平和堂やフレンドマートで必須のHOPカード、支払いはHOPマネー、VISAカード、楽天Edyで何がお得?
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平和堂は滋賀県で圧倒的なシェアを誇り、近畿・北陸・東海地方で展開する総合スーパーの企業です。
平和堂、アル・プラザ、フレンドマート、エール各店で使える支払い方法は、以下のとおりです。
- ポイントカード
- HOPカード
- 電子マネー
- HOPマネー、楽天Edy、iD、QUICPay
- クレジットカード
- VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club
- デビットカード
- VISA、Mastercard、JCB
- 商品券
- 平和堂の商品券、各種信販会社のギフト券(例:JCBギフトカード、VJAギフトカード)、ビール券など
大手スーパーのなかでも、使えるキャッシュレス決済は少なめです。
たとえば、交通系マネー(SuicaやICOCA)や、コード決済(PayPayやLINE Pay)は使えません。
平和堂は自社で展開するHOPカードを優遇しており、ほかの支払い方法ではあまり旨味を得られません。
目次
3種類あるHOPカードの共通点
HOPカードには「HOPポイントカード」、「HOP-VISAカード」、「HOP-Edyカード」の3種類あります。
各HOPカード共通の優待特典は、以下のようになっています。
- 100円ごとに1ポイントが貯まる
- 対象商品が会員価格(割引)になる
- 月末の土日など特定日にポイント3倍にアップ
- おいしいお水の無料サービス
- 対象施設での優待特典
スーパー系のポイントカードのなかでも、HOPカードの100円ごとに1ポイント付与(ポイント還元率1%)は、ポイントがかなり貯まりやすいです。
そのため、平和堂グループのお店での買い物にはHOPカードが必須です。
実際に買い物客のお会計の様子を見ていると「HOPカードの提示+現金払い」が圧倒的に多いです。
HOPポイントが貯まるのは、
- HOPカード提示+現金または平和堂商品券で支払う
- HOPマネーやHOP-Edy、HOP-VISA、HOP-iDで支払う
という場合です。
ほかの支払い方法(例:HOPカード提示+他社クレジットカード払い)ではHOPポイントが貯まりません。
もちろん現金払いでも損はありませんが、HOPマネーやHOP-VISAカードを活用すれば、さらに多くのポイントを獲得できます。
今回はHOPカードを持っているけれど、HOPマネーやHOP-VISAカードは使ったことがない人向けに、便利でお得な活用法をまとめました。
HOPマネー:特定日にチャージ&火曜に利用でポイントGET
- 平和堂グループで使えるプリペイド型電子マネー
- 毎週火曜日はHOPマネー支払いでポイント1.5%還元
- 毎週土曜日にチャージでポイント付与
HOPマネーは、HOPポイントカードとHOP-VISAカードに付帯するプリペイド型電子マネーです。
手元のHOPカードやHOP-VISAカードの右上に「HOP MONEY」とあれば、HOPマネーが使えます。
HOPマネー機能のないHOPカードをお持ちの方は、各店のサービスカウンターで切り替えができます(切り替え手数料は無料)。
レジや店内の専用チャージ機で入金すると、平和堂グループのお買い物の支払いに使えます。
▼HOPマネーチャージ機
チャージ上限額は10万円(1回あたりのチャージ上限額は4.9万円)と高く、大きな買い物にも活用できます。
毎週土曜日は、現金・ポイントチャージ1万円ごとに50ポイントが貯まります。
たとえば、平和堂で毎月2万円買い物をする方は、上記の日にHOPマネーへ2万円をチャージすると、100円分お得になります。
一方で、上記の日以外にチャージをしても、HOPポイントはいっさい貯まりません。
「年金支給日(偶数月の15日)や、一般的な給料日にチャージでポイントが貯まる」と覚えておきましょう。
HOPマネーの支払いがもっともお得になるのが、毎週火曜日です。
通常、100円ごとに1ポイントのところ、さらに200円ごとに1ポイントが上乗せされます(ポイント還元率は1.5%にアップ)。
- 毎週火曜日:100円ごとに1ポイント+200円ごとに1ポイント(ポイント1.5%還元)
- それ以外の日:100円ごとに1ポイント(ポイント1%還元)
HOPカードの提示+現金払いでも100円ごとに1ポイントが貯まりますが、毎週火曜日はHOPカードで支払わないと損です。
たとえば、とある火曜日の買い物金額が3,000円だった場合、HOPマネー支払いとHOPカード+現金払いでは、貯まるポイント数に差が出ます。
- HOPマネー支払い:45ポイント
- HOPカードの提示+現金払い:30ポイント
たった15ポイント差、とも思うかもしれませんが、毎週火曜日に3,000円分の買い物をHOPマネーで支払えば、1年間で780ポイントもお得です。
HOPマネーの登場でEdyカードの利用価値は低下
- 楽天Edy一体型のHOPカード
- カード発行手数料は300円
- 100円で1HOPポイントが貯まる
- HOPマネーは使えない
HOP-Edyカードは、プリペイド型電子マネー楽天Edyが付帯したHOPカードです。
HOPマネーと同じように、平和堂グループでの買い物で100円ごとに1HOPポイントが付与されます。
HOP-EdyカードにはHOPマネー機能がついておらず、楽天Edyのみ使えます。
通常の楽天Edyと比べても、HOP-Edyはポイントが貯まりやすいのがメリットです。
- HOP-Edy:100円ごとに1ポイント(ポイント還元率1%)
- 一般的な楽天Edy:200円ごとに1ポイント(ポイント還元率0.5%)
平和堂の支払いには楽天Edyが使えますが、HOP-EdyカードとEdy-楽天ポイントカードはまったく別物なので注意してください。
- HOP-Edyカード
- 楽天ポイント加盟店で利用しても、楽天ポイントは貯まらない
- Edy-楽天ポイントカード
- 平和堂で利用しても、HOPポイントは貯まらない。HOPカード会員特典もなし
平和堂で楽天Edyを利用する際は、HOP-Edyカード一択です。
HOPマネーと楽天Edyを比較
HOPマネーと楽天Edyともに、平和堂グループで使えるプリペイド型電子マネーですが、お得度はHOPマネーのほうが高いです。
HOPマネー | 楽天Edy | |
---|---|---|
カード発行手数料 | 無料(再発行時は100円) | 300円(再発行時は300円) |
ポイント付与 | 100円ごとに1ポイント | 200円ごとに1ポイント |
ポイントアップデー | 毎週火曜日は200円ごとに1ポイント | なし |
チャージ上限額 | 10万円 | 5万円 |
チャージでポイント付与 | 毎週土曜日は1万円チャージで50ポイント | なし |
HOP-Edy利用でチャージや支払いによる優待特典がないのは、HOPマネーと比べると、どうしても見劣りします。
HOPマネー登場により、平和堂でお得なプリペイド型電子マネーは、HOPマネーになりました。
さらに平和堂でのポイントアップや割引を増やしたい方は、次で取り上げるHOP-VISAカードをおすすめします。
HOP-VISAカード:毎月第3日曜は5%還元
- クレジット、HOPマネー、iD機能つきのHOPカード
- 年会費は初年度無料、翌年以降は年1回以上の利用で無料
- 100円で1HOPポイント付与
- 毎月第3日曜はiD払いで5%還元
- クレジットカードやiD払いでポイント2重取り
HOP-VISAカードは、クレジットカード、ポイントカード、電子マネーを兼ね備えた多機能カードです。
毎週第3日曜日はHOP-VISAカードに付帯のiD「HOP-iD」で支払うと、利用金額の5%分がポイント還元されます。
平和堂グループでは、イオングループのお客さま感謝デーやイトーヨーカドーのハッピーデーのような、電子マネー支払いによる5%OFFは実施していません。
そのため、平和堂にて5%OFFで買い物をするには、HOP-VISAカードの利用が必要不可欠です。
また平和堂でHOP-VISAカードやHOP-iDで支払うと、HOPポイントとVポイントのポイントの2重取りができます。
- HOPポイント:100円ごとに1ポイント
- Vポイント:200円ごとに1ポイント
Vポイントは、HOP-VISAカードを発行する三井住友カードの決済ポイントです。
貯まったVポイントは、1ポイント=1円相当として、ギフトカードとの交換や他社ポイントへの移行に使えます。
おすすめの交換先は、iDバリューです。
ポイントをiD利用分に充当することで、請求金額の値引きができます(1,000ポイント=1,000円換算)。
あわせて読みたい:
Vポイントのおすすめの交換商品はiDバリューです
Vポイントの有効期限はポイント獲得月から2年間です。
一方、HOPポイントは3年間、HOPマネーは5年間、楽天Edyは4年間です(いずれも最終利用日から換算して)。
ほかのポイントや電子マネーと比べて、期限が短い点に注意してください。
HOP-VISAカードの通常ポイント還元率は0.5%で、一般的なクレジットカードの還元率と変わりません。
平和堂で利用するぶんには、HOPポイントとVポイントの2重取りにより、合計のポイント還元率は1.5%になります。
一方で、平和堂以外での買い物や公共料金の支払いをする際は、楽天カードのような、いつでもポイント還元1%のクレジットカードで決済したほうが、多くのポイントを得られます。
年会費無料でポイント還元率1%以上のクレジットカードは、下記の記事で取り上げています。
あわせて読む:
ポイント還元率で選ぶ!お得なクレジットカードランキング
HOPマネーとHOP-VISAのお得な使い分け方
平和堂グループのお店でお得な支払い方法は、HOPマネーとHOP-VISAカードの二択です。
HOPマネーとHOP-VISAカードでは、お得な日が違うため、日によって使い分けたほうが賢明です。
- HOPマネー
- 毎月特定日にチャージ:1万円ごとに50ポイント獲得
毎週火曜に支払い:HOPポイント1.5%還元 - HOP-VISAカード
- 毎日の支払いに使う:HOPポイントとVポイントの2重取り(合計ポイント1.5%還元)
毎月第3日曜にHOP-iDで支払う:5%ポイント還元
ただし、HOPマネーとiDやクレジット払いで支払い方法を分けると、買い物でどれだけ使ったのか把握が難しくなります。
ムダづかいや食費のアップにも繋がるので、HOP-VISAカードを利用するならば、HOP-iDやクレジット払いに統一をおすすめします。
平和堂のほかに、ライフでも買い物をする方は、下記の記事も参考にしてください。