デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
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デルタスカイマイル ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブとデルタ航空の提携クレジットカードです。
カード利用によるポイント還元は、デルタ航空のスカイマイルになるなど、デルタ航空の利用が多い方にとって、メリットの大きいクレジットカードです。
さらに、デルタ航空が運営する専用の空港ラウンジを利用できる点も魅力です。
年会費は多少高めの設定ですが、ダイナースクラブカードはプラチナカード級の特典が提供されていることでも評判です。
また継続ボーナスで、毎年マイレージが付与されるので、実質的な年会費は少し安くなります。
デルタスカイマイル ダイナースクラブカードの入会目安基準は「27歳以上の方」となっています。
若い方は持てない、大人の雰囲気が漂うエグゼクティブ御用達カードです。
また(国内では三井住友信託銀行グループが運営していますが)外資系のカードなので、クレジットカードの限度額は決まっておらず、利用実績に応じて限度額が変動します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
1.5%の高いマイル還元率を実現
デルタスカイマイル ダイナースクラブカードは、カードの利用金額に応じてデルタ航空のマイレージ(スカイマイル)が貯まります。
100円ごとに1.5マイルが貯まるので、マイル還元率は1.5%です。
航空会社のマイレージは1マイル=3円相当と言われているので、3円換算するとマイル還元率は4.5%となります。
マイルが貯まるクレジットカードのなかでも、トップクラスの還元率です。
マイルがある程度貯まったら、デルタ航空をはじめとする「スカイチーム加盟航空会社」の特典や、スカイマークの国内線航空券と交換できます。
スカイマイルには有効期限がないので、必要なマイル数が貯まるまで、じっくり貯められるのは助かります。
飛行機に搭乗するとマイルが貯まる
クレジットカードの利用でもスカイマイルを貯められますが、デルタ航空の飛行機に搭乗する際も、もちろんマイレージがお得に貯まる仕組みとなっています。
デルタスカイマイル ダイナースクラブカードに入会後、6ヵ月以内にデルタ航空の国際線に搭乗すると、ボーナスマイルがプレゼントされます。
- ファースト・ビジネスクラス:25,000マイル
- エコノミークラス:10,000マイル
このボーナスマイルだけで、初年度分の年会費の元が十分取れる計算です。
デルタ航空の空港ラウンジを無料で利用可能
デルタ航空が運営する、空港ラウンジ「デルタスカイクラブ」を無料で利用できます。
通常は、入室が難しいラグジュアリーな空港ラウンジなので、フライトまでの時間をゆっくりとすごせます。
デルタスカイクラブは、年間3回まで利用が可能で、同伴3名まで無料です。
デルタは世界最大規模の航空会社なので、世界中に空港ラウンジを持っており、いずれのラウンジもこの特典で利用できます。
日本国内においては、成田空港第一ターミナルにデルタスカイクラブが設置されていました。しかしデルタは、2020年3月28日に成田からは撤廃し、3月29日から羽田空港にて運航を開始。羽田空港国際線旅客ターミナルの北側5階で、新ラウンジ「デルタ スカイクラブ」の着工を開始しています(2020年7月オープン予定)。
もちろん、デルタスカイマイル ダイナースクラブカードの特典として、日本の主要空港に設置されている通常の空港ラウンジも無料で入室できます。
私も空港ラウンジを利用することが多いのですが、フリードリンクや雑誌、Wi-Fiなども充実しているので、満足度の高い空間だと感じています。
海外旅行の前日に空港ホテルに無料宿泊
そのほかトラベル関連特典として、海外旅行時に手荷物(スーツケースなど)を1個に限り無料配送します。
また、トラベルデスクを通じて50万円以上の海外旅行を予約した場合に限りますが、以下のようなVIP特典も用意されています。
- 空港までのタクシー代が無料
- フライト前日に空港直結のホテルに無料宿泊
上記は、ダイナースクラブカードの共通特典です。
ダイナースクラブのような経営者、医師、士業などハイクラス層に人気のクレジットカードは、こういったVIP待遇の特典が充実しているのが特徴です。
海外の高級ホテルに宿泊した場合など、カード会社経由で予約をしておくと、部屋が無料でアップグレードされたりします。
最高1億円の旅行保険を付帯
プラチナカード級の特典を提供すると評判のデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードでは、国内・海外旅行保険は最高1億円を完備しています。
一般的なゴールドカードでも、旅行保険は最高5,000万円~1億円となっています。
ただし、適用条件などと比較してみると、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの旅行保険は、プラチナカードで採用されているものと同等です。
海外旅行保険に関しては、このカードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」です(最高5,000万円)。
旅行代金や航空機代をデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードで支払うと適用される「利用付帯」の旅行保険が最高5,000万円なので、あわせて最高1億円となります。
国内旅行保険は「利用付帯」のみで、最高1億円の補償額となります。
海外旅行に行った際、保険が効かずに医療費が高額になる場合があります。
しかし、クレジットカードの旅行保険を使えば、治療費が請求される心配がないので、いざというときにとても役立つ特典です。
ショッピング保険も最高500万円
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードで購入した商品には、90日間のショッピング・リカバリーがつきます。
この間に、商品が初期不良になってしまったり、盗難の被害で紛失をしてしまった場合、年間最高500万円を補償します(一部自己負担あり)。
高額な商品を購入する場合、メーカー保証だけでは心配ではありませんか。
旅行保険と同じく、ショッピング保険も事前登録・事前申請などは不要です。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードで、支払うだけで適用される無料の特典です。
万が一に備え、リスクヘッジしておけば、予想外の損失をカバーできます。
高級レストランのコース料理が1名様分無料に
こちらも、プラチナカードではよく見られる特典です。
ダイナースクラブが提携する特定のレストランのコース料理を2名分予約すると、そのうち1名分が無料になる特典です(エグゼクティブダイニングという特典)。
つまり、高級レストランのコースを実質半額で楽しむことができます。
通常は2名分を予約して1名が無料になる特典なのですが、ダイナースクラブカードの場合は、6名分を予約して2名分が無料となるグループプランもあります。
コース料理が1名分無料になることで、この特典だけで年会費の元が十分取れます。
エグゼクティブダイニングは半年に1回、年間2回のみ利用可能です。
ホテルも同様ですが、レストランもクレジットカードのデスクを通じて予約すれば、特別料金や一品サービス、ウェルカムドリンクなど提供してくれることが多いです。
またカード会社を通じて予約をすると、景色などがよい座席を確保してもらいやすいという話もよく聞きます。
年会費は継続マイルで引き下げられる
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの気になる年会費ですが、プラチナカードよりは安いですが、ゴールドカードよりは高いです。
年会費は30,800円となっています(家族カードは9,900円)。
しかし、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードには、ボーナスマイルがあります。
入会ボーナスとして10,000マイル、2年目以降も継続ボーナスとして毎年3,000マイルがもらえます。
1マイル=3円として考えた場合、2年目以降の実質年会費は9,000円引きとなり、19,000円程度まで下がります。
1年目に関しては、入会ボーナスで10,000マイル、入会後6ヵ月以内のフライトで10,000~25,000マイルがもらえます。
そのため、年会費は実質無料どころか、年会費以上にお得となる可能性もあります。
またコストパフォーマンスを追求するなら、年間2回利用できる「エグゼクティブダイニング」の利用が必須です。
この特典を使うだけで、コース料理が1名様分無料となるので、年会費の元が取れてしまいます。
デルタ航空の利用者に役立つハイステータスな1枚
ダイナースクラブカードは、医者や弁護士、税理士、そして経営者のようなハイステータスな方が好んで使うクレジットカードです。
年会費は高めに設定されていますが、その分VIP待遇の特典が充実しているため、使えば使うほどコストパフォーマンスが高くなるという特徴があります。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、特にデルタ航空の搭乗でメリットがあるカードです。
もちろん、デルタ航空だけでなく、チャイナエアラインや大韓航空、ベトナム航空といった「スカイチーム」の飛行機に乗ることが多い人にも恩恵があります。
ちなみにダイナースクラブカードには、ANAと提携したANAダイナースカードもあります。
こちらはANAマイルが貯まりやすく、ANAの搭乗で搭乗ボーナスマイルがもらえるなどの特典が利用できます。
そのほか、ダイナースクラブカードの券種比較は、下記の記事が詳しいです。
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5枚のダイナースクラブカードを比較したのでわかりやすくまとめる