Peach Card(ピーチカード)
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Peach Card(ピーチカード)は、LCCのピーチ・アビエーションが発行する公式クレジットカードです。
LCC(ローコストキャリア)の普及で、沖縄や韓国に行く際などにピーチを利用することも多いと思います。LCCは確かに格安なのですが、さらに安く飛行機に乗りたいと思いませんか。
ピーチカードを使うと、ポイントが貯まるほか、機内食の値引きが受けられるなどの特典があります。
クレジットカードには2種類あり、年会費無料で発行できる「ベーシック」と5,500円の年会費が必要な「プレミアム」のラインナップとなります。
年会費無料のカードでも十分魅力ある特典が用意されているのが、ピーチカードの特徴です。利用限度額は10万円~80万円となっています。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
Peach Cardの特徴
ベーシック、プレミアムの2つのピーチカードの違いも含めて解説したいと思います。
カードの利用に応じてポイントが貯まる
ピーチカードに入会すると、もれなく「ピーチポイント」がもらえます。このポイントは、ピーチの航空券や手荷物手数料などに使えるので、少しお得に旅行が楽しめます。
クレジットカードに入会するだけで、
- ベーシック:1,000ポイント
- プレミアム:2,000ポイント
がもらえます。
また、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まります。
VISAの場合は200円で1ポイント、JCBの場合は1,000円(税込)ごとに1ポイントたまります。
VISAを選んだ場合は1Vポイントで1円分のピーチポイント、JCBを選んだ場合はベーシックカードはOki Dokiポイント1ポイントで5円分のピーチポイントと交換できます。
しかし、唯一「JCBブランドのプレミアムカード」を選んだ場合のみ1ポイント=8ピーチポイントに交換レートがアップします。もし、ピーチカードの「プレミアム」を選ぶのであれば、JCBを選択するのがおすすめです。(この場合のポイント還元率は0.8%)
機内食が10%OFF
LCCは搭乗料金が安い分、機内食などのサービスがカットされています。
私もPeachに乗ることが多いのですが、距離のあるフライトだと皆さん意外と「機内食」を注文していますよね。
Peach Cardで支払いをすると機内食「Peach Deli」が10%OFFになります。もし、機内食を注文することが多いのであれば、年会費無料のカードを一枚持っているだけで機内食をお得に買うことができます。
残念ながら今のところ、Peachのグッズを始めとする機内販売は割引対象外です。あくまでも機内食の割引に限定されます。
カード会員限定のセールを実施
ピーチをお得に利用する方法として「期間限定セール」を活用する方法があります。メールマガジンなどに登録しておくと、セールの案内が届くのでおすすめです。
このセールはたしかに安いのですが、人気のシーズンや就航地だとすぐにチケットが売り切れてしまいます。
しかし、そういったデメリットを解消できるのが、ピーチカードの特典の一つ「カード会員限定セール」です。
「ベーシック」は年2回、「プレミアム」は年4回、ピーチカードを持っている人だけが参加できるセールが実施されます。このセールチケットを購入できるのは、ピーチカード会員だけなので、競争率も低いです。
毎年数回、ピーチに乗って旅行に行く方は、この特典だけでも十分メリットが感じられると思います。
旅行保険の大きな違いに要注意
クレジットカードを作るなら気にかけたい「旅行保険」の存在。カードに付いている無料の旅行保険を活用すれば、旅行代理店や空港で保険を購入する必要がなくなります。
ピーチカードにも一部に海外旅行保険が付いているのですが、注意すべき点があります。それは、カードブランドとカードの種類によって保険の内容が大きく異なることです。
以下、比較表にまとめました。
保険の内容 | VISA(ベーシック) | VISA(プレミアム) | JCB(ベーシック) | JCB(プレミアム) |
---|---|---|---|---|
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | – | 最高3,000万円 |
国内旅行保険 | – | – | – | – |
海外ショッピング保険 | 最高100万円 | 最高100万円 | 最高100万円 | 最高100万円 |
※旅行保険は利用付帯です。航空チケットなどをピーチカードで支払うことが保険適用の条件となります。
「プレミアム」選択時はJCBの保険が手厚いのですが、「ベーシック」選択時はVISAの方が良いですね。
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プレミアム限定の特典も
ピーチカード「プレミアム」は年会費が5,500円必要です。
しかし、JCBブランドを選ぶとポイントの交換レートが上がったり、会員限定セールの案内回数が多いなど、メリットも豊富です。
そしてさらに、一定の条件を満たすことでピーチオリジナルグッズ(非売品)がもらえます。この特典は「プレミアム」限定です。
オリジナルグッズをもらうための条件
毎年5月15日~翌年4月15日までにピーチカードで合計80万円以上の買い物をする。
少しハードルは高いですが、航空チケットや宿泊料金の支払いにピーチカードを使うようにすれば、年間80万円はなんとか到達できそうですね。
年会費が発生しないように注意
年会費についてもVISAとJCBで扱いが違います。基本的には「ベーシック = 年会費無料」、「プレミアム = 年会費5,500円」という考え方で良いのですが…
ベーシックの年会費を比較
VISAは基本的に年会費無料。ただし、年に1回も使わない場合、またはマイ・ペイすリボを解約した場合は1,375円(家族カードは440円)の年会費がかかる。
JCBは条件なしに完全無料で使えます。
プレミアムの年会費を比較
どちらも基本は年会費5,500円(家族カード880円、ただし初年度は440円)。
VISAはWEB明細(無料)に申し込むと4,950円、マイ・ペイすリボ(無料)に申し込むと4,125円に年会費が割引される。
JCBは割引なし。
※2021年2月分の支払いから、年会費無料の特典条件が、「マイ・ペイすリボへの登録&年1回以上のリボ払い手数料の支払い」に変わります。
VISAとJCBはどちらを選ぶべきか
ピーチカードはVISAとJCBのどちらを選ぶべきなのか本当に迷います。
それぞれの特徴をまとめてみました。
VISA(ベーシック)の特徴
最高2,000万円の海外旅行が付いている(メリット)
年間1度も使わないまたはマイ・ペイすリボを解約すると年会費がかかる。(デメリット)
年1回以上クレカを使う方、海外旅行保険にこだわりたい方におすすめ!
JCB(ベーシック)の特徴
年会費は完全に無料!(メリット)
旅行旅行は付いていない(デメリット)
「年会費無料」にこだわりたい人におすすめ!
VISA(プレミアム)の特徴
年会費の割引があり、最大で4,125円まで年会費を下げられる。
年会費を低く抑えて会員限定セールなどを狙いたい方におすすめ!
JCB(プレミアム)の特徴
海外旅行保険が最大3,000万円。
ポイントの交換レートが高い。
ポイントの交換レートなどカードのスペックの高さを重視する人におすすめ!
管理人の意見
管理人がこのカードを手に入れるべきかどうか、独断と偏見で判断します。
ベーシックとスタンダードはピーチの利用頻度にもよりますが、年2回~4回の会員限定セールに参加できるという点に魅力を感じます。
また、機内食が10%OFFで購入できたり、カードブランドによっては海外旅行保険が充実しているという点も、航空会社のクレジットカードならではの強みです。
旅行・出張にピーチを使うことが多い方にとっては、少なからず恩恵を受けられるカードだと思います。
ピーチカードの口コミ
ピーチカード会員セールきた
成田-関空2000円で優先予約できるのか・・・— ミコト (@miKoTo0765) 2016年2月25日
ピーチカード会員セールがくそ安やったら東京やめて小倉行ったろかな
わ〜〜い\(^o^)/
ピーチカード届いた!
エア検索〜〜しょ! pic.twitter.com/0wqJpJsoqx— *지자 * (@tomomama_css) 2016年2月11日
ピーチアビエーションで片道1.000〜のセールをやるようだが、ピーチカードってのを持ってるひと限定だと……
— Navy_sun (@water_navy) 2016年1月27日
Peachの親会社でもあるANA(全日空)も年会費無料のANAカード「ANA JCBカードZERO」をリリースしています。
ANA JCBカードZEROは18歳~29歳の方限定となりますが、年会費が無料で使えるANAカードとして人気のあるクレジットカードです。
続いての記事は「【29歳以下限定】年会費無料のANA JCBカード ZEROでマイルを加速度的に貯める」です。合わせてご覧ください。