クレジットカードの1ポイントあたりの実質単価と交換商品
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クレジットカードのポイントが、わかりにくかったのでまとめました。
最近は、ポイントのつかないクレジットカードは存在しないというぐらい、各社が独自のポイントを展開しています。
ポイント還元率で比較して選ぶ方も多いですが、すべてのポイントが1ポイント=1円ではないため、単純に比較することが難しいです。
(クレジットカード広場ではすべてのポイントをわかりやすく比較できるよう「還元率」としてまとめています)
そこで今回は、クレジットカードの
- ポイントの種類
- 1ポイントあたりの価値
- 具体的にどのような使いみちができるか
- ポイントの有効期限
- そのポイントを貯めやすいカード
をそれぞれまとめてみることにしました。
ポイントの種類と実質価値
調べてみましたが、本当にポイントの種類が多いです。
今回は、利用者の多いクレジットカードのポイントを中心に紹介します。
- セゾンカード:永久不滅ポイント
- JCBカード:Oki Dokiポイント
- Tカードなど:Vポイント
- 楽天カード:楽天ポイント
- イオンカード:WAON POINT
永久不滅ポイント
永久不滅ポイントは、セゾンカードを発行するクレディセゾンが展開しているポイントサービスです。その名のとおり、ポイントの有効期限がないのが最大の特徴です。
クレディセゾンは、数多くの提携カードを発行しています。人気の高いセゾンパールアメリカン・エキスプレス・カードでも、永久不滅ポイントが付与されます。
永久不滅ポイントは1pt = 約5円相当の価値があります。
交換できるアイテムは「ドコモポイント」「auポイント」「nanaco」「Amazonギフト券」などさまざまです。
おそらく、交換できるアイテムがいちばん多いのが永久不滅ポイントだと思います。
Oki Dokiポイント
Oki Dokiポイントは、JCBカードが展開するポイントサービスで、永久不滅ポイントと並んで定番となっています。有効期限はカードの種類によって異なり、2~5年間になります。
こちらも、永久不滅ポイントと同じく1pt = 約5円相当で、さまざまな商品と交換することが可能です。
移行できるポイントも「ドコモ」「au」など同じなのですが、Oki Dokiポイントの特徴として、Vポイントとnanacoとの相性がよい強みがあります。
(ドコモポイントなど一部のポイントは2015年12月8日よりレートが下がってしまい1Oki Doki = 4ポイントとなってしまいました)
クレジットカードのポイントで、Vポイントに移行できるのは、かなり限られています。
(Vポイント移行手続きは、2020年5月13日の移行申込受付をもって終了になりました)
nanacoは、通常の交換レートが1:5なのですが、定期的にキャンペーンが行われており、1:6と交換比率が上がります(1ポイント= 6円の価値なのでかなりお得)。
そんなOki Dokiポイントを効果的に貯めるなら、JCB CARD EXTAGE(JCBカードエクステージ)がおすすめです。
29歳以下しか持つことができない限定カードなのですが、通常のJCBカードよりもポイント還元率がアップします。
- 入会後3ヵ月はポイント3倍(還元率1.5%)
- 入会初年度はポイント1.5倍(還元率0.75%)
- 海外での利用分はポイント2倍(還元率1%)
そのほか、ORIGINAL SERIESパートナー企業であるセブンイレブン、Amazonやスタバで使った場合もポイント還元率が上がります。
極めつけは、JCBトラベルデスクを通じて東京ディズニーリゾートのツアーを予約すると、ポイントが7倍になることです。
JCBはディズニーをはじめ、数多くの企業と提携しているため、ポイントの貯めやすさ、使いやすさは永久不滅ポイントを上回ります。
Vポイント
知らない人はいない、国内最大級のポイントサービスがVポイントです。
ファミリーマートやガスト、エネオスなど日常で利用するスポットで貯めたり使ったりすることができるメリットがあります。
Vポイントの有効期限は「最終利用日から1年間」なので、継続的に貯めたり使ったりしている限り、実質的に有効期限は無期限です。
この仕様を見ても、非常に貯めやすいポイントだと思います。
一方でデメリットもあります。
Vポイントのデメリットは、ほかのポイントへ移行しにくいことです。
一応ポイント移行はできるのですが、交換レートが下がります。
1pt = 1円としてTカード加盟店で使うのがいちばん賢い利用方法となってます。
(Suicaへの交換も1pt = 1円なのでおすすめです。※2019年6月13日でVポイント交換の受付は終了しました)
楽天ポイント
こちらも高すぎる知名度を誇る、楽天ポイント。
Vポイントと同じく、最終利用日から1年間が有効期限となるため、実質的に無期限で貯められます。
1pt = 1円として楽天グループでの買い物に使えるだけでなく、電子マネーEdyにチャージしたり、最近はリアル店舗でも楽天ポイントで支払いができるお店が増えています。
楽天ポイントがいちばん貯まるのはもちろん、楽天カードです。
CMでもお馴染みの楽天カードは、通常1%還元、楽天市場でのお店なら3%還元となっており、数あるクレジットカードのなかでも最高峰のポイント還元率を誇ります。
また、年会費無料で使えるにもかかわらず、カード入会で大量にポイントがもらえるキャンペーンを実施しているのも、楽天カードの特徴です。
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WAON POINT
WAON POINTは、イオンカードが展開するサービスです。
有効期限がわかりにくいのがデメリットです・・・。WAON POINTは最長2年間が有効期限となります。
また、交換できる商品はあまり多くありませんが、1pt = 1円で「WAON」や「Suica」と交換できるので、消費しやすいと思います。
おそらくイオンで買い物をされる方が多いと思いますので、電子マネーWAONと交換して、イオンでの買い物で使ってしまうのがいちばんよい有効活用だと思います。
WAON POINTをもっとも貯めやすいのは、イオンカードセレクトです。
イオン銀行のキャッシュカードと、年会費無料のクレジットカードが一体型となった、いちばん人気のイオンカードです。
このカードの特徴は、WAONへのオートチャージ時にWAONポイントが貯まるだけでなく、チャージした電子マネーWAONで支払いをしたときにもポイントが貯まる、「ポイントの2重取り」ができることです。
詳細はこちら:
特典たくさんで最強かも?イオンカードセレクト3つのメリット
おまけ:ポイントの貯まらないカードってあるの?
逆に「ポイントが貯まらないカードがほしい」という方っておられるんでしょうか・・・。探してみたのですが、あります。
アコムACマスターカードは、ポイントがいっさい貯まりません。
ただし、このカードが人気がないかというとそうでもなく、実は意外と人気が高いです。
アコムACマスターカードは、アコムが発行していますが、ごく普通のクレジットカード(カードローン付き)なので、心配はありません。
(一応、リボ専用カードなのでその点だけご留意を)
ポイントがつかないアコムACマスターカードが人気の理由は、
- 審査に強い
- 最短即日発行が可能
- 年会費無料で使える
と3拍子そろっているからです。
特に審査に対し、不安を感じている人に評判の一枚です。
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即日カード審査・年会費無料!ACマスターカードの口コミと評判
ということで、クレジットカードのポイントサービスをまとめてみました。
多くの方がクレジットカードを2枚以上使い分けていますが、あまり数を増やしすぎると、ポイントが全然貯まりません。
持つなら3~4枚程度が、いちばんよいのではないかと個人的には思います。
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