結婚後の旧姓クレジットカードの変更手続き一覧、名義変更は引き落とし口座→カードの順番で

Q&A

花嫁とクレジットカード

Q.結婚で名字が変わります。
クレジットカードの名義変更はどのように行なえば良いでしょうか?

結婚して名字が変わる場合、お手持ちのクレジットカードの名義(氏名)に関しても、旧姓から新姓に変更する手続きが必要になります。

クレジットカードの名義変更をスムーズにする為に知っておきたい手順を紹介します。

カード会社に変更届の請求をする

カードデスク

クレジットカードの各種変更手続きは「ネット」、「書面」、「電話」で行なえます。

氏名変更は書面「カード諸変更届」を用いて、郵送でのやり取りが必要なことがほとんどです。

カード諸変更届の請求から、新しいクレジットカードが届くまで約2~3週間はかかります。

ネットまたは電話でカード諸変更届を請求する
↓ 数日後
カード諸変更届が届く
新旧の氏名が確認できる本人確認書類と一緒に郵送する
↓ 数日後
カード会社にカード諸変更が届く
↓ 数日~1週間後
新しいクレジットカードが配達される

そのため、事前にカード会社へ「カード諸変更届」を請求しておくことで、時間的なロスを減らせます。

新姓の認め印(ハンコ)を用意する

認め印

クレジットカードの諸変更届には、旧姓・新姓の「捺印欄」が設けられている場合があります。

                     
現在のお届けの フリガナ      ご捺印 
 会員氏名   _________ [印]

氏名の変更   フリガナ      ご捺印 
新しいお名前  _________ [印] 

この際に用意するハンコは「旧姓」と「新姓」の2種類です。

ちなみに、以前、私がゴールドポイントカードの氏名変更をした時には「新姓のハンコがない場合は、手書きでも可能です」と説明を受けました。

ただし今後のことを考えても、良い機会なので新姓のハンコ(認印)は用意した方が良いと思います。

認印は「名字のみ・縦書き」で、サイズは10.5mmまたは12mmが一般的です。

浸透印やスタンプ印など「朱肉なしでポンポン押せるタイプのハンコ」は公的書類には使用できないので注意してください。

ちなみに実印、銀行印(金融機関お届け印)、認め印の違いは以下の画像を参考にどうぞ。

金融機関お届け印が旧姓だと変更(改印)をお願いされることも

印鑑

口座を開設する際に登録した「金融機関お届け印(銀行印)」は、基本的に変更の必要はありません。

例えば、窓口でお金を引き出す時に銀行印の持参が必要になりますが、銀行印が旧姓のまま変更していなくても「登録した銀行印と持参したハンコの印章が同じ」と確認されれば、問題なく取り引きがおこなえます。

ただし金融機関によっては、通帳やキャッシュカードなどの氏名変更をする際に「お届け印の変更(改印)」をお願いされる場合があります。

口座名義とお届け印の名字が異なると、取り引きの度に「名義と銀行印で名字がなぜ違うのか?」と事情を聞かれたり、トラブルの元になったりすることが理由に挙げられます。

そのため、名字が変わりやすい女性の金融機関お届け印は「名前」にした方が、面倒な手続きの一つを減らせます。

婚姻届を提出・受理後、住民票を発行する

住民票

発行場所
・住所地(住民票が置いてある)の役所
※郵送での取り寄せも可能

必要書類
・本人確認書類

婚姻届を提出・受理された役所が、住民票を置いてある役所と同じであれば、新しい戸籍情報が記載された住民票をすぐに発行できます(1通350円)。

住民票はクレジットカードの氏名変更の手続きの際に「新旧の氏名が確認できる本人確認書類」として使えます。

ちなみに、新旧の氏名が確認できる本人確認書類としては、次で説明する運転免許証も有効です。

運転免許証の氏名変更の際にも、住民票が必要になるので、1枚は必ず発行しておくと、後々の手間が省けます。

住所地以外の役所では「婚姻届受理証明書」を発行する

婚姻届受理証明書

婚姻届受理証明書とは「婚姻届を受理したことを証明する公文書」のことです(1通350円)。

婚姻届を提出・受理された役所だけで取得できます。

居住地(住民票に記載された住所)以外の役所で婚姻届を提出すると、住民票に新しい戸籍情報が反映されるまでに日数がかかります。

婚姻届受理証明書があると、居住地の役所にて、住民票が即日発行できます。

そのため「運転免許証などの変更手続きをすぐに行ないたい」という場合は、婚姻届受理証明書を取得しておくと使い勝手が良いです。

住民票の即日発行以外にも、婚姻届受理証明書は主に以下の用途で使われます。

・勤め先に結婚したことを会社に届け出る際の証明書
・失業保険の受給手続き時に「特定理由離職者」を証明する
・パスポートの新規発給や変更手続き時の戸籍謄(抄)本の代わり

ちなみに役所の受付時間外に婚姻届を提出すると、受理されるのは後日になるので、再度、役所に行って婚姻届受理証明書を取得する必要があります。

新旧の氏名が確認できる本人確認書類を取得する

運転免許証、戸籍謄本、住民票

クレジットカードの氏名変更は、カード諸変更届と一緒に「新旧の氏名が確認できる本人確認書類」の添付が求められることが多いです。

新旧の氏名が確認できる本人確認書類には、主に以下の書類が利用されます。

  • 運転免許証
  • 住民票の写し
  • 戸籍謄本・戸籍抄本

最もお金と手間がかからないのが「運転免許証」です。

住民票の写しは1通350円、手続き内容によっては返却されない場合もあるので、何枚も発行すると費用がかさみます。

戸籍謄(抄)本は、婚姻届の受理後、取得できるようになるまで、1~2週間ほどかかります。

また戸籍謄(抄)本は、本籍地の役所まで発行しに行く必要があり、1通450円と少し割高なので、時間とお金がかさみます。

確実に戸籍謄本・抄本が必要になる場面は、パスポートの新規発給や記載事項変更の時くらいです。

運転免許証の氏名変更をする

運転免許証の氏名変更

手続き場所
・警察署の免許窓口
・運転免許試験場
・運転免許更新センター

必要書類
・運転免許証
・住民票

備え付けの運転免許証記載事項変更届(登録票)に必要事項を記入後、窓口で住民票や運転免許証と一緒に提出します。

その後、免許証の裏面やICチップに「新氏名」が書き込まれた運転免許証が返還されます。

運転免許証を新旧の氏名が確認できる本人確認書類として利用する場合は、コンビニのコピー機で両面印刷(白黒1枚10円)をします。

新氏名と「(都道府県名)公受」が、しっかり印刷されていることを確認しておきましょう。

金融機関の口座名義を変更する

通帳、キャッシュカード、銀行印

手続き場所
・金融機関の窓口
ネット銀行などは郵送で手続き可能な場合もあります

必要なもの
・通帳、キャッシュカード、金融機関お届け印、本人確認書類

金融機関の口座名義は、基本的に各金融機関の窓口で行なえます。

基本的に金融機関お届け印が旧姓でも、変更(改印)は必要ありませんが、改印をお願いされることもあります。

クレジットカードの氏名変更の際には、カード諸変更届の他に「預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書」の記入も求められます。

預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書には、口座名義の欄もあるので、事前に引き落とし口座の名義変更を済ませた方が良いです。

ちなみに名義変更をしても口座番号は変わらないので、例えば「口座名義は新姓/クレジットカードは旧姓」の時でも、利用金額の引き落としは問題なくされます。

そのため、氏名変更の完了時期が多少前後していても大丈夫です。

カード諸変更届を記入して郵送する

郵便ポスト

必要なもの
・カード諸変更届、預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書、本人確認書類、ハンコ(新姓・旧姓の認め印/金融機関お届け印)

新旧の氏名が確認できる本人確認書類を手に入れて、引き落とし口座の名義変更が完了したら、後は「カード諸変更届」と「預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書」に必要事項を記入と捺印をして郵送するだけです。

ちなみに預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書で記入する金融機関に関しては、新規開設した口座を指定しても構いません。

氏名変更されたクレジットカードが届く

クレジットカードと現金

郵送後、約1~2週間で、氏名・カード番号・有効期限・セキュリティコードが変更されたクレジットカードが届きます。

カード諸変更届を返送後、新しいクレジットカードが届くまで、手元にあるクレジットカードが使えるか使えないかは、カード会社によって異なります。

基本的に新しいクレジットカードが届いたら、古いクレジットカードは自分で処分して大丈夫です。

心配な方は各カード会社に問い合わせを行なってください。

住所や電話番号、勤め先の情報はネットや電話で変更OK

ネットショッピング

住所、電話、勤め先の情報など、比較的に頻繁に変更される情報については、ネットや電話での変更も受け付けています。

変更があったタイミングで、手続きを行なってください。

結婚を機に退職をされる方は、以下の記事も参考になるかと思います。よろしければ合わせてお読みください。