マイルに強いANAブラックカードは存在するか?
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「ANAカード」が旅行や出張が多い方に人気の理由は、クレジットカードの利用金額に応じて貯まるポイントが「マイル」だからです。
ANA(全日空)は、提携カードが多いことで有名ですが、どのクレジットカードもマイルが貯まりやすいのが特徴としてあげられます。
そして、ANAカードの最上級プレミアムとして「ANAブラックカード」も存在します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
6種類のANAブラックカード
ANAのブラックカードには、JCBが発行しているものが2種類、ダイナースクラブが発行しているものが2種類、そしてVISAが発行しているものが2種類、合計6つのラインナップがあります。
いずれも年会費は5万円オーバーで、JCBの最上級カード「JCB THECLASS」よりも、年会費は高く設定されています。
ANA JCBカード PREMIUM
2011年より発行を開始したANAとJCBの提携カード「ANA JCBカード PREMIUM」。
年会費は7.7万円(家族カードは4,400円)ですが、同種のダイナース、VISAと比較すると、年会費は一番安いです。
ANA JCBカード PREMIUMには、具体的にどのような特典があるのかというと、
- 24時間対応のコンシェルジュデスク
- ANAラウンジの無料利用(本会員のみ)
- 入会時にボーナスマイル10,000マイル
- 毎年のカード更新時に10,000マイル
- ANA便搭乗ごとに区間基本マイルの50%をボーナス進呈
- ANAカードマイルプラス加盟店で使うとマイルが通常の2倍
となっています。
さらに付帯保険は、
- 海外旅行傷害保険(最高1億円)
- 国内旅行傷害保険(最高1億円)
- 国内航空傷害保険(最高5,000万円)
- ショッピング保険(年間500万円)
です。
旅行保険の高さは申し分がないくらい手厚いです。
また、JCBカード独自の特典として、「買い物時にJCB Oki Dokiポイントが通常の2倍」貯まります。
マイルやJCB Okidokiポイントの貯まりやすさに加えて、毎年の更新時に10,000マイルをボーナス進呈してくれるので、実質年会費は6.6万円以下になります。
発行対象は、「原則として30歳以上で、本人に安定継続収入のある方」となっていますが、最上級のプレミアムカードだけにある程度の年収、ステータスが求められます。
詳細記事は姉妹サイト「プラチナカードを手の中に」にて解説しています。
【ANAプラチナ】ANA JCBカードプレミアムが選ばれる3つの理由
ANA JCB スーパーフライヤーズカード PREMIUM
「ANA JCB スーパーフライヤーズカード PREMIUM」は、上記のANA JCBカード PREMIUMのスーパーフライヤーズカード版となります。
特典などは同じですが、発行対象が「ANAスーパーフライヤーズカード」メンバーの方、ANA「ダイヤモンドサービス」もしくは「プラチナサービス」の提供を受けているメンバーとなっています。
ANAの JCBカード PREMIUMと合わせて「2011年の発行初年度で1万枚を目指す」とJCB自身が公言しているので、現在のカード保有者はおそらく数万人程度だと予測できます。
ANA ダイナース プレミアムカード
ANAとダイナースクラブの提携カードです。
年会費は13.2万円(家族カードは無料)と、ANAブラックカードの中で最も年会費が高いのが特徴です。
基本サービスは前述の「ANA JCBカード PREMIUM」と同じですが、ANA ダイナース プレミアムカードには「国内航空傷害保険」は含まれず、最高1億円の国内旅行傷害保険で補償することになっています。
ただ、ダイナースクラブ独自の特典として、ブラックカードの最高峰と言われる「ダイナースクラブ プレミアム」の特典が付帯されるため、トータルで見ると、最もVIPな一枚と言えます。
また、ダイナースクラブ プレミアムの取得の難しさから、ANAブラックカードの中でも一番、取得が難しいことが予想されます。
審査基準もJCB、VISAと違い「お申込みには条件がございます。詳しくはダイナースクラブまでお問い合わせください。」と書かれているので、ダイナースクラブのブラックカードを持てる程度の年収やステータスが必要となってくるのでしょう。
ANA ダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード
「ANA ダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード」は、上記のANA ダイナース プレミアムカードのスーパーフライヤーズカード版となります。
特典などは同じですが、発行対象が「ANAスーパーフライヤーズカード」メンバーの方、ANA「ダイヤモンドサービス」もしくあh「プラチナサービス」の提供を受けているメンバーとなっています。
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は、ANAとVISAの提携カードとなりますが、実際に提携しているのは三井住友カードです。
三井住友カードの最上位カードは、三井住友カード プラチナなので、このカードはANAブラックカードとしての特典に加えて、三井住友カード プラチナの特典が付加されたものとなります。
年会費は8.8万円です。(家族カードは4,400円)ちなみに、三井住友カード プラチナの年会費は5.5万円なので、ANA VISAプラチナ プレミアムカードの年会費は三井住友プラチナを上回ります。
審査基準は、原則として満30歳以上で安定継続収入のある方が対象です。
基本サービスは前述の「ANA JCBカード PREMIUM」と同じですが、ANA VISAプラチナ プレミアムカードでは、国内旅行傷害保険が最大5,000万円となっています。(JCB、ダイナースは最大1億円)
しかし、クレジットカード会社のポイント移行率は最も高く、1,000円につき1ポイント=15マイルで、マイルと交換可能です。
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
「ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」は、上記のANA VISAプラチナ プレミアムカードのスーパーフライヤーズカード版となります。
特典などは同じですが、発行対象が「ANAスーパーフライヤーズカード」メンバーの方、ANA「ダイヤモンドサービス」もしくあh「プラチナサービス」の提供を受けているメンバーとなっています。
コストパフォーマンスは高い
いずれも年会費は高額ですが、プレミアムカードならではの特典を考えると、ブラックカードの中でも、コストパフォーマンスは高めの部類に入ると思います。
また、カードデザインが黒色であることと、ANAが展開している最上級カードであることから、ブラックカードとして位置づけましたが、VISAカードの名称が「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」となっているように、どちらかと言えばプラチナカードに近いと言えます。
ちなみに、ダイナースクラブが発行しているブラックカード「ダイナースクラブ プレミアム」の年会費は14.3万円です。
同じANAプレミアムカードでも、
- ダイナースブランドはブラックカード扱い
- VISA、JCBブランドはプラチナカード扱い
となっている点に注目です。
ANAブラックカードを取得するには?
既存のANA提携カードで利用実績を積み上げ、インビテーション(招待)を待つのが最も良い方法だと思います。
しかし、ANAブラックカードは直接申し込み可能なクレジットカードなので、自信のある方は公式サイトより直接申し込み、発行審査を受けるのもアリでしょう。