ビューゴールドプラスカードと「ビュー・スイカ」カードの違いを比較してみた

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ビューゴールドプラスカードとビュースイカカードの違い

Suicaと相性がよいクレジットカードとして有名なのが、JR東日本が発行する「Viewカード(ビューカード)」です。

Suicaのオートチャージができるほか、Suicaオートチャージ時のポイント還元率が1.5%になることから、通勤や通学でJRを利用する機会が多い人に人気です。

ビューカードは年会費がかかるのですが、日常で利用しやすいカードであることや、ポイント還元率を考えると、年会費の元を取るのは比較的かんたんです。

今回は、人気の「ビュー・スイカ」カードと上位クラスのビューゴールドプラスカードを比較します。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

「ビュー・スイカ」カードとゴールドカードの違い

もしふだんからJRに乗車や、東京駅周辺の施設を利用する機会が多いなら、クレジットカード広場としては、ビューゴールドプラスカードをおすすめしたいです。

ゴールドカードなので年会費はしっかりかかりますが、そのぶん特典や、ポイント還元が大幅にパワーアップしているのが、ビューゴールドプラスカードの特徴です。

審査や申込条件の違い

審査担当者

審査難易度は、当然ゴールドカードのほうが上がります。しかし、申込条件を見てみるとビューゴールドプラスカードでも、審査ハードルはそこまで高くありません。

「ビュー・スイカ」カードの審査条件
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生は不可)。

ビューゴールドプラスカードの審査条件
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満20歳以上の安定した収入のある方。

「ビュー・スイカ」カードは、大学生や専門学生、そして専業主婦など本人に収入がなくても、「18歳以上」なら申し込めます。収入条件がなく、発行できるクレジットカードは珍しいです。

一方で、ビューゴールドプラスカードの場合は、20歳以上かつ安定収入が必要です。年収や職業は条件に盛り込まれていないので、クレジットカードの支払い遅延など特別な理由がなければ、すぐ審査に通ると思います。

年会費とカードブランド

ゴールドカード

実はビューゴールドプラスカードでは、カードブランドは「JCB」しか選べません。これはデメリットといえます。「ビュー・スイカ」カードでは、VISA、MasterCard、JCBの3つから選択できます。

年会費の違いは、一般カードとゴールドカードのサービスの差ともいえます。ゴールドカードはしっかり年会費がかかりますが、家族カードが1枚無料です。

「ビュー・スイカ」カード
年会費:524円(家族カードも1枚あたり524円)

ビューゴールドプラスカード
年会費:11,000円(家族カードは1枚目は無料、2枚目以降は1枚あたり3,300円)

余談ですが、ビューゴールドプラスカードは、カード利用枠も拡大しており、80~200万円が適用されます。

ゴールドカードならではの特典

ビューゴールドプラスカード

年会費に大きな差がありますが、ビューゴールドプラスカードには、限定特典が多数用意されています。個人的には、この特典を考えるとゴールドカードを選ぶ価値は十分にあると考えます。

■入会特典・利用継続特典
ゴールドカードに入会すると、入会特典として以下の9つの中から好きなものが1つ選べます。

  • 新幹線・特急グリーン車利用券&普通列車グリーン車利用券(各2枚)
  • 普通列車グリーン車利用券(10枚)
  • 普通列車グリーン車利用券(6枚)&JR東日本新幹線車内販売コーヒー無料券(7枚)
  • 東京ステーションホテル スイーツセット ペアご利用券
  • 紀ノ国屋特選デリカテッセン詰合せ
  • JR東日本東北総合サービス 復興応援ギフト
  • ベックスコーヒーショップ&ベッカーズ コーヒーチケット(25枚)
  • ジェクサー・フィットネスクラブ 施設ご利用券(レンタル付)(2枚)
  • ビューゴールドラウンジご利用券(3枚)

これらの特典ですが、計算してみたところおよそ5,000円~1万円相当の価値がありました。つまり、これだけで年会費の元が取れる計算になります。

※「9つのコースから選べるご入会・ご利用特典」の申込みは、2019年7月31日で有効期限が終了しました。

現在の入会特典は、5,000円相当のJRE POINTが、5,000ポイントもらえるというもの。

この入会特典ですが、年間のクレジットカード利用金額が100万円(税込)以上の場合、2年目以降もカード継続特典としてもらえます。

つまり、毎年100万円以上カードを使えば、通常利用分のポイントともあわせて、年会費は実質無料になるのです。

■東京駅グランボーナス(Station+)
ビューゴールドプラスカードには、「Station+」と「Family Smile」という2つの優待特典があります。そのなかでも、Station+の「東京駅グランボーナス」は非常に強力です。

東京駅周辺の対象施設でのカード利用額が、年間5万円ごとに3,000円の施設優待券がもらえます。キッチンストリートやキッテ、グランルーフなどで5万円を使うたびに3,000円のクーポンがゲットできます。

■ベックスコーヒーショップ・ベッカーズ優待(Station+)
ベックスコーヒーショップやベッカーズで、ビューゴールドプラスカードを提示するだけで、無料でドリンクをサイズアップできます。

■北町ダイニング(Station+)
対象店舗にて、値引きや一品の無料サービスといった優待特典を提供。

■ダイニング優待(Family Smile)
楽蔵などのダイニングで10%OFF。

■JR東日本ホテルズのクーポンプレゼント(Station+)
メトロポリタンホテルズ、ホテルメッツ、ホテルニューグランドといったJR東日本ホテルズが運営するホテルに宿泊、または直営レストランやバーの年間利用金額10万円ごとに7,000円分のホテル利用券がもらえます。

通常の「ビュー・スイカ」カードの場合、もらえるクーポンは10万円ごとに5,000円なのですが、ゴールドカードではクーポンの付与額が2,000円分アップしています。

■JR東日本ホテルズ優待(Family Smile)
こちらは、Family Smileとしての優待特典です。JR東日本ホテルズで使うと、宿泊料が最大20%OFF、直営レストランやバーの利用が最大10%OFF、チェックアウトもレイトチェックアウトが可能になります。

宿泊料金の割引は、JRホテルグループや東急ホテルズなどでも使えます。

■空港ラウンジの利用
国内の主要空港や、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港に設置されている空港ラウンジを無料で利用できます。ビューゴールドプラスカードを提示するだけで、ラウンジに入室可能です。

■ビューゴールドラウンジの利用
2015年12月に東京駅八重洲中央口にオープンした、ビューゴールドプラスカード会員だけが使えるプレミアムラウンジ。このラウンジを使うには、ビューゴールドプラスカードに加えて、「ラウンジ利用券」または「新幹線グリーン券か、特急グリーン券」が必要です。

ラウンジでは、コーヒーなどのフリードリンクやお菓子、無線LAN、そして新聞や雑誌が用意され、34席のラウンジでゆったりとくつろげます。

そのほかにも、数多くのビューゴールドプラスカード会員だけが使える特典があります。これらの特典を含め、年会費11,000円と考えると、コストパフォーマンスはかなり高いです。

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年間の利用金額に応じたボーナス

ボーナスポイント

1年間のクレジットカード利用額に応じて、ボーナスポイントがもらえます。

通常の「ビュー・スイカ」カードでもボーナスポイントはもらえますが、ビューゴールドプラスカードの場合、もらえるポイント数がアップします。

■年間70万円以上
1,500ポイント

■年間100万円以上
3,500ポイント

■年間150万円以上
6,500ポイント

■年間200万円以上
10,500ポイント

年間200万円以上使うと、一般カード(「ビュー・スイカ」カード)の2倍以上のポイントが獲得できます。

ゴールドカードの場合、年間100万円以上を使うと継続ボーナスももらえるので、年間100万円を使うかどうかが、年会費の元が取れるかどうかの分岐点になりそうですね。

付帯保険

飛行機

「ビュー・スイカ」カードには、国内旅行保険が最高1,000万円(利用付帯)、海外旅行保険が最高500万円(自動付帯)ついています。一方で、ゴールドカードでは国内旅行・海外旅行ともに最高5,000万円(自動付帯)の補償がついています。

また、ゴールドカードにはショッピング保険も標準装備されて、クレジットカードで購入した商品が万が一、盗難や破損にあってしまった場合でも、年間300万円まで保険によってカバーできます(購入日から90日以内)。

こうした保険の手厚さも、一般カードとゴールドカードの違いです。

一般カードならではのメリット

Suicaと交換できるJRE POINTがお得に貯まれば十分だという方は、「ビュー・スイカ」カードでもよいと思います。

VisaやMasterCardブランドが選べる点も、一般カードのメリットです。

しかし、JRや東京駅をフル活用し、よりお得になりたいという方は、ビューゴールドプラスカードがおすすめです。

数あるゴールドカードのなかでも、ここまでコストパフォーマンスが高いカードは珍しいと思います。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
クレジットカード広場の初代管理人です。年会費無料カードから高級カードまで幅広く所有。最近はお気に入りのクレジットカードをiPhoneに登録して、Apple Payで支払うことが増えました。

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