JCBカードの電子マネーチャージでポイントは貯まらない、nanacoカード紐づけのQUICPayでポイント2重取りがおすすめ

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JCBカードと電子マネー

クレジットカードを選ぶ際の基準のひとつに、「電子マネーへのクレジットチャージは、ポイント還元の対象になるか?」があげられます。

JCBカードのように、通常のポイント還元率が低いプロパーカードは、電子マネーチャージでポイントが貯まるかどうかで、お得度は大きく変わります。

Suicaやnanaco、楽天Edyなどの電子マネーは、日常的に使っている人も多いと思います。

これらの電子マネーにクレジットチャージをして、JCBカードのポイント(Oki Dokiポイント)が貯まれば、よりお得に活用できるはずです。

結論から言うと、JCBカードの電子マネーチャージは、ポイント還元の対象外です。

しかし、nanacoカードやApple PayにJCBカードを紐づけて、QUICPayで支払う「QUICPay(nanaco)」を使えば、利用額に応じたポイントが貯まります。

QUICPay(nanaco)では、nanacoポイントとOki Dokiポイントの2重取りもできます。

今回はJCBカードを使って、お得に電子マネー払いをする方法を解説します。

JCBカードは電子マネーチャージのポイント還元なし

ポイントは貯まらない

年齢・性別問わず、多くの人が所持するJCBカードですが、電子マネーチャージとの相性はイマイチです。

JCBカードから各種電子マネーに、クレジットチャージは可能です。

ただし、チャージ額に応じたポイントはいっさい貯まりません。

公式サイトにも、電子マネーチャージはOki Dokiポイントの対象外と明記されています。

Oki Dokiポイント付与対象外の電子マネー

  • Edy
  • モバイルSuica
  • SMART ICOCA
  • nanaco
  • おさいふPonta
  • 旅プリカ
  • JCBプレモカード
  • JCBプレモデジタル(ギフティプレモを含む)
  • ANA JCBプリペイドカード
  • au PAY プリペイドカードへのauかんたん決済

WAONや、PASMOなどの交通系ICカードでは、そもそもJCBカードからチャージはできません。

プリペイド型電子マネーにチャージをしてポイントを獲得したいなら、ほかのクレジットカードをおすすめします。

たとえば、リクルートカードは、電子マネーチャージと相性のいいクレジットカードとして人気が高いです。

リクルートカード

  • 年会費は永久無料
  • nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージでポイント1.2%還元
  • 電子マネーチャージによるポイント還元は月間3万円まで

JCBカードはプリペイド型電子マネーではなく、QUICPayの利用で、もっともお得にポイントを貯められます。

QUICPayでポイントを貯める

クイックペイ

nanacoや楽天Edyなど、プリペイド型電子マネーの利用には、事前のチャージ(入金)が必要です。

クレジットカードからのチャージで、ポイントが貯まる場合もありますが、残念ながら、JCBカードではポイント還元を受けられません。

JCBカードで電子マネーを使って、ポイントを獲得できるのが、QUICPay(クイックペイ)の利用です。

QUICPayはJCBが展開する後払い型電子マネーで、JCBカードとの相性がいいです。

事前のチャージなしで支払いができ、残高不足を心配せずに買い物ができます。

利用代金は後日まとめて、口座から引き落とされます。

QUICPay自体には、ポイント制度がありません。

ポイント還元率は、紐づけたクレジットカードで決まります。

JCBカードは、通常1,000円ごとに1~2ポイントが貯まります。

Oki Dokiポイントは「1ポイント=5円相当」の価値があるので、ポイント還元率は0.5~1%です。

QUICPay搭載型のJCBカードは、ほとんどありません。

JCBカードの追加カードとしてQUICPayを発行するのが定番です。

またお持ちのスマホやnanacoカードと紐づけて、QUICPayを利用する方法もあります。

いずれもポイント還元対象になるので、自分の使いやすい利用法を見つけてください。

Apple Pay・Google Payはスマホでかざして支払いが便利

JCBカードはApple PayとGoogle Payに対応しています。

Apple Pay・Google Payともに、スマホで使える決済サービスです。

JCBカードの情報をアプリに登録すると、QUICPayが使えます。

QUICPay加盟店で会計時に「QUICPayで支払います」と伝えて、読み取り端末にスマホをかざすと、支払いが完了します。

Apple Pay
アップル社のスマホ決済サービス
対象機種:iPhone7以降、Apple Watch series2以降
Google Pay
Googleのスマホ決済サービス
対象機種:FeliCa搭載のAndroidスマホ

FeliCa非搭載の海外スマホでは使えない点に注意してください。

ちなみに、各スマホ決済サービスでは、Suicaなどプリペイド型電子マネーも使えます。

ただし、前述のとおり、JCBカードからチャージしてもポイント還元なし、そもそもチャージ不可な電子マネーもあります。

チャージをしてもメリットがないので、先ほどのリクルートカードのような、ポイント還元の対象になるカードを利用してください。

QUICPay(nanaco)でポイント2重取り

QUICPay(nanaco)

nanacoカードにクレジットカードを紐づけると、QUICPay機能が使えるようになります。

電子マネーnanacoは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのnanaco加盟店でしか使えません。

一方、QUICPay(nanaco)は、QUICPay加盟店でnanacoカードを使ってQUICPay払いができます。

QUICPay(nanaco)を利用するメリットは、nanacoポイントとクレジットカードポイントの2重取りができることです。

たとえば、nanacoカードに、JCB CARD Wを紐づけると……

nanacoカードでQUICPay払い(ポイント還元率1.5%)

nanacoポイント:200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)
Oki Dokiポイント:1,000円ごとに2ポイント(還元率1.0%)
———————-
合計1.5%のポイント還元

※nanacoポイントは1ポイント=1円相当、Oki Dokiポイントは1ポイント=5円相当の価値があります。

nanacoカードをQUICPay(nanaco)対応にすると、カード紛失時の補償を受けられます。

クレジットカードと紐づけたことで、お届け日から60日前にさかのぼって、不正利用分が補償されるのは、安心感が違います。

QUICPay(nanaco)についてくわしく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

優待店でポイントアップ

OkiDokiポイント

JCBカードのうち、JCB一般カードやJCB CARD Wなどの「JCBオリジナルシリーズ」は、JCB ORIGINAL SERIESパートナー加盟店での利用で、ポイント付与率がアップします。

ポイント優待店(一例)
ポイント2倍
出光昭和シェル、ニッポンレンタカー、タイムズパーキング
ポイント3倍
Amazon.co.jp、セブン-イレブン
ポイント10倍
スターバックスカードへの入金

クレジット利用だけでなく、QUICPayもポイントアップの対象になります。

たとえば、セブンイレブンの支払いに、JCB CARD Wを紐づけたQUICPay(nanaco)を利用すれば、合計ポイント還元率は2.5%までアップします。

nanacoポイント:200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)
Oki Dokiポイント:1,000円ごとに4ポイント(還元率2.0%)
————————
合計2.5%のポイント還元

ふだんの買い物でも気軽に使え、ポイントも多く貯まるのは、お得感があります。

今からJCBカードを持ちたい方には、JCB CARD Wがおすすめです。

申込可能年齢が39歳までと年齢制限が設けられていますが、その分、通常のポイント還元率が高く、年会費は永久無料で利用できます。

初めてのクレジットカードとしても、持ちやすい1枚になっています。

電子マネーnanacoをお得に使う

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
「賢者が選ぶ!年会費無料クレジットカード大全集」初代管理人です。年会費無料カードから高級カードまで幅広く所有。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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