アメックスプラチナカードとダイナースクラブカード価値が高いのはどちら
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プラチナカードの代名詞的存在といえば「アメリカンエキスプレス プラチナカード」です。アメックスは世界で初めてプラチナカードをリリースしたことでも知られており、その年会費の高さと知名度の高さは圧倒的です。
一方で、アメックスと双璧をなすステータスカードとして「ダイナースクラブカード」があります。ダイナースクラブは現在、ディスカバー・フィナンシャル・サービシス傘下にありますが、日本国内では三井住友信託銀行グループの「三井住友トラストクラブ」が展開をしています。
今回は、アメックスプラチナとダイナースクラブの比較をしてみます。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
アメックスとダイナースクラブはどちらが凄いのか
クレジットカードマニアの間でも意見が分かれる、アメックスとダイナースの対決。その戦いには終わりが見えません。それはつまり、どちらも非常に価値のある優れたカードだということです。
どちらもブラックカードが存在する
アメックスカードとダイナースクラブには、どちらも「ブラックカード」に相当する最上級のクレジットカードがあります。
アメックスの場合「グリーンカード → ゴールドカード → プラチナカード → センチュリオンカード(ブラックカード)」という4段階にグレードアップするのですが、ダイナースクラブは「一般カード → プレミアムカード(ブラックカード)」の2種類のみです。
というのも、ダイナースクラブカードは一般カードがゴールドカードを超越しているからです。ダイナースクラブの一般カードは、プラチナカードに相当するほど特典に力を入れています。
そこで今回は、ダイナースクラブカード(一般カード)がアメックスプラチナにどこまで挑めるのか?という点で議論してみたいと思います。
ブラックカードに関する情報は下記の姉妹サイトをご覧ください。
幻のクレジットカードが持つ秘密を解明
ブラックカードの七不思議
年会費には雲泥の差がある
まず、年会費で比較すると以下のようになります。
- ダイナースクラブカード:24,200円
- アメックスゴールドカード:31,900円
- アメックスプラチナカード:143,000円
アメックスは年会費が高いことでも有名なのですが、それにしても少し高すぎますね。。。ゴールドカードがすでにダイナースクラブを上回っています。
このように見ると、年会費を抑えてステータスカードを持ちたいならダイナースがおすすめということになります。しかし、ダイナースクラブは審査の目安として「年齢27歳以上の方」となっているので、敷居はやや高めです。
個人的な印象ですが、アメックスのゴールドカードは20代の方でも安定収入があれば持つことができると思います。プラチナカードは以前はインビテーション制だったのですが、現在は自分で申し込みができるようになりました。
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ネットのランク付けはどうなっているか
続いて、ネットのランク付けはどうなっているのか比較します。
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ネットの意見では以下のように定義づけられています。
- SSS アメックスセンチュリオン(ブラックカード)
- SS アメックスプラチナ・ダイナースプレミアム(ブラックカード)
- AA ダイナースクラブ
- A アメックスゴールド
アメックスプラチナが断トツにステータスが高くなっていますが、ダイナースクラブカードはアメックスゴールドを上回っている点に注目です。
このように見ると、ステータスと年会費だけで比較した場合、アメックスゴールドよりもダイナースクラブの方がコストパフォーマンスが高いと言えるのではないでしょうか。
コース料理1名無料の特典
プラチナカードには「提携レストランのコース料理を2名分予約すると1名分が無料になる」という特典があります。この特典で実質的には年会費の元が取れることになっており、上位ランクのカードを使う際には是非とも利用したい特典の一つです。
この特典ですが、サービス名称は違うものの、アメックスプラチナ、アメックスゴールド、ダイナースクラブのいずれのクレジットカードでも提供されています。アメックスでは「ゴールドダイニング」と呼ばれており、ダイナースクラブでは「エグゼクティブダイニング」と呼ばれています。
一般的には、この特典はゴールドカードでは提供されず、プラチナカードで提供される特典です。このように考えると、これら3枚のカードはいずれも上質なサービスを提供しているクレジットカードだとわかります。
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空港ラウンジが使えるプライオリティパスは?
続いて、空港ラウンジが使えるプライオリティについて。
プライオリティ・パスは、世界中の空港ラウンジが利用できるサービスです。上記の写真は私がバンコクに行った時に撮影したものですが、本来はファーストクラス搭乗者のみが利用できるラウンジです(飲み物・アルコール・軽食などがすべて無料でした)。
しかし、プライオリティ・パスを持っているとチケットクラスに関係なく入室できるので、かなりお得です。
この、プライオリティパスですがアメックスプラチナは年会費無料で提供しています。本来は年会費429ドルが必要なサービスを完全無料で提供しているので、人気の特典の一つです(同伴者1名まで、空港ラウンジの利用が無料)。
一方で、ダイナースクラブカードにプライオリティの特典はありません。国内の空港ラウンジは利用できますが、世界中のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」は取得できないので、アメックスプラチナとの決定的な差がここにあります。
では、アメックスゴールドはというと、、、「プライオリティ・パス・メンバーシップ」という低位ランクのプライオリティ・パスは無料で発行可能です。しかし、「メンバーシップ」ランクは1回あたり32ドルを支払わなければラウンジへの入室ができない仕組みです。
マイル交換すればポイント還元率は高い
ポイント還元率は、どちらも100円ごとに1ポイントが貯まります。しかし、アメックスもダイナースクラブも交換レートがあまり良くないので、実質的には0.5%程度の還元率になります。
ただ、提携航空会社のマイルに交換すると交換レートが異常に良くなる点もアメックスとダイナースに共通する特徴です。
アメックスの場合
年会費3,300円のメンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、1ポイント=1マイルで交換できます。未登録の場合は1ポイント=0.5マイルでしか交換できません。
しかし、アメックスプラチナカードでは無料でメンバーシップ・リワード・プラスへの登録が可能です。
また、アメックスが提携している航空会社はデルタ航空やチャイナエアラインなどで、ANAマイルとの交換に限り年間5,000円の参加登録費がかかります。つまり、ANAマイルと交換したいのであればあまり得策とは言えません(JALマイルには交換できません)。
ダイナースクラブの場合
特別な手続きは不要で会社により1ポイント=1マイル、または0.5マイルで交換できます。提携航空会社が5社とアメックスと比較してかなり少ないのですが、提携航空会社の中にANAが含まれているので、特別な手数料はなくANAマイルと交換可能です。
カード利用者の状況によっても異なりますが、上記を考えるとポイント還元に関してはダイナースクラブに軍配があがると言えます。
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まとめ
さまざまな点で比較をしてきましたが、私なりにまとめるとこのような感じになりました。
アメックスプラチナ
ステータス性、サービスともに今回の比較では断トツNo.1。ただし年会費もかなり高い。
ダイナースクラブカード
一般カードのなかでは年会費は高めだが、ゴールドカードとは比較にならないほどコストパフォーマンスに優れた良いカード。
アメックスゴールド
良いカードであることは間違いないが、コストパフォーマンスにおいては若干の疑問も?
アメックスが悪いというわけではなく、ダイナースクラブのコストパフォーマンスが高いと感じました。もちろん、カードの良し悪しは利用者の利用状況によっても変わってくるので、自分の使用方法にマッチしたカードを選択することをおすすめします。
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