プラチナダイニングで1名分のコース料理が無料になるカードまとめ

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グルメ

プラチナカードには、カード会社の提携レストランで2名分のコース料理を注文すると1名分が無料になる(実質半額でコース料理が食べられる)特典を提供している場合があります。

この特典は、「プラチナダイニング」や「グルメベネフィット」などカード会社によって呼び方が異なりますが、基本的な内容は同じです(ここではプラチナダイニングという呼び方で統一します)。

プラチナカードは年会費が高いと言われますが、プラチナダイニングを使うことで年会費の大半は元が取れてしまいます。非常にお得な特典なので、年間の利用回数が制限されているのが普通です。

今回は、プラチナダイニングの特典が使えるクレジットカードをまとめます。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

ダイニング特典がお得なカードランキング

コース料理1名分が無料になるプラチナカードならではの特典「プラチナダイニング」を提供しているクレジットカードを、年会費が安い順にランキング形式で紹介します。

1位:エポスプラチナカード

エポスプラチナカード

年会費:33,000円

マルイが発行しているエポスカードの最高峰に君臨する「エポスプラチナカード」は、おもにVISAプラチナの特典を提供しています。数あるプラチナカードのなかでも、とにかく年会費が安いのがメリットです。

エポスプラチナカードでは「エポスプラチナグルメクーポン」という名称で同サービスを提供しています。

1名分のコース料理が無料となるレストランを、クーポン形式で案内しています。クーポンを配布するのは三井住友カード プラチナと同じなので、プラチナグルメクーポンはVISAプラチナ共通の特典なのだと思います。

コースの価格帯はさまざまで、一人あたり1万円~3万円以下くらいが相場です(1万円以下の店舗も数多くあります)。

エポスプラチナグルメクーポンの人気店舗として、東京丸の内の「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」というイタリアンのお店があるのですが、こちらのコース料理は1名で28,000円前後です。

クーポンを使ってアンティカ・オステリア・デル・ポンテのコース料理を食べるだけで、3万円のエポスプラチナカードの年会費は元が取れる計算になります。

エポスプラチナカードは、以前はインビテーション(招待)を待つしか入手方法がなかったのですが、現在は自分で申し込むことができます。

2位:ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード

年会費:24,200円

いきなりプラチナカードではなくてすみません。。。しかし、ダイナースクラブカードは「プラチナダイニング」特典を提供しており、かつ年会費がもっとも安いコストパフォーマンスに優れたクレジットカードです。

ダイナースクラブカードではこの特典を「エグゼクティブダイニング」と呼んでおり、ダイナースクラブのなかでも定番のサービスとなっています。

注目したいのが「グループ特別プラン」です。通常は2名予約の1名無料となるのですが、レストランによっては6名予約の2名無料も選択できます。

取引先との会食などで、6名程度の方が参加者する場合や、家族2人とその両親を招いての食事会のときに、エグゼクティブダイニングのグループプランはとても役立ちます。

ダイナースクラブでは、特典の利用回数を1店舗につき半年に1回、年間2回までと制限しています。

仮に2万円のコース料理を2名分予約した場合、実質2万円がお得になりますから、これだけで十分に年会費の元が取れます。

ダイナースクラブカードはWebからの直接申込みが可能です。

3位:TRUST CLUB プラチナカード

TRUST CLUB プラチナカード

年会費:38,500円

TRUST CLUBは、三井住友信託銀行グループの「三井住友トラストクラブ」が発行しているクレジットカードです。「旧シティプラチナカード」といえば、わかってもらえる方も多いと思います。

サービス名は「TRUST CLUB ダイニングセレクション」となっています。

TRUST CLUB プラチナカードはVISAブランドのみですが、プラチナグルメクーポンとは違い、内容は前述のダイナースクラブカードに近いです。

特典を利用できるのは1店舗につき半年に1回、年間2回までとなっていることや、6名予約で2名無料の「グループ特別プラン」を提供している点で似ています。

対象レストランの数も多く、(記事執筆時点で)東京117店舗、大阪25店舗という規模感でした。

これは憶測なのですが、TRUST CLUB プラチナカードのページには「ダイナースクラブカードを持っていても優待の適用は1予約につき1名分のみ」と書かれており、ダイナースクラブカードのページには「TRUST CLUB プラチナカードを持っていても優待の適用は1予約につき1名分のみ」と書かれていることから、TRUST CLUBとダイナースクラブカードのプラチナダイニングは内容がほぼ同じ(両社が提携している?)のではないかと思います。

TRUST CLUB プラチナカードはWebからの直接申込みが可能です。

4位:三井住友カード プラチナ

三井住友カード プラチナ

年会費:55,000円

三井住友カードの最高峰となるのが、「三井住友カード プラチナ」です(Mastercard®も選べます)。

三井住友カード プラチナでは、「プラチナグルメクーポン」と呼ばれており、内容はエポスプラチナカードと同じです(公式サイトには「本サービスは株式会社ベネフィット・ワンが提供いたします。」と書かれていました)。

半年に1冊、クーポンの冊子が届きます。
それを見ながら行きたいお店を選び、事前にプラチナデスクまたは店舗に予約を入れてコース料理を楽しむというスタイルです。

全国100店舗以上が参加しているのですが、東京・大阪が中心となるため、地方は対象レストラン数が少なめです。

三井住友カード プラチナはWebからの直接申込みが可能です。

5位:JCB THE CLASS(ザ・クラス)

JCB THE CLASS

年会費:55,000円

ハイステータスカードに興味がある人なら、知っている方も多い「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」は、JCBカードの最高峰のクレジットカードです。

特典内容はプラチナカードに近いのですが、カードデザインが黒いことから世間ではブラックカードと認識されています(当サイトでもブラックカード扱い)。

JCB THE CLASSでは「グルメベネフィット」と呼ばれており、3万円以下程度のコース料理を1名分無料にしています。

JCBは国産のカードブランドなのですべてJCBが独自に開拓していると思われますが、対象となるレストランの数は、VISA系のTRUST CLUB プラチナカードと比較すると少ないです。

また、JCB THE CLASSはインビテーション(招待)によってしか申込できません。他のプラチナカードと比較しても入手難易度は高めです。

以上5位まで紹介してきました。
そのほか、アメックスプラチナカードなどでも同様のサービスは提供されていますが、今回は年会費順で5位までの紹介にとどめておきます。

本当にお得なのか疑いたくなりますよね?

コック

プラチナダイニングは本当にお得なの? 実は元から2名分のコース料金を1名無料と言っているだけではないか?と疑う人もいると思います。

クレジットカードのなかにはお得ではないサービスを、さもお得かのように見せている場合もあるので、疑いたくなる気持ちはすごくわかります。しかし、プラチナダイニングに関してはその心配はありません。

とある情報によると、プラチナダイニングは、レストランのシェフやオーナーが「まずは(優良顧客に)うちの味を試してもらいたい」という気持ちで提供しているサービスとのことです。

つまり、コースを2名分予約したときの1名無料分は店側が負担していることになります。費用の一部をカード会社が負担している可能性もありますが、基本的な考え方は店が集客のきっかけとして格安でコース料理を提供しているとの認識で間違いありません。

仮に私がレストランのオーナーシェフだとしたら、プラチナカードを持っているような優良顧客はお金を払ってでも店に来て欲しいと思うものです。優良顧客は優良顧客を連れてきますからね。

上記の理由からも、プラチナダイニングは私たちカードホルダーにとって非常にメリットのある特典となっています。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「プラチナカードを手の中に」の初代管理人です。プラチナカードを何枚か保有しているものの、実は年会費の値上げにおびえています。いつかはブラックカードを手に入れたいと思っており、クレヒスを高める毎日です。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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