クレジットカードの審査で職場へ電話がある可能性は?在籍確認は減少傾向にあります
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先日、J-WESTカードを申し込もうと、記入欄を埋めていたときの話です。
勤務先の電話番号を入力する欄の下には「カード発行手続きに際し、ご連絡をさせていただく場合がございます」と記載がありました。
これは「審査の関係で、勤務先に電話をする可能性がある」という意味です。
クレジットカードを手に入れるには、カード会社の審査に通過する必要があります。
申込み時に記入した住所や職業、年収などを元に「カードを発行する価値がある人物か?」「利用限度額はどれぐらいで設定するか?」をカード会社が判断します。
審査の過程で、申込書に記入した勤務先の電話番号に連絡する可能性があります。
カード会社が「本当に申込者は勤務しているのか?」を確認するためです。
これを在籍確認(職場に働いているかどうかの本人確認)といいます。
審査に必要とはいえ、誰だって自分の職場にカード会社から電話があるのはイヤなものです。
◯◯さん宛にカード会社から電話があったけど、借金でも踏み倒してるの?
なんて、職場の人にあらぬ疑いをかけられたくありません。
そこで、申込書に記入した勤務先の電話番号に、カード会社から電話がかかってくる可能性はあるのか?について、詳しく調べてみました。
目次
最近は在籍確認がない場合がほとんど
以前までは、職場にガンガン電話をかけ、在籍確認をしていたカード会社ですが、最近は在籍確認をする会社は少なくなりました。
ほとんどの場合、職場に電話がかかってこないと思ってかまいません。
下記に当てはまるクレジットカードや申込者は、在籍確認がないケースがほとんどです。
- 審査を自動化している
- クレジットカードを最短で即日や3営業日に発行している
- クレジットヒストリー(信用情報)や過去の利用実績に問題がない
申込後すぐに審査結果が出るようなクレジットカードでは、在籍確認は行われません。
経営者の私も在籍確認の電話を受けたことがない
これは初代管理人の経験則ですが、実際に在籍確認をするカード会社はほとんどないのが実情だと思います。
私自身、小さいながらも会社を経営しており、会社にかかってくる電話はすべて、私がとっています。
従業員を雇ってから5年以上経ちますが、これまでに在籍確認だと思われる電話は一度もありません。
もちろん、在籍確認の電話がきても、当人がいるかどうかを聞かれるだけです。
カード会社からの電話によって、社内での社員の評価が変わることもありません。
電話番号を間違えると申込者本人に電話がある
こちらは現サイト管理人、昼時かをるの体験談です。
以前、Orico Card THE POINTに申し込んだ際、勤務先の電話番号を間違えたことがありました。
正確にいうと、過去に会社の電話番号として使っていたが、今は使えない電話番号を入力していました。
そのときは、審査結果が出る前にオリコカードセンターから「勤務先の電話番号をお間違えではないでしょうか?」と、私宛に電話がかかってきました。
現在の電話番号を伝えて「在籍確認に必要ですか?」と質問したところ、「そういうわけではありません」と返されました。
その後、無事に審査を通過しましたが、後日、勤務先に確認すると、在籍確認らしき電話はなかったそうです。
ちなみに、私が所有するクレジットカードのなかには、今は使えない電話番号を登録したままのカードもありました。
こちらのカード会社からは「勤務先の情報を間違えていませんか?」と、電話がかかってきた経験はありません。
在籍確認は相手がカード会社とわからないように電話がある
カード会社が在籍確認をする場合、審査担当者は「◯◯ですが◯◯さんいらっしゃいますか?」のように、個人名で電話をかけます。
元カード会社の者です。
電話の在席確認でこまごましたことは聞きません。会社に在席しているか確認するだけです。
「○○さんいらっしゃいますか?」これだけですね。
本人以外にはカード会社であることは告げません。基本的に個人名で名乗ります。
ご本人さんが電話対応できない場合でも、勤務先の返事で会社に在籍しているかわかります。
ほかに何かうかがったりなどはまずないです(個人情報に当たりますので)。
ご本人さまにつながった場合も、在席確認のみですのですぐすみます。
参照:Yahoo!知恵袋
「自分がカード会社の人間である」とは言わないので、最初に電話応対をした人に、在籍確認の電話だとは思われません。
在籍確認は拒否できない
あなたが「職場に電話されたくない」と思っても、在宅確認は審査上で必要な業務の一つなので、在籍確認の電話を拒否できません。
仮に「職場には電話しないでくれ」とカード会社に伝える機会があっても、「なぜ電話されたくないのか?」と疑いを持たれるだけです。
事前にカード会社から「在籍確認のために職場に電話します」と通達もないので、実際に職場に電話があるかは、ケースバイケースです。
カード会社から電話があったら、名前と生年月日を伝えればOKです。
もし休みや外出などで出られなかった場合でも「カード申込者が実際に働いている」とわかれば、再び電話はありません。
勤務先の情報未記入はNG
- 最近は職場に電話をかける「在籍確認」は少なくなった
- 電話があってもカード会社と名乗らないのでプライバシーも安心
- 電話の有無はカード会社と本人のクレヒス(信用情報)次第
いずれにしてもカード審査をするうえで、勤務先は重要なステータスとなります。
基本的にクレジットカードは、一定収入がある人を対象に発行しています。
「電話が嫌だから」といって勤務先を空欄にしておくと、それだけで審査通過が難しくなります。
前述のとおり私が経営する小さな会社ですら、在籍確認の電話がかかってきた経験はありません。
そのため、「無名の零細企業に勤めていると在籍確認があるのでは?」と心配に思うことはないです。
一方、仕事を辞めて無職になると、クレジットカードの審査に通りにくくなります。
近いうちに退職の予定があれば、職場に勤務している間に、クレジットカードを申し込むのが賢明です。
クレジットカードの審査通過が不安な方は、下記の記事が参考になるかと思います。
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