカード・ザ・ポイント

オリコカード・ザ・ポイント

年会費
永年無料
ポイント還元率
1.0%(最大3.0%以上)
アップルペイが使えるお店
QUICPay加盟店
コメント
ネット通販で高いポイント還元率を生み出す、デザインもシンプルで洗練されている。

オリコカード・ザ・ポイントは、オリコがポイント還元にこだわって作った年会費無料カードです。

黒くてシンプルなデザインは、年齢や性別を問わず、またどのようなシーンでも安心して使えます。

通常のポイント還元率は1.0%となっており、これまで紹介してきたカードと比較すると見劣りします。

しかし、オリコカード・ザ・ポイントが特に力を発揮するのは「ネット通販」での利用です。

オリコカード・ザ・ポイントをネット通販で使う場合は、オリコが展開しているポイントアップサイト「オリコモール」を経由します。

このサイトには、Amazon.co.jpや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどが参加しており、多くの大手通販サイトでポイントアップが期待できます(ほとんどのお店は+0.5%です)。

ただし、オリコカード・ザ・ポイントに限っては、オリコモールを利用するだけで+0.5%のポイントが獲得できるため、合わせると「1.0% + 0.5% + 0.5% = 2.0%」となります。

さらに、入会後6ヶ月間は利用シーンに関係なく1.0%のポイントが上乗せされるため、「通常時2.0%、オリコモール利用時3.0%」という驚異的な還元率でクレジットカードが使えます。

このように、ネット通販や入会後しばらくは最強カードであるオリコカード・ザ・ポイントですが、コンビニやスーパーなどでApple Payを使っていきたいという方にとっては、少し物足りないかもしれません。

楽天カード

楽天カード

年会費
永年無料
ポイント還元率
1.0%(最大4.0%以上)
アップルペイが使えるお店
QUICPay加盟店
コメント
会員数は1,500万以上、10人に1人が持つ異例の大ヒットクレジットカード

言わずと知れた超人気のクレジットカードとなった楽天カードも、アップルペイと相性の良い一枚です。

年会費は永年無料で使えるため、まったく使わなくなっても一切手数料などがかかりません。楽天カードは特に、楽天市場で力を発揮するため、楽天で買い物をするとき専用のカードとしての利用もおすすめです。

ポイント還元率は通常時1.0%ですが、楽天市場での利用はポイント3倍、楽天トラベルでも2倍貯まります。

さらにSPU(スーパーポイントアッププログラム)によって一定の条件を満たせば、最大16倍のポイントを獲得できます。

楽天カードは初めてのクレジットカードとして持つ方も多いため、カード利用時にはすぐにメールでお知らせが届くなど、高いセキュリティを誇っていることでも評判です。

また、楽天カードは新規入会&利用キャンペーンで獲得できるポイントが非常に大きい(最大5,000ポイント)です。この入会特典も楽天カードのメリットの1つとなっています。

番外編:イオンカードに注目

キャラクターカードとApple Pay

ポイント還元などのお得感とは少し異なりますが、アップルペイには「支払いをするときにクレジットカードがiPhoneの画面に浮かび上がる」というこだわりがあります。

この仕組みによって、ゴールドカードやプラチナカードで支払ったときは、それがきちんとわかるようになっているわけです。

もちろん、この仕組みはキャラクターカードにもあてはまります。

たとえば、イオンカードは「ディスニーデザイン」や「ミニオンズカード」といった年会費無料のコラボカードを展開しています。

このようなキャラクターデザインカードをiPhoneに登録すれば、Apple Payで支払いをする時に、大好きなキャラクターが画面上に浮かび上がり、いつもワクワクした気持ちで買い物を楽しめます。

イオンカードは年会費無料ですから、キャラクターカードを複数枚持っていても年会費などがかかる心配もありません。

アップルペイには複数枚のカードを登録可能

余談ですが、アップルペイに登録できるクレジットカードは一枚だけではありません

複数のクレジットカードを登録し、利用シーンに応じて使い分けることができます

現状、Apple Payに登録できるカード毎数の上限は8枚となっていますが、これだけ登録できれば十分でしょう。

もちろん、今回紹介した年会費無料カードをすべて登録することも可能です。

好きなキャラクターのカードを支払いに使わなくても、Apple Payに登録しておいて暇なときに眺めてみるだけでも楽しめます。

こういうこだわりが、アップルの良いところですよね。

▼ガールズ&パンツァーマスターカードもApple Pay対応です

支払い時に店員に何と言えばよいか?

アップルペイと電子マネー

ちょっとした豆知識ですが、Apple Payで支払いをする場合、システム上は「Suica、iD、QUICPay」のいずれかの電子マネー支払いとなります。

このなかで、唯一Suicaのみが「プリペイド方式(前払い方式)」なので事前にチャージを行い、チャージ残高を消費しながら使います。

アップルペイで使うモバイルSuicaは、全国どこにお住まいでも、手元のiPhoneからすぐにチャージができるようになっています。

iDとQUICPayは後払い方式なので、事前チャージは不要です。利用した金額を後日クレジットカードの請求として支払います。

Suica
JR東日本が展開している交通系ICカード兼電子マネー
iD
NTTドコモが展開している電子マネー
QUICPay
JCBが展開している電子マネー

Apple Pay対応のクレジットカードは、上記のいずれかのシステムを使っています。

しかし、いずれの電子マネーも普及率が極めて高いため、メリット・デメリットは気にする必要はありません。

ただし、自分の使っているApple Payがどのお店で使えるか(Suica対応店 or iD対応店 or QUICPay対応店)は把握しておくことをおすすめします。

大抵はレジ前に使える電子マネーのロゴマークが貼ってありますし、これらの電子マネーは主要なコンビニやスーパーの多くで利用できます。

また、支払いをするときは「Apple Payで払います!」ではなく、「Suicaで払います!」のように電子マネーの名前を伝えます。

Apple Pay最強の使い分け方法

Apple Payの使い分け

個人的には、Appple Payともっとも相性のよいクレジットカードは「ビックカメラSuicaカード」だと思っています。

ビックカメラSuicaカードを使って、日常生活の交通機関の乗り降りをSuicaで行い、電子マネーSuicaでの支払いができるお店ではSuicaで払います。

大切なことなのでもう一度お伝えしておきますが、すでに交通系ICカードは全国相互利用が完了しています

よって、九州のニモカや名古屋のマナカ、大阪のイコカエリアでも、電子マネー支払いや改札の出入りが可能ですので、お住いの地域に関係なく「Apple Pay+Suica」は使えます。(ちなみに、交通系ICカードでApple Payに対応しているのはSuicaのみ)

また、アップルペイには複数枚のクレジットカードを登録しておき、利用シーンに応じて使い分けることができます。

電子マネー「Suica」が使えないお店では、レックスカードのような「QUICPay加盟店で使えるApple Pay対応カード」を登録しておくことで、さらにApple Payの利用可能店舗を広げられます。

電子マネー「iD」のシステムを採用しているApple Pay対応カードとしては、イオンカードなどが有名です。

これらのカードを登録しておくことで、「SuicaまたはQUICPayまたはiD」が使えるお店であれば、どこでもアップルペイを活用することが可能となります。

次の記事は、「【交通系ICカード】大阪・名古屋・福岡でSuicaを使うとお得な理由」です。

Suicaは関東で普及している交通系ICカードです。

しかし、大阪・名古屋・福岡に在住の方でも、「Apple Pay × Suica」で最強のポイント還元率を手に入れることができます

事実、私自身も大阪在住でありながら、日常生活は「Apple Pay × Suica」で過ごしています。

下記の記事では、その理由についてくわしく取り上げます。あわせてご覧ください。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「賢者が選ぶ!年会費無料クレジットカード大全集」初代管理人です。年会費無料カードから高級カードまで幅広く所有。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。