有効期限なしのルミネ商品券・びゅう商品券の使い方、貯めたJRE POINTは早めの交換が吉
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JR東日本グループが発行する商品券には、ルミネ商品券とびゅう商品券があります。
いずれも、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」から交換できます。
JRE POINTは、JRE POINTカードの提示や、Suica・クレジットカード「ビューカード」の利用で貯まります。
各商品券の使いみちは、以下のとおりです。
- ルミネ商品券
- ルミネ各店やNEWoMan(ニュウマン)で使える。
各店舗のスタバや無印良品、ユニクロ、成城石井、本屋でも利用可。 - びゅう商品券
- JR東日本のみどりの窓口、びゅうプラザ、百貨店、家電量販店で利用可能。
乗車券や特急券、お得な切符、旅行商品、宿泊券などの購入に使える。
(Suicaカードの購入、チャージ、自動販売機での利用、改札や車内での精算には利用不可)
ルミネ商品券はおつりが出るので、券面の金額未満の買い物にも使えます。
びゅう商品券はおつりが出ないので、額面以上の買い物に使う必要があります。
金額以上の買い物に使う場合でも、ルミネ商品券で支払った分の残りの金額は、現金やクレジットカード払いできます。
ちなみに、ルミネでは公式クレジットカード「ルミネカード」があり、ルミネでの買い物がいつでも5%OFFになるので人気があります。
商品代金を、ルミネ商品券とルミネカードで併用して支払うとき、カード払い分が5%OFFの割引対象になります。
ルミネ商品券は一般販売がなく、ルミネ各店舗でも購入できません。
ルミネカード利用でのJRE POINTからの交換、金券ショップの購入などで手に入ります。
びゅう商品券は、JR東日本のびゅうプラザ、駅ビル、JR北海道のツインクルプラザで買えます。
ルミネ商品券・びゅう商品券は有効期限なし
JRE POINTの有効期限は、2年間(最後のポイント獲得・利用日から2年後の月末まで有効)です。
一方で、ルミネ商品券・びゅう商品券は有効期限なしです。
JRE POINTの使いみちに困ったら、ルミネ商品券やびゅう商品券と交換すれば、失効の心配がありません。
Suicaへのチャージより最大0.2円お得
JRE POINTは1ポイント=1円として、Suica残高にチャージしたり、JRE POINT加盟店の支払いに使えたりします。
ルミネ商品券への交換は、最大で1ポイント=約1.2円と、少しお得になります。
▼ルミネ商品券へ交換
ポイント数 | 金額 | 1ポイントの価値 |
---|---|---|
2,000 | 2,000円 | 1円 |
3,600 | 4,000円 | 約1.1円 |
5,300 | 6,000円 | 約1.13円 |
6,800 | 8,000円 | 約1.17円 |
8,400 | 10,000円 | 約1.19円 |
16,400 | 20,000円 | 約1.21円 |
24,400 | 30,000円 | 約1.22円 |
一方、びゅう商品券は、最大でも1ポイント=約0.98円で、1ポイントあたりの価値は1円以下です。
さらに1ポイントの価値が最大になるのは、3万円分のびゅう商品券と交換したときと、交換までのハードルが高いです。
▼びゅう商品券へ交換
ポイント数 | 金額 | 1ポイントの価値 |
---|---|---|
1,420 | 1,000円 | 約0.7円 |
2,420 | 2,000円 | 約0.83円 |
3,420 | 3,000円 | 約0.87円 |
5,420 | 5,000円 | 約0.92円 |
10,420 | 10,000円 | 約0.95円 |
20,420 | 20,000円 | 約0.97円 |
30,420 | 30,000円 | 約0.98円 |
有効期限なしの商品券と交換する際は、1ポイント1円以上の価値がある、ルミネ商品券をおすすめします。
ふだんルミネで買い物をする機会がない人でも、とりあえず、ルミネ商品券と交換すれば、その価値を保存しておけます。
何かの機会に、ルミネで買い物をするかもしれません。
ちなみに、びゅう商品券で購入可能なものは、ビューカードで支払うとJRE POINTが多く貯まり、お得感があります。
商品券の使いみちがないなら換金も手
もし、どうしてもルミネ商品券の使いみちがない場合は、金券ショップで換金する方法もあります。
2020年6月時点の、主な金券ショップでのルミネ商品券の買取価格を調べてみました。
- 大黒屋(郵送買取価格)
- 500円券:450円/1,000円券:925円
- チケッティ(オンラインショップ価格)
- 500円券:460円/1,000円券:920円
- J・マーケット(郵送買取価格)
- 500円券:460円/1,000円券:920円
買取レートは90~92.5%で、約8%の値引きになります。
店頭買取やネットオークションなどを利用すると、より高い価格で売れると思います。
額面よりも手に入るお金は減りますが、現金化すればどこでも使えます。
JRE POINTの交換先は普通列車グリーン券がもっともお得
ちなみに、JRE POINTの交換先のなかで、もっともお得なのが、(JRE POINT用)Suicaグリーン券です。
JR東日本エリアの普通列車グリーン車の自由席を、当日1回限りで利用できます。
乗車日・乗車区間に関わらず、一律600ポイントで交換可能です。
普通列車グリーン車の自由席の通常利用料金は、以下のとおりです。
▼事前料金:駅の券売機やモバイルSuicaでの購入
目的地までの距離 | 平日 | ホリデー 土曜・日曜・祝日・振替休日・年末年始(12月29日~1月3日) |
---|---|---|
50kmまで | 780円 | 580円 |
51km以上 | 1,000円 | 800円 |
▼車内料金:車内でグリーン券を購入
目的地までの距離 | 平日 | ホリデー 土曜・日曜・祝日・振替休日・年末年始(12月29日~1月3日) |
---|---|---|
50kmまで | 1,040円 | 840円 |
51km以上 | 1,260円 | 1,060円 |
Suicaグリーン券は、平日&東京駅―小田原駅のような51km以上の乗車に利用すると、もっともお得です。
いちばん高い利用料金の1,260円と、JRE POINT 600ポイントの交換を考えれば、1ポイントあたりの価値は2.1円になります。
ルミネ商品券やびゅう商品券との交換、Suica残高へのチャージと比べると、約2倍も差が出ます。
普通列車グリーン車は、座席がゆったりしていて、利用客も少ないです。
快適に移動したい人は、試しにSuicaグリーン券に交換して、違いを味わってみてもよいかと思います。
ちなみに、JRE POINTを2,000ポイント貯めれば、JR東日本のエリア内の新幹線や特急列車のグリーン車の利用券とも交換できます。
東北新幹線の東京駅⇔新青森駅のように、長距離になればなるほど、お得度が増すので、がんばって貯める価値があります。
そのほか、JRE POINTの交換先は、下記記事でまとめています。よろしければ、あわせてお読みください。