年会費以上にお得!リクルートカードとリクルートカードプラスの比較

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リクルートカードの比較

2016年3月15日:更新
残念ながらリクルートカードプラスは新規受付が終了となりました。現在は年会費無料のリクルートカードのみ申込できます。


リクルートが発行するポイント高還元率カードには、年会費無料の「リクルートカード」と、年会費2,100円の「リクルートカードプラス」の2種類が存在します。

上位カードとなるリクルートカードプラスには、年会費相当の特典・サービスが拡充されていますが、どのような条件があれば年会費以上にお得に使えるか、リクルートカードと比較してみました。

リクルートカードとリクルートカードプラスの比較

日常的にクレジットカードを使う人なら、年会費無料のリクルートカードよりリクルートカードプラスのほうがお得に使える可能性が十分あります。

年間26万円以上の利用でお得

リクルートカードとリクルートカードプラスは、ポイント還元率が違います

  • リクルートカード:1.2%のポイント還元
  • リクルートカードプラス:2.0%のポイント還元

ポイント還元率の違いでお得度を比較してみると、年間262,500円以上クレジットカードを使う人なら、ポイント還元の面でもリクルートカードプラスにしたほうがお得です。

なぜなら、1年間に262,500円クレジットカードを使うと…

  • リクルートカード:3,150ポイント付与
  • リクルートカードプラス:5,250ポイント付与(2,100円の差)

262,500円使った時点で、リクルートカードプラスの方が年会費分となる2,100円多くポイントが付与されることになるので、これ以上はカードを使えば使うほど、年会費有料のリクルートカードプラスのほうがお得になります。

年間262,500円と聞くとハードルが高いように感じますが、これは月間にすると、たったの21,875円となります。

毎月の携帯電話代、水道代、光熱費や、買い物をクレジットカードで支払う人なら、ほとんどの人が、リクルートカードプラスの方がお得に使えることになります。

リクルートカードは小数点切り捨てに注意

また、ポイント還元について1点注意することがあります。
リクルートカードでは、「ポイント発生時の小数点は切り捨て」となっています。

たとえば、年会費無料のリクルートカード(還元率1.2%)だと、
100円の買い物で1.2ポイント発生 → 小数点となる0.2ポイントは切り捨てられて、1ポイントだけが付与される。

それに対してリクルートカードプラス(還元率2%)だと、
100円の買い物で2ポイント発生 → そのまま2ポイントが貯まる。

となるからです。

つまり、年会費無料のリクルートカードでは、1回の買い物が500円以下の場合に使うと、「小数点切り捨てルール」によって、実質的にはポイント還元率1.2を下回る結果となります。

この点においても、リクルートカードプラスにはメリットがあるといえるでしょう。

モバイルSuicaもポイント対象

電子マネーのチャージに関しては、どちらがよいというわけではありません。
リクルートカードでは、電子マネーの種類によってポイントが貯まるかどうかに違いがあります。

JCBが発行するJCBカードは「nanaco」「モバイルSuica」のチャージがポイント還元の対象です。

(※ 2020年3月11日以降は、nanacoクレジットチャージサービスはリクルートカードでは使えなくなりました)

対して、三菱UFJニコスが発行するVISAカードは、「楽天Edy」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」の3種類の電子マネーチャージがポイント対象です。

つまり、楽天EdyやモバイルSuicaといった電子マネーが、実質1.2%割引でチャージできることになります。
しかし、VISAカードが発行できるのは年会費無料のリクルートカードのみです。

リクルートカードプラスはJCBカードしか選択できないので、この点はリクルートカードプラスのデメリットといえるかもしれません。

旅行保険の補償の違い

リクルートカードとリクルートカードプラスには、旅行保険にも違いがあります。

リクルートカードプラスには、国内、海外ともに最高3,000万円の旅行保険が付帯していますが、通常のリクルートカードでは、国内最高1,000万円、海外最高2,000万円の旅行保険しか付帯しません。

また、リクルートカードプラスは自動付帯の旅行保険なので、旅行代金をほかのカードで支払っていても、クレジットカードを持っているだけで保険適用の対象になります。
通常のリクルートカードは、利用付帯の旅行保険です。宿泊代や航空機代といった旅行代金をリクルートカードで支払わないと、保険の対象にはなりません。

しかし年会費無料の存在は大きい

以上がリクルートカードとリクルートカードプラスの比較です。
トータルで見ると年会費2,100円のリクルートカードプラスのほうがお得です。

しかし、なんといっても通常のリクルートカードは「年会費無料」です。カードを使わなくても年会費はかからないという強みがあります。

リクルートカードをメインで使う予定がある人はリクルートカードプラスを、そうでない方は年会費無料のリクルートカードを選ぶのが賢明だといえるでしょう。

▼リクルートカードの詳細解説はこちら

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
クレジットカード広場の初代管理人です。年会費無料カードから高級カードまで幅広く所有。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。

より良い情報をお届けするため、疾風 KAI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

ありがとうございます。

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