家事手伝いでもクレジットカードは持てますか?カード会社の見解は?
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クレジットカードを作りたい、でも今は働いておらず無職状態なので「職業 家事手伝い」と書きました。
この場合、はたして審査に通るのでしょうか?
結論からいうと、家事手伝いでクレジットカードの審査に通るのはかなり厳しいので、書かないほうがよいです。
家事手伝いは「無職」の扱いに
クレジットカードの審査基準をざっくり分けると、以下のようになります。
・本人に安定収入があることが絶対条件
・本人に収入がない学生・主婦でも利用可能
家事手伝いは、基本的に本人に収入がないので「無職」と同じ扱いです。
クレジットカード会社は、基本的に「無職」の方に対してカードを発行しません。
ただし職業欄が「家事手伝いや無職」でも、年収欄に「300万円」などの一定の所得があれば、審査に通る可能性は十分あります。
なぜなら、世の中には数億円の資産を持つ「投資家」という職業も存在します。
しかし、投資家は正式な職業ではないので、一般的には「無職」扱いになります。
ただ、クレジットカードの申込で「無職」と書くよりは「投資家」と書いたほうが印象は絶対よいです。
「職業:投資家、年収:1億円」だったら、カード会社もさすがに審査を通してくれると思います。
これは噂にすぎませんが、かの有名な楽天カードは「職業“スナイパー”でも審査に通った」という話があります。
これが本当かどうかはわかりませんが、少なくとも職業は自分で名前をつけても問題がないのです。
なので、職業「無職」や「家事手伝い」と書くよりは、「幸せコンサルタント」とか「在宅ワーカー」などと書いたほうが印象はよいでしょう。
少なくとも、何かしらの職業についているということが重要です。
収入がない人向けに発行しているクレジットカードも多い
しかし、一部のクレジットカードは「学生や専業主婦に対しても発行している」ので、必ずしも本人に収入がなければクレジットカードは持てないわけではありません。
たとえば、楽天カードには学生限定の「楽天カードアカデミー」がありますし、29歳以下限定でお得感の大きい「JCBカードエクステージ」も18歳以上ならどなたでも持てます。
そこに、本人の収入の有無は求められていないのです。
また、年会費無料で使える「セゾンカードインターナショナル」は、公式サイトに「専業主婦でも学生でもお申し込み可能」とはっきり書いています。
専業主婦も学生も立派な職業ですが、本人に収入はありません。
この場合は、配偶者や保護者の信用情報(安定した収入)を見込んで、クレジットカードを発行するわけです。
ちなみに結婚を機に勤め人から専業主婦になる場合は、退職前にクレジットカードの申込みをしておくほうが、やはり審査に通りやすいです。
あわせて読む:
退職して専業主婦(無職)になる前にクレジットカードを作るべき理由
まとめ
まとめると以下のようになります。
- 本人に収入がなくてもOK(あればもちろんよい)
- 職業がないのは致命的(無職・家事手伝いなど)
- 学生や専業主婦は立派な職業
- 職業は自分で名づけることができる(在宅ワーカーなど)
- 専業主婦向けや学生専用クレジットカードも存在する
ということで、専業主婦・学生でもOKの「セゾンカードインターナショナル」のようなカードにも、職業欄には「在宅ワーカー」などの何かしらの職業名で申し込めば、審査に通りやすくなる可能性は十分あります。
一方で、「無職」や「家事手伝い」といった、働く意思を感じさせないようなものは、書かないほうが無難です。