JRE CARD
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JRE CARD(ジェイアールイー カード)は、JR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」シリーズから新たに登場する1枚です。
駅ナカや駅チカにあるJRE CARD優待店での買い物がさらにお得になります。
アトレビューSuicaカード、weビュー・スイカカード、エスパルカード、フェザンカード、ペリエビューカードの後継となるカードです。
各クレジットカードのポイント優待特典が、JRE CARDに一本化することで、JR東日本グループでの買い物でよりポイントが貯まりやすくなりました。
ちなみに上記のカードをお持ちであれば、JRE CARDと同じサービスが受けられますが、有効期限が2018年8月のカードから順次、JRE CARDデザインに切り替わります。
JRE CARD(JREカード)は、2018年7⽉2⽇(⽉)から申し込みが開始されました。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
東日本グループの共通ポイントJRE POINTとは?
ビューカードでは独自のポイントサービスとして、利用金額に応じて「ビューサンクスポイント」が付与されていました。
2018年6月28日からは、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」に切り替わり、JRE CARDでも同様にJRE POINTが貯まります。
JRE POINTの主な貯め方
- クレジットカード利用
- JRE POINT加盟店で提示
- 登録したSuicaで「Suica登録して貯まる」マークのお店で支払い
ビューサンクスポイントは、一般的な利用で1000円ごとに2ポイント(5円相当)が付与されます。
1ポイント=2.5円相当と、少し計算方法に面倒さがありました。
一方でJRE POINTは、1,000円ごとに5ポイント(5円相当)と「1ポイント=1円相当」なので、今、どれだけのポイントが使えるのかわかりやすいです。
JRE POINTの使い方は、以下のとおりです。
- Suicaへチャージ
- 商品への交換
- 提携ポイントへ交換
- JRE POINT加盟店で利用
ビューサンクスポイントとの違いは、JRE POINT加盟店で1ポイント単位(=1円)で支払いに使えることです。
またビューサンクスポイントの有効期限はポイント最終獲得した月から2年後の月末でしたが、JRE POINTはポイント残高が変動した日から2年後の月末です。
楽天カードの楽天ポイントと同じように、ずっと利用していればJRE POINTが失効する心配がないので、ポイントを長期的に貯蓄しやすくなりました。
JRE POINTが利用可能な店舗は、JRE POINTの公式サイトポイントの使えるお店から確認できます。
また、2021年7月からはVIEWプラスがさらにパワーアップし、JRE CARDがよりお得になりました。
- えきねっと(JREのきっぷ予約・予約時決済):3%還元
- モバイルSuicaでグリーン券または定期券購入:3%還元
- モバイルSuicaでのチャージ・オートチャージ:1.5%還元
- Suicaでのオートチャージ:1.5%還元
JRE CARD優待店でポイント還元率3.5%
JRE CARDを利用する最大のメリットが、駅ビルや駅ナカのJRE CARD優待店での利用で、JRE POINTが3倍(100円ごとに3ポイント)になることです。
そのほか、JRE POINT加盟店では、100円ごとに1ポイント貯まります。これはJRE POINTカードと同じ付与率です。
JRE CARD優待店
アトレ・アトレヴィ、テルミナ、ペリエ、エクセル、エスパル、フェザン
JRE POINT加盟店
ビーンズ、シャポー、グランデュオ、ラスカ、シァル、nonowa
今まで各カードのポイント優待は、特定の店舗限定でした。
- アトレビューSuicaカード:アトレやアトレヴィでポイント3倍
- フェザンカード:フェザンでポイント3倍
- エスパルカード:エスパルでポイント3倍
一方で、JRE CARDではJR東日本の幅広い店舗でポイント3倍の優待が受けられるので、よりポイントを貯めやすくなりました。
ちなみに「ルミネで毎日5%OFF、ルミキャンで10%OFF」の割引優待があるルミネカードの特典はJRE CARDでは受けられません。
ルミネカードの募集は今後とも継続するので、ルミネやニュウマンで買い物をする機会が多い人は、引き続きルミネカードへの申し込みをおすすめします。
さらに請求金額確定の際に、JRE POINTが1,000円ごとに5ポイント貯まります。
そのためポイント還元率は「JRE CARD優待店:3.5%、JRE POINT加盟店:1.5%」と高く、実質3.5%OFFや1.5%OFFで買い物ができます。
例えば、JRE CARD優待店とJRE POINT加盟店で、1,000円の商品をJRE CARDで支払った場合、貯まるポイント数は以下になります。
JRE CARD優待店
その場で30ポイント、請求金額確定時に5ポイント
→ 合計35ポイント(35円相当)
JRE POINT加盟店
その場で10ポイント、請求金額確定時に5ポイント
→ 合計15ポイント(15円相当)
SuicaやSuica定期券付きが選べる
JRE CARDは「Suica・定期券なし」「Suica付」「Suica定期券付」の3種類から選べます。
付帯機能 | 国際ブランド | |
---|---|---|
Suica・定期券なし | JRE POINT/viewカード | VISA |
Suica付 | JRE POINT/viewカード/Suica | VISA/JCB/mastercard |
Suica定期券付 | JRE POINT/viewカード/Suica定期券 | VISA |
今までのビューカードシリーズは、Suicaのあるなしは選べませんでした。
そのためJRE CARDでは「Suicaとクレジットカードは別々に持ちたい」や「カードとSuicaを一緒にして、財布やスマホケースをすっきりさせたい」など、個々の都合に合わせて選択できるようになりました。
「ビュー・スイカ」カードと違いを比較
JR東日本の公式クレジットカード、ビューカードシリーズには「ビュー・スイカ」カードがあります。
JRE CARDとの違いは、主に初年度の年会費とポイント付与の有無です。
JRE CARD | 「ビュー・スイカ」カード | |
---|---|---|
年会費 | 初年度無料、2年目以降524円 | 524円 |
Suica機能 | Suica・定期券なし/Suica付/Suica定期券付 | Suica定期券付 |
JRE CARD優待店 | 100円ごとに3ポイント | 100円ごとに1ポイント |
ボーナスポイント 年間利用額に応じたポイント付与 |
× | ○ |
その他特典 | カード提示で優待サービス | 特になし |
共通の特典・サービス
- Suicaオートチャージが使える
- モバイルSuicaの年会費が当面無料
- JRE POINT加盟店で100円ごとに1ポイント
- クレジット利用時に1,000円ごとに5ポイント
- 切符や定期券の購入、Suicaチャージでポイントアップ
- 国内・海外旅行保険の付帯
「ビュー・スイカ」カードに関しては、下記の記事で詳しく紹介しています。よろしければあわせてお読みください。
あわせて読みたい:
「ビュー・スイカ」カードはチャージで1.5%ポイント還元!定期券も搭載できる
JRE CARD優待店で買い物をするかどうか?
JRE CARDと「ビュー・スイカ」カード、どちらを持つか迷ったときは「JRE CARD優待店で買い物をする機会が多いかどうか」が、大きな判断材料になると思います。
◆JRE CARD優待店
アトレ・アトレヴィ、テルミナ、ペリエ、エクセル、エスパル、フェザンでの利用でポイント3倍
◆「ビュー・スイカ」カード
年間利用額に応じてJRE POINTのボーナスポイント付与
- 30万円:250ポイント
- 70万円:1,000ポイント
- 100万円:1,500ポイント
- 150万円:2,500ポイント
例えば、アトレで7,200円分の買い物をすれば、JRE POINT:250ポイント(250円相当)が貯まります。
JRE CARDは「万単位の利用をしなくても、ポイントが貯まりやすい」のがメリットですが、JRE CARD優待店を全く利用しないとポイント優待の恩恵を受けられません。
もともと、アトレビューSuicaカードやエスパルカード、フェザンカードなど、各店舗のクレジットカードの利用を考えていた人はJRE CARDを持つメリットは大きいと思います。
初年度は年会費無料
JRE CARDの年会費は、初年度無料、2年目以降は524円がかかります。
JRE CARDは利用すべき?
JRE CARDはアトレビューSuicaカード、weビュー・スイカカード、エスパルカード、フェザンカード、ペリエビューカードの後継となるビューカードです。
今まではJR東日本グループの施設の利用で貯まるポイントは複数あり、正直「ポイントが貯まりにくい」というデメリットがありました。
各施設での利用で貯まるポイントが「JRE POINT」に一本化されることを契機に登場したJRE CARDは、「鉄道系のポイントが貯めやすいクレジットカード」として、影響力が高まる1枚だと思います。
JR東日本のビューカードシリーズに関しては、下記の記事で比較しています。よろしければあわせてお読みください。
あわせて読みたい:
【JR東日本】Suica定期券が印字できるクレジットカード一覧