プラチナカードの保有者は全体のたった1.4%であることが判明
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2013年8月7日のゆかしメディアに、プラチナカードに関するニュースが取り上げられています。
内容は、アメックスプラチナカードの値上げについてです。アメックスプラチナは2013年より、従来の年会費100,000円から3万円の値上げをおこない、税込み143,000円になりました。
プラチナカードの中でも、ステータス性、特典、年会費ともに最高ランクのカードとなりましたが、実は年会費の値上げをきっかけに「家族に退会を迫られている」サラリーマンが多いのだとか。
アメックスセンチュリオン(ブラックカード)は芸能人や有名人など、本当に限られた人しか持てない幻のクレジットカードですが、プラチナカードはそうではなく、意外と年収1,000万円程度の高所得者のサラリーマンホルダーも少なくないようです。
年収1,000万円と聞けば驚きですが、やっぱり3万円の負担増は厳しいもの。だから、値上げをきっかけに家族から退会を迫られているんですね。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
プラチナカードを持つ人は全体の1.4%
2011年のデータとなりますが、楽天リサーチが行ったクレジットカードに関する調査において、カードを保有している人全体の何パーセントがプラチナカードを持っているのか、判明しています。
メインカードの保有では、
- 一般カード:87.0%
- ゴールドカード:11.3%
- プラチナカード:1.4%
という結果となり、プラチナカードを持っている人は全体の1.4%となりました。ゴールドカードの保有率は11.3%、つまり10人に1人の割合で持っていると考えると、あながち間違いではないと思います。
同様に、プラチナカードを持っている人は100人に1人か2人程度だということです。
しかし、10年以上持ち続けている比率は
- 一般カード:18.6%
- ゴールドカード:33.6%
- プラチナカード:42.9%
となっており、上位カードになるほど10年選手が多いことがわかります。一般カードを持っている人は他のお得なカードに浮気しがちですが、ゴールドやプラチナカードなど、所有感のあるカードはやはりなかなか手放さず、使い続ける人が多いということだと思います。
使いこなすのは難しい
アメックスカードは、おもに旅行、特に海外旅行に強いクレジットカードとして有名です。
家庭を持ち、子どもができると海外旅行に出かける機会も減ってしまい、アメックスカードを活用するシーンも少なくなります。
逆に、日用品などが買える楽天がお得に利用できる楽天カードを使う機会が増え、主婦の方からは退会するように。という意見が旦那に飛ぶわけです。
値上げによる特典の追加
アメックスプラチナカードは、ただ値上げしただけでなく、しっかりと特典の追加も行われています。
- 提携高級ホテルグループの上級会員資格
- 提携高級ホテルでの無料宿泊
- 加盟航空会社を利用する際の優待
- 料理店で会員限定コースを2人以上で注文すると、1名分が無料に
これだけの特典追加があれば、31,500円は納得できそうな気もしますが、やはり「高級ホテル」、「高級料亭」の利用がメインとなるため、使いこなせる人でなければ、年会費以上の満足は得られないということなのでしょう。
もっとも、ゆかしメディアのプラチナ保有者インタビューでは、「見栄の道具という要素も大きい」と答えている人もいるので、価値観はひとそれぞれということです。
今回の記事はこちらを参考にしました。
■年収1000万円世帯を直撃のアメックスプラチナ会費値上げ
http://media.yucasee.jp/posts/index/13590/1