クレジットカードの海外キャッシングを使った時の返済方法

Q&A

海外キャッシング

海外キャッシングの返済方法って本当にわかりにくいですよね。

海外旅行に行った時、現地通貨の入手方法(支払手段)は様々です。

  • 両替所で両替する
  • クレジットカードで支払う
  • 海外キャッシングを使う
  • 海外キャッシュカードで出金する

などなど。
しかし、この中でもっとも手数料が安いのはクレジットカードの「海外キャッシング」です。

海外キャッシングの特徴

メリット
為替手数料が0円(為替レートに手数料が乗せられていない)

デメリット
キャッシングなので日割りで金利が発生する

海外でクレジットカード支払いをしたり、海外キャッシュカードを使っての出金、そして両替所を利用すると必ず為替レートに業者の手数料が乗せられます。

気づきにくいのですが、調べてみるとこの為替手数料がすごく大きい。

しかし、海外キャッシングは為替手数料が一切かかりません。

海外キャッシングは通常、次回のクレジットカード引き落とし日に一括返済となるため、返済までの日数は最短19日・最長56日となります。

ただ、日割りで金利がかかってしまうので、返済日(クレジットカードの引き落とし日)まで待っていては、逆に損をしてしまいます。

やや裏技的ですが、帰国してからいち早く「増額返済(繰り上げ返済)」をする必要があります。これが海外キャッシングを最もお得に使う方法です。

もちろん、旅行・留学などの期間が長期に及ぶ場合は海外キャッシングが最もお得とはいえなくなってしまいます。あくまでも1週間以内の観光旅行であることが、海外キャッシングをお得に使う条件となります。

三井住友Visaカードの海外キャッシング返済方法

Visa

今回は、三井住友Visaカードの場合で、海外キャッシングの返済方法を説明します。

キャッシング金利は日割りで発生します。帰国したらすぐに返済手続きをすることを忘れないようにしてください。

三井住友カードには2種類の返済方法があります。いずれも公式サイトではあまり詳しくされていません。

銀行振込で返済する

もっとも安く済む方法は銀行振込による臨時返済をすることです。

ただし、この方法はクレジットカードのサポートデスクに電話することが条件となるので少し面倒です。

返済前に必ずカードデスクに電話をします。残念ながら通話料は有料なので、3分話して120円ぐらいの通話料が取られる計算です。(そんなに長時間話さないので実際はもう少し安いと思います)

なぜ、カードデスクに電話しなければならないのかというと、

  • 振込先の口座番号を聞く
  • 振込予定日を伝える
  • 返済金額を聞く
  • 振込予約の登録をする

という4つの意味があるからです。

返済金額は自分で計算できますし、振込先の口座番号も変わらないのですが、「振込予約の登録」が必要となるため、銀行振込による返済をする時は事前の電話が必須となっています。

上記を確認したら、あとは指定の振込口座に返済額を振り込むだけです。

ただし、銀行振込は他行あて振込手数料がかかります。

銀行によってはこの手数料がすごく高いので注意しなければなりませんが、ソニー銀行のようなネット銀行を使えば、毎月1回以上は他行あて振込手数料が0円で済みます。

他行あて振込手数料を0円とした場合、海外キャッシングの返済に必要な手数料は「通話料のみ」となります。もっとも低コストです。

窓口のあるATMで返済する

もう一つは三井住友銀行のATMで返済する方法です。

ただし、注意点として「三井住友銀行の窓口があるATM」である必要があります。出張所のようなATMしか設置されていない所(いわゆる無人店舗)では、海外キャッシングの返済はできません。

これはなぜかというと、出張所のATMは硬貨の取扱ができない設定になっているからです。

例えば、海外キャッシングの返済では必ずと言って良いほど端数が出ます。10,351円とかですね。

しかし、海外キャッシングの繰り上げ返済は「全額一括で返済する」ことが条件なので、紙幣の10,000円だけを先に返済するということができません。

このケースでは10,351円全額をその場で繰り上げ返済するか、次回のクレジットカード引き落とし日に全額返済するかのどちらかです。

窓口があるATMなら硬貨の取扱ができるので、ATMで返済できます。

ATM返済の良いところは事前に返済額を聞く必要がないことです。ATMがその場で計算してくれるのでわかりやすいです。

ただし、注意点も2つほどあります。

  • カードの締め日(毎月15日)を過ぎるとATM返済はできない
  • ATM手数料がかかる(100円+税 or 200円+税
  • ATM返済できるのは平日9時~18時

上記のようなさまざまな条件があることや、ATM手数料がかかることから、振込返済よりもコストは高めです。

さいごにもう一つだけ

海外での通貨調達方法として、海外キャッシングは最も手数料が安く済む手段です。

しかし、海外キャッシングをする度にATM手数料がかかることも頭に入れておきたいです。(これを考えても最も低コストです)

例えば、海外で1万円ずつ10回も出金したら当然ATM手数料が高く付くので、海外キャッシングでは最初の1回で利用予定分を出金することが、ATM手数料を低く抑える点で望ましいです。

しかしながら、1回で多額の現金を出金するというのも、「多くの現金を海外で持ち歩くのは危険」という点から考えると得策ではありません。

もう一度言いますが、海外キャッシングは最も手数料が安く済む外貨の入手方法です。しかし、上記の手数料などを考慮した上での利用が求められる上級者向けの手段だというのが、私の率直な意見です。