プラチナとブラックは何が違う?最上位クレジットカードの比較
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ステータスの高いカードとして、ゴールドカードはよく知られています。しかし、世の中にはプラチナカード・ブラックカードという、さらに上位のクレジットカードが存在します。
いずれも手に入れることが困難な、限られた人だけが持てるプレミアムカードです。しかし、両者の違いについてはあまり知られていません。
今回はプラチナカードとブラックカードの違いについて、わかったことをまとめます。
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※金額・手数料表記はすべて税込です。
プラチナカードとブラックカードの違い
ブラックカードの方が上位である
すでに多くの方はご存知だと思いますが、プラチナカードよりもブラックカードの方がランクは上です。業界では、「一般 → ゴールド → プラチナ → ブラック」の順にグレードが上がります。
上位ランクのカードほど、取得難易度が上がります。つまり、選ばれた人だけしか持つことができないため、希少価値が高いクレジットカードとなります。もちろん、特典も上位にいくほど充実しますが、それにともなって年会費も上がるのが普通です。
クレジットカードのステータスランキングはこちらです。
プラチナカードのステータスランキング
プラチナカードが最上位であるケースも
すべてのカード会社がブラックカードを発行しているわけではありません。
カード会社によっては、プラチナカードが最上位ランクになることもよくあります。たとえば、三井住友カード プラチナや、セゾンプラチナアメックスは、同社の中でもっとも上位に位置するカードです。
それとは逆に、プラチナカードを発行せずにブラックカードのみを扱うカード会社もあります。順番で言うと、「一般 → ゴールド → ブラック」の3ランクのみの扱いです。
また、ANAプラチナカードは選択するカードブランドによっても、年会費や特典に差があります。詳細は「コスパ激高!3枚のANAプラチナカード比較ランキング」をご覧ください。
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両者の差は極めて大きい
一方で、アメリカン・エキスプレス・カードのように、「一般 → ゴールド → プラチナ → ブラック」と、4つのカードがラインナップされている会社もあります。
このような会社では大抵、プラチナとブラックの差は極めて大きくなっています。たとえば、アメックスの場合、プラチナの年会費は143,000円なのですが、ブラックカードは驚異の385,000円となっています。
年会費の差も大きいのですが、取得難易度も尋常ではありません。プラチナカードは高年収な一般企業に務める会社員でも取得可能ですが、ブラックカードは社長や芸能人クラスなど、社会的地位の高い人だけが持つことができるようです。
もしあなたが普通の人であれば、プラチナカードは十分目指す価値がありますが、ブラックカードを目ざすことは、諦めた方が賢明かもしれません。
利用限度額が無制限
カード会社の公式サイトなどを見ると、プラチナカードは一般公開されているケースが多いです。取得条件こそ非公開で、インビテーション(招待)が必要となることも多いのですが、存在自体は多くのカード会社が認めています。
また、利用限度額もさまざまで、たとえば三井住友カード プラチナの場合は、最低利用限度額は300万円となっています。
一方で、ブラックカードはその存在自体がベールに包まれています。クレジットカード会社の公式サイトを見ても、おおやけにその存在を公開しているところは、ほとんどありません(楽天ブラックカードなどは普通に公開してますが・・・)。
利用限度額もうわさでは「無制限」と言われています。しかしこれはあくまでもうわさに過ぎず、調べてみると、ブラックカードでは各個人に対して個別の限度枠が設定されているようです。
たとえば、利用制限に引っかかっても、サポートデスクに電話をして、利用用途を伝えれば、金額が大きくても決済OKとなると言った具合です。ブラックカードに限らず、アメックスカードはこのパータンが多いです。
ブラックカードのサイトもやってます
ブラックカードの七不思議 – 幻のクレジットカードが持つ秘密を解明
簡単には手に入らないからこそ欲しくなる。
詳細がわからないからこそ知りたくなる。
そう思わせてくれるのが、プラチナ・ブラックの両カードの良さだと思います。
そして、それが欲しいからこそ、カードを積極的に使うし、年収を上げるために仕事に打ち込むモチベーションになる。カード会社の思うツボとも言えますが、それもまた良いでしょう。
当サイトではこれからも、プラチナカードについての情報やうわさを随時、お伝えしていきたいと思います。
